【2020年9月8日】NY休場明けで動きが出るか?

おはようございます。だいまんです。

2020年9月8日の相場分析です。

昨日のマーケット

昨日は、米国市場がレーバーデーの休場で、市場参加者の減少、主だった材料のない中、英政府が、EUとのFTA協議に否定的な見解を示したことで、ドル買いが進ました。

英政府報道官は、EUとのFTA協議に関して、「我々は退却する選択を考察している」との見解を示し、ジョンソン首相は、「英国FTA合意期限を10月15日に設定し、合意できなければFTAはない」と発言したことが、ポンド売りつながっています。

ユーロドルは1.1811、ポンドドルは、1.3141まで下落しましたが、ドル円は、106.13から106.33での小動きに留まりました。この影響もあって、ユーロ円が125.52、ポンド円は139.65まで下落しています。

9月8日の注目材料

  • 08:01 (英) 8月英BRC小売売上高調査 [前年同月比] (前回4.3% 予想3.7%)
  • 08:30 (日) 7月全世帯家計調査・消費支出 [前年同月比] (前回-1.2% 予想-3.7%)
  • 08:30 (日) 7月毎月勤労統計調査-現金給与総額 [前年同月比] (前回-1.7%(-2.0%) 予想-1.7%)
  • 08:50 (日) 7月経常収支・季調前 (前回1675億円 予想1兆8860億円)
  • 08:50 (日) 7月経常収支・季調済 (前回1兆492億円 予想1兆4447億円)
  • 08:50 (日) 7月貿易収支 (前回-773億円 予想1722億円)
  • 08:50 (日) 4-6月期実質GDP・改定値 [前期比] (前回-7.8% 予想-8.1%)
  • 08:50 (日) 4-6月期実質GDP・改定値 [年率換算] (前回-27.8% 予想-28.5%)
  • 10:30 (豪) 8月NAB企業景況感指数 (前回0)
  • 10:30 (豪) 8月NAB企業信頼感指数 (前回-14)
  • 14:00 (日) 8月景気ウオッチャー調査-現状判断DI (前回41.1 予想40.9)
  • 14:00 (日) 8月景気ウオッチャー調査-先行き判断DI (前回36.0 予想39.0)
  • 15:00 (独) 7月貿易収支 (前回156億ユーロ(155億ユーロ) 予想160億ユーロ)
  • 15:00 (独) 7月経常収支 (前回224億ユーロ 予想173億ユーロ)
  • 15:45 (仏) 7月貿易収支 (前回-79.55億ユーロ)
  • 15:45 (仏) 7月経常収支 (前回-84億ユーロ)
  • 18:00 (ユーロ圏) 第2四半期GDP・確定値 [前期比] (前回-12.1% 予想-12.1%)
  • 18:00 (ユーロ圏) 第2四半期GDP・確定値 [前年同期比] (前回-15.0% 予想-15.0%)
  • 18:00 (ユーロ圏) 第2四半期就業者数・改定値 [前年比] (前回0.4%)
  • 18:00 (ユーロ圏) 第2四半期就業者数・改定値 [前期比] (前回-0.2%)
  • 19:00 (加) 8月景気先行指数 [前月比] (前回0.48%)
  • 19:00 (米) 8月NFIB中小企業楽観度指数 (前回98.8)
  • 23:00 (米) 8月雇用傾向指数 (前回50.89)
  • 02:00 (米) 3年物国債入札(500億ドル)
  • 04:00 (米) 7月消費者信用残高 [前月比] (前回89.5億ドル 予想128.0億ドル)
  • 自民党総裁選が告示、立候補者届け出

9月8日の相場見通し

昨日は動意に薄い相場展開でしたが、本日はNY勢が戻ってきます。一定の動きが見えるか注目しましょう。経済指標としては、日本の7月国際収支,4-6月期実質GDPの改定値と8月景気ウオッチャー調査、豪州では8月NAB企業景況感・信頼感指数、ユーロ圏では、7月国際収支、第2四半期GDPと就業者数の改定値、カナダでは、8月景気先行指数、米国では8月NFIB中小企業楽観度指数と雇用傾向指数、7月消費者信用残高などが発表されます。日本のGDPやユーロ圏のGDPは改定値ですので、速報からブレなければ良いですが、もしユーロ圏のGDPが下回った場合、経済回復に楽観論が残っているだけに、反動の動きにつながり易いことは、留意しておきましょう。

また、米国では、中小企業楽観度指数や雇用傾向指数、消費者信用残高など普段注目度の低い指標ですが、もしサプライズの結果が見えるなら注意しておきましょう。その他新型コロナウイルス関連、米中関係や米大統領選挙に関する報道、調整を強めている株価の動きなども、注視して対応しましょう。

9月8日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ドル円

  • 予想レンジ:105.50~106.60
  • 基本戦略:逆張り

下値を105.10-20で支えて、反発が日足の雲の下限に突入も反発が106.51-55で抑えて、揉み合いが続いている。上値はこの位置を超えても、日足の雲の上限が107.02に降りてきており、こういった位置が上値を押さえると上値追い出来ない。
107.05を超えて107.54の戻り高値を超えて、108円のサイコロジカルが視野となるが、それでも108.17の戻り高値を超えるまではあく抜け感は出ない。

下値は日足の雲の下限が105.66まで落ちることで、総じて105円ミドルが支えるとサポートから堅調だが、105.10-20や105円をしっかりと割れると104円ミドルまでターゲットとなる。ただこれも維持では、直ぐに下落は進まないが、こういった下落があった場合、上値が相当重くなりそう。最大のリスクは104.19割れとなることは変わらない。 

デイでは、昨日はNY市場の休場もあるが、小動きな展開に留まった。本日はNY勢が戻って来ることで動きが出るか注目されるが、それでも106円を割れないようなら、あまり期待できないかもしれない。

戦略的には上値は、106.50方向への上昇があれば、売りを狙って、このストップは106.55越え。超えても106円後半から107円までは売り直しで、このストップは、一旦107.05越えて対応したい。またこの位置を超えても順張りは止めておきたい。一方下値は、106円が維持すると買い戻しで、この位置では買っても、105.85を割れるなら止めるスタンス。または、105円ミドルまで買い下がるか、105.30まで買い下がっても、ストップは105.10-20割れとなる。 またこういった下落があった場合、買いは106円が上値を抑えるなら利食いを優先しておきたい。

ポンドドル

  • 予想レンジ:1.3100~1.3250
  • 基本戦略:戻り売り

ポンドは堅調な上昇も1.3482の高値に調整気味。特に昨日はEUとのFTA交渉で、ジョンソン首相が強気を示したことが相場の圧迫要因となったが、実際合意なき離脱となった場合の影響は不透明だが、少なくとも英EU双方にマイナスの影響がありそう。10月15日までは、こういった思惑がポンド相場の上値を押さえそうだ。

テクニカル面では、スロー・ストキャスティクスも反転下落気味となっており、 1.3255-1.3400ゾーンが重くなると下落リスクが継続する。あくまで1.3482や1.3513の上髭を超えて、一定のあく抜け感となる。下値は、昨日既に20日移動平均の位置となる1.3184を割り込んでおり、今後1.3000-50ゾーンの戻り安値を目指す展開となり易い。ただ、こういった位置はコストが溜まっており、買い戻し意欲もあることで、直ぐに下落が拡大するとは見えないが、ただ、1.2982の安値を割れると大口のストップロスも想定され、その場合、それ以前の高値とサポートが支える1.28114-1.24648ゾーンが視野となる。こういった位置は、サポートと合わせても買い場となる。 リスクは1.2252や1.2073の安値割れとなる。

デイ・トレードの戦略としては、突っ込み売りは避けて、戻りを待って売る形となるが、まずは、1.3255-85の週初のギャップ方向への上昇で売場探し。ストップは1.3320の戻り高値越えとして、もし、超えても1.34までは売り直しとなる。この場合のストップは、1.3482の高値越えとなる。

ターゲットは、昨日の安値1.3141を割れないなら買い戻しも、割れると1.3100前後では利食っておきたい。またデイトレの範囲内だが、1.30ミドルなどからは、買いを狙っても、ストップは1.2982割れで対応。ただ、こういった下落では、反発が、1.31ミドルが抑えると利食いを優先するのが安全となる。