【2020年10月20日】米追加景気対策やブレグジットを睨んだ株価の動きに注目

おはようございます。だいまんです。

2020年10月20日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、米国の追加経済対策の合意期待感を背景に、NYダウが100ドル超の上昇からスタートも、ワシントンポストの記者が、ツイッターに「交渉は成立しそうに見えない」と投稿したことをきっかけに、400ドルを超える下落となったことが、ドルの下値を支えた。

尚ペロシ下院議長とムニューシン財務長官の協議は20日も継続する模様で、またマコネル上院院内総務は、「米上院は新型コロナウイルス対策法案を今週採決する」と発言している。ラガルドECB総裁やパウエルFRB議長の発言は、新味に欠け影響は見えなかった。

ドル円は105.30から105.50で小動きを継続、ユーロドルは、1.1794まで上昇後1.1765、ポンドドルは、英欧の通商交渉継続を好感する形で、1.3025まで上昇後、英欧の通商交渉担当者の一転二転する発言もあって、1.2937まで売りに押された。

一方クロス円では、ユーロ円は124.34まで反発、ポンド円は137.26を高値に136.40まで下落、オージー円が74.94から74.41、NZD円は70.03から69.61、カナダ円は、80.21から79.90まで売りに押された。

10月20日の注目材料

  • 08:00 (豪) ケント豪中銀総裁補講演
  • 09:30 (豪) 豪準備銀行・金融政策会合議事録公表
  • 10:00 (中) 10月貸出基礎金利1年 (現行3.85%)
  • 10:00 (中) 10月貸出基礎金利5年 (現行4.65%)
  • 10:30 (中) 10月住宅価格指数 [前年比] (前回4.8%)
  • 未 定 (日) 9月スーパー販売額 [前年比] (前回3.3%)
  • 15:00 (スイス) 9月貿易収支 (前回3583百万CHF)
  • 15:00 (独) 9月生産者物価指数 [前月比] (前回0.0% 予想-0.1%)
  • 16:00 (独) 9月生産者物価指数 [前年比] (前回-1.2% 予想-1.4%)
  • 17:00 (ユーロ圏) 8月経常収支・季調済 (前回166億ユーロ)
  • 17:00 (ユーロ圏) 8月経常収支・季調前 (前回255億ユーロ)
  • 21:30 (米) 9月住宅着工件数 [年率換算件数] (前回141.6万件 予想145.7万件)
  • 21:30 (米) 9月住宅着工件数 [前月比] (前回-5.1% 予想2.9%)
  • 21:30 (米) 9月建設許可件数 [年率換算件数] (前回147.0万件 (147.6万件) 予想150.0万件)
  • 21:30 (米) 9月建設許可件数 [前月比] (前回-0.9%(-0.5%) 予想1.6%)
  • 22:00 (米) ウィリアムズNY連銀総裁講演
  • 02:00 (米) エバンズ・シカゴ連銀総裁講演
  • 米企業決算:P&G、テキサス・インスツルメンツ、フィリップ・モリス、ロッキード・マーチン、トラベラーズ、ネットフリックス

10月20日の相場見通し

昨晩も、米国の追加経済対策の行方を睨んだ株価の動きで、相場が振れる展開となりました。ワシントンポストの記者が、ツイッターに「交渉は成立しそうに見えない」と投稿した程度のことで、NYダウが、460ドルを超える下落となるとは、市場がこの問題に、相当神経質になっているようです。尚ペロシ下院議長とムニューシン財務長官の協議は、20日も継続するようです。

またマコネル上院院内総務は、「米上院は新型コロナウイルス対策法案を今週採決する」と発言しています。今後もこの問題次第で、相場が一喜一憂する展開が続きそうです。

経済指標としては、豪準備銀行金融政策会合議事録、中国の政策金利、独9月生産者物価指数、ユーロ圏の8月経常収支、米国では、9月住宅着工件数と建設許可件数が発表されます。要人発言も、新味がなく、総じて相場に対する影響は少なそうです。

米国の追加経済対策に関する報道に加えて、米企業の決算発表を受けた株価の動き、新型コロナウイルスの感染拡大状況に関するニュース、ブレグジットに絡めた英欧の発言などに注目して対応しましょう。

10月20日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ユーロドル

  • 予想レンジ: 1.1680~1.1780
  • 基本戦略: 逆張り
  • 予想時間:09:02 予想時レート:1.1773

下落を1.1612で維持して反発が、一旦のレジスタンスを超えたが、日足の雲の上限となる1.1870に上値を抑えられて揉み合い気味。ただ、反転していたスロー・ストキャスティクスが、反転下落となっており、再度下値トライのリスクが残りそう。

上値は、引き直したレジスタンスとなる1.18前後が抑えると弱い。1.1831の戻り高値を超えて、雲の上限となる1.1849が視野となるが、抑えられ続けると上値追いは出来ない。超えて1.1871-1.1901の戻り高値、1.1918の戻り高値を超えて、1.1930-50までターゲットとなるが、上抜けは不透明。あくまで1.2011の今年の高値を超えて1.2055-90、1.2167の月足の雲の上限がターゲットとなる。

一方下値は、1.1685-89の戻り安値圏の維持では良いが、1.1660を割れると90日移動平均の1.1635がターゲットとなるが、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、リスクは、日足の雲の下限となる1.1615や1.1612の直近安値を割れて、その場合1.16のサイコロジカル、しっかりと割れるならそれ以前の高値1.1495から1.1422ゾーンが視野となるが買いが入り易い。またもし割れても1.12-1.14ゾーンは、揉み合いを経たゾーンで、こちらも買いが入り易いだろう。あくまで1.1168の戻り安値を割れるまでは、堅調相場が続くと見たい。

従って、デイ・トレード戦略としては、直近安値1.1689と戻り高値の1.1831を睨んで、この上下をストップに、下値は1.17方向への下落で買い下がって、上値は1.18方向への上昇で売り上がって、総じて逆張り戦略となるが、ターゲット売りも買いも、この中心値となる1.1760前後では、利食いながら対応したい。

また、上抜けが見えても1.18ミドルから1.19は売り上がって、ストップは1.1917越え。この場合のターゲットは、1.1800-30が維持されると利食いとなる。一方下値を割れた場合、1.1635-50ゾーンでは買っても、ストップは1.1612割れ。この場合の利食いは1.1700-60ゾーンが抑えると利食い優先が良い。

ユーロ円

  • 予想レンジ: 123.50~125.00
  • 基本戦略: 逆張りを基本も、押し目買い優先
  • 予想時間:09:20 予想時レート:124.30

反発を127.08で抑えて、日足の雲を割り込む下落となったが、下値は122.38を維持して反発も125.09が上値を抑え、揉み合い気味の展開。ただ、フィボナッチ・リトレースメントの61.8%となる122.25が支えており、スロー・ストキャスティクスも再度反転上昇気味となっていることから、突っ込み売りは出来ない。

上値は、124.47の戻り高値から125円が抑えると弱い。125.09を超えて、125.57の雲の上限が視野となるが上値追いは不透明。この雲は10月29-30日に、124.45-51でねじれを発生するが、これを前に雲の上抜けができるか、下限での動きを継続するのか、注目して対応したい。もし、上値は雲の上限やレジスタンスを超えて、125.77-126.13が視野となるが、売りが出易い。あくまで126.47や127.08の戻り高値を超えて、130円方向への上昇期待となる。

一方下値は、短期的に123円を維持するなら良いが、123.02や122.38、フィボナッチ・リトレースメントの122.25をしっかりと割り込むならサイコロジカルな122円、次の戻り安値圏の下限となる121.84、121.48の戻り安値を割れるとフィボナッチ・リトレースメントの50%と絡めて、120.81や120.27、サイコロジカルな120円までターゲットとなるが、こういった下落では買い狙いも検討されそうだ。

従って、デイ・トレードの戦略としては、一応揉み合いを前提に、逆張り戦略となるが、やや押し目買い有利で、123.02をストップに、123.60-80、123.20-40と買い下がり。ターゲットは124.50が抑えると利食いで、超えても125円を前にしっかりと利食っておきたい。また売りは、125.09をストップに、こういった上昇では売り狙いだが、売りのターゲットは、124円が維持されると利食い優先で、また割れても123円ミドルでは、しっかりと利食っておきたい。