【2020年12月1日】材料が多く荒れるか?

【2020年12月1日】材料が多く荒れるか?

おはようございます。だいまんです。

2020年12月1日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、ロンドン市場でドル売りが優勢となるも、NY株価が軟調に推移したことやロンドン・フィキシングでの月末のドル買いフローに、ドルの下値は支えらえた。NYダウは、トランプ政権が、新たに中国系企業4社を規制の対象にすることを発表、OPEC総会で協調減算の足並みが揃わなかったこと、弱い11月シカゴPMI、NYの感染者拡大などを嫌気して、前日比446ドル安まで一時売り込まれた。また、モデルナが、ワクチンの緊急使用許可を申請、バイデン大統領候補が、次期財務長官にジャネット・イエレンFRB前議長を指名すると発表したが、好感する動きは見えなかった。

ドル円は104.39まで反発、ユーロドルは、ラガルドECB総裁が「金利はかなりの期間に渡って低い水準を維持する」と発言したが影響は見えず、1.2003まで上昇後1.1942まで売りに押され、ポンドドルは、英欧のFTA交渉が、今週にも合意に至るとの見通しが下支えし、1.3306から1.3386で上下した。

一方クロス円では、ユーロ円が125.13、ポンド円は139.48まで反発、オージー円は76.97から76.67で揉み合い、NZD円が72.97から73.47、カナダ円は80.66まで上昇した。

12月1日の注目材料

  • 08:30 (日) 10月失業率 (前回3.0% 予想3.1%)
  • 08:30 (日) 10月有効求人倍率 (前回1.03 予想1.03)
  • 08:50 (日) 7-9月期四半期法人企業統計調査 [前年同期比] (前回-11.3% 予想-12.1%)
  • 09:30 (豪) 第3四半期経常収支 (前回177億豪ドル 予想71億豪ドル)
  • 09:30 (豪) 10月住宅建設許可件数 [前月比] (前回15.4% 予想-3.0%)
  • 09:30 (豪) 10月民間住宅着工許可件数 (前回9.7%)
  • 10:45 (中) 11月財新製造業PMI (前回53.6 予想53.5)
  • 12:30 (豪) 豪準備銀行・政策金利公表 (現行0.10% 予想0.10%)
  • 15:45 (スイス) 第3四半期GDP [前期比] (前回-8.2% (-7.3%) 予想6.0%)
  • 15:45 (スイス) 第3四半期GDP [前年同期比] (前回-9.3% (-8.3%) 予想-3.4%)
  • 16:00 (英) 11月ネーションワイド住宅価格 [前月比] (前回0.8% 予想0.2%)
  • 16:00 (英) 11月ネーションワイド住宅価格 [前年比] (前回5.8% 予想5.5%)
  • 17:30 (スイス) 11月SVME協会景気指数 (前回52.3 予想51.6)
  • 17:50 (仏) 11月製造業PMI・改定値 (前回49.1 予想49.1)
  • 17:55 (独) 11月製造業PMI・改定値 (前回57.9 予想57.9)
  • 17:55 (独) 11月失業者数 [前月比] (前回-3.50万人 予想0.80万人)
  • 17:55 (独) 11月失業率 (前回6.2% 予想6.3%)
  • 18:00 (ユーロ圏) 11月製造業PMI・改定値 (前回53.6 予想53.6)
  • 18:30 (英) 11月製造業PMI・改定値 (前回55.2 予想55.2)
  • 19:00 (ユーロ圏) 11月消費者物価指数・速報値 [前年同月比] (前回-0.3% 予想-0.2%)
  • 19:00 (ユーロ圏) 11月消費者物価指数コア指数・速報値 [前年同月比] (前回0.2% 予想0.2%)
  • 19:00 (世) OECD経済見通し公表
  • 22:30 (加) 9月月次GDP [前月比] (前回1.2% 予想1.0%)
  • 22:30 (加) 9月月次GDP [前年同月比] (前回-3.8% 予想-2.9%)
  • 22:30 (加) 第3四半期GDP [前期比年率] (前回-38.7% 予想47.0%)
  • 23:30 (加) 11月マークイット製造業PMI・季調値 (前回55.5)
  • 23:45 (米) 11月マークイット/製造業PMI・改定値 (前回56.7 予想56.7)
  • 00:00 (米) パウエルFRB議長講演
  • 00:00 (米) 11月ISM製造業景況指数 (前回59.3 予想57.8)
  • 00:00 (米) 11月ISM製造業景況指数・価格指数 (前回65.5)
  • 00:00 (米) 11月ISM製造業景況指数・新規受注指数 (前回67.9)
  • 00:00 (米) 11月ISM製造業景況指数・製造業雇用指数 (前回53.2)
  • 00:00 (米) パウエルFRB議長、ムニューシン財務長官証言「新型コロナ緊急対策に関する四半期報告」(米上院銀行委員会)
  • 00:00 (米) 10月建設支出 [前月比] (前回0.3% 予想0.8%)
  • 00:30 (米) 11月ダラス連銀・サービス売上高指数 (前回7.1)
  • 00:30 (米) 11月ダラス連銀・サービス部門信頼感指数 (前回13.2)
  • 26:00 (ユーロ圏) ラガルドECB総裁講演
  • 02:00 (米) ブレイナードFRB理事講演
  • 03:15 (米) デイリー・サンフランシスコ連銀総裁講演
  • 05:00 (米) エバンズ・シカゴ連銀総裁・あいさつ
  • OPEC・非加盟産油国閣僚会合
  • 欧州連合・財務相理事会(テレビ会議)

12月1日の相場見通し

昨晩は、月末のドル買いフローがドルの下値を支えましたが、今日から本格的な12月相場、年末に向けて方向感が見えて来るのか注目しましょう。

本日は、経済指標の発表や材料が多く、一定の影響を受けるか注意しましょう。

まずアジア時間は、日本の10月失業率と7-9月期四半期法人企業統計調査、豪州の第3四半期経常収支と10月住宅建設許可件数、中国の11月財新製造業PMI、豪準備銀行の政策金利の公表などが予定されています。

中国の11月財新製造業PMIは、結果次第ですが、直近の良好さが続くなら悪影響は少なそうです。またRBAは据え置きが想定されることで、一定の織り込みの範囲の動きに留まりそうです。

海外時間では、スイス第3四半期GDPと11月SVME協会景気指数、英国では、11月ネーションワイド住宅価格と製造業PMIの改定値、ユーロ圏では、各国の11月製造業PMIの改定値、独11月失業者数と消費者物価指数の速報値、OECDの経済見通し、カナダでは、9月月次・第3四半期GDPと11月マークイット製造業PMI、米国では、11月マークイット/製造業PMIの改定値とISM製造業景況指数、10月建設支出と11月ダラス連銀・サービス売上高指数などが公表されます。

ユーロ圏や英国のPMIは、改定値ですので、数字がブレなければ影響は少ないでしょうが、新型コロナウイルスの再拡大で、下方修正された場合、当該通貨の一定の売り圧力となりそうです。

一方米国も、秋口の良好な経済指標に比して、欧州同様にコロナウイルスの感染再拡大から弱めの指標が見え始めています。マークイットの製造業PMI・改定値やISM製造業景況指数に弱さが見えた場合に加えてOECDの経済見通しなども前回から下方修正されると株価に良い影響は与えないでしょう。

また要人発言の機会も多く、パウエルFRB議長とムニューシン財務長官の議会証言では、一部の経済対策が、年末に終了しますが、こういった面が再び意識されるとリスクで、 欧州連合の財務相理事会では、特別なことはなさそうですが、ブレグジットを睨んで、警戒感が残る発言が見えると注意となりそうです。

12月1日のデイ・トレード戦略

ユーロドル

  • 予想レンジ: 1.1860~1.1980
  • 基本戦略: 逆張り
  • 予想時間:08:46 予想時レート: 1.1936

下値は、1.1612の戻り安値を割れるも、1.1603で、だまし的に下げ止まりを見せて、ダブル・ボトムを形成。上値でも指摘したダブル・トップを超えて1.2011の高値に迫る動きとなっている。

以前1.1612-03のダブル・ボトムと1.1917-20のダブル・トップでの揉み合いを想定したが、この見方は誤った形。ただ、それでも1.2011と昨日の高値1.2003で、再度ダブル・トップを形成する可能性が残っていることは、留意しておきたい。

上値は1.2003-11を超えても1.2021に月足の雲の上限が控えており、抑えられると上値追いも厳しい。こういった位置をしっかりと超えて1.2085、1.2414-1.2476などがターゲットとなるが、1.2555の戻り高値を越えるかは不透明となる。

一方下値は、1.1882-85の戻り安値が支えると強く、割れても1.1833の戻り安値、横ばいとなる雲の上限の1.1812、90日移動平均となる1.1803、雲の下限となる1.1766などが支えると堅調が続くが、1.1759や1.1711を割れると1.1650のサイコロジカルまで視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ない。

やはりリスクは、1.1603の安値を割れで、その場合調整が深まり、それ以前の高値1.1495から1.1422ゾーンまで視野となるが買いが入り易い。またもし割れても1.12-1.14ゾーンは、揉み合いを経たゾーンで、こちらも買いが入り易いだろう。あくまで1.1168の戻り安値を割れるまでは、堅調相場が続くと見たい。

従ってデイの戦略としては、一旦ピーク感はあるも、押し目では買われ易く、基本は逆張り戦略となる。 上値は昨日の高値の1.2003をストップに、1.1960-80ゾーンへの上昇では売り狙い。ターゲットは1.1815-25レベルの維持では買い戻しも割れると1.19前後では利食いで、この位置の買いは1.1882割れをストップ、この買いの利食いは、同様に1.1960-80ゾーンが抑えると利食い優先となる。

また、更に調整が深まった場合、1.1820-60ゾーンでの買い直しで、ストップは1.1795割れ。ただ、こういった下落では、1.1915-25上値を抑えると利食い優先となる。

【2020年12月1日】材料が多く荒れるか?

豪ドル円

  • 予想レンジ: 76.00~77.00
  • 基本戦略: 売り狙いから、深めの押し目を待って買い狙い
  • 予想時間:08:57 予想時レート: 76.75

豪ドル円は、下値を73.98と73.14でダブル・ボトム的に支えて、日足の雲を上抜ける上昇も、現状は77.12レベルから上値拡大出来ていない。スロー・ストキャスティクスにも、不透明感が残っており、上値追いは厳しいが、下値は、76.22から75.80、75に若干切り下がる日足の雲の下限が支えると強い。割れても基準線の75.13、73.62-74.57の戻り安値圏と重なる雲の下限が維持されると堅調が続く。

リスクは73.14を維持出来ずに、72.54の安値まで割れるケースで、その場合過去の揉み合いゾーンとなる67.30-70.18ゾーンまで視野となるが、フィボナッチ・リトレースメントや日足のサポートと合わせても良い位置となる。リスクはこれを維持できないケースだが、それでも64.41、62.76の戻り安値を割れるような調整は、現状あまり想定していない。

一方上値は、あくまで77.10-20の戻り高値を超えて、77.75-00が視野となるが、抑えると上値追い出来ない。あくまで78.48の高値を超えて、サイコロジカルな80円がターゲットとなるが、この位置も利食いが出易い。

デイの戦略としては、RBAの理事会の結果が、特別材料視されることはないとの前提で、買いはあくまで押し目を待つ形で、まず昨日の高値77.12越えをストップに、77円方向への上昇で売りを狙って、下値は76.45-50が維持されると利食いも、割れるとなら76.00-20での利食い優先。またこの位置からは、75.60-80まで買い下がって、ストップは75.20割れ。買いの場合のターゲットは、76.45-50が逆に上値を抑えると利食いとなる。

【2020年12月1日】材料が多く荒れるか?

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