為替相場予測_ウィークリーレポート【2020年10月19日週】

こんにちは。鈴木郁雄です。

今週の、為替相場予測です。

【2020年10月19日週】概況・展望

米大統領選を2週間後に控え、両候補によるTV討論会は10月22日が最終戦となるが、最新の世論調査では共和党のトランプ現大統領が民主党のバイデン候補に10ポイント程度引き離されている。討論会自体は前回のような泥仕合にはならないだろうが、トランプ陣営にとってはコロナ克服を前面に押し出しながら、増税・大型投資を掲げる民主党の主張に反論し、巻き返しに図る可能性が高い。ただ、票獲得のための根本的な打開策とは言い難く、引き続き隠れトランプの底力に依存せざるを得ないのかもしれない。

一方、世論調査ではバイデン候補の優勢が伝えられているものの、実際は大接戦に近いとの見方も少なく無い。仮に、民主党への政権交代があったとしても、米経済には雇用改善、株高維持、そして、コロナ対策を含めながら米中覇権争いなどの課題が山積しており、総合的な実行力の面では、トランプ政権勝利の方が健全な世界経済を形成するとの見方もあり、引き続き不安定な相場展開を余儀なくされている。

【2020年10月19日週】注目経済指標

今週はコロナウィルス感染第2波が新興国も含めて、欧州各国、そして、米国にも広がり、相対的にリスク選考型の相場展開が継続中である。そして、主要国はコロナ対策として、軒並み低金利政策を強いられるなど、金利面での優位性は削がれており、今週も各国の経済指標にも反応薄になる可能性が高く、市場の関心は不安定な株価動向や米中対立構造、そして、トランプ劇場を巡り、様々な憶測が飛び交う可能性が高く、引き続き相場が大きく動意づいてからの始動を心掛けるべきであろう。

注目指標

  • 19日(月) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、低金利政策継続
  • ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、追加緩和策の有無
  • 20日(火) 米9月住宅着工件数(改善の見込み)
  • 21日(水) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
  • 22日(木) 新規失業保険申請件数(横這い)
  • 大統領選討論会
  • 23日(金)米10月総合購買担当者景気指数(PMI)若干改善

乖離幅チャート分析

2つの通貨ペアの乖離幅から売買シグナルを見つける。チャートはシンプルイズベストが重要!主要8大通貨から高金利のマイナー通貨まで幅広く活用可。ドル円相場を基軸に、他の主要通貨との比較及び乖離幅で売買を模索する手法です。FXをエンジョイしながら収益チャンスを掴むためには、一目瞭然のチャートが求められています。

【乖離幅チャート分析の見方】

ドル円のみユーロ相場(ユーロ円VSユーロドル)から判断。他の主要通貨は対ドル円相場との乖離で売買の判断基準となります。売買基準は乖離幅が拡大した時点で強弱の売買シグナルが発生します。基本的には通常よりも強めの売買シグナルが発生してからの始動が効率的です。

各通貨ペア動向

各通貨ペアの動向です。

ドル円⇔ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)

  • 平均乖離幅 0.0450
  • 現状乖離幅 0.0449→0.0437

先週の弱い買いシグナルドル円105.60円から若干下落しているが、今週は一旦様子見シグナルドル円105.40円が点灯しており、引き続きレンジ相場ドル円105.00~106.00円を形成しており、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。
★様子見(105.40円)

ユーロドル(ユーロ円-ドル円)

  • 平均乖離幅 19.25円
  • 現状乖離幅 19.35→18.15円

先週の弱い売りシグナル1.1832から下落に転じており、利益確定買いを伴いながら、今週は買いシグナル1.1722が点灯している。
★売りターゲット(1.1800)

豪ドル(ドル円-豪ドル円)

  • 平均乖離幅 29.50円
  • 現状乖離幅 29.10→30.75円

先週の弱い売りシグナル0.7244から下落しており、今週は利益確定買いを伴い、買いシグナル0.7083が点灯している。
★売りターゲット(0.7200)

ポンドドル(ポンド円-ドル円)

  • 平均乖離幅 32.50円
  • 現状乖離幅 30.55→30.70円

先週の様子見1.3054から下落基調を強め、今週は弱めの買いシグナル1.2913が点灯している。
★売りターゲット(1.3000)

本ペットチャートは3~5段階の少な目からの分散投資をお勧めします。尚、売買シグナルは添付のチャートを参照してください。尚、最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。