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メンタルや感情に左右されず、忠実にトレードを繰り返す自動売買というトレードスタイルは、投機的な扱いであったFXを投資・資産運用に昇華させました。
従来まではMT4ユーザーに限られていた自動売買も、今や証券会社が、金融商品の1つとしてサービス展開させるほどです。
ただ一方で「FX自動売買は儲からない…。」といったネガティブなイメージを持たれることもあります。
果たして、この認識は正しいのでしょうか？本記事では、MT4と自動売買の概要について、詳しく紹介していきたいと思います！
目次
そもそもMT4とは
MTとは、世界的に利用される取引ツールで、トレンド強弱やエントリータイミングを見極めるためインジケーターを数多く搭載しています。
皆さんも、こんな感じのチャート画面を見たことがあるのではないでしょうか。
上画像のように、MT4では様々なインジケーターを表示させることができ、あらゆる機能を駆使することで、トレードの勝率は間違いなく改善されていくでしょう！
他にも、EAの稼働（自動売買）や精密なバックテストなど、MT4でしか味わえない強みを有しており、これだけの有用性を持っていながら無料で使うことができます。
テクニカル分析を主体とするトレーダーであれば、欠かすことのできないツールなので、なるべく定着力の高い初心者のうちから使っておきたいところです。
MT4を使用するメリット・デメリット
MT4のメリット・デメリットについて解説していきます。
本節の内容を読むことで、なぜMT4が世界中のトレーダーから愛用されるのか、その理由がお分かりになるのではないでしょうか。
MT4を使用するメリット
優秀な自動売買
MT4の持つ最大のメリットは、EA（自動売買ソフト）を稼働できる点です。
売買ロジックをプログラムに書き起こし、MT4に読み込ませることで、自動売買を運用できるようになります。
また、優秀なEA（自動売買ソフト）の中には無料で公開されているものもあり、GogoJungleのような専用サイトから購入することもできます。
自動売買を利用することで、常に相場を追従できるようになるため、稼げるチャンスも広がっていくことでしょう！
また運用者のトレードスキルに依存しないため、初心者からでも堅実に稼げるようになるはずです！
精密なバックテスト
バックテストとは、過去の為替相場のデータを用いて、トレード手法が有効であるかどうか検証を行うことです。
考案した売買ロジックを用いてトレードしたとして、本当に稼げるのか、身銭を切らずに確かめることができます。
ただネックとなるのは、売買ロジックをプログラミングしなければならない点。
専門的な知識が必要になりますが、扱えるようになれば、非常に有利にトレードできるようになるでしょう。
ちなみに、各EAのバックテストはボタン1つで簡単に行るので、こちらは誰でも試せるはずです。
50種類以上の豊富なインジケーター
MT4は、標準装備として50種類以上のインジケーターを搭載しています。
トレンドを見極めたり、エントリータイミングを計る際に、インジケーターは無くてはならない存在なので、FXトレーダーの多くが恩恵にあずかるでしょう。
また既存のインジケーターだけでなく、新規に開発されたカスタムインジケーターの導入も可能です。
インジケーターは単体で使うよりも、複数そろえて利用することで信頼性が向上するタイプもあるので、様々な組み合わせを試してみてはいかがでしょうか。
MT4を使用するデメリット
MT4には、致命的な欠点がないものの、いくつかのデメリットがあるので、それらについて紹介していきます。
対応するFX会社の口座が必要
MT4は誰でも無料で利用できるものの、対応したFX会社で口座開設を済ませる必要があります。
FX会社のアカウントが、そのままMT4のログインIDになる、といった感じです。
ちなみにデモ口座であれば、口座開設不要でMT4を利用するやり方もあるので、詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
自動売買はPCの常時稼働が必要
自動売買を用いて相場を24時間監視するためには、MT4が導入されたPCを常に稼働しておかねばなりません。
ただ常時稼働となると、やはり電気代が気になってきますし、また火災のリスクも伴います。
VPS等サービスを活用して、クラウド上で自動売買を運用するというやり方もあるので、月額料金を払ってでも自動売買を利用したいという人は、こちらを検討してみてはいかがでしょうか。
MT4の自動売買とは？
上述したようにMT4は、自動売買の機能が備わっています。
自動売買とは、あらかじめ設定された売買ロジックにしたがって、半永久的にトレードを代行してくれるツールです。
自動売買の持つメリットを考えると、以下に当てはまる人におすすめします。
- 忙しくてチャートを見る時間がない
- 自分の実力で稼げるか自信がない
- 安定的に稼ぎたい
MT4は、最初からいくつかのEAが搭載されていますが、様々な種類のEAを購入することもできます。
巷では稼げないと言われがちな、MT4の自動売買も、きちんとEAを選んで設定してやることで、誰でも稼げるようになるはずです！
FXを通じて新たな収入源を持ちたいという人は、裁量トレードよりも、自動売買を検討してみてはいかがでしょうか。
MT4で自動売買プログラムを設定する方法
一見難しそうに思える自動売買も、実は簡単3ステップで稼働させることができます。
ステップ１：自動売買の有効化
まずはメニューバーにある「自動売買」ボタンをクリックしてみましょう。
緑のマークが点灯していれば、自動売買が稼働できている状態です。
ステップ２：稼働させるEAの選択
続いては、稼働させるEAを選択しましょう！
ナビゲーターウィンドウにある「エキスパートアドバイザー」から対象を選んで、チャート上にドラッグ＆ドロップすることで、EAの準備完了です。
あとは好みに合わせて、パラメーターを設定します。
パラーメーターで設定する内容は、ロット等の基本的なものから、インジケーターの詳細まで、各EAによって異なります。
EAの入手先でパラメーターついて詳しく説明しているはずですので、実際に稼働させる際は、そちらを参考にすべきでしょう。
ステップ３：稼働状況の確認
最後に、きちんとEAが稼働しているか確認しておきましょう！
EAが正常に稼働していれば、チャートに右上にスマイルマークが表示されているので、ここから判断することができます。
またEAは、基本的にMT4の起動ともに稼働するため、MT4が立ち上がっていなければ自動売買として運用することができません。
PCを起動していない状態でも自動売買を継続したい場合は、VPS等のクラウドサービスや、FX会社が提供するトレードツールの活用が一案です。
MT4の自動売買が儲からないとされる理由
自動売買は有効なトレード手法の1つですが、時としてMT4の自動売買は「儲からない」「意味がない」といった印象を持たれます。
この認識は半分正解、半分は誤りといった感じで、儲からないとされるのは、以下の理由があるためです。
優秀なEAを見極めるのが難しい
自動売買の運用によって堅実に稼ぐことは可能ですが、それは優秀なEA（自動売買ソフト）を入手することができた場合に限ります。
また中には、優秀なEAと見せかけて、FX初心者の高額で売りつけようとする悪質な業者も存在するので注意が必要です。
資金がある程度必要
FXには、思いがけないタイミングで大きな相場変動が起こります。
そういった時に、少額資金でレバレッジ過度に効かせた運用では、すぐにロスカットされてしまうでしょう。
自動売買の中には、損切りや資金管理が優秀で、少額資金から運用を開始できるものもありますが、それでもやはりある程度の含み損に耐えきることができなければ、積み上げた利益も無駄になってしまうのです。
初心者にはFX会社の自動売買がおすすめ
自動売買は、以前までは完全にMT4の専売特許でしたが、最近はFX会社の企業努力もあり、金融商品としての自動売買が人気を博しています。
具体的には、トラリピ（マネースクウェア）、トライオートFX（インヴァスト証券）、iサイクル2取引（外為オンライン）などが有名どころですね。
本節では、これらFX会社が手掛ける自動売買がなぜ人気なのか、その理由について解説していきたいと思います。
初心者にも分かりやすい
まず最も大きな要因は、圧倒的な分かりやすさにあります。
自動売買のメリットの1つとして、個人の技量に依存せず稼げるようになる、つまりFX初心者でも始められるというものがありますが、MT4の自動売買の場合、初心者だと少々難しい設定がいくつか含まれています。
一方、FX会社の自動売買の場合、難しい操作は一切ありません。
- 通貨ペアを選ぶ
- 適用させる為替レートの上限下限を入力する
- ロットを入力する
たったこれだけの設定で、誰でも運用できるようになります。
また最近では、一定のパフォーマンスを達成した優秀な設定が公開されるようになり、タップ１つで完全に模倣できるようにも改良されています。
ただでさえ簡単な自動売買の設定が、よりコンパクトに、より稼げるようにシフトしたため、人気が出始めるのも当然と言えるでしょう！
稼げる結果が出ている
当たりはずれの差が大きいEAとは異なって、FX会社が提供する自動売買は、いずれも安定的に稼げることが実証されています。
例えばトライオートFXでは、設定した運用がどれくらいのパフォーマンスになるのか、バックテストを用いて提示してくれるため、参考にされる方も多いのではないでしょうか。
ロットを調整することで、発注に必要な資金も自由に調整できるため、初心者から上級者まで、幅広く支持を得ているというのも納得できるものがあります。
また自動売買の中には、上画像のように利益率が70％を超えるものも珍しくありません。
一見するとありえないようなパフォーマンスですが、実際に運用してみると、その収益性の高さに驚かれることでしょう。
まだ運用したことないという方は、この機会に検討されてみてはいかがでしょうか。
おすすめのFX会社3選
ここからは、堅実にFXで稼ぎたいという人に向けて、自動売買におすすめのFX会社を紹介していきます。
また全くの初心者であれば、わざわざMT4の自動売買を利用しなくとも、国内大手のFX会社が提供する自動売買サービスを利用するのも一案です。
FXTF（ゴールデンウェイ・ジャパン）
FXTFは、MT4に対応した数少ない国内FX会社であり、MT4を利用して自動売買を開始するのであれば、まずここをおすすめします。
国内トップクラスの口座スペックを持つだけでなく、デモトレード環境も充実しているためです。
バックテストからEAのパフォーマンスを測ることはできますが、実際の相場で試してみたい（フォワードテスト）方もいるでしょう。
他にもXM等、自動売買やデモトレード環境に注力している業者は存在しますが、国内のFX会社という縛りを付け加えれば、やはりFXTFに軍配が上がることになります。
また口座解説が面倒な方は、FXTFが公式にデモトレード用のアカウントを公開しておりますので、そちらから試してみてはいかがでしょうか。
トラリピ（マネースクエア）
マネースクエア社が提供するトラリピは、FXトレーダーの界隈に自動売買ブームをもたらしました。
自動売買の設定もMT4ほど複雑ではなく、スマホアプリの直感的な操作によって、誰でも簡単に設定することができます。
肝心となる売買ロジックは、シンプルながら強力なナンピン戦略となっており、レンジ相場を形成する通貨ペアと組み合わせることで、かなりの勝率を実現できるでしょう！
実際、初心者の多くがトラリピからFXを始め、8割以上の利用者が利益を出すことに成功しているようです。
裁量トレードで勝てなくて伸び悩んでいる方は、ぜひトラリピの運用を検討されてみてはいかがでしょうか。
トライオートFX（インヴァスト証券）
インヴェスト証券が提供するトライオートFXは、自動売買としては異例のスプレッドの狭さを持ち、またトラリピ同様ナンピン戦略を主軸として、安定した収益力を発揮します。
本記事内でも紹介した通り、トライオートFXではパフォーマンスを計るためのバックテスト機能が備わっており、初心者でも視覚的に売買ロジックが評価できるようになります。
また自分で設定を考案せすとも、「セレクト」機能によって他のトレーダーの設定を簡単に模倣することができるのも初心者にはありがたい点です。
安定した収益性、簡単な設定、カスタマイズ性能、どれをみても初心者向けに設計されているため、どなたでも安心して運用を開始できるのではないでしょうか。
「FX自動売買は儲からない！怪しい！」「いつかは破綻する！」というように、自動売買に対して懐疑的な方こそ、トライオートFXを試してみる価値があると思いますよ！
MT4自動売買：まとめ
本記事では、MT4と自動売買について、以下のポイントを中心に解説しました。
MT4と自動売買の概要
MT4の自動売買が儲かりにくいとされている理由
初心者にはFX会社の自動売買がおすすめの理由
結論言えば、MT4の自動売買で堅実に稼ぐことは可能です。
ただ優秀なEAの選定や、自動売買の初期設定など、初心者にはとっつきにくい部分があるのも確かです。
その点FX会社が提供する自動売買であれば、初心者向けに設計されているので稼ぎやすい、というのが本記事の主旨でしたね！
以上、参考にしていただければ幸いです。
