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利率のいいFXで、安定的に稼いでいくための選択肢として、EA(自動売買)の活用があります。
ただ、世の中には「EAなんて詐欺だ!」と、警鐘を鳴らしている方もいますが、果たして本当にそうなのでしょうか?
延べ28万人にFXを教え、FXのウラ側も知るクロスリテイリング運営のエフテンが、「EAとは何か?」、そして「EAは稼いでいけるのか?」という核心を、建前一切なしでお届けします。
FXに興味はあるがトレードに自信がない。
すでにやってはいるが、利益が安定しない。
こういった悩みを抱え、EAに興味を持っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
そもそもEA(自動売買)とはなんなのか?
EAとは、Expert Advisor(エキスパート・アドバイザー)の略称で、日本語では自動売買と言います。
さらに細かいことを言うと、EAの名称は、メタトレーダー4というチャートソフト専用のプログラムを指します。ただ、この記事に関しては一般的に認知されている通り、自動で売買してくれるシステム全般について、お話ししていきます。
「自動売買」の名の通り、自動でFXのトレードしてくれる便利なシステム。
これは、投資信託のように「誰かが代わりにトレードしてくれる」ものではなく、「システムが組み込まれたツール」が自動でトレードしてくれるわけです。
ただ、自動売買を認めていない証券会社も存在するので、自動売買を導入される際は、ご注意ください。
EAの種類
EA(自動売買)は大きく2つの種類が存在するので、そちらを紹介していきます。
種類1:完全自動型のEA
完全自動型のEAとは、文字通り「エントリ―から決済」までを、すべてシステムがおこなってくれることを指します。
そのため、一度EAを起動させれば、あとはほったらかし。
仕事をしていようが、遊んでいようが、寝ていようが、システムが勝手にトレードをしてくれます。
種類2:半自動型のEA
半自動型とは、「決済」だけが自動化されたEAのことです。
決済だけが自動といっても、エントリ―のハードルが高いわけではありません。
半自動のEAはほとんどの場合、エントリ―するべきタイミングになれば、サインを表示してくれるので、初心者の方でも問題なく使用することができます。
完全自動とは違い、エントリ―が手動になっている理由は、エントリ―の取捨選択をトレーダーができるようにするためです。
エントリーサインが出ても利益を見込めないような相場なら、自己判断で見送ることができます。
EAを使う3つのメリット
EAを使うメリットは大きく以下の3つです。
- 実力がなくてもすぐに利益を狙える
- 邪念が入らないのでトレードが安定する
- ストレスフリー
ひとつずつ見ていくことにしましょう。
メリット1:実力がなくてもすぐに利益を狙える
FXを行う上で一番大事なことは、利益が狙えるかどうか。
初心者のうちは、勝てるポイントを見つけることが難しいため、利益は出にくい状況です。
だからこそ、有利なポイントでのエントリ―が自動化されたEAであれば、トレーダーの実力に関係なく、すぐに利益を狙っていくことができます。
メリット2:邪念が入らないのでトレードが安定する
エントリ―をしたあと、相場がグングンと伸びていき「まだまだ伸びるかも!」と期待していたら、あっという間に大きく下がり、結局300円程度の利益で終わってしまう。
FXをされている方なら、一度は経験済みでしょう。
または、すでに損失が出ているのに「もう下がらない、ここから上がる!」と思っていたら、瞬く間に損失が膨らんでしまう。
トレードをしていると ” つい欲が出てしまい ” 悪い結果を招いてしまうことが多々あります。
こういったことも、トレードをシステムに任せてしまえば、「利益の確定」も「損切り」もすべて自動でやってくれるので、利益を安定させることにつながっていきます。
メリット3:ストレスなくFXが続けられる
完全裁量でトレードしていると、どうしてもチャートを見続けていなければ、良いポイントでエントリーすることができません。
特にエントリーしている最中は、常に利益が変動するので、見ているとかなり気持ちが揺らいできます。
慣れてくれば気になることも減るのですが、必要以上にチャートを見てしまう環境を、ストレスに感じてしまう方が多いのも事実です。
また、お仕事と並行してトレードする場合も、チャートが気になってしまい、仕事のほうが手につかない。こういった状況もFXではよくある話です。
勝ち続けていくためには、メンタル面の安定も必須条件。
そこでEAを取り入れることで、ストレスなくFXを続けていくことが可能になります。
EAを選ぶときの4つのポイント
自動でトレードしてくれるからこそ、ちゃんとしたものを選びたいEA。
ここからは、EA選びで失敗しないための判断基準をお伝えします。
ポイント1:プロフィットファクター
EAには、プロフィットファクターと言われる数値が存在します。
プロフィットファクターを簡単に説明すると「EAの稼ぐ力」です。
プロフィットファクターが「1」であれば、利益と損失が「1:1」ということになるので、単純計算で利益は「0」になります。
数値が「1.1」であれば利益と損失の割合が「1.1:1」になるので、利益が残る計算になります。
EAの実力を測るうえでも、プロフィットファクターの数値を見ておくといいでしょう。
ただ、プロフィットファクターの数値は ” 高ければいい ” ということでもありません。
理想的な数値は「2付近」だと言われているので、「1.2~2.2」くらいを目安にしてみてください。
ポイント2:フォワードの結果
EAの検証は過去の相場を使って行うため、基本的に実績は過去の相場でトレードした結果です。
もちろん、過去の相場で通用していなければ、良いシステムではありませんので、過去相場で実績を出せていることは、大前提の条件です。
ですが、過去の相場で通用しても、今後の相場で通用しなければ意味がありません。
気になったEAが、直近3ヶ月やリアルタイムの相場でどれくらい稼げているのか、データを出している場合はしっかり確認してみましょう。
ポイント3:ロジックを知る
3つ目はEAに使われているロジックを知ることです。
これに関しては、初心者の方では判断がつかないかもしれませんが、経験者であれば、必ず知っておくべきだと思います。
EAの開発者もマネされては困るので、すべてを明かすことはないのですが、「エントリ―の根拠」に納得できるかどうかは重要なところです。
ポイント4:サポート体制は整っているか?
最後の判断基準はサポート体制です。
相場というのは常に変化していくものなので、現状のシステムが合わなければ、もうそのEAは使えなくなってしまいます。
これでは、お金を出して購入した意味がありませんよね。
そのため、リアルタイムの相場に合わせて、EAをアップデートしてくれたり、使い方が分からないときに教えてもらえるのか、といったサポート体制がとても重要なんです。
販売されているEAの中には、提供のみでサポート一切なしのEAも多くあります。
EAの購入を考えている方は、サポートの「ある・なし」は必ず見ておくといいでしょう。
EAを運用するときの2つのポイント
記事の冒頭で触れた「EAで稼ぐことはできるのか?」という疑問に対してですが、その答えは「Yes」です。
ただし、無条件に稼げるということではないので、最後はEAで稼いでいくための運用ポイントをお伝えします。
運用ポイント1:すぐに止めない
最初の運用方法は、完全自動型についてです。
EAが稼げないと言われてしまう原因の一つは、ちょっとした負けに耐えられず、利用者がEAをすぐに止めてしまうからなんです。
EAを購入するときは、当然期待に胸を膨らませていますよね。
だからこそ、起動してからの直近相場で負けが続くと「ニセモノを掴まされてしまった」と思い、EAを止めてしまう方が多くいます。
勝率70%のEAがあったとしたら、100回トレードすれば、30回は負けてしまう計算になります。
つまり、仮に30連敗したとしても、その後に70連勝が待っているということです。
半年や年間といった長期スパンで見たときに、利益になっている可能は十分にありますよね。
しかし、人の感情とは不思議なもので、利益になったことよりも連敗のマイナスイメージのほうが残りやすいんです。
なので、完全自動のEAを使うのであれば、最低でも半年~1年は止めずに運用し、その結果を見てから今後の判断をしてください。
運用ポイント2:エントリ―サインを選ぶ
こちらは、半自動型のEAについてです。
エントリ―の取捨選択が自分でできる半自動のEAは、「勝てるパターン」と「負けるパターン」が分かってしまえば、勝率100%で運用することが可能です。
ことわざに「柳の下のドジョウ」という言葉があり、意味は「同じことを繰り返しても上手くはいかない」ですが、FXはそんなことはありません。同じことを繰り返すほうが安定的に利益を狙っていけます。
EAのサイン通りにトレードをして、勝った場面と負けた場面の違いが分かれば、「勝てる相場」だけでトレードしていくことができるでしょう。
FXのEAとは:まとめ
EAの解説はいかがでしたか?
EAを使えば、楽に稼いでいくことができます。
楽して稼ぐことはまったく悪いことではありません。
そのため、トレーダーにはぜひ有効活用してもらいたいところですが、最後にひとつ、アドバイスをさせてください。
「EAからFXを始めるのではなく、裁量トレードから始めたほうがいい」
初心者の方がEAからFXを始めてしまうと、トレーダーとしてのスキルが身につかないので、FX最大の魅力である、レバレッジを活かしきれなくなります。
逆に、裁量トレードから始め、スキルや知識がある程度ついた状態であれば、記事内で紹介したEAの効率的な運用もできるようになるので、まずは裁量トレードをやってみることをオススメします。