週末要因もあって、クロス円の売りが続くか?【2021年11月5日】

2021年11月5日 為替相場予想

おはようございます。だいまんです。

2021年11月5日の相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、米週間新規失業保険申請件数や失業保険継続受給者数が小幅ながらも市場予想よりも好結果だったことなどから、FOMC後のドル売りに、巻き戻しが優勢となった。また、中国の不動産開発会社・佳兆業集団と花様年控股集団が、支払い不履行に陥り、深セン市当局が明日話し合いをすると報じられたことで、リスクオフの円買いも強まった。NY株価3指数は、ダウがマイナスとなるも、ナスダックやS&Pは、6日連続で高値を更新したが、リスクオンの動きは広がっていない。 

ドル円は、米10年物国債利回りが1.509%まで低下したこともあって、113.51まで一時下落、ユーロドルも1.1528まで下落、ポンドドルは、英中銀が政策金利を据え置き、声明で「今後数カ月にわたって金利を引き上げる必要」としたが、ベイリー総裁の慎重な発言や議事録で、7対2で据え置きが決定されたことが判明したことで、失望感から1.3472まで売りに押された。一方ユーロポンドは、0.8565まで上昇した。

またクロス円では、ユーロ円が131.02、ポンド円は153.13、オージー円は83.91、NZD円は80.65まで下落、カナダ円は、イランが核協議を再開する意向を示したこと、OPECプラスが、日量40万バレルの生産引き上げ計画の維持で合意したことなどから、原油価格が急落となったことで、91.14まで売りに押された。

11月5日の注目材料

  • モスクワ市場休場(民族統一の日)
  • 08:30 (日) 9月全世帯家計調査・消費支出 [前年同月比] (前回-3.0% 予想-3.5%)
  • 08:30 (日) 9月全世帯家計調査・消費支出 [前月比] (前回-3.9%)
  • 08:50 (日) 週間対外対内証券売買契約等の状況 [対外中長期債] (前回-6045億円)
  • 08:50 (日) 週間対外対内証券売買契約等の状況 [対内株式] (前回2297億円)
  • 09:30 (豪) 豪準備銀行・四半期金融政策報告公表
  • 11:00 (NZ) 10月準備資産総額 (前回22640百万NZドル)
  • 16:00 (独) 9月鉱工業生産 [前月比] (前回-4.0% 予想1.0%)
  • 16:00 (独) 9月鉱工業生産 [前年同月比] (前回1.7% 予想1.5%)
  • 16:00 (英) 10月ハリファックス住宅価格 [前年比] (前回7.4%)
  • 16:00 (英) 10月ハリファックス住宅価格 [前月比] (前回1.7%)
  • 16:45 (仏) 9月鉱工業生産 [前月比] (前回1.0% 予想0.0%)
  • 17:30 (ユーロ圏) ホルツマン・オーストリア中銀総裁講演
  • 19:00 (ユーロ圏) 9月小売売上高 [前月比] (前回0.3% 予想0.3%)
  • 19:00 (ユーロ圏) 9月小売売上高 [前年同月比] (前回0.0% 予想1.5%)
  • 21:15 (英) ラムスデン英中銀副総裁、ピル英中銀理事講演
  • 21:30 (加) 10月新規雇用者数 (前回15.71万人 予想3.50万人)
  • 21:30 (加) 10月パートタイム雇用者数・季調値 (前回-3.65万人)
  • 21:30 (加) 10月フルタイム雇用者数・季調値 (前回19.36万人)
  • 21:30 (加) 10月失業率 (前回6.9% 予想6.8%)
  • 21:30 (加) 10月労働参加率 – 2021/10 (前回65.5%)
  • 21:30 (米) 10月非農業部門雇用者数 [前月比] (前回19.4万人 予想45.0万人)
  • 21:30 (米) 10月政府部門雇用者数 – 2021/10 (前回-12.3万人)
  • 21:30 (米) 10月民間部門雇用者数 – 2021/10 (前回31.7万人 予想35.0万人)
  • 21:30 (米) 10月製造業雇用者数 – 2021/10 (前回2.6万人 予想2.9万人)
  • 21:30 (米) 10月失業率 (前回4.8% 予想4.7%)
  • 21:30 (米) 10月U6失業率 (前回8.5%)
  • 21:30 (米) 10月平均時給 [前月比] (前回0.6% 予想0.4%)
  • 21:30 (米) 10月平均時給 [前年同月比] (前回4.6% 予想4.9%)
  • 21:30 (米) 10月平均週労働時間 (前回34.8時間 予想34.8時間)
  • 21:30 (米) 10月労働参加率 (前回61.6%)
  • 22:00 (英) テンレイロ英MPC委員講演
  • 23:00 (加) 10月Ivey購買部協会指数 (前回70.4)
  • 04:00 (米) 9月消費者信用残高 [前月比] (前回143.8億ドル 予想166.0億ドル)
  • 中国第4回国際輸入博覧会(上海、10日まで)

11月5日の相場見通し

昨晩は、FOMC後のドル売りや円売り相場に、巻き戻しが優勢となりました。FOMCで、テーパリングを発表も織り込みがあった分、またそれほどタカ派でないとの見方が、ドル売りに繋がったようですが、昨日はこういった動きに巻き戻しが出たようです。なんだかんだ言っても、相場全体としては、日替わり的な動きとなっていることは、留意しておきましょう。

経済指標としては、日本の9月全世帯家計調査、豪準備銀行・四半期金融政策報告公表、独9月鉱工業生産、英10月ハリファックス住宅価格、仏9月鉱工業生産、ユーロ圏9月小売売上高、加10月雇用統計とIvey購買部協会指数、米国では10月雇用統計が発表されます。

注目は、米雇用統計ですが、今回の非農業部門雇用者数は、前回が大幅に弱かったこともあって、強い結果が想定されています。あくまで予想比の結果が重要ですが、直近発表されているADP全米雇用報告や週間新規失業保険申請件数も良好で、予想を上回る結果に注目して対応しましょう。その場合一時的なドル買いが出るでしょうが、ただ、既にFOMCが、テーパリングを発表していますので、影響は限定される可能性があることは、留意しておきましょう。

その他、特別なことはありませんが、週末もあってポジション調整の動きが出易いでしょう。特に今週はビッグイベントで、ある程度ポジションが傾いている可能性がありそうです。その場合、NY午後の商いの時間帯では、一過性の動きが出易く、流れが出た場合、逆らうのは避けておいた方が良いでしょう。

11月5日のデイ・トレード戦略

ドル円

  • 予想レンジ:113.20~114.20
  • 基本戦略: 基本は戻り売り、深押し買い
  • 予想時間:08:33 予想時レート: 113.84

調整を108.72や109.11-12で維持して、日足の雲を超えて、上昇が114.70まで拡大も現状は上値を抑えられる形。スロー・ストキャスティクスも買われ過ぎから、反転下落を示しており、一定の上値付きの可能性に注意したい。ただ、月足のスロー・ストキャスティクスは、上昇を続けており、押し目では買いが入り易い状況が続きそうだ。

下値は、既に113.21―26の戻り安値が維持されると強いが、113円を割れると112.08-25の戻り安値とそれ以前の高値、111.20-66の戻り安値とそれ以前の高値、110.87-00の戻り安値が支えると堅調が続くが、110.82の戻り安値を割れると110.25-80の戻り安値とそれ以前の高値が重なる位置、109.19の雲の上限や109.99の雲の下限が視野となるが、買いが入り易い。ただし、109.71の戻り安値を割れるとイメージが悪化し、109.50のサイコロジカル、109.11-12の戻り安値やサイコロジカルな109円前後を維持出来ずに、108.72の戻り安値まで割れると調整色が強まり、108.56-57の戻り安値圏、108.35の戻り安値まで視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、108.03の戻り安値や108円を維持出来ずに、もし107.48まで割れると相場は崩れる。その場合107.16のそれ以前の高値、106.94の戻り安値、106.37-64の戻り安値、サイコロジカルな106円前後まで視野となるが、大きな流れのネックラインからは、買いが入り易い。ただ、105.83-85の戻り安値まで割れると105.20、サイコロジカルな105円が視野となるが、更に突っ込み売りは出来ない。ただ、104.92の戻り安値を割れると調整気味となり、104.55-86まで視野となる。また104.41の戻り安値を割れると相場崩れ気味となるが、ただ、下値には出遅れた雲が控えており、104.05-20の戻り安値圏で、日足の雲の上限が控える位置が視野となるが、買いが入り易い。ただし割れると雲の下限が位置する103.45-57まで視野となるが、維持では堅調が続く。このリスクは、103.33の安値を割れるケースで、その場合103円方向への調整となるが、維持されると更に突っ込み売りは出来ないが、102.96や102.59を割れると102.50前後のサイコロジカル、101.99の戻り安値、更にサイコロジカルは101.50がターゲットとなるが、引き続き買いが入り易い。最大のリスクは101.19の安値割れとなるが、その場合100.58のフィボナッチ・リトレースメント(75.31-125.86)までターゲットとなる。ただ、100円のサイコロジカルを直ぐに割れることは想定できず、買い下がり位置との見方は変わらない。

一方上値は、114.28-45の戻り高値が抑えると弱い。114.70-73の戻り高値を越えて、115.00のサイコロジカル、115.51、125.86の高値から99.02の安値までの調整のフィボナッチ・リトレースメント61.8%の115.61まで視野となるが、順次売りが出易い。ただ、更に超えると118,66-60のトランプ大統領就任後の高値まで順次視野となる。

従ってデイの戦略としては、米雇用統計の結果次第で、上ヒゲをつける可能性もあり、突っ込み売りは出来ないが、反発での売り目線。114.45をストップに、114.00-30を売り上がって、ターゲットは、113円ミドルが維持されると利食い。割れても113円前半では、利食いを優先しておきたい。また、この位置の買いは、レンジが続けば良いが、113円を割れると調整が深まるリスクを勘案して対応。ストップを113円割れに置いて、この買いのターゲットは、113円後半ではしっかりと利食いたい。理想的には、本日よほどのことがないと実現は難しいと思われるが、113円割れる動きから112円ミドルなどの買い下がりとなる。この場合のストップは112円割れ。またこのケースでは、デイでは、113円が逆に上値を抑えると利食いとなる。ドル円

カナダドル円

  • 予想レンジ:91.00~92.00
  • 基本戦略: 戻り売り
  • 予想時間:08:47 予想時レート:91.42

上昇が93.03まで拡大も現状は上値を抑えられて、スロー・ストキャスティクスが、買われ過ぎ圏から反落。一旦上値付きの可能性が高まっていることは注目したい。

上値は、92.21-52の戻り高値、93円のサイコロジカルが抑えると弱い。93.03を越えて、93.26の戻り高値が視野となるが、この位置は106.52の高値をトップとしたH&Sの右肩の位置で、売りが出易い。ただ、超えると94.37の戻り高値が視野となるが、こちらも同左肩のトップ位置で、同様に売りが出易いが、超える動きがあると96.01、98.49や101.15の戻り高値まで視野となるが、106.52の高値を前に上値追いは不透明となる。

一方下値は、90.91-13の戻り安値の維持では良いが、割れると89.90-90.55、更に88.88-89.01の窓の下限で基準線と絡む位置、87.98-88.35、87.68を割れると86.85-87.19の下ヒゲ圏、85.85-86.27の窓の下限で雲と絡む位置まで視野なるが、維持では堅調が続くが、84.90-85.10の戻り安値や84.68の下ヒゲを割れると調整が深まり、84.11-45ゾーン、83.52-59の戻り安値、83.04-20の戻り安値圏、81.97-82.35ゾーン、81.88の戻り安値、81.16-58順次視野となるが、過去の高値圏からは買いが入り易い。ただし、80.99を割れると80.38-57の戻り安値、80.15の戻り安値を割れると下落拡大リスクが高まり、79.82-94の戻り安値、また79.24の戻り安値まで割れると78.72、78.08-23まで視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、77.93や77.63を割れると調整が76-77円ゾーンまで視野となる。このリスクは、75.58、74.77、73.77の安値を順次割れるケースとなる。 

従ってデイの戦略としては、カナダも雇用統計が発表されることで、突っ込み売りは出来ないが、戻りがあれば売り狙い。91.60前後から91.80-00と売り場を探して、ストップを92.21越えまたは、92.52越えで対応する形。ただ、ターゲットは、90.91-13が維持されると利食いで、割れても90円ミドルを前に下げ渋りでは、しっかりと利食いたい。

カナダ円

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