円売り、株高を追いかけず【2021年2月17日】

2021年2月17日円売り、株高を追いかけず

おはようございます。だいまんです。

2021年2月17日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、堅調な株価と米長期金利の上昇の狭間にあって、ドルは総じて揉み合い気味の展開となった。NYダウは、高値更新後も概ねプラス圏で推移、米10年物国債利回りは、一時1.30%台まで上昇した。米南部の寒波によって、計画停電が長期化していることで、テキサス州の石油施設が閉鎖、エネルギー生産に影響があるとの見方から原油価格が60ドル台まで上昇したが、為替市場の影響は限定された。

ドル円は、米長期金利の上昇やクロス円での買いで106.07まで上昇、ユーロドルは、独2月ZEW景況感指数が、予想を大きく上回る結果、ユーロ圏10-12月期GDP・改定値が予想をわずかに上回ったことで、1.2167まで上昇後、1.2095まで下落、ポンドドルは、アジア時間の高値1.3948から1.3870まで一時売りに押された。

一方クロス円では、ユーロ円が128.35まで上昇、ポンド円は146.53まで下落後147.40まで反発、オージー円は82.25から81.89で推移、NZD円は76.64から76.20まで若干売りに押され、カナダ円は83.24から85.53での推移に留まった。

2月17日の注目材料

  • 中国市場休場(旧正月)
  • 08:50 (日) 12月機械受注 [前月比] (前回1.5% 予想-6.1%)
  • 08:50 (日) 12月機械受注 [前年同月比] (前回-11.3% 予想-3.0%)
  • 08:50 (日) 1月通関ベース貿易統計・季調前 (前回7510億円 (7496億円) 予想-6500億円)
  • 08:50 (日) 1月通関ベース貿易統計・季調済 (前回4771億円 予想4778億円)
  • 08:50 (日) 1月通関ベース輸入 [前年比] (前回-11.6%)
  • 08:50 (日) 1月通関ベース輸出 [前年比] (前回2%)
  • 09:00 (豪) 1月先行指数 [前月比] (前回0.12%)
  • 10:00 ケント豪中銀総裁補「ウェビナー参加」
  • 16:00 (英) 1月消費者物価指数 [前月比] (前回0.3% 予想-0.4%)
  • 16:00 (英) 1月消費者物価指数 [前年同月比] (前回0.6% 予想0.5%)
  • 16:00 (英) 1月消費者物価指数・コア指数 [前年同月比] (前回1.4% 予想1.3%)
  • 16:00 (英) 1月小売物価指数 [前月比] (前回0.6% 予想-0.4%)
  • 16:00 (英) 1月小売物価指数 [前年同月比] (前回1.2% 予想1.3%)
  • 17:00 (南ア) 1月消費者物価指数 [前月比] (前回0.2% 予想0.5%)
  • 17:00 (南ア) 1月消費者物価指数 [前年同月比] (前回3.1% 予想3.3%)
  • 19:00 (ユーロ圏) 12月建設支出 [前月比] (前回1.4%)
  • 19:00 (ユーロ圏) 12月建設支出 [前年同月比] (前回-1.3%)
  • 20:00 (南ア) 12月小売売上高 [前年同月比] (前回-4.0% 予想-2.3%)
  • 22:30 (加) 1月消費者物価指数 [前月比] (前回-0.2%)
  • 22:30 (加) 1月消費者物価指数 [前年同月比] (前回0.7%)
  • 22:30 (米) 1月卸売物価指数 [前月比] (前回0.3% 予想0.4%)
  • 22:30 (米) 1月卸売物価指数 [前年同月比] (前回0.8% 予想0.9%)
  • 22:30 (米) 1月卸売物価指数・コア指数 [前月比] (前回0.1% 予想0.2%)
  • 22:30 (米) 1月卸売物価指数・コア指数 [前年同月比] (前回1.2% 予想1.1%)
  • 22:30 (米) 1月小売売上高 [前月比] (前回-0.7% 予想0.9%)
  • 22:30 (米) 1月小売売上高・除自動車 [前月比] (前回-1.4% 予想0.9%)
  • 23:15 (米) 1月鉱工業生産 [前月比] (前回1.6% 予想0.4%)
  • 23:15 (米) 1月設備稼働率 (前回74.5% 予想74.9%)
  • 23:15 (米) ローゼングレン・ボストン連銀総裁「パネルディスカッション参加」
  • 00:00 (米) 12月企業在庫 [前月比] (前回0.5% 予想0.5%)
  • 00:00 (米) 2月NAHB住宅市場指数 (前回83 予想83)
  • 03:00 (米) 米財務省・20年物国債入札
  • 04:00 (米) 米連邦公開市場委員会・議事録公表(1月26日-27日開催分)

2月17日の相場見通し

昨晩は、総じて保合気味の中、円売りが優勢となりました。堅調な株価にも、リスクオンのドル売りは、米長期金利の上昇に阻まれたようです。

本日の経済指標としては、日本の12月機械受注と1月通関ベース貿易統計、豪1月先行指数、英1月消費者・小売物価指数、ユーロ圏12月建設支出、加1月消費者物価指数、米国では、1月卸売物価指数と小売売上高、1月鉱工業生産・設備稼働率、12月企業在庫と2月NAHB住宅市場指数、1月26日-27日開催のFOMC議事録などが公表されます。

注目は米小売売上高の強弱やFOMC議事録を受けた米長期金利の動向となりそうです。一応米小売売上高は強めの結果が想定されますが、FOMC議事録に関しては、この時特別の政策変更は行われていません。内容的に新味がなければ影響は少なそうですが、もし、FRBの長期に渡る低金利政策の維持が、再認識されるなら、米長期金利が上げ止まって、一定のドル売りにつながるのか注目しましょう。

2月17日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ユーロドル

  • 予想レンジ:1.2060~1.2160
  • 基本戦略: 逆張り
  • 予想時間:09:28 予想時レート: 1.2091

ユーロドルは、下値を1.1612と1.1603で、ダブル・ボトムを形成後、堅調に上値を1.2349まで拡大も、この位置では上値を押さえられて、急上昇を支えるサポートや日足の雲の上限を割り込んで下落が、1.1952まで調整も、この位置には、雲の下限やサポートに支えられて現状は戻り歩調。スロー・ストキャスティクスも既に、反転上昇気味で、今後どこまで上値を回復できるかが大きな焦点となりそうだ。

上値は、昨日の戻り高値となる1.2169が抑えると弱く、超えても1.2223レベルに日足の雲の上限、1.2226から12285の戻り高値ゾーンが抑えるとレジスタンス形成の可能性が残ることは注意。あくまで1.2349の高値をしっかりと超えて、1.2400のサイコロジカルが視野となるが、オプションの防戦が上値を押さえて可能性が残っているが、しっかりと超えると月足からは、1.2414-1.2476の戻り高値圏まで視野となる。ただ、1.2555の戻り高値を越えるかは、現状不透明となる。

一方下値は、1.2061の転換線から1.2010-46の戻り安値、雲の下限が1.1976レベルに控えており、維持では堅調が続くが、1.1952の安値を割れるとサポートが崩れ気味となり、1.1882-1.1922ゾーンでそれ以前に上値を押さえていた位置、1.1800-1.1833の戻り安値圏、1.1745-59の戻り安値や1.1711の戻り安値を割れると1.1650のサイコロジカルまで視野となる。ただ、この維持では更に突っ込み売りは出来ないが、リスクは、1.1603の安値を割れで、その場合調整が深まり、それ以前の高値1.1495から1.1422ゾーンまで視野となるが買いが入り易い。またもし割れても1.12-1.14ゾーンは、揉み合いを経たゾーンで、こちらも買いが入り易い。あくまで1.1168の戻り安値を割れるまでは、堅調相場が続くと見たい。

デイの戦略としては、戻りも一旦高値を見ており、上値追いも出来ず、逆張り的な戦略が検討される。上値は1.2170をストップに、1.2140-60への反発では売り狙い。ターゲットは、1.2081の昨日の安値の動向次第。維持では買い戻しも割れると1.2030-60ゾーンでは利食いながら、買いも検討されるが、買いはストップを1.2018割れに置いて対応。買いの場合のターゲットは、逆場に1.2080-00などが抑えるなら利食いで、超えても1.2120-50では利食っておきたい。

またもし、1.2018を割れても1.1952をストップに1.20前後からは買い下がりで、この場合も、1.2080-00を超えないならあげ渋りは利食いなる。

2021年2月17日円売り、株高を追いかけず

ポンド円

  • 予想レンジ:146.00~147.50
  • 基本戦略: 買いは深押し待ちで、早期は売りからも
  • 予想時間:09:44 予想時レート: 147.17

ポンド円は、147.97の高値からのレジスタンスや月足の雲の下限を上抜け、上昇が147.57まで拡大。ただ、スロー・ストキャスティクスが買われ過ぎにあり、上値追いは注意しておきたいが、147.97の戻り高値を超えると上昇が、148.88-149.75、150.65、153.86などが視野となるが、156.60の戻り高値の上抜けは不透明で、更に157.05には横ばいとなる月足の雲の上限が位置しており、上値を抑える可能性が残っている。

一方下値は、145.22-48,144.38-50が支えると強いが、144.04の戻り安値を維持出来ずに、142.85の戻り安値を割れると142.20、141.08-29、140.76の戻り安値、140.35-37などが視野となるが、日足の雲が控えており、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、139.48-52を割れると下落が138.00-33の戻り安値圏までターゲットとなる。維持では良いが、136.80-97の下ヒゲまで割れると相場は崩れ、134.88-135.72の戻り安値圏までターゲットとなる。ただ直ぐにこの下方ブレイクが実現するかは不透明も134.41まで割れると133.62-84の戻り安値圏、133.05や132.95の戻り安値割れると相場は更に崩れ気味となり、132円のサイコロジカル、131.78の安値まで割れると130円までターゲットとなる。

従って、デイの戦略としては、やはり上値追いは出来ず、早期には、147.57の高値が抑えると売り狙いから、ターゲットは、146.90-00の維持では買い戻しで、割れても146.50を前に利食っておきたい。またこの位置の買いは若干下げ始めるとリスクがありそうだが、ストップは146.36割れで対応。またこの買いの利食いは、147.15-40が抑えると利食って置きたい。また様子見を決め込んで深めの下落での買い場探しなら、145.50-146.00ゾーンなどを待って買って、ストップは145.22割れとするか、145円まで買い下がるなら、ストップは144.50割れとなる。ただ、デイでのこういった下落では、146円ミドルが抑えると利食いを優先しておきたい。

2021年2月17日円売り、株高を追いかけず

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