週末の米9月雇用統計【今週の為替相場予測】|2021年10月4日週

乖離幅チャート 為替相場予測

こんにちは。鈴木郁夫です。

今週の為替相場予測です。

【2021年10月4日週】概況・展望

ファンダメンタルズ的には米国と日欧の金融政策の方向性の相違があり、全般的に米ドルを買い戻す動きが優勢になっている。ただ、株価自体が乱高下しているように、市場には様々な不安材料が回遊しており、安易に身動きが取りづらい相場環境にある。一つには中国恒大集団を巡るデフォルトリスクが懸念材料ではあるが、同時に、米国では時間切れ寸前まで揉めた米債務上限問題であるが、いずれも消化不良の段階にあり、一旦、ポジションの手仕舞いが急がれている。一方、市場ではリスク回避志向を踏まえて、ドル買い及び円買いが同居しているが、一部FOMCのメンバーからは、金利正常化に向けて、2022年末まで利上げを開始、23年だけで3回の利上げが正当化されるとの発言も聞かれている反面、出口戦略の糸口すら掴めていない日本との金融政策格差がある限り、ドルの拙速的な下値トライには慎重になっている。

【2021年10月4日週】注目経済指標

市場には世界経済を揺るがしかねない不動産大手の恒大破綻リスク、そして、電力不足など中国情勢の動向に注視せざるを得ないが、今週は中国市場の休場も重なり、表面的にはトーンダウンせざるを得ない状況にある。その中、今週はオセアニアや欧州ECBの政策金利発表に関心が集まってはいるが、ニュージーランド以外は、ほぼ金利据え置きが見込まれており、必然的に週末の米9月雇用統計にならざるを得ない。相対的には若干改善の方向にあるが、引き続き相場の動意を待ってからの始動が得策であろう。

注目指標

・04日(月)中国休場
・米8月製造業新規受注(前月比)  1.0%←0.4%

 

・05日(火)中国休場
・黒田東彦日銀総裁発言
・豪準備銀行 政策金利発表 0.10%←0.10%
・米9月ISM非製造業景況指数 59.9←61.7
・ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁発言

 

・06日(水)中国休場
・ニュージーランド準備銀行政策金利発表 0.5%←0.25%
・米9月ADP雇用統計(前月比) 45.0万人←37.4万人

 

・07日(木)中国休場
・黒田東彦日銀総裁発言
・欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨

 

・08日(金)米9月雇用統計 失業率 5.1%←5.2%
・9月非農業部門雇用者数変化(前月比) 50.0万人←23.5万人
・9月平均時給(前月比) 0.4%←0.6%

乖離幅チャート分析

2つの通貨ペアの乖離幅から売買シグナルを見つける。チャートはシンプルイズベストが重要!主要8大通貨から高金利のマイナー通貨まで幅広く活用可。ドル円相場を基軸に、他の主要通貨との比較及び乖離幅で売買を模索する手法です。FXをエンジョイしながら収益チャンスを掴むためには、一目瞭然のチャートが求められています。

乖離幅チャート分析

【乖離幅チャート分析の見方】
ドル円のみユーロ相場(ユーロ円VSユーロドル)の乖離幅から判断。他の主要通貨は対ドル円相場との乖離で売買の判断基準となります。乖離幅が拡大した時点で強弱の売買シグナルが発生します。基本的には通常よりも強めの売買シグナルが発生してからの始動が効率的です。

各通貨ペア動向

ドル円⇔ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)

ドル円 乖離幅チャート

・平均乖離幅 0.0790
・現状乖離幅 0.0828→0.0860

先週の弱めの売りシグナルドル円110.75円から若干上昇しており、今週は通常の売りシグナルドル円111.05円が点灯している
★買いターゲット(110.50円)

ユーロドル(ユーロ円-ドル円)

ユーロドル 乖離幅チャート

・平均乖離幅 19.00円
・現状乖離幅 19.00→17.75円

先週の弱い買いシグナル1.1716から下げ足を速めており、今週は強めの買いシグナル1.1596が点灯している。
★売りターゲット(1.1730)

豪ドル(ドル円-豪ドル円)

豪ドル 乖離幅チャート

・平均乖離幅 30.00円
・現状乖離幅 30.35→30.35円

先週の弱い買いシグナル0.7260から上昇しており、今週は利益確定売りを伴い、弱い売りシグナル0.7350が点灯している。
★買いターゲット(0,7300)

ポンドドル(ポンド円-ドル円)

ポンドドル 乖離幅チャート

・平均乖離幅 40.50円
・現状乖離幅 40.75→39.40円

先週の弱い買いシグナル1.3679から下落しており、今週は強めの買いシグナル1.3548が点灯している。
★売りターゲット(1.3700)

本ペットチャートは3~5段階で少な目からの分散投資をお勧めします。
売買シグナルは添付のチャートを参照してください。
尚、最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。