株価次第も、FOMCを控えて警戒ムード?【2021年7月26日】

米雇用統計

おはようございます。だいまんです。

2021年7月26日相場分析です。

昨日のマーケット

金曜日の海外市場は、米主要株価3指数が、史上最高値を更新する中、リスク回避の巻き戻しが続くも、週末や来週のFOMCを控えて、様子見ムードが残る展開で終了した。米7月製造業PMI・速報値が、予想を上回った一方、サービス業PMI・速報値が予想を下回り、影響は限定された。

ドル円は、米10年物国債利回りが1.311%まで上昇したことを手掛かりに110.59まで一時上昇、ユーロドルは1.1774から1.1774で上下、前日のECB理事会で、フォワードガイダンスの変更に反対したバイトマン独連銀総裁が、「ECBの低金利環境が過度に長期間維持される見通しについて懸念している」と述べたが、相場の反応は限られた。また、ポンドドルは1.3720から1.3773で揉み合いに終始した。

一方クロス円では、ユーロ円が130.18から129.86で推移、ポンド円は151.54から152.17まで反発、オージー円は81.66から81.33、NZD円は77.30から79.99で揉み合い、カナダ円は88.05から87.63で上下した。

7月26日の注目材料

  • 07:45 (NZ) 6月貿易収支 (前回4.69億NZドル)
  • 07:45 (NZ) 6月貿易収支・輸入 (前回54億NZドル)
  • 07:45 (NZ) 6月貿易収支・輸出 (前回58.7億NZドル)
  • 17:00 (独) 7月ifo企業景況感総合指数 (前回101.8 予想102.0)
  • 17:00 (独) 7月ifo企業景況感期待指数 (前回104.0 予想103.0)
  • 17:00 (独) 7月ifo企業景況感現況指数 (前回99.6 予想101.5)
  • 20:00 (英) ブリハ英MPC委員講演
  • 21:00 (米) 6月建設許可増減率・改定値 [前月比] (前回-2.9%)
  • 23:00 (米) 6月新築住宅販売件数 [年率換算件数] (前回76.9万件 予想80.0万件)
  • 23:00 (米) 6月新築住宅販売件数 [前月比] (前回-5.9% 予想4.0%)
  • 23:30 (米) 7月ダラス連銀製造業業況指数 (前回31.1)
  • 02:00 (米) 米財務省・2年物国債入札(600億ドル)

7月26日の相場見通し

週末は、NY株価の高値更新などを受けて、リスクオフ相場に巻き戻し気味の展開でしたが、それでも為替市場の反応は、あまり大きいとは言えません。今週も企業決算に絡めて、株価の動きに注目ですが、一方でFOMCが予定されています。パウエルFRB議長は、この前の議会証言で、早期のテーパリング協議の開始を表明しています。こういった面が、明らかになった場合でも、株価が強い上昇を続けられるかは不透明です。リスクオンの展開も、追いかけて良いのかは、疑問も多そうです。

本日の経済指標としては、NZ6月貿易収支、独7月ifo企業景況感総合指数、 米国では、6月建設許可増減率・改定値と新築住宅販売件数、7月ダラス連銀製造業業況指数などが発表されます。注目としては、ECB理事会後もユーロの上昇が限定されていますが、独7月ifo企業景況感総合指数などの結果で、相場が動いても、サプライズなければ限界がありそうです。ただ、ECBの低金利政策が長引く可能性が高く、弱い結果の方が、リスクが高いことは、留意しておきましょう。

一方米国では、FRBが、住宅指数の過熱感に懸念をしめしています。今週住宅関連の指標発表が続きますが、強い結果が続いた場合は注意です。また今週も米国債の入札が予定されていますが、本日の2年物国債入札と絡めて、米長期金利の動向にも注意しておきましょう。

7月26日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ユーロドル

  • 予想レンジ:1.1720~1.1820
  • 基本戦略: 戻り売り
  • 予想時間:08:09 予想時レート:1.1774

高値の1.2351からの調整を、1.1704で一旦維持して、1.2266まで再反発も、日足のサポートや90日移動平均、日足の雲を再び割り込んで、下落が1.1752まで再拡大している。スロー・ストキャスティクスも軟調な展開を続けており、戻りでは売りが出易い状況が続きそうだ。

上値は、既に1.18前後の転換線が抑えると弱く、1.1830の戻り高値を越えても、1.1850や基準線、1.1875-96の戻り高値圏、1.1909-45ゾーンの戻り高値と売りが出易い。1.1975の戻り高値を越えても、1.1995-1.2007の下落スタート位置や90日移動平均と絡む位置、1.2009、1.2032-57と雲の絡む位置、1.2094-1.2101の日足の窓の上限が視野となるが売りが出易い。1.2135-48の戻り高値を超えても1.2193-95,1.2218-55が抑えるとレジスタンスが有効となる。あくまで直近高値の1.2254-66を超えて、1.2285の戻り高値を目指す動きとなるが、上抜けは不透明で、1.2349の今年の高値をしっかりと超えて、1.2400のサイコロジカル、月足からは、1.2414-1.2476の戻り高値圏、1.25のサイコロジカルまで視野となる。ただ、1.2555の戻り高値を越えるかは、現状不透明となる。

一方下値は、1.1752の安値を割れると1.1737の戻り安値まで視野となる。維持は不透明だが、1.1704やサイコロジカルな1.17を割れると1.1650のサイコロジカルまで視野となる。ただ、この維持では更に突っ込み売りは出来ないが、リスクは、1.1603の安値を割れで、その場合調整が深まり、それ以前の高値1.1495から1.1422ゾーンまで視野となるが買いが入り易い。またもし割れても1.12-1.14ゾーンは、揉み合いを経たゾーンで、こちらも買いが入り易い。あくまで1.1168の戻り安値を割れるまでは、堅調相場が続くと見たい。

従ってデイの戦略としては、突っ込み売りは出来ないが、1.1800-20ゾーンへの反発では売りを狙って、ストップは1.1830越え。超えても1.1911をストップに、1.19方向への上昇では売り上がるが、ターゲットは1.17ミドルの状況次第。維持では利食いながらの対応となるが、割れても1.17前後の維持では利食い優先が安全となる。 

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NZドル円

  • 予想レンジ:76.50~77.50
  • 基本戦略:押し目待ち
  • 予想時間:08:31 予想時レート: 77.17

上昇が80.19まで拡大も現状は、トピッシュとなって、日足のサポートや雲を割り込んで、下値を75.28まで拡大。ただ、現状は下ヒゲとなっており、更にスロー・ストキャスティクスが反転上昇気味で、一旦良い位置まで調整した感じはあるが、ただ、戻っても既に上値では、やれやれの売りが出易い。

上値は、77.30や77.41-46の戻り高値が抑えると弱い。77.66-69の戻り高値を超えて、78.13や78.43の雲の下限が視野となるが、売りが出易い。78.77の上ヒゲ越えから78.89の雲の上限と絡む位置、78.99-79.15の戻り高値、79.40-80ゾーンが視野となるが、抑えると上値は追えない。あくまで上値は80.19を越えて、サイコロジカルな81円、月足の雲の上限となる81.28がターゲットとなる。ただ、未だ絶好の利食い場となる可能性が残っていることは注意しておきたい。

一方下値は、76.52-66の戻り安値で、転換線と絡む位置、76.19や75.75の戻り安値の維持では、サポート形成の可能性があるが、75.28の安値を割れると長期のサポートが崩れ、74.72-00ゾーンまで視野となる。また更に74.13や73.66の安値まで割れると73.20-27、72.82-85ゾーンまでターゲットとなる。こういった位置は一旦維持される可能性はあるが、72.73まで割れると72.26、71.68-86ゾーン、71.49-53の日足の窓の上限まで割れると相場が崩れ気味となり、窓の下限となる70.48-52、69.71-70.00、69.37-45の戻り安値圏まで視野となるが維持では更に突っ込み売りは出来ない。リスクは68.88や68.65の安値、下限レンジ最安値となる68.21を割れるケースで、その場合下落が加速するリスクが高まり、67.53の戻り安値、66.32-66.59の戻り安値圏なども視野となるが、長期のサポートが控える。更に割れても過去の揉み合いレンジとなる63.10-66.17ゾーンなどは底堅い位置となりそう。このリスクは61.79割れとなる。

従ってデイの戦略としては、追いかけて買うのは難しく、早期は77円ミドルから78円方向への上昇では売り狙い。ストップは78.12越え。ターゲットは、76円ミドルが維持されると利食いが安全。また買いは、あくまで押し目待ちとなるが、76円ミドルの維持ではこういった位置から76.00まで買い下がって、ストップは75.28割れ。ただ、ターゲットは、77.66の戻り高値が抑えると利食い、超えても78円を前に、しっかりと利食っておきたい。

株価次第も、FOMCを控えて警戒ムード?2021年7月26日