FXハーモニックパターンで利益を上げる方法(実践編)

前回の記事では、ハーモニックパターンの特徴や基本的な考え方にフォーカスしました。

まだご覧になっていない方は、ぜひご覧くださいね。

FXハーモニックパターンで利益を上げる方法(基礎編)

そしてこの記事では実践編として、チャートの中でハーモニックパターンを探す方法を解説します。

強力なハーモニックパターンを使いこなせば、あなたもプロ級の実績を手に入れること間違いありません。

ぜひ最後までご覧くださいね。

【FXハーモニックパターン】フィボナッチ比率の設定

ハーモニックパターンを探すための下準備として、ハーモニックパターンを探すために欠かせないフィボナッチ・リトレースメントの設定を整えなければなりません。

そのため、まずはその設定方法を解説していきます。

まずは、設定したいフィボナッチを展開させて、選択した状態で右クリック、「Fiboプロパティ」を選択します。

次に下記の画像の順番に設定を進めていきます。

ハーモニックパターンで使われているレベルは、

『0%、38.2%、50%、61.8%、78.6%、127%、161.8%』

これら7つがメジャーなので、不足している分は追加しましょう。

これで準備完了、いよいよ実践でハーモニックパターンを使っていきましょう!

【FXハーモニックパターン】基本的な4つの型

ハーモニックパターンは、実は現代でも新しいパターンが発見されるくらい、まだまだ未知数の世界ですが、今回はそんな中でも、ハーモニックパターンの基本となる4つの型をご紹介していきます。

基本の型①:バット

コウモリに似ている「バット」はハーモニックパターンで最もよく見られる型です。

XAに引くフィボナッチ・リトレースメントの38.2%~50.0%にB地点が当てはまり、88.6%にD地点が設定されます。

X地点よりも浅いところでエントリーの条件が揃うので、損切りをXの価格付近に設定するのがセオリーのようです。

さらに、もしD地点を突破したとしても、後ほど紹介する「クラブ」の型になる可能性もあるので、含み損になってもチャンスは続きます。

基本の型②:ガートレー

H・M・ガートレー氏によって発見された「ガートレー」は、黄金比が絡んでいるのでかなり強力な型です。

XAに引くフィボナッチ・リトレースメントの61.8%にB地点が発生した際に当てはまり、78.6%にD地点が設定されます。

B地点の61.8%は黄金比とも合致することから、かなり強力な反転が生まれることが多いです。

また、トレンドの中で発生しやすいことから、トレンドフォローのロジックと組み合わせれば、さらに強力なものになるでしょう。

「ガートレー」も、後で「クラブ」の型になる可能性もあるので、こちらもD地点を突破してもチャンスは続きます。

基本の型③:バタフライ

蝶の形に似ていることから命名された「バタフライ」も、トレンド中に発生しやすい特性があります。

XAに引くフィボナッチ・リトレースメントの78.6%にB地点が発生した際に当てはまり、127%にD地点が設定されます。

B地点は78.6%と深く、D地点は127%と、X地点よりもさらに深いことから、一見するとトレンドが崩れているかのように見えます。

しかし長期足に置き換えると、トレンドの押し目の底や戻りの天井に発生していることが多く、ここから大きく伸びる可能性を秘めているパターンです。

とはいえ、押し目の底、戻りの天井であることは間違いないので、サポレジラインや上位足のトレンドラインと組み合わせて、優位性が高いタイミングだけでエントリーしましょう。

基本の型④:クラブ

左右非対称でいびつな形をしている「クラブ」は、4つのパターンの中では特殊な条件ですが、こちらもかなり強力なパターンです。

XAに引くフィボナッチ・リトレースメントの38.2%~61.8%にB地点が発生した際に当てはまり、161.8%にD地点が設定されます。

B地点が38.2%~61.8%と幅広く、さらにはD地点が161.8%と「バタフライ」よりもさらに深いのが最大の特徴です。

しかし、こちらも「ガートレー」と同じく黄金比に合致することから、かなり強力な反転が期待できます。

また、上記でもお伝えしたように、「バット」と「ガートレー」とB地点が被っていることから、Xの地点を突破するまでは、「クラブ」に当てはまると判断するのが難しいです。

こちらもX地点を突破していることから、トレンドが崩れているのでサポレジラインや上位足のトレンドラインを参考にしつつ、優位性を確認してからトレードしましょう。

勝率を高めるワンポイントアドバイス

そしてここからご紹介するのは、さらに発展的なものになります。

先ほどの、4つのオーソドックスな型に加え、2つのポイントを意識することで、ハーモニックパターンでさらなる勝率アップも狙えます。

内容としては簡単なので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

A地点とC地点の位置関係

チャート上で「これはハーモニックパターンかな?」と思うものを見つけたら、まずはAとC地点に注目してみましょう。

というのも、上記で紹介した4つのパターンには、「買いならC地点がA地点より下、売りならC地点がA地点より上」という共通ルールがあるんです。

実は、ハーモニックパターンをさらに厳密に調べようとすれば、XAリトレースメントとB地点、D地点の関係性だけでなく、ACとXDの関係性も考慮する必要が出てくるんですね。

このように、突き詰めるほど精度は上がりますが、あまりに細かい条件を加えていくとその分パターンに合致するチャートはがくんと減ってしまい、実践ではほぼ使えなくなってしまいます。

そのため、「A地点はC地点より内側に収まる」という位置関係を押さえるようにすれば、チャンスの数はしっかり確保しつつも、分析の精度を保つことができます。

X地点からB地点とB地点からD地点までの幅

そしてこちらも、詳細なルールを補うためのポイントです。

先程例に出したクラブの型のB地点を基準に縦にラインを入れました。
XBとBDの幅にご注目ください。

X地点からB地点を形成するまで60本のローソク足がかかっていますが、B地点からD地点を形成するまでは91本のローソク足がかかっていますね。

これはB地点からD地点まで、じっくり時間をかけて移動することで反転するパワーを溜め込み、D地点で一気に放出することで強い反転を生み出しているからなんです。

逆にX地点からB地点にかけた時間よりもB地点からD地点までにかけた時間が短かった場合、パワーが不十分で反転されない、という可能性があります。

ハーモニックパターンを探す際には、ぜひ「幅」も意識して相場をチェックしてみましょう。

【FXハーモニックパターン(実践編)】まとめ

いかがだったでしょうか。

今回お伝えしたのは、ハーモニックパターンの基本の4パターンだけですが、世界ではまだまだたくさんのパターンが発見されています。

噛めば噛むほど味が出るスルメのように、知れば知るほど奥が深い「ハーモニックパターンの世界」に、ぜひあなたも足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

ぜひこの記事をあなたのトレードに役立ててくださいね。