為替相場予測_ウィークリーレポート【2020年12月21日週】

為替相場予測_ウィークリーレポート【2020年12月21日週】

こんにちは。鈴木郁夫です。

今週の、為替相場予測です。

【2020年12月21日週】概況・展望

 世界的に新型コロナウィルスの新規感染者数の激増する中、ファイザーやモデルナなどのワクチン接種が相次いで実施され、一部報道では早くも安全性が確保されたと伝えられている。相対的には期待先行の相場展開は否めないが、コロナ対策や景気活性化を背景に、日米欧は超低金利政策の長期化を強いられており、過剰流動性資金の顕在化を踏まえたコロナ相場とも解釈できる。ただ、今後も余剰資金が株式市場の押し上げ材料になることは間違いないが、反面、実体経済に伴った展開とは言い難く、相場自体の難易度は深まっていると言わざるを得ない。

その中、ユーロドルは一時2年8か月ぶり高値1.22台後半まで上昇、ドル円も3月の円高推移101円台も含めて、100円割れも意識されるなど、米ドルロングの手仕舞が加速しつつある。ただ、年度末におけるドル買い需要もあり、また、IMM通貨先物市場から判断すれば、ドルの売られすぎの兆候も目立っており、投機筋としても。安易なドル売り(下値トライ)には慎重になっている。当面、もう一段のドルの下落局面ではドルの買い戻しも考慮することが得策であろう。

【2020年12月21日週】注目経済指標

今週は経済指標自体の注目度は低いが、クリスマス休暇を控えて調整主導の展開が予想される。その中、各主要国の低金利政策を踏まえた過剰流動性資金の動向に関心が寄せられている。既に株式市場には達成感と共に、過熱感が同時発生しており、ある意味では反転時期近しとの声も少なく無い。直接的に相場を動意づける材料としては脆弱性を帯びているが、市場にはコロナウィルス感染拡大懸念とワクチン接種の実用化が混在しており、相場の難易度を深めている。そして、年度末に向けたドル需要とリスクオンによるドル売り志向があるため、基本的には相場が大きく動意づいてからの逆張り重視で対応することが賢明であろう。

注目指標

  • 21日(月)ユーロ圏12月消費者信頼感(速報値)-16.8% 若干改善
  • 22日(火)英国7-9月期四半期国内総生産(GDP) 横這い
  • 米7-9月期四半期実質国内総生産(GDP) 33.1% 横這い
  • 23日(水)日銀金融政策決定会合議事要旨 マイナス金利政策 継続
  • 24日(木)米11月新築住宅販売件数 悪化
  • 25日(金)クリスマス休場

乖離幅チャート分析

2つの通貨ペアの乖離幅から売買シグナルを見つける。チャートはシンプルイズベストが重要!主要8大通貨から高金利のマイナー通貨まで幅広く活用可。ドル円相場を基軸に、他の主要通貨との比較及び乖離幅で売買を模索する手法です。FXをエンジョイしながら収益チャンスを掴むためには、一目瞭然のチャートが求められています。

為替相場予測_ウィークリーレポート【2020年12月21日週】

【乖離幅チャート分析の見方】
ドル円のみユーロ相場(ユーロ円VSユーロドル)から判断。他の主要通貨は対ドル円相場との乖離で売買の判断基準となります。売買基準は乖離幅が拡大した時点で強弱の売買シグナルが発生します。基本的には通常よりも強めの売買シグナルが発生してからの始動が効率的です。

各通貨ペア動向

各通貨ペアの動向です。

ドル円⇔ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)

【2020年12月21日週】ドル円⇔ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)

  • 平均乖離幅 0.0260
  • 現状乖離幅 0.0322→0.0261

先週の様子見104.05円から下落しており、今週は弱い買いシグナル103.30円が点灯している。
★売りターゲット(104.00円)

ユーロドル(ユーロ円-ドル円)

【2020年12月21日週】ユーロドル(ユーロ円-ドル円)

  • 平均乖離幅 19.75円
  • 現状乖離幅 22.00→23.35円

先週の強めの売りシグナル1.2144から上昇を速めており、今週は強い売りシグナル1.2260が点灯している。
★買いターゲット(1.1900)

豪ドル(ドル円-豪ドル円)

【2020年12月21日週】豪ドル(ドル円-豪ドル円)

  • 平均乖離幅 28.50円
  • 現状乖離幅 25.70→24.55円

先週の強めの売りシグナル0.7530から更に上昇しており、今週は強い売りシグナル0.7623が点灯している。
★買いターゲット(0.7300)

ポンドドル(ポンド円-ドル円)

【2020年12月21日週】ポンドドル(ポンド円-ドル円)

  • 平均乖離幅 33.00
  • 現状乖離幅 33.50→36.40円

先週の売りシグナル1.3220から急上昇しており、今週は強い売りシグナル1.3524が点灯している。
★買いターゲット(1.3150)

本ペットチャートは3~5段階の少な目からの分散投資をお勧めします。売買シグナルは添付のチャートを参照してください。尚、最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。