高勝率でも稼げない理由とは?FX初心者が陥りがちな勝率と手法の罠

(勝率の高い手法を学んで、手っ取り早く稼ぎたい!)

FXを始めようとする方の中には、このような考えから、つい勝率と手法に固執していないでしょうか?

確かに勝率は重要ではありますが、勝率を突き詰めたとしても稼げるとは限りません

では、一体どういったポイントを意識してトレードすれば良いのでしょうか。

本記事では、FX初心者の方に向けて、勝率に固執してはいけない理由と、押さえるべきポイントについて解説していきたいと思います。

FXで勝率にこだわってはいけない理由とは?

トレードの勝率が高くなれば、FXで稼げるようになる」これは半分正解で、半分間違いといってもいいでしょう。

勝率は確かに重要で、意識しておくべきポイントの1つではありますが、それが最重要というわけではありません。

ではFXにおいて、稼ぐために最も意識しておくべきポイントとは何なのでしょうか?

高勝率でも負ける事例

仮にトレードで高勝率を維持できたとしても、稼げないことも往々にしてあります。

例えば、9回の勝ちトレードでコツコツ稼いだとしても、1回の負けトレードで全て吹き飛ばすことにもなりかねないからです。

これがいわゆる「コツコツドカン」と呼ばれる負け方であり、初心者ほど陥ってしまうでしょう。

 

また、ある程度の経験を培ったとしても、フラッシュクラッシュのような展開が読めない相場において、退場(強制ロスカット)してしまうトレーダーは続出します。

例えば、FXに関する有名な書き込みの中に、次のようなものがあります。

昨晩2998万くらいの残高が有ったが朝起きたら12万になってた
今頃になって実感が…

20万位から何度も退場を乗り越え
3年かけて勝ち組になったと思っていたのに
もうトイレに行く事すら出来ないよ…どうやって立ち直ろうか

高勝率をキープして勝ち組になったとしても、一発の強制ロスカットによって、道を断たれてしまうこともあるわけなのです。

しかし「絶望を経験すること」を避けていては、トレーダーとしての成長は望めません。

負ける展開において、いかにダメージを抑えることができるかもまた、FXにおいて求められる要素の1つといえるでしょう。

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意識すべきはリスクリワード

勝率ではなく、リスクリワードを意識してみましょう。

リスクリワードとは、1回の取引における利益と損失の比率であり、1回の取引でとるリスク(損失1)に対して、どのくらい利益を取れるかを数値化したものです。

簡単な例で言えば、損失が1万円で利益が3万円の場合、リスクリワードは「1:3」となります。

1:3のリスクリワードを維持できれば、勝率33%(1勝2敗の成績)だとしても収支はプラスです。

リスクリワードの見方の一例

では、リスクリワードを意識するためには、相場においてどのように立ち回ればよいのでしょうか。

厳密な答えがあるわけではありませんが、その一例として、以下のチャートをご覧ください。

レンジ相場とは、特定の値幅を往来する相場のことです。

上にような状況において、レンジ相場の高値圏でロング(買い注文)でエントリーすることを考えてみましょう

このとき、反発の可能性が高いレジスタンスラインまでの距離は短く、また買い支えが入るサポートラインまでの距離は長いと考えることができます。

つまり利益が取れそうなpipsの範囲は薄く、損失を抱えうるpipsの範囲は大きい、まさにリスクリワードが悪い局面と言えるでしょう。

このように「期待できるpips(値幅の範囲)」を考慮することで、より有利なリスクリワードを設定できるようになるはずです。

勝率が高い手法とは

リスクリワードが重要とは言え、それでも勝率が高い手法を選ぶに越したことはありません。

そこで本節では、初心者にも扱いやすく、なおかつ勝率の高い手法を紹介していきます。

戦略1:水平線&トレンドライン

FXではトレンドに乗ることが重要となりますが、その一助となるのがトレンドラインです。

トレンドラインとは、トレンドに沿って描かれる線のことであり、上手く引くことができれば、トレンドの出現・転換をより的確に捉えることができるようなるでしょう。

チャネルラインとアウトラインによって、トレンドの持続性や値幅まで予測することができ、1本のラインが金脈を掘り当てることになるかも知れません。

トレンドライン トレンドラインの引き方を初心者向けにわかりやすく解説!

 

また上昇トレンドと下降トレンド、2つのトレンドラインが交差することによって描かれる「三角保ち合い」の出現も要注目です。

値動きが三角形の頂点に向かって収束する特徴があり、相場が大きく動く局面の前触れと考えられています。

三角持ち合い FXの三角持ち合いとは?パターン3種類とトレード手法2つ

そのため、三角保ち合いをブレイクする前は様子見が基本となっており、ブレイクした後は流れでトレンドが形成されるため、それに乗っかるのが手堅い勝ち方になるでしょう。

戦略2:パーフェクトオーダー

3本の移動平均線が、同じ方向を示す状態をパーフェクトオーダーと呼びます。

上向きにそろったのであれば上昇トレンド、下向きに揃ったのであれば下降トレンドといった具合に、分かりやすくトレンドをフォローできるようになります。

perfectorder02

またパーフェクトオーダーの強みとしては、分かりやすいだけでなく信頼度も高いという点。

それもそのはず、パーフェクトオーダーが形成される前提条件として、強いトレンドの発生が必須だからです。

兎にも角にも、勝率の高いエントリー手法を1つ習得したいという方は、まずパーフェクトオーダーから学んでみてはいかがでしょうか。

FXのパーフェクトオーダーとは?メリットやおすすめの期間設定について解説

戦略3:ゴールデンクロス&デッドクロス

ゴールデンクロスとは、短期移動平均線が長期移動平均線を下から上に突き抜けた状態であり、デッドクロスとは、短期移動平均線が長期移動平均線を上から下に突き抜けた状態です。

ゴールデンクロスとは?意味・見方のポイントなど分かりやすく解説ゴールデンクロスとは?意味・見方のポイントなど分かりやすく解説 ゴールデンクロスとは?意味・見方のポイントなど分かりやすく解説

それぞれトレンド出現のサインとして考えられており、習得することで精度高くエントリーできるようになるでしょう。

もちろん、ゴールデンクロスやデッドクロスが出現したからといって、必ずしもチャートがトレンドを形成するわけではありません。

そういったダマシ的な値動きを見極めるためにも、オシレーター系のインジケーターと併用が推奨されているので、各々使い慣れているものと組み合わせてみてください。

FXは負けが9割?勝率が低くなる要因とは?

FXはレンジ相場が大半を占めるため、任意の地点から見れば、上昇する確立・下落する確率はどちらも半々といえます。

つまり手数料を考慮しなければ、稼ぐ金額も失う金額も、ほぼ半々に収束すると考えることができるでしょう。

ところが実際は、損失が利益を上回ってしまう…というのが多くのFXビギナーが経験するところではないでしょうか。

負ける原因はプロスペクト理論

多くの人が投資で負けてしまう原因として、プロスペクト理論と呼ばれるものがあります。

プロスペクト理論 プロスペクト理論を克服しろ!4つの克服方法で損切り上手になれる

この性質によって、誰しもが含み益の我慢には弱く、含み損の我慢には強い

自然と利小損大のトレードになってしまうため、勝率が半々では負け越してしまう可能性が高いというわけなのです。

だからこそ上述したように、損小利大となるようリスクリワードの意識が重要であり、勝率を意識するだけでは稼ぐことが難しいということになります。

勝率を気にしない自動売買・システムトレードもおすすめ!

勝率やリスクリワードを意識せずとも、堅実に利益を取る方法として、自動売買やシステムトレードを利用するという方法があります。

【アプリ版】初心者でも稼ぎやすい!おすすめFX自動売買とは?

感情を介入させず、また決められたルール通りのトレードを繰り返す自動売買では、多くの初心者が利益を出すことに成功しています。

将来的に専業トレーダーを目指す人であれば、勝率やリスクリワードを意識しなければなりませんが、副業感覚で手堅く稼ぎたいという人は、以下のサービスから運用を始めてみてはいかがでしょうか。

まとめ:勝率よりもリスクリワード!利大損傷を意識すべし!

本記事では、FXにおける勝率や手法について、以下のポイントを中心に解説しました。

  • 勝率にこだわるべきではない理由
  • 勝率の高いエントリー手法3選
  • 勝率が低くなる要因について

FXの世界では、高勝率でも稼げない人もいれば、低勝率でも稼げている人がいます。

稼ぐために重要なのは、リスクリワードを意識していかに期待値の高いトレードを繰り返せるか…これに尽きるといえるでしょう。

とはいえ初心者のうちから実践するのは難しく、だからこそ優秀な自動売買やシステムトレードに委任しつつ基本を学ぶ、というやり方も一案です。

将来的どのようなトレードスタイルで稼ぎたいのか、そのために今取るべき戦略は何なのか、この機会に考えてみてはいかがでしょうか。

以上、参考にしていただければ幸いです。

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