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おはようございます。だいまんです。
2021年12月22日の相場分析です。
目次
昨日のマーケット
昨晩の海外市場は、欧米株価の反発を受けて、リスクオフ相場に巻き戻しが優勢となった。米第3四半期米経常収支が、15年ぶりの悪い結果、米国でオミクロン株による初めての死亡者が確認され、バイデン大統領が、濃厚接触者となったと報道されたが、悪影響は見えなかった。
ドル円は、米10年物国債利回りが、1.498%まで上昇したこともあって114.22まで反発、ユーロドルは、欧州天然ガス価格が再び急騰、12月ユーロ圏消費者信頼感指数が予想を下回り、消費者マインドの悪化懸念で1.1303から1.1261まで下落、ポンドドルは、ジョンソン首相が「クリスマス前に新たな行動制限は設けない」と発言、対ユーロでの買いも支えとなって1.3262まで反発した。またユーロポンドは0.8501まで下落した。
一方クロス円では、ユーロ円が128.76、ポンド円は151.42、オージー円は81.68、NZD円は77.24まで反発、カナダ円は、加10月小売売上高が予想を上回ったことや原油価格の反発を受けて88.36まで買い戻された。
12月22日の注目材料
- 08:50 (日) 日銀・金融政策決定会合議事録公表(10月27-28日開催分)
- 10:00 (豪) 11月先行指数 [前月比] (前回0.16%)
- 16:00 (英) 第3四半期経常収支 (前回-86億ポンド 予想-156億ポンド)
- 16:00 (英) 第3四半期GDP・改定値 [前期比] (前回1.3% 予想1.3%)
- 16:00 (英) 第3四半期GDP・改定値 [前年同期比] (前回6.6% 予想6.6%)
- 16:45 (仏) 11月卸売物価指数 [前月比] (前回2.9%)
- 16:45 (仏) 11月生産者物価指数 [前年比] (前回14.9%)
- 22:30 (米) 第3四半期GDP・確定値 [前期比年率] (前回2.1% 予想2.1%)
- 22:30 (米) 第3四半期個人消費・確定値 [前期比年率] (前回1.7% 予想1.7%)
- 22:30 (米) 第3四半期コアPCE・確定値 [前期比年率] (前回4.5%)
- 22:30 (米) 11月シカゴ地区連銀全米活動指数 (前回0.76)
- 22:30 (米) 第3四半期企業収益・改定値 (前回10.5%)
- 00:00 (米) 12月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数 (前回109.5 予想110.6)
- 00:00 (米) 11月中古住宅販売件数 [年率換算件数] (前回634万件 予想656万件)
- 00:00 (米) 11月中古住宅販売件数 [前月比] (前回0.8% 予想3.4%)
- 00:30 (米) 週間原油在庫統計 (前回-458.4万バレル)
- 03:00 (米) 米財務省・インフレ指数連動5年物国債入札
12月22日の相場見通し
昨晩は、株価の反転を受けてリスクオフ相場に、巻き戻しが優勢となりました。
ただ、引き続きクリスマス・シーズンで、参加者が減少しています。これを本格的な戻り相場と見ることは出来そうもありません。日替わり的な逆の動きに注意して対応しましょう。
金融政策としては、日銀の10月27-28日開催分の金融政策決定会合議事録が公表されますが、ほとんど影響はないでしょう。
経済指標としては、豪11月先行指数、英第3四半期経常収支とGDP・改定値、仏11月卸売物価指数と生産者物価指数、米国では、第3四半期GDPと個人消費・確定値、11月シカゴ地区連銀全米活動指数、第3四半期企業収益・改定値、12月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数と11月中古住宅販売件数などが発表されます。
注目は英国や米国のGDP・改定値となりますが、速報比で変化がなければ影響は少なそうです。もし、強弱が見えても影響は限定されるでしょう。その他、引き続き株価や米長期金利に、一喜一憂する相場展開を想定して対応しましょう。
12月22日のデイ・トレード戦略
本日のデイトレード戦略です。
ポンドドル
- 予想レンジ:1.3200~1.3320
- 基本戦略: 逆張り
- 予想時間:07:09 予想時レート: 1.3269
反発が1.3835で抑えられて、下落が1.3160まで拡大も現状は下値を支える形で、特に1.1412から1.4251の高値のフィボナッチ・リトレースメント38.2%戻しの1.3166が維持されていることは好感されるが、現状反転気味のスロー・ストキャスティクスが、不透明な動きとなっており、下値はつきとの確定は出来ない。今後のスロー・ストキャスティクスの展開を見て、更なる方向感を見定めたい。
上値は、1.3340の戻り高値が抑えると弱い。1.3375の戻り高値を越えて、1.3391-10、1.3453の戻り高値、1.3510-15の戻り高値を越えて、1.3565-08の戻り高値で雲と絡む位置、1.3699の戻り高値にレジスタンスが控えており、売りが出易い。ただ、超えると1.3805-30の戻り高値圏まで視野となるが、上抜けは不透明も1.3835を越えると、1.3854の戻り高値が視野となるが、これも上抜けは不透明。あくまで1.3914の戻り高値を越えて一定の上昇期待となるが、1.3934-58の戻り高値圏、1.3984や1.4009-1.4035の窓を超えて1.4134の戻り高値、1.4186-1.4203の戻り高値圏が視野となるが、上抜けは不透明で、あくまで1.4251の高値を越えて、1.43のサイコロジカル、2016年のブレグジット決定後の戻り高値となる1.4377が視野となるが、この位置までほとんど目立ったポイントがなくなることで、1.4250,1.4300や1.4350のサイコロジカルが上値を抑えるか注目したい。
一方下値は、1.3160-74の戻り安値維持では良いが、維持出来ずに1.3135の下ヒゲまで割れるケースからは、相場は崩れ気味となり1.30のサイコロジカル、1.2906-33の戻り安値圏までの調整の可能性が高まりそう。ただ、一旦下支える可能性はあるが、1.2855まで割れると1.2806-1.2845ゾーン、1.2752までターゲットとなり、更に1.2676や1.2645の戻り安値を割れるケースからは、1.2438-1.2520ゾーンの戻り安値圏、1.2360まで視野となり、1.2252の戻り安値まで割れると1.2162などがターゲットとなるが、最大のリスクは1.2073の戻り安値割れで、その場合1.20のサイコロジカルがターゲットとなる。
デイの戦略としては、戻りでは売りが出易くも、一旦下値が支えられており、逆張り的なスタンスを検討したい。下値は1.3160をストップに、1.3200-20ゾーンでの買い狙い。ターゲットは、1.3280-00が抑えると利食いとなる。またこの位置からの1.3320-60まで売り上がって、ストップは1.3375越え。こういった売りは、60分足のサポート圏となる1.32ミドルが支えると利食いで、割れても1.32前後では利食いを優先したい。
スイスフラン円
- 予想レンジ:122.80~123.80
- 基本戦略: 逆張り
- 予想時間:07:21 予想時レート: 123.51
下落を117.54で維持して、125.51まで上値を拡大も、更なる展開となっていない。現状は、総じて122円から124円での揉み合い気味の展開で、スロー・ストキャスティクスが反転上昇を維持している一方、月足のスロー・ストキャスティクスが、デッド・クロス気味となっていることもあって、次のこのレンジ・ブレイクが、大きな方向感となるか、注目しておきたい。
上値は、雲の上限と絡む123.96の戻り高値が抑えると弱い。124.24の戻り高値を越えて、124.50-75,125.22の戻り高値が視野となるが、上抜けは不透明。あくまで、125.51の戻り高値を越えて、月足からは125.91の戻り高値、超えるとポイント薄くなるが、126-130円までのサイコロジカルな位置、131.37の戻り高値が順次視野となるが、134.59の上ヒゲを前に、上値追いは不透明となる。
一方下値は、123.05の基準線、122.65のサポートの維持では良いが、122.38-48や122.13の安値を割れると121.94の窓の上限、121.52の雲の下限まで視野となるが買いが入り易い。ただし、120.95-10の窓の下限を割れると119.75-120.14の戻り安値圏、119.20の戻り安値まで視野となるが、維持では良いが、119.02の戻り安値を割れると、117.82-118.38の戻り安値圏まで視野となる。この維持では更に突っ込み売りは出来ないが、117.51―54の戻り安値を割れると調整が深まり、116.82-93,116.42の戻り安値まで視野となるが維持は不透明も、115.91-116.09の戻り安値圏まで割れると相場が崩れ気味となり、115.64まで割れると、114.56-68や114.16-22までポイントが薄くなる。また113.77や113.28の戻り安値を割れると、相場は崩れ気味となり112.96-113.02、112.43-67なども視野となるが、更に112円を荒れると110円方向への調整リスクとなる。
デイの戦略としては、逆張りスタンス。上値は、123.55-80で売って、ストップは123.96越え。ターゲットは、123.00-20が維持されると利食いで、買いは122.85-123.10から122円ミドルまで買い下がって、ストップは122.38割れ。この買いのターゲットも、123.55-80が抑えると利食いとなる。
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