戻ってもクロス円、欧州通貨はやれやれ売り【2021年6月21日】

2021年6月21日戻ってもクロス円、欧州通貨はやれやれ売り

おはようございます。だいまんです。

2021年6月21日相場分析です。

昨日のマーケット

金曜日の海外市場は、ブラード・セントルイス連銀総裁が「FOMCは、必要であれば政策調整の準備をすべき」、「最初の利上げは2022年後半になる見通し」との見解を示したことをきっかけに、米2年物国債利回りが0.284%まで上昇、ドル買いが再開された。ただ、米10年物国債利回りは、1.438%まで低下したが、メジャーSQとなるNY株3指数が、下落を強めたことでリスク回避の動きが続いた。

ドル円は109.94を安値に110.48まで反発後、110.04まで売りに押され、ユーロドルは、独5月生産者物価指数が予想を上回ったが、上値は重く、1.1848まで値を下げ、ポンドドルも、予想を下回る英小売売上高もあって、1.3792まで下落した。

一方クロス円も終始上値の重い展開から、ユーロ円が130.61、ポンド円が152.00、オージー円は82.43、NZD円は76.34、カナダ円は88.35まで下値を拡大した。

6月21日の注目材料

  • 08:01 (英) 6月ライトムーブ住宅価格 [前月比] (前回1.8%)
  • 08:01 (英) 6月ライトムーブ住宅価格 [前年比] (前回2.1%)
  • 10:30 (豪) 5月小売売上高 [前月比] (前回1.1% 予想0.4%)
  • 10:30 (中) 6月人民銀行・1年物貸出基礎金利 (前回3.85%)
  • 10:30 (中) 6月人民銀行・5年物貸出基礎金利 (前回4.65%)
  • 19:30 (ユーロ圏) センテノ・ポルトガル中銀総裁講演
  • 21:30 (米) 5月シカゴ地区連銀全米活動指数 (前回0.24)
  • 22:30 (米) ブラード・セントルイス連銀総裁講演「経済見通しについて」
  • 23:15 (ユーロ圏) ラガルドECB総裁・議会証言
  • 04:00 (米) ウイリアムズNY連銀総裁講演
  • 06:00 (NZ) 第2四半期ウェストパック消費者信頼感調査 (前回105.2)

6月21日の相場見通し

FOMCの思わぬタカ派の結果を受けて、週末はドル買い、円買い、株安の流れで引けました。

今週もこの流れが続くが注意ですが、今週はパウエルFRB議長をはじめ、要人の発言が続きます。特にFOMCの結果をサプライズとした市場が、FRBの要人発言などによって、冷静さを取り戻せるかが、大きな焦点となりそうです。

本日の経済指標としては、英6月ライトムーブ住宅価格、豪5月小売売上高、中国人民銀行の基準金利の公表、米5月シカゴ地区連銀全米活動指数、NZ第2四半期ウェストパック消費者信頼感調査などが発表されます。

中国人民銀行の基準金利の公表は、変更がなければ影響はないでしょう。その他、個別の経済指標の強弱で、一定の動きが見えるでしょうが、それでもドルの下値は堅く、クロス円の上値は重くなりそうです。

要人発言としては、ユーロ圏では、センテノ・ポルトガル中銀総裁の講演やラガルドECB総裁の議会証言の影響は大きく見えないと思いますが、ブラード・セントルイス連銀総裁やウイリアムズNY連銀総裁の発言は注意です。特に週末、ハト派と言われるブラード・セントルイス連銀総裁が、2022年からの利上げを示唆したことで、相場が崩れていますから、ウイリアムズNY連銀総裁と合わせて、修正的な発言が見えた場合、リスクオフの動きに、一定の巻き戻しが出るか注目しましょう。

6月21日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ユーロドル

  • 予想レンジ:1.1830~1.1950
  • 基本戦略: 戻り売り
  • 予想時間:06:15 予想時レート:1.1860

ユーロドルは、下値を1.1704で維持して、1.2266まで反発も、1.2351の高値を前に上値を押さえられて、1.1848まで再調整。日足のサポートや90日移動平均、雲も完全に割り込んで、スロー・ストキャスティクスも反転下落を継続しており、反発があって、戻りではやれやれの売りが出易い。

下値は、1.1848を割れると1.1737-1.1820の戻り安値圏まで視野となる。維持は不透明だが、1.1704やサイコロジカルな1.17を割れると1.1650のサイコロジカルまで視野となる。ただ、この維持では更に突っ込み売りは出来ないが、リスクは、1.1603の安値を割れで、その場合調整が深まり、それ以前の高値1.1495から1.1422ゾーンまで視野となるが買いが入り易い。またもし割れても1.12-1.14ゾーンは、揉み合いを経たゾーンで、こちらも買いが入り易い。あくまで1.1168の戻り安値を割れるまでは、堅調相場が続くと見たい。

一方上値は、1.1995-1.2007の下落スタート位置、1.2032-57の転換線・基準線と雲のが絡む位置、1.2094-1.2101の日足の窓の上限が抑えると弱く、超えても1.2135-48,1.2193-95,1.2218-55が抑えるとレジスタンスが有効となる。あくまで直近高値の1.2254-66を超えて、1.2285の戻り高値を目指す動きとなるが、上抜けは不透明で、1.2349の今年の高値をしっかりと超えて、1.2400のサイコロジカル、月足からは、1.2414-1.2476の戻り高値圏、1.25のサイコロジカルまで視野となる。ただ、1.2555の戻り高値を越えるかは、現状不透明となる。

従ってデイの戦略としては、突っ込み売りは出来ないが、反発があれば売り狙い。上値は、19前後への戻りを売って、このストップは、1.2025越え。超えても1.20ミドルから1.21は売り直して、ストップは、1.2107越えでの対応となる。ターゲットは、現状の安値圏となる1.18ミドル前後の維持では利食い、割れても1.18ではしっかりと利食いたい。

2021年6月21日戻ってもクロス円、欧州通貨はやれやれ売り

豪ドル円

  • 予想レンジ:82.00~83.00
  • 基本戦略:戻り売り
  • 予想時間:06:43 予想時レート:82.47

上昇が85.81まで拡大も、この位置が上値を押さえて、下落が82.44まで拡大している。既に日足の上昇サポートや雲を割り込み、スロー・ストキャスティクスも下落を強めており、更なる調整は不透明も、反発では売りが出易い。

上値は、83.07-39の下落スタート位置、83.98-84.07の下落前の安値圏、84.60-70の雲の絡む位置、84.94-85.06のレジスタンスの位置が抑えると弱い。85.19や85.29-45の戻り高値圏の上抜けから、85.81の直近高値を越えて、サイコロジカルや86円や87円、月足からは、87.20の窓の下限、88.12や89.08の戻り高値が視野となるが、90.30の2017年の高値越えは不透明となる。

一方下値は、金曜日の安値82.44を維持出来ずに、82.29や81.99の戻り安値まで割れると81.09-41、80.68、79.97の月足の雲の下限が視野となるが、サイコロジカルな80円と絡めて、維持では更に突っ込み売りは出来ない。ただし、維持出来ない場合、79.54-80.05、79.21の戻り安値まで割れると78.35-99,77.50-89,76.46-77.12,75.73-76.09なども視野となるが、75.41の安値まで割れると74.57-75.08の戻り安値圏、73.62-74.08まで視野となるが、維持されると更に突っ込み売りは出来ない。このリスクは73.14を維持出来ずに、72.54の安値まで割れるケースで、その場合過去の揉み合いゾーンとなる67.30-70.18ゾーンまで視野となるが、フィボナッチ・リトレースメントや日足のサポートと合わせても良い位置となる。リスクはこれを維持できないケースだが、それでも64.41、62.76の戻り安値を割れるような調整は、現状あまり想定していない。

従ってデイの戦略としては、突っ込み売りは出来ないが、反発があれば売り狙いで、上値は、83.39をストップに、82.80-00-20ゾーンでの売場探し。ターゲットは、現状の82.44の維持では買い戻し、割れても82円前後ではしっかりと利食いたい。また、もし、83.39を越えても、84円方向への反発では売り直して、出来きれば84円ミドルまで売り上がって、ストップは84.76越えなどで対応となる。この売りの場合のターゲットは、83円ミドル、83円が維持されると利食いとなる。

2021年6月21日戻ってもクロス円、欧州通貨はやれやれ売り