【2020年10月19日】週初でぼんやり相場か?

おはようございます。だいまんです。

2020年10月19日分析です。

昨日のマーケット

金曜日の海外市場は、新型コロナウイルスのワクチン開発への期待感から欧米株価指数が上昇したことで、リスク・オンの動きも、米9月小売売上高や10月ミシガン大学消費者信頼感指数の速報値など良好な結果となったことが、ドルの下値を支えた。

ドル円は、105.19から105.45まで反発、ユーロドルは1.1694から1.1746で上下、ポンドドルは、ブレグジット絡みの報道に一喜一憂して1.2963から1.2862まで下落後、このレンジで神経質な値動きなった。ジョンソン首相は、「EU側の交渉姿勢に変化がない限り合意できない」と明言したが、「バルニエEU首席交渉官とフロスト英首席交渉官は来週初めに再交渉することで合意」との報道がポンドの買い戻しとなったが、一方で「フロスト氏はバルニエ氏の訪英を断った」との報道、取引終了前には、ムーディーズが英国の格下げを発表したことなどが、ポンドの上値を押さえた。

一方クロス円では、ユーロ円が123.71まで反発、ポンド円が136.42から135.42で上下、オージー円が74.83、NZD円が69.72、カナダ円は80.00まで反発した。

10月19日の注目材料

  • 08:01 (英) 10月ライトムーブ住宅価格 [前月比] (前回0.2%)
  • 08:01 (英) 10月ライトムーブ住宅価格 [前年比] (前回5%)
  • 08:50 (日) 9月通関ベース貿易統計・季調前 (前回2483億円(2486億円) 予想9898億円)
  • 08:50 (日) 9月通関ベース貿易統計・季調済 (前回3506億円 予想8543億円)
  • 08:50 (日) 9月輸入 [前年比] (前回-20.8% 予想-21.4%)
  • 08:50 (日) 9月輸出 [前年比] (前回-14.8% 予想-2.4%)
  • 11:00 (中) 第3四半期GDP [前期比] (前回11.5% 予想3.2%)
  • 11:00 (中) 第3四半期GDP [前年同期比] (前回3.2% 予想5.2%)
  • 11:00 (中) 9月小売売上高 [前年同月比] (前回0.5% 予想1.8%)
  • 11:00 (中) 9月鉱工業生産 [前年同月比] (前回5.6% 予想5.8%)
  • 11:00 (中) 9月固定資産投資 [前年比] (前回-0.3% 予想0.8%)
  • 18:00 (ユーロ圏) 8月建設支出 [前月比] (前回0.2%)
  • 18:00 (ユーロ圏) 8月建設支出 [前年同月比] (前回-3.8%)
  • 21:00 (米) パウエルFRB議長講演(IMFパネル討論会)
  • 21:30 (ユーロ圏) ラガルドECB総裁講演
  • 21:30 (加) 8月卸売売上高 [前月比] (前回4.3%)
  • 22:00 (米) ウィリアムズNY連銀総裁・挨拶(NY連銀開催セミナー)
  • 23:00 (米) 10月NAHB住宅市場指数 (前回83 予想83)
  • 23:05 (英) カンリフ英中銀副総裁講演
  • 00:45 (米) クラリダFRB副議長講演「経済見通しについて」
  • 03:20 (米) ボスティック・アトランタ連銀総裁講演
  • 04:00 (米) ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁講演
  • トランプ米大統領・アリゾナ州で選挙集会開催
  • 米企業決算:IBM、ハリバートン

10月19日の相場見通し

金曜日は、欧米株式市場が堅調に推移しましたが、米経済指標が良好な結果を示したこと、EU首脳会議からの報道で、ポンド相場が一喜一憂したことなどから、総じて為替市場は、揉み合い気味の展開で終了しました。

今週は、木曜日の米国の大統領選候補者の最後の討論会を睨んで、大統領選挙に向けた思惑に相場が揺れそうです。一方欧州では、新型コロナウイルスの再拡大が懸念されています。今週末に発表されるユーロ圏のPMIに向けて、弱い結果に対する懸念が高まりそうです。また、英国でも合意無き離脱に対する思惑が、相場の上値を抑え続けそうです。

経済指標としては、アジア時間は、中国の第3四半期GDPを始めとした経済指標が大きな焦点です。恐らく良好な結果が示されるでしょうから、こういった結果が株価を支えるか注目しましょう。

ただ、海外では、ユーロ圏8月建設支出、カナダの8月卸売売上高、米国の10月NAHB住宅市場指数しかありません。経済指標が相場に与える影響は少なそうです。

一方でパウエルFRB議長、ラガルドECB総裁、カンリフ英中銀副総裁など米欧英の要人の発言機会が多く、今後の金融政策や経済見通しに対する発言が、相場の一定の影響を与えるか、注目しておいた方が良いかもしれません。

10月19日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ドル円

  • 予想レンジ: 104.70~105.60
  • 基本戦略: 逆張り
  • 予想時間:09:13 予想時レート:105.46

下落を104.00で維持して反発も、上値は日足の雲の上限に抑えられて、揉み合いが続いている。既に急上昇支えるサポートを割り込んで、スロー・ストキャスティクスも反転下落となっているが、下値は104.94や105.04の戻り安値が守られており、突っ込み売りも出来ない。また割れても104円ミドルが支えることが出来れば、直ぐに下落は進まないが、維持できずに、104円をしっかりと割れると相場は崩れ、フィボナッチ・リトレースメントの76.4%となる103.67、戻り安値からは103.18、101.99がターゲットとなる。ただ、こういった位置は一旦買いとなり易い。最大のリスクは101.19の安値割れとなることは変わらない。

一方上値は、20日の雲の捻じれに向けて、106円前後の雲を目指す可能性が残っていることは注意。引き続きこの位置が上値を抑えると弱い。ただ、雲や106.11の戻り高値を超えると106.50のサイコロジカルなども視野となるが、だまし的な動きとなる可能性もあって、引き続き売り向かいとなる。また、106.55の戻り高値を超えると106.95-107.05なども視野となるが、107.54や108.17の戻り高値を順次超えるまでは、完全なあく抜けは見えない。

デイ・トレードとしては、引き続き諦めの逆張りとなるが、ストップを106.11越えにおいて、106円前後まで順次売り上がり。 ターゲットは、105円前後のオプションの防戦を前に下げ止まりでは買い戻しで、105.04や104.94を割れて104.50-75ゾーンなどは利食いが良い。またこの位置の買い戦略は、104.41をストップとするか、思い切って104円前半まで買い下がって、ストップは104円割れとなる。利食いは逆に105円が抑えると弱く、利食いながら対応したい。

ポンドドル

  • 予想レンジ:1.2800~1.3000
  • 基本戦略: 突っ込みは避けて戻り売り
  • 予想時間:09:24 予想時レート: 1.2933

下落を1.2676で維持して反発も、上値は日足の雲を前に上げ渋っている。ただ、スロー・ストキャスティクスの反転下落がはっきりと見えており、ブレグジットを睨んでも、調整リスクが残りそう。

上値は、1.3083の戻り高値や日足の雲の位置が抑えると弱い状況が続く。この位置を超えて、日足の窓の上限となる1.3140-70ゾーン、1.3255-85にギャップ、1.3358-1.3403に戻り高値圏が視野となるが上抜けは不透明で、あくまで1.3482や1.3513の上ヒゲを超えて、一定のあく抜け感となる。

一方下値は、20日移動平均の1.2891と日足の基準線の1.2880が支えると直ぐに下落は拡大しないが、1.2863や1.2845を割れると1.2806-1.2837ゾーンが視野となるが、日足のサポートが控えている。一旦こういった位置も買いが入り易いが、ただし1.2752の戻り安値を維持出来ずに、1.2676や1.2648を割り込むと1.2435-1.2520ゾーンの戻り安値圏、1.2360や1.2252を割れると1.2200のサポートまで視野となるが、こういった位置は、引き続き買いが入り易い。リスクは1.2073の戻り安値割れとなる。

デイ・トレードの戦略としては、材料次第で上下に荒れる展開に注意で、追いかけて売るのは厳しいが、戻りを見ながら売り狙い中心。

まず1.2963の戻り高値を前に、反発を売る形から、超えても1.30方向への上昇では、1.3065をストップに、1.3050まで吹き値売りレベルを探したい。ターゲットは、1.2844-1.2865ゾーンの戻り安値圏を前に、下げ止まりでは利食い優先。割れても1.28前後では利食い優先が良い。またこの位置の買いは、1.2752の安値をストップに検討するが、買い下がりの余裕を持ちながら、反発では、こういった下落では、1.2844-65ゾーンが逆レジスタンスとなるなら、利食いを優先したい。