来週のジャクソンホールを睨んだ展開【2021年8月20日】

ジャクソンホール

おはようございます。だいまんです。

2021年8月20日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、軟調な株価や資源価格の急落を受けて、リスク回避の円の買い戻しが優勢となった。ただ、NY株価は、ダウはマイナス圏で終わったが、ナスダックやS&Pは、プラス圏で引け、押し目買いも出ていた模様。米経済指標としては、8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数や週間新規失業保険申請件数、7月景気先行指標総合指数は、まちまちの結果となり、総じて影響は限られた。また米10年物国債利回りは、1.233%から1.248%で揉み合いに留まった。

ドル円は、110.23を高値に、クロス円の売りに圧迫されて109.84まで一時下落、ユーロドルは、アジア時間の安値1.1666から1.1704まで一時反発、ポンドドルは、対ユーロや円での売りも伴い1.3638まで下値を拡大した。

一方クロス円では、ユーロ円が127.94を安値に、128.46で推移、ポンド円は149.63まで下落後も軟調を続け、オージー円は、鉄鉱石価格の急落を受けて78.25まで下落、NZD円は74.57を安値に75.29まで反発、カナダ円は、原油価格の下落を受けて、85.58まで値を下げた。

8月20日の注目材料

  • 08:01 (英) 8月GFK消費者信頼感調査 (前回-7 予想-7)
  • 08:05 (豪) ケント豪中銀総裁補講演
  • 08:30 (日) 7月全国消費者物価指数 [前年同月比] (前回0.2% 予想-0.4%)
  • 08:30 (日) 7月全国消費者物価指数・除生鮮食料品 [前年同月比] (前回0.2% 予想-0.4%)
  • 08:30 (日) 7月全国消費者物価指数・除生鮮食料品・エネルギー [前年同月比] (前回-0.2% 予想-0.8%)
  • 10:30 (中) 8月中国人民銀行・1年物貸出基礎金利 (前回3.85%)
  • 10:30 (中) 8月中国人民銀行・5年物貸出基礎金利 (前回4.65%)
  • 15:00 (独) 7月生産者物価指数 [前月比] (前回1.3% 予想0.8%)
  • 15:00 (独) 7月生産者物価指数 [前年比] (前回8.5% 予想9.2%)
  • 15:00 (英) 7月小売売上高 [前月比] (前回0.5% 予想0.2%)
  • 15:00 (英) 7月小売売上高 [前年同月比] (前回9.7% 予想5.8%)
  • 15:00 (英) 7月小売売上高・除自動車 [前月比] (前回0.3% 予想0.2%)
  • 15:00 (英) 7月小売売上高・除自動車 [前年同月比] (前回7.4% 予想5.8%)
  • 21:30 (加) 6月小売売上高 [前月比] (前回-2.1% 予想4.6%)
  • 21:30 (加) 6月小売売上高・除自動車 [前月比] (前回-2.0% 予想5.0%)
  • 21:30 (加) 7月新築住宅価格指数 (前回0.6%)
  • 中国全人代常務委員会

8月20日の相場見通し

昨晩は、軟調な株価を受けて、リスクオフの展開となりました。本日は週末もあって、この動きが続くか注目して対応しましょう。

経済指標としては、英8月GFK消費者信頼感調査、日本の7月全国消費者物価指数、中国人民銀行の1年物と5年物の貸出基礎金利、独7月生産者物価指数、英7月小売売上高、加7月新築住宅価格指数などが発表されます。

大きな材料はありませんが、中国人民銀行の貸出基礎金利は、変更がなければ影響は少ないでしょうが、独7月生産者物価指数、英7月小売売上高、加7月新築住宅価格指数などは、結果を受けて一定の動きがありそうです。また、本日は米国の指標の発表はなく、引き続き株価や米長期金利の動向で、相場は一喜一憂しそうですが、ただ、来週は、ジャクソンホールで、カンサス連銀シンポジウムが開催されます。一部ここで、パウエルFRB議長が、時期などを含む具体的なテーパリングに関して、発言するとの思惑が残っています。実際は不透明ですが、ともかく市場は、こういった思惑が、相場を圧迫する可能性が残っていることは注意しましょう。

8月20日のデイ・トレード戦略

本日のデイトレード戦略です。

ユーロドル

  • 予想レンジ:1.1630~1.1730
  • 基本戦略: 戻り売り
  • 予想時間:06:17 予想時レート:1.1677

上値を1.2351や1.2266でCapされて、下落が1.1666まで拡大。既に月足のスロー・ストキャスティクスが、デッドクロスしており、今後も上値の重い状況が続きそうだ。

上値は、転換線の1.1735、基準線の1.1787が抑えられると弱い。1.1805の戻り高値を越えて、1.1835-58の戻り高値が視野となるが雲の下限が控えており、売りが出易い。1.1909の戻り高値を越えて1.1930-45、90日移動平均と絡む1.1975の戻り高値を越えても、1.1995-1.2007の下落スタート位置に雲の上限が控えている。更に超えても1.2009、1.2032-57、1.2094-1.2101の日足の窓の上限、1.2135-48の戻り高値を超えても1.2193-95,1.2218-55が抑えると上値は追えない。あくまで直近高値の1.2254-66を超えて、1.2285の戻り高値を目指す動きとなるが、上抜けは不透明で、1.2349の今年の高値をしっかりと超えて、1.2400のサイコロジカル、月足からは、1.2414-1.2476の戻り高値圏、1.25のサイコロジカルまで視野となる。ただ、1.2555の戻り高値を越えるかは、現状不透明となる。

一方下値は、1.1666の昨晩の安値や1.1650のサイコロジカルの維持では更に突っ込み売りは出来ない。リスクは、1.1603の安値を割れるケースで、その場合調整が深まり、それ以前の高値1.1495から1.1422ゾーンまで視野となるが買いが入り易い。またもし割れても1.12-1.14ゾーンは、揉み合いを経たゾーンで、こちらも買いが入り易い。あくまで1.1168の戻り安値を割れるまでは、堅調相場が続くと見たい。

従ってデイの戦略としては、突っ込み売りは避けるが、反発では売り狙いとなる。上値は、1.17が抑えられると1.1705をストップに売り形。超えても1.1750-60では売り直しで、この場合のストップは、1.1805越えとなる。ターゲットは、現状の安値や1.1650が維持されると利食い。割れてもデイでは1.16を前にしっかりと利食っておきたい。

また、買いは1.16台が維持されるとサポートから検討課題となるが、ユーロドル相場は、過去週末は、トレンド追従し易く、避けておいた方が良いかもしれない。

ユーロドル

ポンド円

  • 予想レンジ:149.00~151.50
  • 基本戦略: 戻り売り
  • 予想時間:06:42 予想時レート:149.71

上値が156.08でCapされて、下落が日足の雲を割り込み148.46まで拡大も、現状はこの位置を守って反発も再調整の動き。スロー・ストキャスティクスも反転下落を継続しており、上値の重い状況が続きそうだ。

上値は、転換線の151.42,152.20-59の戻り高値圏に雲が控えており、売りが出易い。153.32-45の戻り高値を超えて、154.08-154.54の戻り高値圏、155.15-16の戻り高値を超えて、155.39-94の戻り高値まで視野となるが、抑えると上値追いは出来ない。あくまで156.08を超えて、月足の156.60の戻り高値、更に157.05には横ばいとなる月足の雲の上限が位置しており、上値を抑える可能性が残っている。

一方下値は、昨晩の安値149.63や149.30の戻り安値、サイコロジカルな149円前後の維持では良いが、148.46の直近安値を割れるケースでから148.12、147.29-41まで割れると146.36-56,145.22の戻り安値を割れると144.04-50、142.85、142.20まで視野となるが、維持は不透明も維持できない場合141.08-29、140.76、140.35-37などが視野となる。また139.48-52を割れると138.00-33の戻り安値圏、136.80-97の下ヒゲまで割れると相場は崩れ、134.88-135.72の戻り安値圏までターゲットとなる。ただこの下方ブレイクが、一気に実現するかは不透明も134.41まで割れると133.62-84の戻り安値圏、133.05や132.95の戻り安値割れると相場は更に崩れ気味となり、132円のサイコロジカル、131.78の安値まで割れると130円までターゲットとなる。

従ってデイの戦略としては、突っ込み売りは出来ず、あくまで反発があれば売り狙いで、150.30-50ゾーンから、151円への戻りがあれば、売り上がって、ストップは151.42越え。ターゲットは、149円を前に下げ止まりでは利食いとなる。また、買いは、148.46がストップになることから、149円近辺の維持が確認できれば買っても、150円方向への反発では、しっかりと利食っておきたい。

ポンド円