【2020年10月9日】週末リスクも揉み合い程度か?

おはようございます。だいまんです。

2020年10月9日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、航空会社や中小企業対する給与支援など一部の追加経済対策の実現の期待感から、NY株価が堅調を維持したが、米週間新規失業申請件数が弱かったことやペロシ下院議長が「包括的支援策なしに航空支援法案のみの通過はない」と発言したことなどが嫌気され、総じて保合気味の相場展開に終わった。尚、第2回大統領候補者討論会が、リモート開催されることが決定されたが、トランプ大統領は、参加を拒否したが、影響は見えていない。

ドル円は、105.93から106.05で上下、ユーロドルは、ECB議事録で、「強いユーロは、金融緩和の効果を減じる」、「ユーロ高に対する不透明感を避けるべき」と指摘されたことで、1.1733まで売りに押され、ポンドドルは、ジョンソン首相が設定したFTAの交渉期限となる15日を前に、期待感と警戒感が交錯する形から1.2971から1.2892で上下した。

一方クロス円では、ユーロ円が124.88から124.36、ポンド円は137.42から136.69で揉み合いに留まった。

10月9日の注目材料

  • ソウル市場休場(ハングルの日)
  • 07:00 (米) カプラン・ダラス連銀総裁「経済と金融政策に関するバーチャル会合参加」
  • 08:30 (日) 8月全世帯家計調査・消費支出 [前年同月比] (前回-7.6% 予想-6.7%)
  • 08:30 (日) 8月毎月勤労統計調査-現金給与総額 [前年同月比] (前回-1.3%(-1.5%) 予想-1.2%)
  • 09:30 (豪) 8月居住用住宅ローン [前月比] (前回10.7%)
  • 09:30 (豪) 8月投資用住宅ローン [前月比] (前回3.5%)
  • 09:30 (豪) 豪中銀・金融安定化報告書公表
  • 15:00 (英) 8月月次GDP [前月比] (前回6.6% 予想4.7%)
  • 15:00 (英) 8月鉱工業生産指数 [前月比] (前回5.2% 予想2.6%)
  • 15:00 (英) 8月鉱工業生産指数 [前年同月比] (前回-7.8% 予想-4.6%)
  • 15:00 (英) 8月製造業生産指数 [前月比] (前回6.3% 予想3.0%)
  • 15:00 (英) 8月商品貿易収支 (前回-86.35億ポンド 予想-91.00億ポンド)
  • 15:00 (英) 8月貿易収支 (前回10.74億ポンド 予想0.00億ポンド)
  • 15:45 (仏) 8月鉱工業生産指数 [前月比] (前回3.8% 予想2.0%)
  • 21:30 (加) 9月新規雇用者数 (前回24.58万人 予想15.50万人)
  • 21:30 (加) 9月パートタイム雇用者数・季調値 (前回4.0万人)
  • 21:30 (加) 9月フルタイム雇用者数・季調値 (前回20.58万人)
  • 21:30 (加) 9月失業率 (前回10.2% 予想9.9%)
  • 21:30 (加) 9月労働参加率 – 2020/9 (前回64.6%)
  • 23:00 (米) 8月卸売在庫 [前月比] (前回-0.3% 予想0.5%)
  • 23:00 (米) 8月卸売売上高 [前月比] (前回4.6%)

10月9日の相場見通し

昨晩の海外市場は、航空会社や中小企業対する給与支援などの一部の追加経済対策の実現の期待感からNY株価が堅調を維持しましたが、米国の週間新規失業申請件数が弱かったことやペロシ下院議長が「包括的支援策なしに航空支援法案のみの通過はない」と発言したことなどが、重しとなって総じて保合気味の相場展開に終わりました。

米国の追加の経済対策や大統領選を睨んで、神経質な相場展開が続いていますが、本日は週末で、月曜日は米国がコロンバスデーの祝日です。ただ、米国の金融市場は、通常通りの営業ですので影響は少ないとしても、一定の利益確定の売りが出易いことは留意しておきましょう。

尚、第2回目の米国大統領候補者討論会が、リモート開催されることが決定されましたが、トランプ大統領は、参加を拒否しているようです。

経済指標としては、豪州では、8月住宅ローンと豪中銀・金融安定化報告、英国では、8月月次GDPと鉱工業・製造業生産指数、8月貿易収支、カナダの9月雇用統計と米国の8月卸売在庫・卸売売上高が発表される。経済指標に対する関心度が低下しているが、英国の月次GDやカナダの雇用統計の結果次第で、相場が一定の動きを示すか注目しましょう。

その他、新型コロナウイルスやワクチン、米中の安全保障問題などの突発的なニュースに加えて、株価の動きに、特に注意して対応しましょう。

10月9日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ドル円

  • 予想レンジ: 105.70~106.30
  • 基本戦略: 逆張り
  • 予想時間: 09:00 予想レート: 105.98

ドル円相場は、下落を104.00で維持して、反発が日足の雲の上限に迫る動きとなっている。動きが鈍く不透明だが、スロー・ストキャスティクスが反転上昇を続けており、下値は、104.00と104.93の安値を結んだサポートが維持されると強い可能性がありそう。この位置は現状105.50前後にあって、日足の転換線と重なる位置で、維持では更に突っ込み売りは出来ない。

ただ、維持出来ずに基準線が控える105.25、更に104.94や104.88を割れると相場は崩れ気味となり、104.41を維持出来ずに、104円をしっかりと割れた場合、フィボナッチ・リトレースメントの76.4%となる103.67、戻り安値からは103.18、101.99がターゲットとなる。ただ、こういった位置は一旦買いとなり易い。最大のリスクは101.19の安値割れとなることは変わらない。

一方上値は現状106.11までだが、日足の雲の上限が106.18に控えており、このCapでは、上値追い出来ない。超えても106.50のサイコロジカル、106.55の戻り高値を超えても106.95-107.05、107.54、108.17の戻り高値を順次超えるまでは、完全なあく抜けは見えない。

今後は日足の雲が106円前後で捻じれる10月20日までは、ドル円相場が、106円台より下に位置するか、上に位置するのか大きな注目となりそうだ。

デイの戦略としては、鈍い展開が想定されることで、あまり期待感は持てず、逆張り的な戦略となるが、あまり突っ込み売り推奨できない。

上値は日足の雲の位置への上昇から106円ミドルまで売り上がって、ストップを106.55越えまたは、思い切って107円まで売り場を探すなら、ストップは107.05越えとする。ターゲットは、もし106円台を維持持するなら買い戻しも、維持できない場合には、105.50を前に、105円ではしっかりと利食いながら対応したい。また買い狙いは、105円後半を買い下がって、ストップを105.40割れとするか、前半まで買い下がるならストップは104.94割れとなる。ターゲットは、こういった下落では、日足の雲を前にしっかりと利食いたい。

ユーロドル

  • 予想レンジ: 1.1700~1.1800
  • 基本戦略: 逆張り
  • 予想時間: 09:26 予想レート:1.1758

反発を1.2011でCapされて、下落も現状は1.1612で下げ止まりを見せて、現状は揉み合い気味の展開。ただ、日足のスロー・ストキャスティクスが上昇傾向を見せており、突っ込み売りは出来ないが、今後の反発では、買われ過ぎゾーンも近く、当面は日足の雲の下限となる1.1598と上限の11870でのもみ合いとなるか注目したい。

上値は、指摘したレジスタンスを若干超えているが、1.1808の戻り高値が上値を抑えると、上値追いも厳しいが、超えると1.1871-1.1901の戻り高値が、視野となるが、丁度雲の上限がこの下限にあって、上値を抑える可能性が残っている。1.1918を超えて、1.1930-50までターゲットとなるが、上抜けは不透明。あくまで1.2011の今年の高値を超えて1.2055-90、1.2167の月足の雲の上限がターゲットとなる。

一方下値は、1.1725-33の維持では強いが、割れると1.1659-96ゾーンまで視野となるが支えると良いが、1.1612の安値や雲の下限となる1.1598を割れるとそれ以前の高値1.1495から1.1422ゾーンが視野となるが買いが入り易い。またもし割れても1.12-1.14ゾーンは、揉み合いを経たゾーンで、こちらも買いが入り易いだろう。あくまで1.1168の戻り安値を割れるまでは、堅調相場が続くと見たい。

従ってデイの戦略としては、逆張りとして、上値は1.1808の戻り高値をストップに、1.18方向への上昇で売る形。また超えても、1.1918をストップに、1.18ミドル、1.19方向へ売り上がりとなる。ターゲットは、1.17前半の維持では買い戻しで、またこの位置の買いは、1.1685をストップ、更に1.16ミドルは買い直して、ストップは1.1612割れなる。買いのターゲットは、1.17の維持では、1.1780-00が抑えると利食いで、1.16ミドルの買いの場合は、1.1700-30ゾーンが抑えると利食い優先となる。