トルコリラの魅力は高水準のスワップポイント!今後の見通しや運用のコツは?

トルコリラスワップポイント

あなたはFXで取引をする時、通貨ペアにこだわりを持っていますか?

もしも特にこだわりもなく、なんとなく選んでしまっているという方は、機会損失をしてしまっている可能性が高いです。

実はFXは、通貨ペア毎に「スワップポイント(スワップ金利)」というものがあり、トレードの結果とは別に利益を生み出してくれる場合があるんです。

そして、そんなスワップポイントで利益を生み出すのに最適なのが「トルコリラ」という通貨。

トルコリラは、日本や他国と比べても群を抜いてスワップポイントの水準が高く、この通貨と組み合わせとなる「トルコリラ/円」などの通貨ペアは、非常に人気が高いです。

そこで今回の記事では、スワップポイントでの利益を前提とした、トルコリラの魅力についてご紹介させていただきます。

これまで通貨ペア選びにこだわりがなかった方も、ぜひこの記事を読んでいただき、今後の参考にしてくださればと思います。

トルコリラとは?その特徴は?

トルコリラは高金利通貨として有名で、FXでも人気の通貨ペアです。

2014年頃から日本のFX会社がトルコリラ/円を取り入れたことで、その名は広く知られるようになり、投資家からの人気が年々上昇しています。

どれほど高金利なのか説明すると、日本の金利が「-0.10」なのに対し、トルコリラは「+19.0」という数値になっていて、19倍以上。

また、米国「0.25」や英国「0.10」と比べてもその金利の高さが分かるように、金利、スワップポイントで利益を出したいのであれば、トルコリラは非常に魅力的な通貨なんです。
※2021年5月の政策金利データより

スワップポイントとは

それではトルコリラの特徴を語る上で、非常に重要なポイントとなる「スワップポイント」について、ここでは詳しくご紹介させていただきます。

FXは2つの異なる通貨を交換することで、その時発生した差額で利益を生み出す仕組みになっています。

実はこの時、金利の交換も行われているんです。

2つ国の通貨の間に金利差が生じていると、その差額を調整するためにスワップポイント(金利差調整分)の受け取りや支払いが発生します。

スワップポイントは、ポジションを保有して翌営業日を迎える度に、その日数に応じた金額を受け取り、あるいは支払うことになります。
※証券会社によって異なる場合があります

スワップポイントで利益を出したい場合は「高金利の通貨を買い、低金利の通貨を売る」ことで可能になります。

例えば、先ほどお伝えしたトルコリラ「+19.0」と日本円「-0.10」で考えてみましょう。

この場合、トルコリラを買い、日本円を売りにすれば、以下のような計算式が成り立ち、スワップポイントで利益が生み出せます。

19.0(トルコリラ) - 0.10(日本円) = +18.9(金利差)

つまり「トルコ円」という通貨ペアの組み合わせで「買いポジション」でトレードすれば、+18.9%のスワップポイントが受け取れるということになります。

また、「マイナススワップ」と言って、逆にスワップポイントを支払わなければならないパターンもあります。

それが「低金利の通貨を買って、高金利の通貨を売る」場合です。

先ほどのトルコリラと日本円を、参考にするとわかりやすいです。

-0.10(日本円) - 19.0(トルコリラ) = -19.1%(金利差)

このように、低金利の日本円で買い、高金利のトルコリラを売ってしまうと、マイナススワップとなってしまい、支払いが発生してしまいます。

つまり「トルコ円」で「売りポジション」を持ってしまうと、スワップポイントでは損失が出てしまう、ということになります。

スワップポイントで利益を得たい場合は、マイナススワップになっていないのかを必ず注意してポジションを持ちましょう。

トルコ共和国について

トルコリラが流通しているトルコ共和国は、国土の中にアジア大陸とヨーロッパ大陸を持ち、中東にも隣接した交通・通商・軍事において非常に重要な位置にある新興経済国です。

地理的に多くの国の貿易、金融の中継地点として重宝されてきたトルコ共和国は、中東でも最大の経済規模であり、主に観光業が盛んですが、製造業も発展していて、工業製品の輸出も活気づいています。

さらに総人口の半分が32歳以下という点から、今後の労働人口の増加、消費のけん引役が多い国として期待されています。

スワップポイント目的の運用のコツ

それでは実際にスワップポイントで運用する際に、どのようなポイントに注意していけばいいのか、具体的にご紹介します。

スワップポイントで利益を目指したい方は、知っておいた方が良い内容なので、必ず以下の3つのポイントを確認しましょう。

コツ1:証券会社のスワップポイント差を把握する

スワップポイントの利益を目的としてトレードする場合に、意識してほしいのが、証券会社によって同じ通貨ペアでもスワップポイントに違いがあるということ。

つまり、あなたがすでにどの通貨ペアで取引を行うか決めているのであれば、その通貨ペアのスワップポイントが有利な証券会社を選ぶのも重要です。

例えば、Aの証券会社ならトルコリラのスワップポイントは「40円」ですが、Bの証券会社の方は「20円」だったとします。

ということは、比較すると以下のようになります。

Aの証券会社  40円/日 → 14,600円/年
Bの証券会社  20円/日 → 7,300円/年

年間で「7300円」とちょっとした差が出てくることになります。

このように取引前にしっかりと他社との比較をしておかないと、気付かぬところで損してしまう場合もあるので、自分が利用する通貨ペアのスワップポイントだけでも、しっかり確認するようにしましょう。

コツ2:長期保有してスワップポイントの利益を狙う

スワップポイントは放っておくだけで次々と利益が生まれます。

土日祝など休みの日を除けば、基本的に毎日スワップポイントが発生するからです。
※後述しておりますが、土日祝のスワップポイントは平日に受け渡しとなります
(証券会社により土日祝分の受渡日は異なります)

例えば、1日に60円のスワップポイントがもらえる証券会社で、1万通貨分を買って、1年間保有していたとします。

保有している期間にスワップポイントに変化がなければ、1年間で「60円×365日=21900円」がもらえる計算になります。

先ほどもお伝えしましたが、国の政策金利も時期によって上下はするので、金利が下がるとスワップも下がってしまうリスクはもちろんあります。

しかしそれを差し引いたとしても、銀行の預金金利と比べれば、かなり高い金利で資産運用が期待できます。

コツ3:スワップポイントが付与されるタイミングを把握する

スワップポイントの受け取り、支払いは、翌営業日へポジションを持ち越すことで発生します。

新規のポジションの場合、営業日をまたがないでその日のうちに決済した時は、スワップポイントの受け取りも支払いも発生しません。

スワップポイントが発生するタイミングは、基本的に1日の取引が終了するニューヨーク時間の夕方です。

これは日本時間にすると翌日の朝7時頃にあたり、アメリカがサマータイムの期間中であれば朝6時頃となります。

また、スワップポイントは年利で算出されたものを1年365日の日割り計算を行い、1日分に換算します。

この1日分のスワップポイントが、毎日受け渡されることになります。

ちなみに、土曜日、日曜日は基本的に世界中の為替市場が休みなので、スワップポイントが発生しないと思われてしまうかもしれませんが、この分のポイントも平日の内にまとめて配布されるのでご安心ください。

スワップポイントのリスクとは

リスク
ここからは、スワップポイントのリスクについてご紹介します。

ここまでもマイナススワップや、金利の変動などについてお伝えしましたが、スワップポイントの運用で利益を追及する場合は、さらに注意しておかなければいけないことがあります。

それが「相場下落リスク」と「金利低下リスク」です。

リスク1:相場下落リスク

相場下落リスクとは、純粋にFXの「為替の価格差」で損失が発生してしまうことです。

ご存知の通り、FXはエントリーした価格と決済した時の価格差に応じて、利益や損失が生まれます。

スワップポイントの運用が前提であれば、トルコ円は「買いエントリー」を行う必要があります。

つまり価格が上昇していく分には、「為替の価格差」という視点でも利益が出ているので問題はありません。

しかし、トルコ円は長期的な目線で見ると、どんどん下落しています。

トルコ円

※外為どっとコムより抜粋

つまり、スワップポイントでは利益が発生しても、FX本来の「為替の価格差」の部分で、損失が膨らんでいく可能性があるのです。

スワップポイントの運用は、この値下がりも想定しつつ、長期保有によってそれ以上の利益を目指していく、というのが基本的な戦略になります。

リスク2:金利低下リスク

FXの価格変動があるように、各国の金利も常に一定ではありません。

特に新興国の場合は、高金利であるのが魅力ではありますが、政治的、経済的に不安定なことが多く、金利が大幅に下落するリスクもつきまといます。

実際、トルコリラは過去に何度か大暴落が起きたこともあり、高金利だからと闇雲にスワップポイントを狙えば、それ以上の損失を招く可能性もあります。

トルコリラに関わらず、自分が取引で扱っている通貨の国についての、国内の情勢や経済状況を知っておくことは、とても重要なことです。

場合によっては、この情報を手に入れていたから損失を免れた、ということも十分にあり得るので、常にアンテナは張っておくといいでしょう。

トルコリラの今後について

トルコ共和国の大統領である「エルドアン大統領」による、利下げ発言が非常に注目されています。

エルドアン大統領は、6月1日のトルコ国営テレビのインタビューにて、

「利下げが必要であり、すでに中央銀行とも協議している」
「金利を引き下げれば、投資負担は減る」
「7月、8月に金利を低下させ始める必要がある」

といった内容の発言をしました。

この発言に対する不信感が強まってしまい、6月2日の早朝よりトルコリラの価格が急落。

下落傾向の強かったトルコリラにとっては非常に痛手な展開で、安値の更新は避けられたものの、日足では6月1日から4日までの4日間連続で陰線の下落。

一旦は、最安値の更新は避けられたトルコリラ。

しかし、最近の米雇用統計の結果から、米国内の失業率が改善されているため、量的緩和縮小の流れがそろそろ始まる可能性も高いです。

その時にエルドアン大統領とトルコ中央銀行による利下げの姿勢が変わっていなければ、ドル高リラ安に一気に進む可能性もあります。

いずれにせよ、今後のさらなるエルドアン大統領とトルコ中央銀行の動向を、チェックしていかなければならないでしょう。

トルコリラの運用におすすめのFX会社3選

最後に、トルコリラの運用におすすめの国内証券会社を、3つご紹介します。

実はトルコリラを扱っていない証券会社も多いのですが、今回挙げる4つの証券会社はどれも安定性とサービスが大人気です。

ぜひトルコリラの運用を検討している方は、参考にしてくださいね。

会社1:みんなのFX

ご存知、タレントの鈴木奈々さんがイメージキャラクターを務める、「みんなのFX」ではトルコリラ以外にも、南アフリカランドやメキシコペソといった、高金利の通貨を多数扱っています。

また、手数料にあたる「スプレッド」が業界最低水準であることも見逃せないポイントですし、24時間対応のコールセンターがあるのも嬉しいところ。

FXを始めたばかりという方は、右も左もわからず、不安を感じることも多いと思います。

「こんな初歩的なこと聞いても大丈夫かな?」と思うような質問から、今すぐ解決してほしいトラブルの対応まで、昼夜を問わず24時間相談できるのは、大きな強みです。

会社2:外為どっとコム

続いてご紹介するのは「外為どっとコム」です。

「外為どっとコム」の最大の強みは、「豊富なマーケット&投資情報」を24時間ノンストップで配信してくれている点です。

アメリカやヨーロッパといった金融市場が発展していて、市場参加者の多い地域であれば、投資に必要な情報はすぐに集まるものですが、日本のようにまだまだ投資が浸透していない国では、必要な情報を見つけるのには苦労します。

それがトルコ共和国のような新興国の情報であれば、さらに難易度は高いです。

そんな中で、この「外為どっとコム」は、情報収集に適した業者ともいえます。

24時間ノンストップ配信情報や、一流アナリストの幅広い情報網から得た情報が常に配信されているので、最新のトルコリラの情報も容易に手に入るはずです。

会社3:LIGHT FX

最後に紹介するのは、FX取引に関する情報サイトの定番でもある「みんかぶFX」でも、人気1位を獲得した経歴がある「LIGHT FX」です。

「LIGHT FX」の魅力は、国内の証券会社の中で高水準のスワップポイントを誇っていること。

トルコリラのスワップポイントも1Lotあたり40円と非常に高いものになっています。

当然、利益を出すなら少しでもスワップポイントは高い方が良いので、利益を徹底的に追求していきたい方は、「LIGHT FX」での運用がおすすめです。

トルコリラスワップポイント:まとめ

今回はスワップポイントでの運用を目的とした、トルコリラという通貨の魅力についてご紹介しました。

エルドアン大統領やトルコ中央銀行による金利引き下げの動きは気になるところですが、仮に今後、金利が引き下げられるようなことになったとして、日本や他国からすれば、高い水準の金利になると考えられています。

その状態が続く限りは、トルコリラはこれからも人気の通貨のひとつとして、トレーダーから注目されていくでしょう。

もしも今後、スワップポイントを使って利益を目指したり、通貨ペア選びで迷うようなことがあれば、今回の記事を参考にトルコリラを選んでみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。