週末を睨むとリスクオフが続く【2021年6月18日】

2021年6月18日週末を睨むとリスクオフが続く

おはようございます。だいまんです。

2021年6月18日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、米失業保険申請件数や6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が市場予想を下回り、米10年物国債利回りが、FOMC後の上昇で超えられなかった1.60%から1.492%まで低下も、米FOMCの結果を受けたドル買いが継続した。NY株価3指数は、まちまちの展開、イエレン財務長官が、「ハイパーインフレのリスクはないと思う」と述べたが、影響は見えなかった。

ドル円は、クロス円の売りに圧迫されて110.17まで値を下げ、ユーロドルは、レーンECB専務理事が、「パンデミック緊急資産購入プログラムの終了についての議論は不要であり、時期尚早」と述べたこともあって、1.1892まで値を下げた。ただ、ワイトマン独連銀総裁は、「パンデミック緊急購入プログラムは間もなく終了するはず」と述べている。また、ポンドドルも1.3896まで売りに押された。

一方クロス円は、米国の利上げが現実味を帯びたことで、高金利通貨主導で利食いが優勢となった。ユーロ円が131.03、ポンド円が153.15、オージー円が83.07、NZD円が77.06、カナダ円が89.03までじり安となった。

6月18日の注目材料

  • 08:30 (日) 5月全国消費者物価指数 [前年同月比] (前回-0.4% 予想-0.2%)
  • 08:30 (日) 5月全国消費者物価指数・除生鮮食料品 [前年同月比] (前回-0.1% 予想0.0%)
  • 08:30 (日) 5月全国消費者物価指数・除生鮮食料品/エネルギー [前年同月比] (前回-0.2% 予想-0.3%)
  • 未 定 (日) 日銀金融政策決定会合・政策金利公表 (現行-0.10%)
  • 14:00 (日) 4月スーパー販売額 [前年比] (前回0.8% 予想6.0%)
  • 15:00 (独) 5月生産者物価指数 [前月比] (前回0.8% 予想0.7%)
  • 15:00 (独) 5月生産者物価指数 [前年比] (前回5.2%)
  • 15:00 (英) 5月小売売上高 [前月比] (前回9.2% 予想1.6%)
  • 15:00 (英) 5月小売売上高 [前年同月比] (前回42.4% 予想29.0%)
  • 15:00 (英) 5月小売売上高・除自動車 [前月比] (前回9.0% 予想1.4%)
  • 15:00 (英) 5月小売売上高・除自動車 [前年同月比] (前回37.7% 予想27.1%)
  • 15:30 (日) 黒田東彦日銀総裁・定例記者会見
  • 17:00 (ユーロ圏) 4月経常収支・季調済 (前回178億ユーロ)
  • 17:00 (ユーロ圏) 4月経常収支・季調前 (前回310億ユーロ)
  • 21:30 (加) 5月新築住宅価格指数 (前回1.9%)
  • EU財務相理事会
  • イラン大統領選挙
  • 米メジャーSQ

6月18日の相場見通し

昨晩は、ドル売り、円買いが優勢となりました。FOMCの早期金融引き締め観測が、リスクオフのクロス円の売りにつながったようです。

本日は週末ですので、まだまだポジション調整の売りが出易く、大きく売り込まれたクロス円ですが、安易に値ごろ感で買うのは危険となりそうです。

金融政策としては、日銀が政策金利の発表を行いますが、 政策の変更は想定されていません。一応ETF買いに思惑は残りますが、黒田日銀総裁の定例記者会見でも、特別な発言はなさそうで、市場に影響を与えることはないでしょう。

経済指標としては、日本の5月全国消費者物価指数と4月スーパー販売額、独5月生産者物価指数、ユーロ圏4月経常収支、英5月小売売上高、加5月新築住宅価格指数などが発表されます。

英5月小売売上高の結果で、ポンドに一定の動きが見えるでしょうが、総じて重要度の高い指標はなく、指標に対する相場の反応は限定される展開が続きそうです。

本日も米長期金利の動向には注意ですが、株価面では、米国がメジャーSQを迎えます。高値圏にあるナスダックやS&Pが、高値を更新する動きを継続するのか注目ですが、直近では、株価の動きに為替市場はあまり反応していないことで、急落でもしない限りは、影響は限定されるでしょう。

その他EU財務相理事会やイラン大統領選挙も直接的な影響はないと思われます。

6月18日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ドル円

  • 予想レンジ:110.00~111.00
  • 基本戦略: 逆張り
  • 予想時間:07:29 予想時レート:110.28

下値を109.19-28ゾーンで維持して、上昇も110.97の直近高値を前に、一旦110.82で上値を抑えられる形。ただ、引き続きスロー・ストキャスティクスは、未だ買いを維持しており、サポートが維持できるか焦点となる。

下値は、転換線の110.00、109.59-81の戻り安値で、基準線と絡む位置が維持されると短期上昇サポートが有効となる。ただし、109.19―28の戻り安値圏や109.04を割れると、108.89-96の日足の雲の捻じれる位置が視野となるが、買いが入り易い。ただ、維持出来ない場合、108.56-72の戻り安値圏、108.35の戻り安値まで視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、108.03の戻り安値や108円を維持出来ずに、もし107.48まで割れると相場は崩れ、107.16のそれ以前の高値、106.94の戻り安値、106.37-64の戻り安値、サイコロジカルな106円前後まで視野となるが、大きな流れのネックラインからは、買いが入り易い。ただ、105.83-85の戻り安値まで割れると105.20、サイコロジカルな105円が視野となるが、更に突っ込み売りは出来ない。ただ、104.92の戻り安値を割れると調整気味となり、104.55-86まで視野となる。また104.41の戻り安値を割れると相場崩れ気味となるが、ただ、下値には出遅れた雲が控えており、104.05-20の戻り安値圏で、日足の雲の上限が控える位置が視野となるが、買いが入り易い。ただし割れると雲の下限が位置する103.45-57まで視野となるが、維持では堅調が続く。このリスクは、103.33の安値を割れるケースで、その場合103円方向への調整となるが、維持されると更に突っ込み売りは出来ないが、102.96や102.59を割れると102.50前後のサイコロジカル、101.99の戻り安値、更にサイコロジカルは101.50がターゲットとなるが、引き続き買いが入り易い。最大のリスクは101.19の安値割れとなるが、その場合100.58のフィボナッチ・リトレースメント(75.31-125.86)までターゲットとなる。ただ、100円のサイコロジカルを直ぐに割れることは想定できず、買い下がり位置との見方は変わらない。

一方上値は、110.82や110.97を越えて、111.00や111.50などのサイコロジカル、111.71、112.15の月足の雲の上限や112.23の戻り高値まで視野となる。こういった位置は125.86の高値から99.02の安値までの調整の50%(112.44)の位置に相当することで、上抜けは相当厳しい位置となる。

デイの戦略としては、一旦高値付き感はあるが、押し目では買いが入り易く、本日のところは110円台で逆張り戦略。下値は110円前後までは買い下がって、ストップは109.80割れまたは、思い切って109.19割れとするなら、109円ミドルまで買い下がり。ターゲットは、110.50-70がCapされると利食いとなる。またこういった位置は戻り売りも検討して、ストップは110.82越え。ターゲットは、現状の安値110.15-25が維持されると利食いとなる。

2021年6月18日週末を睨むとリスクオフが続く

ユーロ円

  • 予想レンジ:130.60~132.00
  • 基本戦略:戻り売り
  • 予想時間:07:16 予想時レート:131.32

上昇が、134.13まで拡大もこの位置が上値を押さえて、上昇サポートや日足の雲の上限を割れて調整が強まっている。

下値は、昨日の安値131.03を維持すれば良いが、割れると131.48-64の戻り安値、130.21-57の戻り安値で雲の下限と絡む位置が視野となるが、維持では堅調が続くが、129.59を割れると128.83-129.23ゾーンまで視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、128.29-39の戻り安値や128.13を割れると調整が深まり、127.50-77の戻り安値、126.98-127.32ゾーンが視野となるが、過去の高値圏と絡む位置で、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、維持出来ない場合126.17-126.70、125.60-126.10の戻り安値圏まで視野となる。こちらも維持では更に突っ込み売りは出来ないが、125.09-31やサイコロジカルな125円をしっかりと割れると調整が深まり、124.30-38、123.90や123.64を割れると123.01-03、122.85を割れると122.66、121.82-122.23ゾーンの戻り安値圏まで視野となる。このリスクは121.62や121.48の戻り安値割れで、その場合120.81や120.27、サイコロジカルな120円までターゲットとなるが、こういった下落では、長期的に買い狙いが検討される。このリスクは119.31の安値割れとなる。

一方上値は、スロー・ストキャスティクスの反転下落となっており、日足の窓の上限となる132.65-85に、転換線や基準線が絡み、やれやれの売りが出易く、超えても133.59-70が抑えると上昇も厳しい。あくまで134.13の高値を越えて、134.50のサイコロジカル、更に強い135円がターゲットとなるが、一旦利食いが出易そうだ。ただ、この位置も超えると、136円や137円のサイコロジカル、更に137.50の高値まで視野となるが不透明となる。

従ってデイの戦略としては、突っ込み売りは出来ないが、反発で順次売り上がりを検討したい。上値は、131.65-00ゾーンへの反発での売りは、132.33をストップまたは、133.76をストップに、132.65-00ゾーンまで売り上がる形。ターゲットは、現状の131円前後が維持されると利食いで、割れても日足の雲の下限が控える130.57を前に下げ渋りでは、利食い優先となる。またこの雲が維持されると買いからも検討されるが、ストップを130円割れに置いて、買い下がりの余裕を持って対応。ただ、デイでのターゲットは、131.00-20や131円ミドルなどが抑えると利食い優先が安全となる。

2021年6月18日週末を睨むとリスクオフが続く

リアルタイム為替レート

リアルタイムチャート