月末・半期末フローで荒れた動きに【2021年6月30日】

月末・半期末フローで荒れた動きに【2021年6月30日】

おはようございます。だいまんです。

2021年6月30日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、月末・半期末を睨んで、ドル買いや円買いが優勢となった。また、金や銅など貴金属相場が総崩れとなったこともドルを下支えしたが、予想を上回る強い結果となった米4月住宅価格指数とケース・シラー住宅価格指数や6月消費者信頼感指数にも、米10年物国債利回りが、1.509%で上げ渋ったことが、ドルの上値を抑えた。またNY株価は、ダウは高値を消すも、ナスダックやS&Pは、本日も史上高値を更新したが、リスク志向の動きは広がっていない。

ドル円は、110.76を高値に110.43まで一時下落、ユーロドルが1.1878まで売りに押され、ポンドドルは、引き続き英国内のコロナ感染再拡大を嫌気する形で1.3815まで下落した。

一方クロス円では、ユーロ円が131.28、ポンド円が152.62、オージー円は83.01、NZD円は77.16、カナダ円は89.14まで下落した。

6月30日の注目材料

  • 08:15 (豪) ロウ豪準備銀行総裁・パネル討論会参加
  • 08:50 (日) 5月鉱工業生産・速報値 [前月比] (前回2.9% 予想-2.0%)
  • 08:50 (日) 5月鉱工業生産・速報値 [前年同月比] (前回15.8% 予想27.0%)
  • 10:00 (中) 6月国家統計局製造業PMI (前回51.0 予想50.8)
  • 10:00 (中) 6月国家統計局非製造業PMI (前回55.2)
  • 10:00 (NZ) 6月NBNZ企業信頼感指数 (前回1.8)
  • 10:00 (NZ) 6月NBNZ自社業績予想指数 (前回27.1)
  • 10:30 (豪) 5月住宅ローン (前回0.5%)
  • 10:30 (豪) 5月民間部門貸付 (前回0.2%)
  • 14:00 (日) 5月新設住宅着工戸数 [前年同月比] (前回7.1% 予想8.4%)
  • 14:00 (日) 6月消費者態度指数・一般世帯 (前回34.1 予想35.5)
  • 15:00 (英) 第1四半期GDP・改定値 [前期比] (前回-1.5% 予想-1.5%)
  • 15:00 (英) 第1四半期GDP・改定値 [前年同期比] (前回-6.1% 予想-6.1%)
  • 15:00 (英) 第1四半期経常収支 (前回-263億ポンド 予想-145億ポンド)
  • 15:45 (仏) 5月卸売物価指数 [前月比] (前回-0.3%)
  • 15:45 (仏) 5月消費支出 [前月比] (前回-8.3% 予想7.5%)
  • 15:45 (仏) 6月消費者物価指数・速報値 [前月比] (前回0.3% 予想0.2%)
  • 15:45 (仏) 6月消費者物価指数・速報値 [前年同月比] (前回1.4% 予想1.5%)
  • 16:00 (スイス) 6月KOF景気先行指数 (前回143.2 予想145.0)
  • 16:00 (スイス) 5月公的準備資産 (前回974517.57百万CHF)
  • 16:55 (独) 6月失業者数 [前月比] (前回-1.50万人 予想-2.00万人)
  • 16:55 (独) 6月失業率 (前回6.0% 予想5.9%)
  • 17:00 (スイス) 6月投資家信頼感指数 (前回72.2)
  • 18:00 (ユーロ圏) 6月消費者物価指数・速報値 [前年同月比] (前回2.0% 予想1.9%)
  • 18:00 (ユーロ圏) 6月消費者物価指数/コア指数・速報値 [前年同月比] (前回1.0% 予想0.9%)
  • 20:00 (英) ホールデン英MPC委員講演「金融政策について」
  • 21:00 (南ア) 5月貿易収支 (前回512億ランド 予想462億ランド)
  • 21:15 (米) 6月ADP全米雇用報告 [前月比] (前回97.8万人 予想55.0万人)
  • 21:30 (加) 4月月次GDP [前月比] (前回1.1% 予想-0.8%)
  • 21:30 (加) 4月月次GDP [前年同月比] (前回6.6% 予想19.0%)
  • 21:30 (加) 5月鉱工業製品価格 [前月比] (前回1.6%)
  • 21:30 (加) 5月原料価格指数 [前月比] (前回1.0%)
  • 21:30 (加) 5月生産者物価 [前年同月比] (前回14.3%)
  • 21:30 (加) 5月生産者物価 [前月比] (前回1.6%)
  • 22:45 (米) 6月シカゴ購買部協会景気指数 (前回75.2 予想70.0)
  • 23:00 (米) 5月住宅販売保留指数 [前月比] (前回-4.4%)
  • 23:00 (米) 5月住宅販売保留指数 [前年同月比] (前回53.5%)
  • 23:30 (米) 週間原油在庫統計 (前回-761.4万バレル)
  • 米下院金融委員会小委員会・暗号資産に関する公聴会開催
  • OPECプラス共同閣僚監視委員会
  • 米国債2年・5年・7年物償還(総額1101億ドル)

6月30日の相場見通し

昨晩も月末・半期末を睨んで、フローの動きに影響を受ける相場展開となりました。本日は、こういった動きがピークを迎えるのか注目して、対応しましょう。

経済指標としては、日本の5月鉱工業生産・速報値、5月新設住宅着工戸数と6月消費者態度指数、中国6月国家統計局の製造業・非製造業PMI、NZ6月NBNZ企業信頼感・自社業績予想指数、豪5月住宅ローン・民間部門貸付、英第1四半期GDP・改定値と第1四半期経常収支、仏5月卸売物価指数や6月消費者物価指数・速報値、スイス6月KOF景気先行指数と5月公的準備資産や6月投資家信頼感指数、独6月失業者数・失業率、ユーロ圏6月消費者物価指数・速報値、加4月月次GDPと5月生産者物価、米国では、6月ADP全米雇用報告、6月シカゴ購買部協会景気指数と5月住宅販売保留指数などが発表されます。

材料が多く注意ですが、まず、アジア時間は、中国6月国家統計局の製造業・非製造業PMIに、注目しておきましょう。直近中国経済は、一時の強い回復から当局の引き締め姿勢もあって、減速懸念が指摘されています。もし、断定はできませんが、本日のPMIがサプライズ的に弱かった場合、海外の株価や為替市場にも、リスク回避の動きが広がる可能性に留意しておきましょう。

また、海外ではユーロ圏6月消費者物価指数と米6月ADP全米雇用報告が焦点となりますが、ユーロ圏6月消費者物価指数は、強い結果が見えた場合、またぞろECBのテーパリグの思惑につながり易いでしょう。一方米6月ADP全米雇用報告では、予想比の結果で、週末の非農業部門雇用者数に対する思惑で、ドルが一定の動きを示すと想定されます。ただ、サプライズ的な結果出なければ、影響は一時的に留まりそうですが、直近のADPは良好で、米労働省の非農業部門雇用者数が悪いと逆相関の動きが続いています。そうなると今回のADP全米雇用報告の非農業部門雇用者数は、弱めの予想となっていますが、弱い結果の場合、逆に、米労働省の非農業部門雇用者数が大幅に上昇修正される可能性もあるのか、注目しておきましょう。

その他、米下院金融委員会小委員会で、暗号資産に関する公聴会が開催されます。結果を受けて暗号通貨が更に調整を深めるとリスクオフの動きにつながり易いので注意です。また、本日は、米国債の償還が予定されています。利金の円転ニーズなどが、東京午前10時の仲値、24時のロンドン・フィキシングでの円買いにつながるか注意しておきましょう。

6月30日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ポンドドル

  • 予想レンジ:1.3750~1.3900
  • 基本戦略: 戻り売り
  • 予想時間:07:28 予想時レート:1.3845

高値を1.4251まで拡大も、この位置をトップとして、調整が日足のサポートや雲を割り込む形。ただ、突っ込み売りは出来ないが、反発ではやれやれの売りが出易い。

上値は、1.3940-87の雲の下限や90日移動平均と絡む位置が抑えると弱い。1.4002-10の基準線と絡む位置を超えても、1.4077に雲の上限、1.4134の戻り高値にレジスタンスが位置しており、売りが出易い。1.4186-1.4203の戻り高値圏や1.4251を越えて、1.43のサイコロジカル、2016年のブレグジット決定後の戻り高値となる1.4377が視野となるが、この位置までほとんど目立ったポイントがなくなることで、1.4250,1.4300や1.4350のサイコロジカルが上値を抑えるか注目したい。

一方下値は、1.3815や1.3787の戻り安値が維持されると良いが、維持出来ない場合、1.3716や1.3669の戻り安値まで割れると、調整が深まり1.3567の戻り安値、1.3503-20の下ヒゲ圏、1.3430-51の下ヒゲ圏がターゲットとなるが、維持では良いが、維持出来ないケースからは1.3304-50の戻り安値まで視野となる。この最大のリスクは、1.3188や1.3135の下ヒゲを割れるケースで、その場合相場は崩れ気味となり1.30のサイコロジカル、1.2906-33の戻り安値圏までの調整の可能性が高まりそう。ただ、一旦下支える可能性はあるが、1.2855まで割れると1.2806-1.2845ゾーン、1.2752までターゲットとなり、更に1.2676や1.2645の戻り安値を割れるケースからは、1.2438-1.2520ゾーンの戻り安値圏、1.2360まで視野となり、1.2252の戻り安値まで割れると1.2162などがターゲットとなるが、最大のリスクは1.2073の戻り安値割れで、その場合1.20のサイコロジカルがターゲットとなる。

従ってデイの戦略としては、戻り売り優先で、1.39方向への上昇を売り上がって、ストップを1.3940越えとするか、1.4002-10をストップにするなら、1.40方向での売り直し。ターゲットは、1.3786-15ゾーンが維持されると利食いも、割れるなら1.37ミドル、1.37前後と下げ渋りを見ながら利食いとなる。またこういった位置の買いは、1.3669割れがストップ、この買いの場合のターゲットは、1.3786―1.3815ゾーンのそれ以前の安値がCapするなら利食っておきたい。

月末・半期末フローで荒れた動きに【2021年6月30日】

スイスフラン円

  • 予想レンジ:119.50~120.50
  • 基本戦略:戻り売り
  • 予想時間:07:34 予想時レート: 120.01

上昇が122.77まで一時拡大もトピッシュとなる形。

上値は、120.42の雲の上限や120.82の基準線が抑えると弱い。121円前後の戻り高値をしっかりと超えて、121.46-94ゾーンの窓の上限が視野となるが、抑えるとレジスタンスが有効となる。あくまで122.68や122.77を越えて、月足からは124.03-125.91ゾーンまでポイントが薄くなるが、サイコロジカル的には、123円や125円などは一旦上値を押さえそう。更に超えて129.00の戻り高値、130円のサイコロジカル、131.37、133.57の月足の雲の上限が順次視野となるが、134.59の上ヒゲを前に、上値追いは不透明となる。

一方下値は、雲の下限と絡む119.00-20ゾーンの維持では良いが、118.87の下ヒゲを割れるとそれまでの高値圏となる118.74-87ゾーン、118.09-32が視野となるが、一旦買いが入り易い。ただし、117.51を維持できない場合116.82-93,116.42の戻り安値まで視野となるが維持は不透明も、115.91-116.09の戻り安値圏を割れると相場が崩れ気味となり、115.64まで割れると、114.56-68や114.16-22までポイントが薄くなる。また113.77や113.28の戻り安値を割れると、相場は崩れ気味となり112.96-113.02、112.43-67なども視野となるが、更に112円を荒れると110円方向への調整リスクとなる。

デイの戦略としては、突っ込み売りは避けたいが、反発があれば、売り狙い。上値は、120.40-70ゾーンへの反発で売りを狙って、ストップは121円越え。ターゲットは、119.60-80の維持では利食い、割れても119.00-30では利食いを優先したい。またこの位置の買いは不透明で、維持を確認する必要はあるが、ストップを118.87割れとして、この場合の利食いは、反発が119.80でCapされると利食い優先となる。

月末・半期末フローで荒れた動きに【2021年6月30日】