【2021年5月19日】FOMC議事録が安心感につながるか?

2021年5月19日FOMC議事録が安心感につながるか?

おはようございます。だいまんです。

2021年5月19日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、ドルが軟調な展開を続けた。米4月住宅着工件数・建設許可件数が予想を下回り、米10年物国債利回りが、1.654%から1.627%まで下落もその後1.657%まで反発し、影響は限定された。また、NY株3指数は、小売業の好決算で上昇してスタートも、終盤になってイエレン財務長官が、法人税の引き上げの必要性を再強調する発言を行ったことで、マイナス圏で引けた。ただ、株安によるリスクオフの動きは広がっていない。

ドル円は108.84まで下落、ユーロドルは、ユーロ圏1-3月期GDP・改定値が、2四半期のマイナスで、景気後退入りが意識されるも1.2234まで買われ、ポンドドルは、英4月失業率に改善が見えて1.4221まで上昇した。

一方クロス円では、ユーロ円が133.18まで上昇、ポンド円は154.84から154.52で上下し、オージー円は85.16から84.78で推移、NZD円は79.20まで値を上げ、カナダ円は、「イラン核合意交渉で進展」との報道で原油相場が下落したことで、90.75から90.20まで売りに押された。

5月19日の注目材料

  • 香港市場休場、韓国市場休場(釈迦誕生日)、トルコ市場休場(青年とスポーツの日)
  • 07:45 (NZ) 第1四半期卸売物価指数 [前期比] (前回0.4%)
  • 09:30 (豪) 5月ウエストパック消費者信頼感指数 (前回118.8)
  • 10:00 (豪) 4月先行指数 [前月比] (前回0.38%)
  • 10:30 (豪) 第1四半期賃金コスト指数 [前年比] (前回1.4%)
  • 10:30 (豪) 第1四半期賃金コスト指数 [前期比] (前回0.6%)
  • 13:30 (日) 3月鉱工業生産・確報値 [前月比] (前回2.2%)
  • 13:30 (日) 3月鉱工業生産・確報値 [前年同月比] (前回4.0%)
  • 13:30 (日) 3月設備稼働率 [前月比] (前回-2.8%)
  • 15:00 (英) 4月消費者物価指数 [前月比] (前回0.3% 予想0.6%)
  • 15:00 (英) 4月消費者物価指数 [前年同月比] (前回0.7% 予想1.4%)
  • 15:00 (英) 4月消費者物価指数・コア指数 [前年同月比] (前回1.1% 予想1.3%)
  • 15:00 (英) 4月小売物価指数 [前月比] (前回0.3% 予想0.8%)
  • 15:00 (英) 4月小売物価指数 [前年同月比] (前回1.5% 予想2.4%)
  • 17:00 (南ア) 4月消費者物価指数 [前月比] (前回0.7% 予想0.5%)
  • 17:00 (南ア) 4月消費者物価指数 [前年同月比] (前回3.2% 予想4.3%)
  • 18:00 (ユーロ圏) 4月消費者物価指数・改定値 [前年同月比] (前回1.6% 予想1.6%)
  • 18:00 (ユーロ圏) 4月消費者物価指数コア指数・改定値 [前年同月比] (前回0.8% 予想0.8%)
  • 20:00 (米) MBA住宅ローン申請指数 [前週比] (前回2.1%)
  • 20:00 (南ア) 3月小売売上高 [前年同月比] (前回2.3% 予想2.4%)
  • 21:30 (加) 4月消費者物価指数 [前月比] (前回0.5% 予想0.2%)
  • 21:30 (加) 4月消費者物価指数 [前年同月比] (前回2.2% 予想3.1%)
  • 00:35 (米) ボスティック・アトランタ連銀総裁「インタビュー」
  • 23:00 (米) ブラード・セントルイス連銀総裁講演
  • 23:30 (米) 週間原油在庫統計 (前回-42.6万バレル)
  • 00:35 (米) ボスティック・アトランタ連銀総裁「ブルームバーグ・ビジネスウィーク主催イベント参加」
  • 02:00 (米) 米財務省20年債入札
  • 03:00 (米) 米連邦公開市場委員会・議事録公表(4月27日-28日開催分)
  • 欧州復興開発銀行年次総会(アルメニア・エレバン、20日まで)

5月19日の相場見通し

昨晩ドルが軟調な展開となりました。米長期金利が落ち着いた動きであることは、ある程度理解できますが、軟調な株価にもリスクオフの動きは見えていません。若干不透明感が残る展開ですが、株価が再び大きく調整した場合、巻き戻しの動きも急速となり易いことは、留意しておきましょう。

金融政策としては、4月27日-28日開催分のFOMC議事録が発表されます。FOMCは、回復傾向が見える米経済指標や上昇気味のインフレ率にも、慎重な姿勢を崩していません。今夜の議事録でも、「インフレは一過性」との見方を変えなければ、相場は好感する動きを見せるでしょう。リスクは、市場が思惑を高めているテーパリングに関して、一定の協議が行われていた場合です。その場合6月のFOMCに向けて、早期の金融引き締め観測が高まりそうです。恐らくないとは思いますが、こういった面に、もし焦点が当たった場合、ドルの強い買い戻しになるので、注目しておきましょう。

経済指標としては、NZ第1四半期卸売物価指数、豪州では、5月ウエストパック消費者信頼感指数、4月先行指数と第1四半期賃金コスト指数、日本では3月鉱工業生産・確報値と設備稼働率、英国では、4月消費者・小売物価指数、ユーロ圏では、4月消費者物価指数・改定値、加4月消費者物価指数などが発表されます。

総じて物価指数が大きな焦点となりそうですが、オセアニア、英国やユーロ圏、カナダとも感染者数の減少から経済活動が再開されています。強い結果が相場を支えるか注目となりますが、ただ、流石に単月の結果で中銀が早期にテーパリングを開始することはないでしょう。強い結果でも、買いの動きは一過性に留まると見ておきましょう。

5月19日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ユーロドル

  • 予想レンジ:1.2180~1.2280
  • 基本戦略: 慎重な売り場探しか、押し目買い
  • 予想時間:07:24 予想時レート: 1.2222

ユーロドルは、調整を1.1704で維持して、1.2234まで再反発。更に上値トライが継続するのか注目されるが、上値は、昨日の高値1.2234や1.2243の戻り高値を越えてサイコロジカルな1.2250、1.2285の戻り高値を目指す動きとなるが、上抜けは不透明で、あくまで1.2349の今年の高値をしっかりと超えて、1.2400のサイコロジカル、月足からは、1.2414-1.2476の戻り高値圏、1.25のサイコロジカルまで視野となる。ただ、1.2555の戻り高値を越えるかは、現状不透明となる。

一方下値は、転換線と絡む1.2126-47、基準線と絡む1.2071の維持では強いが、1.2051を割れると、サイコロジカルな1.20前後、1.1974の日足の雲の上限、1.1943の雲の下限と絡む位置が視野となるが、維持では堅調が続くが、1.1961-78の戻り安値圏を割れると1.1737-1.1820の戻り安値圏まで視野となるが、維持出来れば良いが、維持出来ずに1.1704やサイコロジカルな1.17を割れると1.1650のサイコロジカルまで視野となる。ただ、この維持では更に突っ込み売りは出来ないが、リスクは、1.1603の安値を割れで、その場合調整が深まり、それ以前の高値1.1495から1.1422ゾーンまで視野となるが買いが入り易い。またもし割れても1.12-1.14ゾーンは、揉み合いを経たゾーンで、こちらも買いが入り易い。あくまで1.1168の戻り安値を割れるまでは、堅調相場が続くと見たい。

従ってデイの戦略としては、上値追いは避けたいレベルで、早期は1.2235や1.2245が上値を抑えるならこういった位置から、超えるなら1.23方向への上昇で売場を探して、この場合のストップは1.2350越えで、ターゲットは、1.2165-80ゾーンへの調整で利食い。またこの位置から買いを狙って、1.2140-60まで買い下がり。ストップは1.2126割れで、ただ、こういった下落では、1.2200-20ゾーンが上値を抑えると利食いとなる。

2021年5月19日FOMC議事録が安心感につながるか?

ポンド円

  • 予想レンジ:153.50~155.00
  • 基本戦略:戻り売りから押し目買い
  • 予想時間:07:33 予想時レート: 154.53

一旦の高値153.41から調整を日足の雲で守って、上昇が154.84まで拡大。上値は、この位置を超えて155円のサイコロジカルが視野となるが、一旦強い位置で、156.60の戻り高値の上抜けは不透明で、更に157.05には横ばいとなる月足の雲の上限が位置しており、上値を抑える可能性が残っている。

一方下値は、153.15-74の戻り安値圏、153.05の転換線、それ以前の高値圏となる152.12-41,基準線の151.95の維持では良いが、150.88-151.23の雲の上限と絡む位置を割れると、149.54-150.11の雲の下限と絡む位置まで視野となるが、買い入り易い。ただし149.06の戻り安値や148.53-77の戻り安値を割れるケースと調整が深まり、148.12、147.29-41まで割れると146.36-56,145.22の戻り安値を割れると144.04-50、142.85、142.20まで視野となるが、維持は不透明も維持できない場合141.08-29、140.76、140.35-37などが視野となる。また139.48-52を割れると138.00-33の戻り安値圏、136.80-97の下ヒゲまで割れると相場は崩れ、134.88-135.72の戻り安値圏までターゲットとなる。ただこの下方ブレイクが、一気に実現するかは不透明も134.41まで割れると133.62-84の戻り安値圏、133.05や132.95の戻り安値割れると相場は更に崩れ気味となり、132円のサイコロジカル、131.78の安値まで割れると130円までターゲットとなる。

従ってデイの戦略としては、サイコロジカル的に強い154円を前に上値追いは厳しく、早期は売り目線から、ストップは155.55越えなどで対応。ターゲットは、154.30-45のそれ以前の高値圏が維持されると利食いとなるが割れてくれるなら、サポートの154.00-15ゾーンの維持では利食いとなる。またこの位置の買いは153.47-74ゾーンまで買い下がって、ストップは153.15割れ。この買いのターゲットは、154円ミドルが上値を抑えると利食いとなる。

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