ビッグ・イベントを控えて様子見ムード?【2020年11月2日】

ビッグ・イベントを控えて様子見ムード?【2020年11月2日】

おはようございます。だいまんです。

2020年11月2日相場分析です。

昨日のマーケット

金曜日の海外市場は、新型コロナウイルスの感染再拡大を受けた軟調な株価や月末のフローで、ドルは堅調な推移の展開となった。米9月個人所得、シカゴ購買部協会景気指数や10月ミシガン大消費者信頼感指数などが予想を上回ったこともドルを支えた。尚NYダウは、GAFA企業決算に対する失望もあって、一時515ドル安と終始マイナス圏の推移に留まった。

ドル円は、104.13を安値に104.74まで反発、ユーロドルは、ユーロ圏各国の7-9月期GDPの速報値が、良好な結果となったこともあり、1.1704まで反発後、ロンドン・フィキシングに絡んだ売りで1.1640まで下落、ポンドドルは、1.2900から1.2988で上下した。尚、英FT紙は「英国とEUは漁業権やその他重要な課題について大きな隔たりが依然存在する」と報じたが、市場の反応は限定的だった。

一方クロス円では、ユーロ円が121.62から122.46で上下、ポンド円は134.42から135.82まで値を戻し、オージー円は73.16から73.93、NZD円は68.88から69.71、カナダ円は78.08から78.72まで一時買い戻された。

11月2日の注目材料

  • 米国・冬時間移行
  • 06:30 (豪) 10月AIG製造業指数 (前回46.7)
  • 06:45 (NZ) 9月住宅建設許可件数 [前月比] (前回0.3%)
  • 09:30 (豪) 9月住宅建設許可件数 [前月比] (前回-1.6% 予想1.5%)
  • 09:30 (豪) 9月民間住宅着工許可件数 (前回4.8%)
  • 09:30 (豪) 9月居住用住宅ローン [前月比] (前回13.6%)
  • 09:30 (豪) 9月投資用住宅ローン [前月比] (前回9.3%)
  • 09:30 (豪) 10月求人広告件数 (前回–)
  • 10:45 (中) 10月財新製造業PMI (前回53.0 予想52.8)
  • 未 定 (日) 10月外貨準備高 (前回13898億ドル)
  • 17:30 (スイス) 10月SVME購買部協会景気指数 (前回53.1 予想53.5)
  • 17:50 (仏) 10月製造業PMI・改定値 (前回51.0 予想51.0)
  • 17:55 (独) 10月製造業PMI・改定値 (前回58.0 予想58.0)
  • 18:00 (ユーロ圏) 10月製造業PMI・改定値 (前回54.4 予想54.4)
  • 18:30 (英) 10月製造業PMI・改定値 (前回53.3 予想53.3)
  • 21:00 (ユーロ圏) レーン・フィンランド中銀総裁講演
  • 23:30 (加) 10月マークイット/製造業PMI・季調値 (前回56)
  • 23:45 (米) 10月マークイット/製造業PMI・改定値 (前回53.3 予想53.3)
  • 00:00 (米) 10月ISM製造業景況指数 (前回55.4 予想55.8)
  • 00:00 (米) 10月ISM製造業景況指数・価格指数 (前回62.8)
  • 00:00 (米) I0月ISM製造業景況指数・新規受注指数 (前回60.2)
  • 00:00 (米) 10月ISM製造業景況指数・雇用指数 (前回49.6)
  • 00:00 (米) 9月建設支出 [前月比] (前回1.4% 予想0.9%)

11月2日の相場見通し

金曜日の相場は、軟調な株価や月末のフローの動きに、若干揉み合い気味の展開に終わりましたが、今週は米国の大統領選の結果やFOMCをはじめとして中央銀行の理事会の開催が目白押しです。 加えて米雇用統計など重要な経済発表も控えていて、相場が不安定になる可能性がありそうです。

特に、米国の大統領選に関しては、現在バイデン氏の有利が伝えられていますが、選挙は水物と言われています。結果がどうなるかまだまだ分かりません。また、新型コロナウイルスの感染拡大で、郵便投票が高水準となっています。 開票結果が遅れることやトランプ大統領が、郵便投票を不正として、負けても起訴にまで持ち込む可能性もあります。

その場合12月8日のセーフハーバーや12月14日の選挙人の投票日まで、大統領が決定しないこともあるようです。そうなるとやはり、相場の混乱は避けられそうにもありません。今週は、荒れた動きに注意して対応しましょう。

本日は大統領選を控えて、様子見ムードも想定されますが、中国の10月財新製造業PMI、ユーロ圏では、各国の10月製造業PMIの改定値、米国では、10月ISM製造業景況指数が発表されます。中国のPMIは、良好な結果が想定されますが、欧米では経済格差に市場の注目が集まるとドル相場に動きがありそうです。

また、軟調な株価が続けば、リスクオフの動きも出易く、大統領選を前に、最終的なポジション調整の動きにも注意しておきましょう。

11月2日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ドル円

  • 予想レンジ: 104.00~105.00
  • 基本戦略: 逆張り
  • 予想時間:07:58 予想時レート:104.61

上値を日足の雲の上限に抑えられて、調整も104円がなかなか割れない。引き続きこの位置は、テクニカル的に意味はないと思われ、不透明感が続くが、スロー・ストキャスティクスも反転下落を継続、月足のスロー・ストキャスティクスも再下落となっており、逆に割り込むなら大きく調整が深まるリスクも残っていることは、留意しておきたい。

ビッグ・イベントを控えて様子見ムード?【2020年11月2日】

上値は、転換線の104.89、基準線が105.07に控え、抑えると弱く、超えても雲が105.20から105.77に位置しており、日足のレジスタンスと絡めて、戻っても売りが出易い。105.75の戻り戻り高値を超えて、106円のサイコロジカル、106.11の戻り高値を超えて106.50のサイコロジカル、106.55の戻り高値を超えて106.95-107.05なども視野となるが、107.54や108.17の戻り高値を順次超えるまでは、完全なあく抜けは見えない。

一方下値は、104.03-13が支えると突っ込み売りは出来ないが、104円をしっかりと割れるとフィボナッチ・リトレースメントの76.4%となる103.67、戻り安値からは103.18、101.99がターゲットとなる。ただ、こういった位置は一旦買いが入り易い。最大のリスクは101.19の安値割れとなるが、それでも100.58のフィボナッチ・リトレースメント(75.31-125.86)までターゲットとなるが、100円のサイコロジカルを直ぐに割れることは想定できず、買い下がり位置となる。

デイの戦略としては、様子ムードから104円台の推移を想定して逆張り戦略。

上値は、まず105.06をストップに、105円方向を慎重に売り上がって、ターゲットは、104.20-40が維持されると利食いで、またこの位置の買いは、104円割れをストップで対応するも、買いのターゲットは、104.75-80が抑えると利食い優先となる。また、もし105.06を超える動きがあっても、ストップを105.75において、105.20前後、105.40-60まで売り直しとなるが、こういった上昇の場合、ターゲットは、104.60-70が維持されると利食い優先となる。

一方104円割れのケースでは、慎重に倍返しも検討されるが、103.75にはオプションの防戦が想定されることで、売りは利食い優先。また買いは103円ミドルまで買い下がって、ストップは深めとするなら、103円割れ。ターゲットは、少し長く持つことも一考だが、デイでは、104円が上値抑えると利食い優先となる。

ビッグ・イベントを控えて様子見ムード?【2020年11月2日】

NYダウの当面の見方

  • 予想レンジ: 25000ドルから28000ドル
  • 基本戦略: 深押しを待って買い狙い

NYダウは、直近の堅調な展開から、米大統領選を控えて、混乱が生じるとの見方から、調整を強めている。確かの今回は、郵便投票の問題など、早期に大統領が決定できない可能性があって、開票後も混乱が続きそう。ただ、どちらか勝利となろうとも決着後は安心が感が戻って来ることから、この下落では慎重に買い場を探したい。

テクニカル面では、29568ドルと29199ドルを結んだレジスタンスで、上値を28957ドルで抑えられて、調整を強めている。特に29199ドルと28957ドルがダブル・トップとなっており、上値の27102-457のギャップが抑えると、スロー・ストキャスティクスの下落傾向もあって、早期は調整リスクとなりそう。

下値は既に26537ドルの安値を割れており、今後26000ドルのサイコロジカル、更には、過去の高値と安値で作ったネックラインとなる24714―24843-25523ドルゾーン、割れると24000ドル前後のギャップ、18213ドルから29199ドルのフィボナッチ・リトレースメント50%=23706ドル、22941ドルを割れるケースからは、2000ドルから22000ドルゾーンまでターゲットとなる。ただ、こういった位置には順次サポートが控えており、底堅い位置となる。

戦略としては、高い位置の買いはともかく避けて、もし、25000ドルへの調整があれば、この位置から24000ドルと買い下がって、ストップを22941ドルとする形を想定したい。ただ、ターゲットは、こういった下落では、26537ドルが逆にレジスタンスとなるなら利食いとなるが、超えるなら27102-457ドルのギャップでは、しっかりと利食って置くことを想定したい。

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