FXのカギはピンバー!FX初心者でも使えるトレード術を大公開!

稼げるトレードのカギはピンバー!FX初心者でも使えるトレード術を大公開!

ローソク足の形状の1つである「ピンバー」は、価格が急騰した後に急落することで形成され、その形状を見ることで、買い時や売り時を判断することができます。

そのためピンバーを材料としたエントリーやストップロスの設定方法、チャートの読み方などは、初心者にとって大きな武器となるでしょう。

本記事では、FXにおいて欠かせないピンバーの特徴にスポットを当て、初心者でも使えるトレード術を大公開していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

FXにおけるピンバーとは

ピンバーとは、実体が短くヒゲが長いローソク足です。

長く伸びたヒゲは、ローソク足の形成中に価格を伸ばしたものの、その後の値動きで大きく押し戻されたことを示しています。

そのためピンバーの出現は、トレンドの中断あるいは転換サインとして捉えられています。

ただピンバーの形成は、数値的な定義が決まっているわけではありません。

そこで、よりハッキリと見極めるためにも、以下の点を覚えておきましょう。

ピンバー = 「実体の約3倍以上のヒゲ」 + 「短い方のヒゲと実体の距離が近い(全体の20~30%以内)」

反転方向に強い戻しが入らなければ、長いヒゲが形成されないため、ピンバーが生成されることはありません。

また何度もピンバーが発生する状況においては、その先端の横並びに強いレジスタンスラインが存在していると見ていいでしょう。

実際のチャートから見るピンバーの特徴

ピンバーの特徴について、実際にチャートから確認してみましょう。

ひとまず覚えておくべきは、「ピンバーが出現したらトレンド転換を警戒」という点です。

ローソク足が形成される最中、一度大きく価格を伸ばして押し潰される、つまり「反対方向の注文圧力が高まっている」からこそピンバーが生じるわけです。

特に上のチャートのように、これまで継続してきた上昇トレンドが複数のピンバーによって下落トレンドへ促される、といった局面は頻出します。

ピンバーを用いたトレード手法とは

さて、ピンバーの特徴を理解していただいたところで、ここからはピンバーを用いたトレード手法について、3つご紹介します。

1:ピンバーの水平ラインに注目するトレード手法

ピンバーが並ぶことによって作られる水平ラインは、多くのトレーダーが意識しています。

ピンバーの持つヒゲが上方向に長いときは、売り圧力が高まっているためショートエントリー、ヒゲが下方向に長いときは、買い圧力が高まっているためロングのエントリーを狙っていきましょう。

特に水平ラインが顕著に現れたタイミングにおいては、価格が反発する可能性は高いです。

2:ピンバーの形状を確認してトレードする手法

ピンバーの形状に注目するトレード手法です。

具体的には、下降トレンド中に上向きのピンバーが形成された場合は、その後に価格が上昇する可能性が高く、

また逆に上昇トレンド中に下向きのピンバーが形成された場合は、その後に価格が下落する可能性が高いと判断してトレードします。

3:ピンバーを予測したトレード手法

ピンバーを予測したトレード手法は、スキャルピングに最適です。

チャート上で目立つピンバーに1つ注目してみてましょう。

そのピンバーのヒゲの長さから、反対注文の圧力の大きさ、また大まかな反転ポイントが読み取れますので、そのピンバーから2~3本目以内のローソク足がエントリーの狙い目

ポイントとしては、ローソク足のヒゲではなく、できるだけ実体を上に引きつけてからのエントリーを狙うこと

ローソク足の実体が、前回ピンバーのヒゲ頂点付近に達した瞬間にエントリーを決めれば、戻り圧力によってポジションは早々に含み益へ転じるため、容易に勝ち切ることができるでしょう。

ピンバーと相性の良いインジケーター

ピンバーは単独で用いても有用ですが、インジケーターと組み合わせることで、より効果を発揮します。

ここでは、ピンバーと組み合わせるべきおすすめのインジケーターについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

ピンバーと移動平均線

移動平均線がほぼ横ばいの状態になった際は、ピンバーの出現に注目してみましょう。

以下の局面では、移動平均線がほぼ横ばいの状態で、短期移動平均線が上昇ブレイクできるか試している瞬間です。

もし短期移動平均線が上抜けすればトレンド転換の転機となるかもしれません。

しかし、複数のピンバーが上昇を押し返し、トレンド転換を否定していることが分かります。

トレンド転換が否定された後は、もともとの下落トレンドをより加速させるような動きを見せており、上手く乗れていれば大きな利益を取れていたことが分かります。

ピンバーとフィボナッチ・リトレースメント

ピンバーがフィボナッチ・リトレースメントに接近している状況では、反転の期待が高まります。

特に、フィボナッチの上端と重なる部分がピンバーのヒゲであれば、そこは直近高値になりやすいです。

 

ピンバーとフィボナッチ・リトレースメントの特徴を知っていれば、上図のように直近高値を捉えることができます。

エントリーおよび決済のタイミングを測るために有用なので、ぜひとも習得しておきたいところです。

ピンバーとRCI or RSI

ピンバーは、オシレーター系のRCIやRSIとも相性抜群です。

以下の局面は、RCIの短期戦(赤線)が上端付近に接触し、押し返される場面です。

RCIの短期戦(赤線)の推移は、基本的にチャートの値動きと連動しています。

ただ、RCIの短期戦(赤線)が上端付近に到達したとしても、そのまま押し返されるとは限りません。

そこでピンバーに注目です。上のチャート上では複数のピンバーが出現し、売り勢力が強いことが分かります。

このように、オシレーター系を単一で用いるよりも、ピンバーを意識しておくことでより精度を高めることができるでしょう。

ピンバーを用いる際の3つの注意点とは

ピンバーは、チャートの方向性を予測する上で重要な指標となりますが、押さえておくべき注意点がいくつか存在します。

正しくピンバーを扱うためにも、以下についてしっかりと理解しておきましょう。

注意点1:トレンドの強さを理解する

ピンバーが効力を発揮するのは「トレンドが明確である時のみ」だと覚えておきましょう。

トレンドが不確定な場合には、チャートのランダムウォーク性によって偶発的にピンバーが生成されたことも考えられるため、安易に判断材料として捉えてはなりません。

ピンバーを用いる際には、トレンドが確定しているかどうか、インジケーター等を活用してトレンドの強さまで理解しておくことが重要です。

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注意点2:ストップロスの設定

ピンバーのシグナルを参考にエントリーする場合には、ピンバーのヒゲ頂点に合わせて水平ラインが引けるかどうかを確認しておきましょう。

水平ラインが引けるようであれば、そこはトレンド継続・反転、あるいはレンジブレイクなど大きな値動きが生じやすいラインとなりますので、そこに合わせてストップロスを設定しておきたいところです。

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注意点3:ピンバーの確認方法

ピンバーは、ローソク足の形状から判断するため、正確な判断が難しいことがあります。

上で紹介したピンバーの定義(「実体の約3倍以上のヒゲ」 + 「短い方のヒゲと実体の距離が近い(全体の20~30%以内)」)を肌感覚で理解しておかねばなりません。

よりピンバー存在を確定させようと思えば、ピンバーが形成された時間足よりも下位の時間足チャートを確認して、トレンドが生じていないか環境認識を試みるのも一案です。

ピンバーに関するよくある質問

ここからは、ピンバーに関するよくある質問についてまとめていきます。

ピンバーを極めようとする方は、ぜひ参考にしてみてください。

 FXはピンバーだけで勝てる?

ピンバーという単一のチャートパターンだけに頼ることはお勧めできません。

ピンバーは重要なトレードシグナルの1つであり、価格の逆転を示唆することがありますが、トレードの勝率を上げるには総合的な分析やアプローチを経て、リスクヘッジを意識することが重要です。

ピンバーとスパイクの違いは何?

ピンバーと似たプライスアクションとして、「スパイク」と呼ばれるものがあります。

ただし、1本のローソク足で判断されるピンバーとは異なり、スパイクは前後のローソク足を含んで判断されるため、混同しないよう注意してください。

スパイクの定義として、以下の3点を押さえておきましょう。

  • 中心となるローソク足のヒゲが長い
  • 前後のローソク足はヒゲがほぼ無い
  • 中心となるローソク足はピンバーとは限らない

例えば、以下のようなプライスアクションはスパイク(ハイ)であり、ショートを仕込む絶好の機会であると考えられます。

買い圧力が弱まっているためローソク足に上ヒゲが出現しにくくなっており、スパイク(ハイ)を境目に売り勢力が強まっていることが読み取れるでしょう。

ピンバーのだましを防ぐ方法は?

これはピンバーに限った話ではなく、他のプライスアクションにも共通して言えることですが、だましを防ぐ絶対的な方法はありません。

そのため水平線ラインや、使い慣れたインジケーターと組み合わせ、だましに巻き込まれた際、どこで見切りをつけるのか予め決めておくことが重要です。

ピンバーを活用できるおすすめFX会社3選

ピンバーを活用するにあたって、高性能なチャートツールを必要とすることはありません。

シンプルで見やすく、それでいて約定力の高い口座を選んでおけば問題ないでしょう。

GMOクリック証券

GMOクリック証券は、国内口座の中でも月間取引量No1の実績を持つ、大手FX会社です。

利用できるチャートは、ブラウザ版・スマホ版ともに見やすく、約定力やスプレッドも問題ない優秀な口座スペックを有します。

ピンバーのようなプライスアクションだけでなく、あらゆる手法に対応できるトレード環境が揃っておりますので、迷ったらGMOクリック証券で解説しておきましょう。

DMM FX

引用元:DMM FX

GMOクリック証券と双璧を成す存在が、DMM FXです。

口座開設数において国内No.1の実績を持ち、デモトレードやインジケーターの種類などトレード環境も充実。

チャートは見やすく自分好みにカスタマイズできるので、スマホ主体でトレードされる方にこそDMM FXでの口座開設をおすすめします。

LIGHT FX

引用元:LIGHT FX

シンプル性を求めるのであれば、LIGHT FXがおすすめです。

使い心地やチャートの見やすさは抜群で、FX初心者でもすぐに問題なく扱えるようになるでしょう。

ピンバーのようなプライスアクションに慣れていない方は、LIGHT FXで実装されている「シンプルチャート」から学ばれてみてはいかがでしょうか。

まとめ:ピンバーはトレンド転換点を生みやすい!

本記事では、FXにおけるピンバーの概要・トレード手法について解説しました。

ピンバーは、プライスアクションの中でも分かりやすい形状で、その出現は多くのトレーダーが意識しているはずです。

チャート上のインジケーターやプライスアクションは、意識するトレーダーが多くなるほど効力が強まるため、その性質がピンバーにも当てはまります。

トレンドの途中でピンバーを見つけたら、トレンドの転換を自然と警戒できるようになるためにも、ローソク足がピンバーへと遂げる瞬間を見慣れておくと良いでしょう。

以上、参考にしていただければ幸いです。