【2020年10月21日】株価に一喜一憂する相場継続

おはようございます。だいまんです。

2020年10月21日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、20日を期限とする米国の追加経済対策に関して、ペロシ下院議長が期限を延長する意向を示し、NYダウが379ドル高まで反発したことでリスクオンの展開も、ムニューシン財務長官とペロシ下院議長の再協議を控えて、NYダウが上げ渋ったことで、ドルは下値を支えられた。

米経済指標としては、9月住宅着工件数が予想を下回るも、建設許可件数が予想を上回り、影響は限定された。また、トランプ大統領は、「追加経済対策が民主党が主張する2.2兆ドル以上となっても良い」と述べ、米司法省と11州が、グーグルを反トラスト法違反で提訴と報道されたが、影響は限定された。

ドル円は、105.75から」105.42まで下落、ユーロドルは1.1841まで上昇、ポンドドルは、ザハウィ英エネルギー・産業戦略省副大臣が「EUが我々を主権国家とみなさないのであれば、合意なしを選択することになる」と述べたこともあって、1.2980から1.2912で上下した。

一方クロス円では、ユーロ円が125.01まで反発、ポンド円は136.34から137.05まで上昇後、136.67まで売りに押され、オージー円は74.63、NZD円は69.59、カナダ円は80.53まで値を上げた。

10月21日の注目材料

  • 09:00 (豪) 9月ウエストパック先行指数 [前月比] (前回0.48%)
  • 10:30 (日) 櫻井審議委員・挨拶(福井)
  • 15:00 (英) 9月消費者物価指数 [前月比] (前回-0.4% 予想0.4%)
  • 15:00 (英) 9月消費者物価指数 [前年同月比] (前回0.2% 予想0.6%)
  • 15:00 (英) 9月消費者物価指数・コア指数 [前年同月比] (前回0.9% 予想1.3%)
  • 15:00 (英) 9月小売物価指数 [前月比] (前回-0.3% 予想0.3%)
  • 15:00 (英) 9月小売物価指数 [前年同月比] (前回0.5% 予想1.2%)
  • 15:00 (英) 9月卸売物価指数・コア指数 [前年同月比] (前回0.0% 予想0.1%)
  • 21:10 (英) ラムスデン英中銀副総裁講演
  • 21:30 (加) 8月小売売上高 [前月比] (前回0.6%)
  • 21:30 (加) 8月小売売上高・除自動車 [前月比] (前回-0.4%)
  • 21:30 (加) 9月消費者物価指数 [前月比] (前回-0.1%)
  • 21:30 (加) 9月消費者物価指数 [前年同月比] (前回0.1%)
  • 21:30 (加) 9月新築住宅価格指数 (前回0.5%)
  • 23:00 (米) メスター・クリーブランド連銀総裁講演
  • 23:30 (米) 週間原油在庫 (前回-381.8万バレル)
  • 02:00 (米) 米財務省・20年物国債入札
  • 03:00 (米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
  • 米企業決算:テスラ、ベライゾン、バイオジェン、ラスベガス・サンズ、ザイリンクス、バイオジェン

10月21日の相場見通し

昨晩も米国の追加経済対策を睨んだ株価の動きに合わせて、為替市場も神経質な展開となりました。追加経済対策の共和党と民主党の協議に関しては、民主党は20日を期限としていましたが、ペロシ下院議長は、このデッドラインの延長を許容するとようです。

市場では、どのみち大統領選が終われば、追加経済対策が実施されるという楽観論が支えていますが、今回の選挙は、郵便投票の問題もあって、大統領が簡単に決まらない可能性も残っています。リスクオンの動きも、逆転が起きた場合の混乱には注意しておきましょう。

経済指標としては、英国の9月消費者・小売・卸売物価指数、カナダの8月小売売上高、9月消費者物価指数と新築住宅価格指数、米国では、米地区連銀経済報告、ベージュブックが発表されます。

経済指標の結果に対する市場の関心度が低下していますが、英国では、再びカフェなどの一部の営業停止が報じられています。弱い物価指数が、ポンド相場に圧迫要因となるか注意しましょう。一方カナダでは、比較的良好な指標が続いています。良い結果がカナダドル相場の下値を支えるか注目しましょう。

その他では、引き続き新型コロナウイルスの感染状況やワクチンに関する報道、米大統領に絡めてサプライズ・ニュース、米企業決算を受けた株価の動きなどに注意を払いながら対応しましょう。

10月21日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ポンド円

  • 予想レンジ: 135.50~137.50
  • 基本戦略: 大きめの動きで逆張り
  • 予想時間:10:12 予想時レート:136.60

ポンド円は、142.72の高値から調整を133.05で維持して反発も、戻りは138円のサイコロジカルや137.76-138.35のネックラインが上値を押さえており、スロー・ストキャスティクスも反転下落気味、こういった位置が上値を抑え続けるなら、上値追いも厳しい。また、日足の雲が10月23日に138.23-35で捻じれることもあって、こういった時期から、その後雲の上限が137.89で横ばいとなることで、こういった位置が上値を抑え続けるなら調整リスクが継続する可能性に留意しておきたい。あくまで、こういった位置や138.36-38の日足の窓の下限を超えて、139.60-140.00の窓の上限、サイコロジカルな140円が視野となるが、上値を抑えると更なる上昇も厳しい。また更なる上昇があっても、141.00から141.98の戻り高値圏を超えるかは不透明で、あくまで142.73の高値を超えるまでは、再度の強気となるのは厳しそうだ。

一方下値は、135.38の戻り安値に基準線が控えており、この維持では良いが、維持できない場合135.06、更に割れると133.62-84の戻り安値圏まで視野となるが、維持では更に下落は拡大しない。ただし、133.05や132.95の戻り安値割れると132円、131.78の安値まで割れるとサイコロジカルな130円までターゲットとなる。

デイの戦略としては、FTA交渉の行方が不透明で、決裂のリスクが残ることは注意で、安易に買いだけで攻めるのは難しい。基本的には、材料で右往左往する可能性からは、大きめの動きで逆張りを狙うことを検討したい。

上値は、137円が抑えると137.26をストップに売り、または、137.80をストップに売り上がり場を探す形となる。ターゲットは136.30-40が維持されると買い戻しで、割れても136円前後では利食い優先となる。またこの位置からは135円ミドルまで買い下がっても、ストップは135.38割れで、買いの場合のターゲットは、136.30-40が逆レジスタンスとなるなら、しっかりと利食っておきたい。

カナダ円

  • 予想レンジ: 80.00~81.00
  • 基本戦略: 押し目買い
  • 予想時間:09:59 予想時レート: 80.37

カナダ円は、反発を81.60で押さえられて、日足の雲を割り込むも、78.38で下値を支えて反発的。今後日足の雲の上限となる80.52から、戻り高値の80.62を超える動きが見えるか注目される。ただ、超えても81円前後あら80.90-81.20ゾーンが上値を抑えると上値追いは出来ないが、81.60の高値を超えるなら、81.90の次の戻り高値までターゲットとなる。

一方下値は、79.60-85ゾーンが支えると強いが、79.46を割れると79.20のサポートが視野となるが、維持では堅調が続く。リスクは78.58-77ゾーンを維持出来ずに、78.38の安値、77.63を割れると、調整が77円まで視野となる。

デイでの戦略としては、本日はカナダの材料が出ることで、強い結果に期待感。80.00-20方向への押し目を買って、ストップを79.86割れ。割れても79.60前後の買いは、ストップを79.46割れとしたい。ターゲットは、80.52-62が抑えると利食い優先も、超えるなら81円を前に上げ渋りでは、しっかりと利食っておきたい。またこの位置からは上げ渋りを確認する必要はあるが、81.60をストップに、81円ミドルまでは売りも検討してみたい。ただ。その場合のターゲットは、80円ミドルが逆サポートするなら利食いとなる。