米副大統領候補者討論会と株価にらみ【2020年10月8日】

米副大統領候補者討論会と株価にらみ【2020年10月8日】

おはようございます。だいまんです。

2020年10月8日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、トランプ大統領がツイッターで、「米上下院は、航空会社や中小企業のための給与支援をすぐにでも承認すべき。私はすぐにでも署名する」と発言、一方で、米大統領選において、上下院とも民主党が勝利し、民主党の大型経済対策が、来年の米経済を押し上げるとの見方が浮上したことなどから、米株価が大幅に反発したことで、リスクテイクのドル売りが優勢となった。また、FOMC議事録では、「フォワードガイダンスは無条件のコミットメントではない」などと示されたが影響は限定された。

ドル円は、106.11から106.85で上下、ユーロドルは、ラガルドECB総裁が「目標を達成するためには十分な刺激策を維持することが必要」、ワイトマン独連銀総裁が「ユーロの上昇について過度な解釈はしない」、「追加財政支援策は差し当たり必要ない」と述べたこともあって1.1782まで上昇、ポンドドルは、「英国は15日までにEUと合意見込みがなければ交渉撤退を計画」との報道。フロストEU担当交渉官が「EUとの合意に向けて真摯に取り組んでいる」、ミシェルEU大統領が「EUは英との合意を望むが、何がなんでもというわけではない」、バルニエEU離脱首席交渉官が「英との通商交渉は10月半ば以降も延長」と述べたことで、荒れた展開となり、1.2930から1.2844で上下に振れた。

一方クロス円では、ユーロ円が124.88まで反発、ポンド円は137.01まで反発した。

10月8日の注目材料

  • 中国市場休場(国慶節・中秋節)
  • 08:01 (英) 9月RICS住宅価格指数 (前回44 予想40)
  • 08:50 (日) 週間対外対内証券売買契約等の状況 [対外中長期債] 前回-644億円)
  • 08:50 (日) 週間対外対内証券売買契約等の状況 [対内株式] (前回-2743億円)
  • 08:50 (日) 8月経常収支・季調前 (前回1兆4683億円 予想2兆600億円)
  • 08:50 (日) 8月経常収支・季調済 (前回9642億円 予想1兆5446億円)
  • 08:50 (日) 8月貿易収支 (前回1373億円 予想4089億円)
  • 09:00 (NZ) 10月NBNZ企業信頼感 (前回-26.0 (-28.5))
  • 10:00 (米) 米副大統領候補討論会(ユタ州ソルトレークシティー)
  • 未 定 (中) 9月月次外貨準備高 (前回3.165兆ドル)
  • 未 定 (日) 黒田東彦日銀総裁挨拶(全国支店長会議)
  • 未 定 (日) 日銀地域経済報告(さくらレポート)公表
  • 10:45 (中) 9月財新サービス業PMI (前回54.0 予想54.3)
  • 14:00 (日) 9月景気ウオッチャー調査-現状判断DI (前回43.9 予想45.0)
  • 14:00 (日) 9月景気ウオッチャー調査-先行き判断DI (前回42.4 予想44.0)
  • 14:45 (スイス) 9月失業率 (前回3.3% 予想3.3%)
  • 15:00 (独) 8月貿易収支 (前回192億ユーロ 予想160億ユーロ)
  • 15:00 (独) 8月経常収支 (前回200億ユーロ 予想162億ユーロ)
  • 16:25 (英) ベイリー英中銀総裁、シュナーベルECB専務理事「パネルディスカッション参加」
  • 17:20 (ユーロ圏) デコス・スペイン中銀総裁講演
  • 19:00 (加) 9月景気先行指数 [前月比] (前回0.28%)
  • 20:00 (南ア) 8月製造業生産 [前年比] (前回-10.6%)
  • 20:00 (南ア) 8月製造業生産 [前月比] (前回7.6%)
  • 20:30 (ユーロ圏) 欧州中央銀行・理事会議事録公表
  • 21:15 (加) 9月住宅着工件数 (前回26.24万件 予想24.50万件)
  • 21:30 (米) 週間新規失業保険申請件数 (前回83.7万件 予想82.0万件)
  • 21:30 (米) 週間失業保険継続受給者数 (前回1176.7万人)
  • 21:30 (加) マックレム・カナダ中銀講演
  • 02:00 (米) 30年物国債入札(230億ドル)
  • 03:30 (米) バーキン・リッチモンド連銀総裁講演
  • OPEC世界石油見通し

10月8日の相場見通し

昨晩は、11月の米大統領選において、バイデン氏が勝利し、更に上下院とも民主党が第1党となる「トリプル・ブルー」が実現するとの見方から、民主党が大型経済対策を実施、来年の米経済を押し上げるとの期待感で、米株価が大幅に反発したことで、リスクオンの展開となりました。

少し気の早い動きにも思えますが、本日は、東京時間午前に開催される米副大統領候補者による討論会が最大の注目となりそうです。もし、ハリス上院議員が優勢に立つなら、民主党有利との見方を更に強めることとなりそうです。

経済指標としては、日本の8月国際収支と9月景気ウオッチャー調査、中国の9月財新サービス業PMI、独8月国際収支、カナダの9月景気先行指数と住宅着工件数、南アの8月製造業生産、欧州中央銀行の理事会議事録、米国では、週間新規失業保険申請件数が発表されます。

経済指標に対する相場の反応の鈍い展開は続きそうですが、ECBの議事録では、引き続き低金利政策を長期にわたって維持する姿勢が示されると思いますが、一方でワイトマンドイツ連銀総裁などは、更なる刺激策の必要性に疑問を呈しています。もし、議論が一部紛糾している姿が明らかになった場合、ユーロ相場に悪影響があることは留意しておきましょう。

また、OPECの世界石油見通しでは、新型コロナウイルスの再拡大の影響で、需要見通しが下方修正されるなら原油相場を圧迫しそうです。

その他、引き続き新型コロナウイルスやワクチン、米中の安全保障問題などのサプライズ的なニュースに加えて、株価の動きには、特に注目して対応しましょう。

10月8日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ポンド円

  • 予想レンジ: 136.00~138.00
  • 基本戦略: 押し目買いから吹き値売り
  • 予想時間: 10:00 予想レート: 137.00

ポンド円は、142.72の高値から調整を133.05で維持して反発的。スロー・ストキャスティクスも反転を強めており、突っ込み売りは出来ないが、ただ、上値は、日足の基準線が137.10、雲の下限が137.34に控え、過去のネックラインとなる137.76-138.35ゾーンが抑えると弱い。また138.36-38の窓の下限を超えても、139.60-140.00の窓の上限、日足の雲の上限が今後140.70まで切り上がりを見せ、こういった位置が上値を抑えると更なる上昇も厳しい。また更なる上昇があっても、141.00から141.98の戻り高値圏を超えるかは不透明で、あくまで142.73の高値を超えるまでは、再度の強気となるのは厳しそうだ。

一方下値は、135.83の戻り安値を前に、サポートが維持されると強いが、割れると134.37-135.06の戻り安値圏、更に133.62-84の戻り安値圏まで視野となるが、維持では更に下落は拡大しない。ただし、133.05や132.95の戻り安値割れると132円、131.78の安値まで割れるとサイコロジカルな130円までターゲットとなる。

従ってデイの戦略としては、早期は上値トライを期待して、135.83をストップに、136.50、136円方向への調整を買い下がって、ターゲットは、137.45の戻り高値が抑えると利食い優先。超えても138円までは、しっかりと利食いたい。またこの位置の売りは、138.37越えをストップに対応。ターゲットは、136.70が維持されると利食い優先が良い。また上値は、138.37を超えても、140円までは慎重な売り上がりで、このストップは140.08越えなどで対応するが、こういった上昇では、137円ミドルを守るなら利食い優先となる。

米副大統領候補者討論会と株価にらみ【2020年10月8日】

AUD/NZD

  • 予想レンジ: 1.0800~1.0900
  • 基本戦略: 押し目買い
  • 予想時間: 10:49 予想レート: 1.0874

AUD/NZD相場は、歴史的な安値0.9994から反発も、1.1044で上値を押さえられて、若干揉み合い気味の推移となっているが、現状はこの高安の半値となる1.0519が下値を支えており、スロー・ストキャスティクスも反転上昇中であり、一旦上値をトライしそう。

特に火曜日のRBAの理事会では、利下げの可能性が示唆されたが、これが逆に景気浮揚につながるとの見方が、対NZドルでの豪ドル買いを支えている。

上値は一旦日足のレジスタンスを超えているが、ただ、1.0936-1.1000ゾーンが抑えると上昇も厳しい。あくまで1.1044の高値を超えて、1.1174や11289の高値を目指す動きとなるが、現状は更なる上昇は不透明となる。

一方下値は、1.10760の安値を前に、1.0800前後が支えると強いが、ただ、維持出来ずに、1.0714を割れると調整気味となり、1.0649-1.0687ゾーンなどもターゲットとなるが、1.0567やフィボナッチ・リトレースメントの半値となる1.0519をしっかりと割れるまでは、レンジ的な推移が続きそう。ただ、割れると1.0400台、1.0200台なども再度視野となる。

従ってデイの戦略としては、上値追いは出来ないが、1.0760をストップに、1.08200から1.07800ゾーンでの買い狙い。ただ、1.0900のサイコロジカルが上値を抑えると利食い優先で、超えても1.0936-1.1000ゾーンは、しっかりと利食いたい。また、こういった上昇は不透明だが、もし上昇があれば売り狙いも一考。ストップを1.1044越えとして、ターゲットは、こういった上昇では、1.0860前後を維持するならしっかりと利食っておきたい。

米副大統領候補者討論会と株価にらみ【2020年10月8日】

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