米雇用統計でも動きは限定されるか?【2021年9月3日】

2021年9月3日 為替相場予測

おはようございます。だいまんです。

2021年9月3日の相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、米週間新規失業保険申請件数などの雇用指数や7月製造業新規受注が、強い結果となり、NY株価が堅調推移となり、リスクオン・ムードが継続した。NY株価3指数は、ダウが4日ぶりに反発、ナスダックが2日連続で最高値、S&Pも史上高値を更新した。

ドル円は110.09から米10年物国債利回りが、1.304%から1.285%まで低下したこともあって109.93まで下落、ユーロドルは、ユーロ圏7月卸売物価指数が強い結果となったこともあって1.1876まで値を上げ、ポンドドルも1.3841まで反発した。

一方クロス円では、ユーロ円が130.59、ポンド円は152.20、オージー円が81.54は、NZD円は78.32、カナダ円が87.65まで上昇した。

9月3日の注目材料

  • 07:30 (豪) 8月AIG建設業指数 (前回48.7)
  • 10:45 (中) 8月財新サービス業PMI (前回54.9 予想51.3)
  • 15:45 (仏) 7月財政収支 (前回-1313億ユーロ)
  • 16:50 (仏) 8月サービス業PMI・改定値 (前回56.4 予想56.4)
  • 16:55 (独) 8月サービス業PMI・改定値 (前回61.5 予想61.5)
  • 17:00 (ユーロ圏) 8月サービス業PMI・改定値 (前回59.7 予想59.7)
  • 17:30 (英) 8月サービス業PMI・改定値 (前回55.5 予想55.5)
  • 18:00 (ユーロ圏) 7月小売売上高 [前月比] (前回1.5% 予想0.0%)
  • 18:00 (ユーロ圏) 7月小売売上高 [前年同月比] (前回5.0% 予想4.5%)
  • 21:30 (加) 第2四半期労働生産性指数 [前期比] (前回-1.7%)
  • 21:30 (米) 8月非農業部門雇用者数 [前月比] (前回94.3万人 予想75.0万人)
  • 21:30 (米) 8月政府部門雇用者数 (前回24.0万人)
  • 21:30 (米) 8月民間部門雇用者数 (前回70.3万人 予想70.0万人)
  • 21:30 (米) 8月製造業雇用者数 (前回2.7万人)
  • 21:30 (米) 8月失業率 (前回5.4% 予想5.2%)
  • 21:30 (米) 8月U6失業率 (前回9.2%)
  • 21:30 (米) 8月労働参加率 (前回61.7%)
  • 21:30 (米) 8月平均時給 [前月比] (前回0.4% 予想0.3%)
  • 21:30 (米) 8月平均時給 [前年同月比] (前回4.0% 予想4.0%)
  • 22:45 (米) 8月サービス業PMI・改定値 (前回55.2 予想55.2)
  • 22:45 (米) 8月総合PMI・改定値 (前回55.4)
  • 23:00 (米) 8月ISM非製造業景況・総合指数 (前回64.1 予想62.0)
  • 23:00 (米) 8月ISM非製造業景況・景気指数 (前回67)
  • 23:00 (米) 8月ISM非製造業景況・価格指数 (前回82.3)
  • 23:00 (米) 8月ISM非製造業景況・新規受注指数 (前回63.7)
  • 23:00 (米) 8月ISM非製造業景況・雇用指数 (前回53.8)

9月3日の相場見通し

昨晩も堅調な株価を背景に、リスクオンの展開ですが、ドルの動きは、本日の米雇用統計の発表を控えてか、様子見ムードに留まりました。本日はその米8月雇用統計が発表されることで、一定の動きが見えるか注目です。ただ、NY市場は、月曜日がレイバーデーで休場なります。一旦相場が動いても、その後は調整的な相場に留まる可能性もあることは留意しておきましょう。

経済指標としては、中国の8月財新サービス業PMI、英欧米のサービス業PMI、ユーロ圏7月小売売上高、米国では、8月雇用統計とISM非製造業景況指数などが発表されます。英欧米のPMIは、確報ですので、変化がなければ影響は少なそうです。ただ、中国の8月財新サービス業PMIは、直近足踏みが続く中国経済の状況を反映すると良い影響を与えないかもしれません。ただ、これもサプライズとならないなら大きな反応はなさそうです。

一方米国の雇用統計は、直近で発表されたADP全米雇用報告が、相当弱かったこともあり、8月非農業部門雇用者数の弱い結果を一定分織り込んでいる可能性がありそうです。予想を下回っても、+50万人前後なら悪い影響は一過性となりそうです。その面では、サプライズは強い結果とることは注意しておきましょう。

9月3日のデイ・トレード戦略

本日のデイトレード戦略です。

ドル円

  • 予想レンジ:109.50~110.50
  • 基本戦略: 大きめの動きで逆張り
  • 予想時間:08:21 予想時レート:109.95

上昇が111.66でCapされて、下落が日足の雲を割れて、108.72まで拡大も、サポートに守られて反発後は揉み合いが続いている。ただ、上げ渋りからスロー・ストキャスティクスが、丸みを帯びていることは注意したい。

上値には、一旦雲を超える動きが見えたが、110.42で抑えられており、引き続き110.42-55が抑えるとレジスタンス的。110.80を越えて、110.82-111.20の戻り高値圏、111.50のサイコロジカルが視野となるが、やれやれの売りが出易い。あくまで111.66や111.71の戻り高値を越えて、112.15の月足の雲の上限や112.23の戻り高値まで視野となる。こういった位置は125.86の高値から99.02の安値までの調整の50%(112.44)の位置に相当することで、上抜けは相当厳しい位置となる。ただし、超えると114.55,114.73、115.51、118,66-60のトランプ大統領就任後の高値まで視野となる。

一方下値は、基準線の109.76が支えると良いが、109.59や109.41の戻り安値を割れると、サポートが崩れる。ただ、109.11の戻り安値を割れてもサイコロジカルな109円前後が維持されると更に突っ込み売りは出来ないが、108.72まで割れると調整色が強まり、108.56-57の戻り安値圏、108.35の戻り安値まで視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、108.03の戻り安値や108円を維持出来ずに、もし107.48まで割れると相場は崩れる。その場合107.16のそれ以前の高値、106.94の戻り安値、106.37-64の戻り安値、サイコロジカルな106円前後まで視野となるが、大きな流れのネックラインからは、買いが入り易い。ただ、105.83-85の戻り安値まで割れると105.20、サイコロジカルな105円が視野となるが、更に突っ込み売りは出来ない。ただ、104.92の戻り安値を割れると調整気味となり、104.55-86まで視野となる。また104.41の戻り安値を割れると相場崩れ気味となるが、ただ、下値には出遅れた雲が控えており、104.05-20の戻り安値圏で、日足の雲の上限が控える位置が視野となるが、買いが入り易い。ただし割れると雲の下限が位置する103.45-57まで視野となるが、維持では堅調が続く。このリスクは、103.33の安値を割れるケースで、その場合103円方向への調整となるが、維持されると更に突っ込み売りは出来ないが、102.96や102.59を割れると102.50前後のサイコロジカル、101.99の戻り安値、更にサイコロジカルは101.50がターゲットとなるが、引き続き買いが入り易い。最大のリスクは101.19の安値割れとなるが、その場合100.58のフィボナッチ・リトレースメント(75.31-125.86)までターゲットとなる。ただ、100円のサイコロジカルを直ぐに割れることは想定できず、買い下がり位置との見方は変わらない。

デイの戦略としては、揉み合いが続いており、未だトレンドが出るかは不透明で、本日は米雇用統計の結果で上下する可能性があり、大きめの動きで逆張りが検討される。上値は、110.80をストップ、110.50方向への上昇で売り狙い。ターゲットは、109円前後、後半の維持では買い戻しで、また109.50方向への調整では買いを狙って、ストップを近めなら109.41割れ。または、更に買い下がりを予定するなら、ストップは109.11割れ。ターゲットは、110円が抑えると利食いで、超えても110.10-30では利食いを優先したい。

ドル円

ユーロ円

  • 予想レンジ:129.80~131.00
  • 基本戦略: 押し目買い
  • 予想時間:08:40 予想時レート: 130.53

上昇が、134.13まで拡大もこの位置でCapされて、調整が日足の雲を割り込み127.94まで拡大も現状はこの位置を維持して反発的。スロー・ストキャスティクスも買いに転じており、一定の上昇があるか注目されるが、引き続き戻りではやれやれの売りが出易い。

上値は、日足の雲の下限を超えており、130.59の戻り高値を越えて131.09の戻り高値、131.86-132.24の戻り高値、日足の雲の上限が視野となるが売りが出易い。132.43-70-88の戻り高値圏を超えても、133.58-70や134円のサイコロジカルが抑えると上値追い出来ない。あくまで134.13の高値を越えて、134.50のサイコロジカル、更に強い135円がターゲットとなるが、一旦利食いが出易そうだ。ただ、この位置も超えると、136円や137円のサイコロジカル、更に137.50の高値まで視野となるが不透明となる。

一方下値は、129.16-60の戻り安値で、転換線や基準線と絡む位置、128.30-77の戻り安値圏の維持では堅調が続くが、127.94を割れると127.50-77の戻り安値、126.98-127.32ゾーンが視野となるが、過去の高値圏と絡む位置で、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、維持出来ない場合126.17-70、125.60-126.10の戻り安値圏まで視野となる。こちらも維持では更に突っ込み売りは出来ないが、125.09-31やサイコロジカルな125円をしっかりと割れると調整が深まり、124.30-38、123.90や123.64を割れると123.01-03、122.85を割れると122.66、121.82-122.23ゾーンの戻り安値圏まで視野となる。このリスクは121.62や121.48の戻り安値割れで、その場合120.81や120.27、サイコロジカルな120円までターゲットとなるが、こういった下落では、長期的に買い狙いが検討される。このリスクは119.31の安値割れとなる。

従ってデイの戦略としては、上値追いは出来ないが、押し目があれば買い狙い。特にサポートとして130.20前後が支えると強く、買ってもストップは130.16割れ。または、129.80-00での買い狙いで、このストップは、129.60や更に買い下がって、ストップは129.16割れとなる。ターゲットは、現状の高値130.60前後が抑えると利食い優先となる。また超えても131円を前に上げ渋りでは利食い。またこの位置から131円ミドルまでは慎重に売り上がって、ストップは132円越えで対応。この売りのターゲットは、130円ミドルが逆サポートすると利食い優先が安全となる。

ユーロ円