【2020年10月29日】荒れた展開か?

おはようございます。だいまんです。

2020年10月29日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、欧米の新型コロナの感染再拡大を受けて、欧州でロックダウン措置が一部再開されることで、株価が大きく続落しリスク回避のドル買いや円買いが優勢となった。ドイツは、11月2日から1カ月間、緊急の部分的ロックダウンの実施を決定、フランスも30日から少なくとも12月1日まで、全国規模でロックダウンが実施される。尚、独株価指数は、4%を超える下落、NY株価3指数も3%を超える下落で引けた。

ドル円は104.11の安値から104.45まで反発、ユーロドルは1.1718まで下落、ポンドドルは1.3065から1.2917まで値を下げた。

一方クロス円では、ユーロ円が122.19、ポンド円が134.89、オージー円は73.40、NZD円は69.16まで下落、カナダ円は、原油価格の下落に加えて、カナダ中銀が、政策金利を据え置いたが、声明で「インフレ目標の持続的達成のため低金利政策を2023年まで継続する」、「必要に応じて追加の金融政策の用意がある」との見解が示され、78.23まで売りに押された。

10月29日の注目材料

  • 07:00 (米) カプラン・ダラス連銀総裁「パネルディスカッション参加」
  • 未 定 (英) 10月ネーションワイド住宅価格 [前年比] (前回5%)
  • 未 定 (英) 10月ネーションワイド住宅価格 [前月比] (前回0.9%)
  • 08:50 (日) 週間対外対内証券売買契約等の状況 [対外中長期債] (前回4198億円)
  • 08:50 (日) 週間対外対内証券売買契約等の状況 [対内株式] (前回-940億円)
  • 08:50 (日) 9月小売業販売額 [前年同月比] (前回-1.9% 予想-7.6%)
  • 08:50 (日) 9月百貨店・スーパー販売額・既存店 [前年同月比] (前回-3.2% 予想-11.8%)
  • 09:00 (NZ) 10月NBNZ企業信頼感指数 (前回-28.5)
  • 09:30 (豪) 第3四半期輸入物価指数 [前期比] (前回-1.9% 予想-2.3%)
  • 09:30 (豪) 第3四半期輸出物価指数 [前期比] (前回-2.4%)
  • 09:30 (豪) 第3四半期NAB企業信頼感指数 (前回–)
  • 未 定 (日) 日銀金融政策決定会合・政策金利公表 (現行-0.10%)
  • 未 定 (日) 日銀展望レポート公表
  • 14:00 (日) 10月消費者態度指数・一般世帯 (前回32.7 予想35.5)
  • 15:00 (南ア) 9月マネーサプライM3 [前年同月比] (前回10.86% 予想10.95%)
  • 15:30 (日) 黒田東彦日銀総裁・定例記者会見
  • 17:55 (独) 10月失業者数 [前月比] (前回-0.80万人 予想-0.50万人)
  • 17:55 (独) 10月失業率 (前回6.3% 予想6.3%)
  • 18:30 (南ア) 9月卸売物価指数 [前月比] (前回0.7% 予想0.3%)
  • 18:30 (南ア) 9月卸売物価指数 [前年同月比] (前回2.4% 予想2.4%)
  • 18:30 (英) 9月消費者信用残高 (前回3億ポンド 予想7億ポンド)
  • 18:30 (英) 9月マネーサプライM4 [前月比] (前回-0.4%))
  • 18:30 (英) 9月マネーサプライM4 [前年同月比] (前回12.1%)
  • 18:30 (英) 9月住宅ローン承認件数 (前回84.715千件)
  • 18:30 (英) 9月住宅ローン貸付額 (前回31.47億ポンド)
  • 19:00 (ユーロ圏) 10月経済信頼感 (前回91.1 予想89.6)
  • 19:00 (ユーロ圏) 10月消費者信頼感・確定値 (前回-15.5)
  • 21:30 (米) 第3四半期GDP・速報値 [前期比年率] (前回-31.4% 予想31.8%)
  • 21:30 (米) 第3四半期個人消費・速報値 [前期比年率] (前回-33.2% 予想38.5%)
  • 21:30 (米) 第3四半期GDPデフレータ [前期比年率] (前回-1.8% 予想2.9%)
  • 21:30 (米) 第3四半期コアPCE・速報値 [前期比年率] (前回-0.8% 予想4.0%)
  • 21:30 (米) 週間新規失業保険申請件数 (前回78.7万件 予想78.3万件)
  • 21:30 (米) 週間失業保険継続受給者数 (前回837.3万人 予想770.0万人)
  • 21:45 (ユーロ圏) 欧州中央銀行・政策金利公表 (現行0.00% 予想0.00%)
  • 22:00 (独) 10月消費者物価指数・速報値 [前月比] (前回-0.2% 予想0.0%)
  • 22:00 (独) 10月消費者物価指数・速報値 [前年同月比] (前回-0.2% 予想-0.3%)
  • 22:30 (ユーロ圏) ラガルドECB総裁・定例記者会見
  • 22:30 (加) 9月建設許可件数 [前月比] (前回1.7%)
  • 23:00 (米) 9月住宅販売保留指数 [前月比] (前回8.8% 予想3.0%)
  • 23:00 (米) 9月住宅販売保留指数 [前年同月比] (前回20.5%)
  • 01:00 (ユーロ圏) ビルロワ・フランス中銀総裁講演
  • 02:00 (米) 7年物国債入札(530億ドル)
  • 中国第19期中央委員会第5回総会
  • 米企業決算:アップル、アマゾン、アルファベット、フェイスブック、ツイッター、コムキャスト、スターバックス、イルミナ、デュポン、クラフト・ハインツ、コノコフィリップス、ヤム・ブランズ、ケロッグ、MGMリゾーツ、タペストリー、ラルフローレン

10月29日の相場見通し

昨晩も欧米の新型コロナウイルス感染の再拡大を受けて、欧州でロックダウン措置が一部再開されることが決定、景気減速懸念から株価が大きく下落したことで、リスク回避のドル買いや円買いが優勢となりました。

ドイツは、11月2日から1カ月間、緊急の部分的ロックダウンの実施を決定し、フランスも30日か少なくとも12月1日まで、全国規模でロックダウンが実施されることになっています。 独株価指数は、4%を超える下落となり、NY株価3指数も3%を超える大きな下げとなりました。

本日も株価の動きには大注意となりそうです。また注目材料も多く、相場が荒れた動きとなるか注目しておきましょう。

まず、日銀ですが、政策の据え置きが想定され影響はなさそうですが、ECBの理事会では、新型コロナウイルスが再拡大していることで、追加の金融緩和策などが議論される可能性が高そうです。ラガルドECB総裁の定例記者会見と合わせて、欧州経済に悲観的な見方が示されるとユーロ相場の押し下げ要因となりそうです。

経済指標としては、日本では、9月小売業販売額と百貨店・スーパー販売額、NZでは、10月NBNZ企業信頼感指数、豪州では、第3四半期輸入・輸出物価指数と第3四半期NAB企業信頼感指数、南アでは9月卸売物価指数、英国では、10月ネーションワイド住宅価格と9月住宅ローン承認件数及び貸付額、ユーロ圏では、ドイツ10月失業者数・失業率と消費者物価指数の速報値、ユーロ圏10月経済信頼感・消費者信頼感の確定値、カナダでは、9月建設許可件数、米国では、第3四半期GDPと個人消費の速報値、週間新規失業保険申請件数と9月住宅販売保留指数などが発表されます。

ユーロ圏の指標は、ECB理事会の影響で、結果に対する反応が出るかは不透明ですが、新型コロナウイルスの再拡大と合わせて、弱い結果が見えた場合、ユーロ相場を圧迫しそうです。

一方米国では、第3四半期のGDPが注目ですが、この時期米国の経済指標は比較的良好なものも多く、予想より良い結果が見えるならドルの下支えとなりそうです。

その他米国では、アップル、アマゾン、アルファベット、フェイスブックなどのGAFTA企業の決算発表が続きます。こういったIT企業は、巣籠消費の拡大で、良好な決算が想定されています。こういった面が株価を支えるなら良いですが、もし、良い結果にも調整が続くなら、リスクオフの展開も深刻となりそうです。

また、明日に月末を控えて、月末要因の為替フローの動きにも注意して対応しましょう。

10月29日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ユーロドル

  • 予想レンジ: 1.1650~1.1800
  • 基本戦略: 大きめの動きで逆張り
  • 予想時間:10:05 予想時レート: 1.1751

下落を1.1612で維持して反発が、日足のレジスタンスを一旦上抜け、日足の雲の上限も若干超える展開も上値を押さえられている。

上値は新たに引き直したレジスタンス圏となる1.18ミドルが抑えると弱い。1.1871-1.1901の戻り高値圏や1.1918の戻り高値を超えるて1.1930-50までターゲットとなるが、抑えると上値追い出来ない。あくまで1.2011の今年の高値を超えて1.2055-90、1.2167の月足の雲の上限がターゲットとなる。

一方下値は、短期のサポートを割れスロー・ストキャスティクスも反転下落となっており、今後1.1689-1.1703の戻り安値を割れると1.1685、更には90日移動平均の1.1665や1.1660の戻り安値が視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ない。リスクは、日足の雲の下限となる1.1633や1.1612の直近安値を割れで、その場合1.16のサイコロジカル、しっかりと割れるならそれ以前の高値1.1495から1.1422ゾーンが視野となるが買いが入り易い。またもし割れても1.12-1.14ゾーンは、揉み合いを経たゾーンで、こちらも買いが入り易いだろう。あくまで1.1168の戻り安値を割れるまでは、堅調相場が続くと見たい。

従って、デイの戦略としては、ECB理事会とラガルド発言で、荒れた動きとなりそうだが、基本はハト派となる可能性で見て、戻り売りだが、押し目も買いが入り易いく、突っ込み売りは避けたい。また理事会までは軟調となっても、理事会後買い戻しの動きも想定されることで、理事会前のレベル感には注意して対応したい。

基本は、1.1800-20ゾーンに向けての上昇を慎重に売り上がりで、ストップは1.1839とするか、1.1865や1.1881において、売り上がりとなる。ターゲットは1.17前後の維持では買い戻しも、1.1689を割れると1.16ミドルでは、しっかりと利食いたい。また、この位置の買いは維持を確認する必要はあるが、ストップは1.1612割れ。ターゲットは、1.17ミドルを超えないなら、利食い優先となる。

ユーロ円

  • 予想レンジ: 121.50~123.50
  • 基本戦略: 突っ込みは避けて、戻り売り
  • 予想時間:10:27 予想時レート:122.63

反発を127.08で抑えて、一旦122.38で下値を支えるとも、日足の雲の上限が抑え、この戻り安値を割れる展開。若干曖昧だったスロー・ストキャスティクスも下落傾向を示しており、本日明日の雲のねじれに絡めて、124.45-51のねじれが上値を抑えると弱い展開が続きそう。この位置から125.00-09のダブル・トップの上抜けが実現して、125.77-126.13まで視野となるが、上抜けは不透明だが、126.47や127.08の戻り高値を超えるとあく抜け感から130円方向への上昇期待となる。

一方下値は、122.19の昨日の安値やサイコロジカルな122円をしっかりと割り込むなら次の戻り安値圏の下限となる121.84、121.48の戻り安値を割れるとフィボナッチ・リトレースメントの50%と絡めて、120.81や120.27、サイコロジカルな120円までターゲットとなるが、こういった下落では買い狙いも検討されそうだ。

デイの戦略としては、ECB理事会がペシミスティックとなる可能性が高いとみられるが、一定の織り込みもあって、突っ込み売りは避けたいが、124.23の戻り高値をストップに、123円前後から123.35-45と売り場探し。ターゲットは、122.19の安値、122円前後の維持で買い戻しも、割れると121円ミドルは利食い優先となる。買いは、できれば最終サポートとなる120円まで買い下がりの余裕を持ちたいところだが、121円ミドルが維持されると一旦買っても、その場合反発が122円前半が抑えると利食いとなる。