一旦円は安値を見たか?【2021年10月25日】

2021年10月25日 為替相場予想

おはようございます。だいまんです。

2021年10月25日の相場分析です。

昨日のマーケット

金曜日の海外市場は、パウエルFRB議長が、オンライン会合で、「物価高や供給制約について、予想よりも長く、来年にかけて続く可能性が高い」と述べ、インフレ圧力の長期化を認めたことで、一時ドル買いを強めるも、同時に「我々の見解では、高インフレは緩和する可能性が高い」、「利上げは時期尚早」と発言したことで、米10年物国債利回りが、1.706%から1.634%まで低下したことで、日米金利差に敏感なの買い戻しにつながった。また、NY株価は、ダウが上昇して引けるもナスダックやS&Pが、マイナス引けとなり、総じて影響は限られた。

ドル円は、113.41までじり安、ユーロドルは、1.1656から1.1622で上下し、ポンドドルは、「欧州連合は、アイルランド国境に関し英国との溝がこれ以上深まれば、ブレグジット合意の破棄を検討している」との観測報道を受けて、1.3736まで売りに押された。

一方クロス円は、週末を控えて利食いが優勢となり、ユーロ円が131.92、ポンド円が155.93、オージー円が84.61、NZD円は81.00、カナダ円が91.66まで売りに押された。

2021年10月25日の注目材料

  • ウェリントン市場休場(労働者の日)
  • 04:00 (英) マン英MPC委員・パネル討論会参加(中国金融フォーラム)
  • 14:00 (日) 8月景気一致指数・改定値 (前回91.5)
  • 14:00 (日) 8月景気先行指数・改定値 (前回101.8)
  • 17:00 (独) 10月ifo企業景況感指数 (前回98.8 予想98.0)
  • 17:00 (独) 10月ifo企業景況感・期待指数 (前回97.3 予想96.5)
  • 17:00 (独) 10月ifo企業景況感・現況指数 (前回100.4 予想99.3)
  • 21:30 (米) 9月シカゴ地区連銀全米活動指数 (前回0.29)
  • 22:00 (英) テンレイロ英MPC委員講演
  • 23:30 (米) 10月ダラス連銀製造業業況指数 (前回4.6)
  • カナダ・ヌナブト準州選挙
  • 本邦企業決算:東映アニメーション
  • 欧企業決算:HSBCホールディングス 
  • 米企業決算:フェイスブック。キンバリー・クラーク

10月25日の相場見通し

金曜日は、先週売り込まれていた円に、買い戻しが優勢となりました。この動きが、単にポジションの利食いの動きに留まるのか注目ですが、ただ、一旦上値つきの可能性もあることで、本日以降の円の動きは特に注目して対応しましょう。

経済指標としては、日本の8月景気一致指数・改定値、独10月ifo企業景況感指数、米国では、9月シカゴ地区連銀全米活動指数や10月ダラス連銀製造業業況指数が発表されます。米国の指標は、普段あまり注目度が高くない指標ですので、影響は限られそうです。ただ、今週ECB理事会を控える独ifo企業景況感指数の結果は注目を集めそうです。現状市場では、資産買い入れ額の減額を見込んでいるようです。弱い結果が、こういった見方に失望を与えるとユーロ相場の上値を押さえそうです。

要人発言としては、英国では、11月や12月の利上げの思惑が高まっています。英中銀要人のタカ派発言が続くと、ポンド相場下値を支えそうです。

一方株価面では、今週GAFAなどの米ハイテク企業の決算発表が本格化します。決算を受けた米株価の動向、また今週米国債の入札が実施されますが、高止まりする米長期の動向にも最大の注意を払って対応しましょう。

10月25日のデイ・トレード戦略

本日のデイトレード戦略です。

ドル円

  • 予想レンジ:113.10~114.10
  • 基本戦略: 逆張り
  • 予想時間:07:49 予想時レート: 113.55

調整を108.72や109.11-12で維持して、日足の雲を超えて、上昇が114.70まで拡大も現状は上値を抑えられる形。スロー・ストキャスティクスも買われ過ぎから、反転下落を示しており、一定の上値付きの可能性に注意したい。ただ、月足のスロー・ストキャスティクスは、上昇を続けており、押し目では買いが入り易い状況が続きそうだ。

下値は、既に113.21の戻り安値が維持されると強いが、113円を割れると112.08-25の戻り安値とそれ以前の高値、111.20-66の戻り安値とそれ以前の高値、110.87-00の戻り安値が支えると堅調が続くが、110.82の戻り安値を割れると110.25-80の戻り安値とそれ以前の高値が重なる位置、109.19の雲の上限や109.99の雲の下限が視野となるが、買いが入り易い。ただし、109.71の戻り安値を割れるとイメージが悪化し、109.50のサイコロジカル、109.11-12の戻り安値やサイコロジカルな109円前後を維持出来ずに、108.72の戻り安値まで割れると調整色が強まり、108.56-57の戻り安値圏、108.35の戻り安値まで視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、108.03の戻り安値や108円を維持出来ずに、もし107.48まで割れると相場は崩れる。その場合107.16のそれ以前の高値、106.94の戻り安値、106.37-64の戻り安値、サイコロジカルな106円前後まで視野となるが、大きな流れのネックラインからは、買いが入り易い。ただ、105.83-85の戻り安値まで割れると105.20、サイコロジカルな105円が視野となるが、更に突っ込み売りは出来ない。ただ、104.92の戻り安値を割れると調整気味となり、104.55-86まで視野となる。また104.41の戻り安値を割れると相場崩れ気味となるが、ただ、下値には出遅れた雲が控えており、104.05-20の戻り安値圏で、日足の雲の上限が控える位置が視野となるが、買いが入り易い。ただし割れると雲の下限が位置する103.45-57まで視野となるが、維持では堅調が続く。このリスクは、103.33の安値を割れるケースで、その場合103円方向への調整となるが、維持されると更に突っ込み売りは出来ないが、102.96や102.59を割れると102.50前後のサイコロジカル、101.99の戻り安値、更にサイコロジカルは101.50がターゲットとなるが、引き続き買いが入り易い。最大のリスクは101.19の安値割れとなるが、その場合100.58のフィボナッチ・リトレースメント(75.31-125.86)までターゲットとなる。ただ、100円のサイコロジカルを直ぐに割れることは想定できず、買い下がり位置との見方は変わらない。

一方上値は、114.21-41の戻り高値が抑えると弱い。114.70-73の戻り高値を越えて、115.00のサイコロジカル、115.51、125.86の高値から99.02の安値までの調整のフィボナッチ・リトレースメント61.8%の115.61まで視野となるが、順次売りが出易い。ただ、更に超えると118,66-60のトランプ大統領就任後の高値まで順次視野となる。

従ってデイの戦略としては、押し目では買いが入り易くも、戻りではやれやれの売りが出易く、本日のところは総じて113円台での逆張りを想定して対応したい。早期は、5-10日要因もあって、113.41の金曜日の安値を守るなら買いから入っても、113.80-00方向への戻りでは利食いで、またこういった位置を売り上がって、ストップは114.20越え。または、114.70越えをストップとするなら、114円ミドルまで売り上がりとなる。ターゲットは、現状の安値113.41が維持されると利食いで、割れても113円前半はしっかりと利食いながら、買い下がりで、ストップは113円のクリアな下方ブレイクとなるが、ターゲットは、同様に114円を前に上げ渋りでは利食いとなる。
ドル円

ポンド円

  • 予想レンジ:155.40~157.10
  • 基本戦略: 突っ込みは避けて、戻り待ちの売り場探し
  • 予想時間:07:59 予想時レート: 156.31

下値を148.46や148.96を維持して、月足の雲の上限を超えて、上昇が158.22まで大きく反発も、現状は上値を抑えられる形。スロー・ストキャスティクスも買われ過ぎから反転下落気味で、戻りではやれやれの売りが出易い。

上値は、156.62-79の窓の上限が抑えると弱く、超えても157.67-00では売りが出易い。ただ、158.22の高値を越えるとポイントが薄くなり、月足の戻り高値からは、160.65-163.89などが視野となるが、この位置は、195.89の高値を基準とした月足のH&Sのショルダーのトップ圏であり、195.89から124.85への下落のフィボナッチ・リトレースメントの50%=160.37と重なる位置で、上値は抑えられ易い。ただ、しっかりと超えると175.01-177.35、186.34-188.80、195.27などが順次ターゲットとなるが、195.89の2015年6月の高値を前に、上抜けは不透明となる。

一方下値は、転換線と絡む156.62-79の窓の下限維持では強いが、155.34の戻り安値を割れると153.69-154.59の基準線と絡む位置、152.76-95の窓の下限、151.90-152.17の戻り安値圏、150.18-151.04の戻り安値圏が視野となるが、雲やサポートが控えており、買いが入り易い。ただし、149.23や148.96の戻り安値を維持出来ずに、148.46の直近安値を割れると相場が崩れ、148.12、147.29-41まで割れると146.36-56,145.22の戻り安値を割れると144.04-50、142.85、142.20まで視野となるが、維持は不透明も維持できない場合141.08-29、140.76、140.35-37などが視野となる。また139.48-52を割れると138.00-33の戻り安値圏、136.80-97の下ヒゲまで割れると相場は崩れ、134.88-135.72の戻り安値圏までターゲットとなる。ただこの下方ブレイクが、一気に実現するかは不透明も134.41まで割れると133.62-84の戻り安値圏、133.05や132.95の戻り安値割れると相場は更に崩れ気味となり、132円のサイコロジカル、131.78の安値まで割れると130円までターゲットとなる。

従ってデイの戦略としては、一旦金曜日の安値155.93が維持されるなら、早期は買っても、156.62-84のそれ以前の安値、157円前後が抑えると利食いとなる。またこの位置からの売りは、157.67-73の戻り高値をトップするか、思い切るなら158円まで売り上がって、ストップは158.22越え。この売りのターゲットは、同様に155.93が維持されると利食い優先。また割れるケースからは、155.30-80、155円前後と買い下がって、このストップは、154.50割れなどで対応するが、この買いの利食いは、156円が抑えるなら利食い優先。超えても156.62-84を前に、上げ渋りでは利食っておきたい。

ポンド円

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