今日も株価を睨んで【2021年10月5日】

2021年10月5日 為替相場予想

おはようございます。だいまんです。

2021年10月5日の相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、中国恒大集団株の取引停止を発端とした、大幅なアジア株の下落が、海外市場に波及し、NY3指数も大幅に下落したが、リスクオフの動きは広がっていない。ただ、質への逃避から米10年物国債利回りが、1.507%から1.465%まで低下傾向を示したことが、ドルの上値を抑えた。また、FB、インスタグラム、ワッツアップに世界規模で通信障害が発生したが、金融市場に大きな影響を与えていない。

株価面では、米国では、米債務上限問題の警戒もあって、NYダウが504ドル、ナスダックが385P、S&Pは78Pまで下落、ナイト・セッションの日経平均先物も大証終値比590円安の2万7640円まで一時下落した。尚、バイデン大統領が、「債務上限を超えないことは保証できず、それは共和党次第」と発言したが、市場の反応は見えなかった。

ドル円は111.30を高値に110.82まで下落、ユーロドルは1.1640、ポンドドルは、1.3641まで上昇した。

一方クロス円では、ユーロ円が129.38、ポンド円は151.53まで反発、カナダ円は。「OPECプラスが、11月も現行の生産方針を維持」との報道を受けて、原油価格が2014年以来の高値を更新したことで88.53まで反発、オージー円は81.18まで反発後80.64、NZD円も77.62から77.10まで売りに押された。

10月5日の注目材料

・中国市場休場(国慶節)
・未 定 (日) 黒田東彦日銀総裁・あいさつ(TCFDサミット2021)
・08:30 (日) 9月東京都区部消費者物価指数・除生鮮食料品 [前年同月比] (前回0.0% 予想0.2%)
・09:30 (豪) 8月貿易収支 (前回121.17億豪ドル 予想100.00億豪ドル)
・12:30 (豪) 豪準備銀行・政策金利公表 (現行0.10% 予想0.10%)
・15:45 (仏) 8月鉱工業生産指数 [前月比] (前回0.3% 予想0.4%)
・16:50 (仏) 9月サービス業PMI・改定値 (前回56.0 予想56.0)
・16:55 (独) 9月サービス業PMI・改定値 (前回56.0 予想56.0)
・17:00 (ユーロ圏) 9月サービス業PMI・改定値 (前回56.3 予想56.3)
・17:00 (ユーロ圏) ホルツマン・オーストリア中銀総裁講演
・17:30 (英) 9月サービス業PMI・改定値 (前回54.6 予想54.6)
・18:00 (ユーロ圏) 8月卸売物価指数 [前月比] (前回2.3% 予想1.3%)
・18:00 (ユーロ圏) 8月卸売物価指数 [前年同月比] (前回12.1% 予想13.5%)
・21:30 (加) 8月貿易収支 (前回7.8億加ドル 予想3.3億加ドル)
・21:30 (米) 8月貿易収支 (前回-701億ドル 予想-706億ドル)
・22:45 (米) 9月サービス業PMI・改定値 (前回54.4 予想54.4)
・22:45 (米) 9月総合PMI・改定値 (前回54.5)
・23:00 (米) 9月ISM非製造業景況総合指数 (前回61.7 予想59.9)
・23:00 (米) 9月ISM非製造業景気指数 (前回60.1)
・23:00 (米) 9月ISM非製造業価格指数 (前回75.4)
・23:00 (米) 9月ISM非製造業新規受注指数 (前回63.2)
・23:00 (米) 9月ISM非製造業雇用指数 (前回53.7)
・00:00 (ユーロ圏) ラガルドECB総裁講演
・英保守党大会(~6日)
・EU財務相理事会
・OECD閣僚理事会

10月5日の相場見通し

昨晩は、株価の大幅調整にも、リスクオフに動きは広がっていません。若干不思議な感じがしますが、恐らく米長期金利の低下やレパトリのフローが、ドルの上値を抑えたようです。ただ、本日も続けて株価が調整を強めた場合、同様な展開が続くかは不透明です。本日も株価の動向に、細心の注意を払って対応しましょう。

金融政策としては、豪準備銀行が政策金利を公表します。金利は据え置きが見込まれていますが、 想定の範囲です。一応豪州では、今後夏に突入することもあって、新型コロナウイルスの懸念が減少することで、タカ派的な声明が出るか注目されますが、現状は慎重な姿勢を続けそうです。その場合、豪ドル相場に対する影響は限定されそうです。

経済指標としては、日本の9月東京都区部消費者物価指数、豪8月貿易収支、ユーロ圏各国や英国の9月サービス業PMI・改定値、ユーロ圏8月卸売物価指数、加8月貿易収支、米国では、8月貿易収支と9月サービス業と総合PMIの改定値、9月ISM非製造業景況総合指数などが発表されます。

注目は、米国の9月ISM非製造業景況総合指数ですが、良好な結果が、週末の米9月雇用統計の結果に対する思惑を広げるなら、ドルの下支え要因となりそうです。特に9月の米非農業部門雇用者数は、給付金が終了したことや学校の再開で、大幅に改善が見込まれています。実際そういった結果となるかは不透明ですが、ともかく結果が発表されるまでは、ドルの下支え要因となるでしょう。

その他、中国恒大集団の問題は、一応現状は子会社の売却の話で、取引が停止されたとの報道があります。特に中国本土市場が、休場のタイミングでの動きで、不透明感は続きますが、恐らくできるだけ本土市場の悪影響を抑えるために、このタイミングなのかもしれません。8日の国慶節明けを前に、政府がなにか対策を発表する可能性もあるので、追いかけてリスクオフ的なポジションを取るのは避けておきたいところです。

また、米国の債務上限問題も、18日が期限とされますが、一時的な政府閉鎖があっても、過去ほとんど上限拡大が承認されています。この問題もあまり大きなリスクと考えない方が良いでしょう。 

10月5日のデイ・トレード戦略

本日のデイトレード戦略です。

ポンドドル

・予想レンジ:1.3500~1.3660
・基本戦略: 戻り売り
・予想時間:07:29 予想時レート:1.3613

高値を1.4251でCapされて、下落が直近戻り安値となる1.3572や1.3603を割り込み、1.3412まで下値を拡大も現状はこれを維持する形。若干サポートを割れたが、売られ過ぎからスロー・ストキャスティクスが、反転上昇となっており、当面底堅い展開が続くか注目したい。

上値は、基準線と絡む1.3641-63が抑えると弱い。超えて1.3718-37の戻り高値圏、1.3751の戻り高値を越えて、1.38前後の雲の捻じれる位置が視野となるが、抑えると上値追い出来ない。また超えると1.3813-54まで視野となるが、90日移動平均やレジスタンスが控えており、売りが出易い。1.3914の戻り高値を越えて一定の上昇期待となるが、1.3934-58の戻り高値圏、1.3984や1.4009-1.4035の窓を超えて1.4134の戻り高値、1.4186-1.4203の戻り高値圏が視野となるが、上抜けは不透明で、あくまで1.4251の高値を越えて、1.43のサイコロジカル、2016年のブレグジット決定後の戻り高値となる1.4377が視野となるが、この位置までほとんど目立ったポイントがなくなることで、1.4250,1.4300や1.4350のサイコロジカルが上値を抑えるか注目したい。

一方下値は、1.3581の転換線、1.3434-1.3532の戻り安値圏の維持ではサポート形成から良いが、1.3412を割れると1.3304-50の戻り安値まで視野となる。この最大のリスクは、1.3188や1.3135の下ヒゲを割れるケースで、その場合相場は崩れ気味となり1.30のサイコロジカル、1.2906-33の戻り安値圏までの調整の可能性が高まりそう。ただ、一旦下支える可能性はあるが、1.2855まで割れると1.2806-1.2845ゾーン、1.2752までターゲットとなり、更に1.2676や1.2645の戻り安値を割れるケースからは、1.2438-1.2520ゾーンの戻り安値圏、1.2360まで視野となり、1.2252の戻り安値まで割れると1.2162などがターゲットとなるが、最大のリスクは1.2073の戻り安値割れで、その場合1.20のサイコロジカルがターゲットとなる。

デイの戦略としては、上値追いは出来ずに、ここからの上昇では、慎重に売り狙いで、1.3655-1.3700への上昇では売り狙い。ストップは、1.3730や1.3751越え。ターゲットは、1.35ミドルの維持では利食いも、1.3532を割れるなら、1.35を前に下げ止まりでは利食い優先。またこの位置から1.34ミドルまでは、買い下がって、ストップは1.3412割れ。この買いのターゲットは、1.3530-80が抑えると利食い優先となる。
ポンドドル チャート

豪ドル円

・予想レンジ:80.50~81.50
・基本戦略: 押し目買い
・予想時間:07:42 予想時レート: 80.93

上昇が85.81でCapされて、下落が月足の雲の下限を若干割り込んで77.90まで拡大も現状はこれを維持して反発的。またスロー・ストキャスティクスが、反転上昇に転じており、下値はサポートが維持されると堅調が続きそう。

上値は81.08の雲の上限が抑えると弱い。ただし、81.18-32の戻り高値を越えると、上値は81.43-65の戻り高値圏が視野となるが、上抜けは不透明も、82.04を越えると82.33-86の戻り高値圏で、レジスタンスが視野となるが、売りが出易い。83.35の戻り高値を越えて84円のサイコロジカル、84.20や84.36上ヒゲを超えても84.42-82、84.94-85.06の戻り高値圏の上抜けは不透明。あくまで85.19や85.29-45の戻り高値圏の上抜けから、85.81の直近高値を越えて、サイコロジカルや86円や87円、月足からは、87.20の窓の下限、88.12や89.08の戻り高値が視野となるが、90.30の2017年の高値越えは不透明となる。

一方下値は、基準線や転換線と絡む79.91-80.48ゾーン、79.36の雲の下限やサポートの位置、サイコロジカルな79円前後の維持では良いが、78.85を割れると78.14-65.78円のサイコロジカルまで視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、77.90を割れてしまうと77.50-86,76.46-77.12,75.73-76.09なども視野となるが、75.41の安値まで割れると74.57-75.08の戻り安値圏、73.62-74.08まで視野となるが、維持されると更に突っ込み売りは出来ない。このリスクは73.14を維持出来ずに、72.54の安値まで割れるケースで、その場合過去の揉み合いゾーンとなる67.30-70.18ゾーンまで視野となるが、フィボナッチ・リトレースメントや日足のサポートと合わせても良い位置となる。リスクはこれを維持できないケースだが、それでも64.41、62.76の戻り安値を割れるような調整は、現状あまり想定していない。

従ってデイの戦略としては、上値追いは厳しく、押し目があれば買い狙い。下値では、80.40-60,80.00-30への下落があれば、買い下がりで、ストップは79.91割れ。ターゲットは、80.00-30ゾーンのCapでは利食いで、超えても80.40-70ゾーンでは、利食いを優先したい。またこの位置の売り狙いは、ストップが82.04越え。売りのターゲットは、81.30-40が逆サポートすると利食い優先が安全となる。 

豪ドル円 チャート