【2020年11月11日】サプライズがなければ揉み合いか?

おはようございます。だいまんです。

2020年11月11日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、ファイザーの新型コロナワクチン開発の進展を受けたリスクオンの動きも一服気味の展開となった。ただ、株価面では、NYダウが320ドル高も、ナスダックが289ドル安と新型コロナウイルス後の相場を見据えた展開が続いた。

ドル円は、米10年物国債利回りの高止まりを受けて104.91から105.49まで一時値を戻し、ユーロドルは、1.1843を高値から予想を下回る独11月ZEW独ZEW景況感指数を受けて、1.1780まで売りに押されたが、「欧州連合は、1.8兆ユーロ規模の予算と景気刺激策のための取りまとめに向けて前進」との報道が下値を支えた。一方ポンドドルは、1.3168から1.3279まで反発した。

クロス円では、ユーロ円は124.09から124.61、ポンド円が138.30から139.78まで反発、オージー円は76.40から76.84、NZD円は71.65から72.08、カナダ円は80.65から81.12で揉み合い気味の展開に留まった。

11月11日の注目材料

  • ポーランド市場休場(独立記念日)、カナダ市場休場(リメンバランス・デー)、NY債券・為替市場休場(ベテランズデー)
  • 08:30 (豪) 11月ウエストパック消費者信頼感指数 (前回105.0)
  • 08:50 (日) 10月マネーストックM2 [前年同月比] (前回9.0% 予想9.2%)
  • 10:00 (NZ) NZ準備銀行・政策金利公表 (現行0.25% 予想0.25%)
  • 11:00 (NZ) オアRBNZ総裁・記者会見
  • 14:00 (スウェーデン) 10月登録失業率 (前回9%)
  • 16:00 (トルコ) 9月経常収支 (前回-46.3億ドル 予想-26.3億ドル)
  • 21:00 (米) MBA住宅ローン申請指数 [前週比] (前回3.8%)
  • 21:00 (ブラジル) 9月小売売上高指数 [前年同月比] (前回6.1% 予想6.8%)
  • 21:00 (メキシコ) 9月鉱工業生産 [前月比] (前回03.3%)
  • 20:00 (メキシコ) 9月鉱工業生産 [前年比] (前回-9%)
  • 22:00 (ユーロ圏) ラガルドECB総裁講演(ECBフォーラム)
  • 中国「独身の日」
  • OPEC月報

11月11日の相場見通し

昨晩は、ファイザーの新型コロナワクチン開発の進展報道を受けたリスクオンの動きも一服気味の展開に留まりました。不安定な株価の動きに揺れる展開ですが、本日は米国市場が、ベテランズ・デーの休場です。主だった経済指標の発表もなく、参加者が減少することで、動意が鈍る可能性がありますが、ただ、NY株式市場は開場しています。逆に株価が荒れた場合や何かサプライズ・ニュースが出た場合、為替市場でも、動きが激しくなるリスクが残ることは注意しておきましょう。

金融政策としては、NZ準備銀行が政策金利を公表します。据え置きが想定されていますが、既にRBAが利下げを実施しています。NZでも警戒感の残る声明やオアNZ中銀総裁破発言が見えた場合NZドル相場の売り要因となりそうです。

要人発言としては、ECBフォーラムで ラガルドECB総裁が講演します。欧州の新型コロナウイルスの再拡大を受けて、ラガルド総裁が、12月の追加緩和の可能性に言及した場合、ユーロ相場の上値を押さえそうです。

その他引き続き新型コロナワクチンの感染拡大状況、ワクチン関連の報道、米大統領選に関連したニュースなどにも注意を払っておきましょう。

11月11日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

NZD円

  • 予想レンジ: 71.00~72.00
  • 基本戦略: 上値追いは避けて、押し目買い
  • 予想時間:09:50 予想時レート: 71.85

NZD円は、上値を71.98で抑えられて調整も、下値は68.21-68.77-68.65-68.98ゾーンの戻り安値圏が支え、日足の雲の上限や71.98の戻り高値を超える動きとなっている。ただ、この上値は、未だ揉み合いレンジからしっかりと超えてと言えず、また月足ベースの長期のレジスタンスの位置で、上値を抑えられると未だだましの範囲に留まるリスクが残ることは注意したい。ただ、しっかりと超えて来るなら月足の戻り高値からは、73.55、74.42、76.78、78.87、79.62やサイコロジカルな80円を順次目指す展開が想定される。

一方下値は、上昇前の高値圏となる70.49-52レベル、日足の雲の位置となる70.31から69.90が支えるとスロー・ストキャスティクスの反転からも強い。割れても69.37-45の維持では、サポート形成から堅調が続く見通し。リスクは68.98の安値や下限レンジ最安値となる68.21を割れるケースで、その場合68円のサイコロジカルから67.53の戻り安値、66.32-66.59の戻り安値圏などは長期のサポートが控える。更に割れても過去の揉み合いレンジとなる63.10-66.17ゾーンなどは底堅い位置となりそう。このリスクは61.79割れとなる。

デイの戦略としては、本日はNZ中銀の政策金利の発表が予定されており、据え置きが想定されている。この思惑がショート・カバーが入っている可能性もあり、上値追いは避けておきたい。ただ、押し目があれば買いが良い形で、できれば結果を待って、70.50-71円ゾーンへの下落があれば買い場探し。ストップを69.89割れとするか、69.45割れとするなら70円まで買い下がりが検討される。ただし、高値の78.10レベルを超えることで出来ずに、下落した場合のターゲットは、71円ミドルが上値を抑えるなら利食いとなる。

また積極的なら売りも検討する形だが、あくまで72.10を超えるなら止めるスタンス。案の定下げても、71円前後ではしっかりと利食っておきたい。

ポンド円

  • 予想レンジ: 138.00~140.00
  • 基本戦略: 慎重な売りから押し目買い
  • 予想時間:10:05 予想時レート: 139.45

ポンド円は、142.72の高値から調整を133.05で維持して反発が、日足の雲を超える展開。スロー・ストキャスティクスの反転もあって、今後140.00のサイコロジカルをしっかりと超えるか注目される。特にこの位置は142.72の高値を基準とするH&S形成の可能性が残っており、若干注意となる。また更なる上昇があっても、141.00から141.98の戻り高値圏を超えるかは不透明で、あくまで142.72の高値を超えるまでは、再度の強気となるのは厳しそうだ。

一方下値は、抜けてきた横ばいとなる雲の上限137.89g支えると強い可能性で、割れても雲の下限、136.26の窓の下限、135.00-72ゾーンが支えるとサポートから堅調だが、134.41を割れると、133.62-84の戻り安値圏まで視野となるが、維持では更に下落は拡大しないが、133.05や132.95の戻り安値割れると132円、131.78の安値まで割れるとサイコロジカルな130円までターゲットとなる。

デイの戦略としては、140円を前に上値追いは厳しい。また、11月中旬を期限としている英欧FTA交渉期限を前に、ショー¥トカバーが出ている可能性もあって、ポンド相場は、だいたいイベントの期日前に買い戻されても、それが終わるとまた売られるリスクが残ることは留意して対応したい。

基本は押し目買いとしても、早期には140円が抑えるなら売ってみたいところ。ただ、ストップは軽く140円50越えなどで設定して対応したい。売りの場合のターゲットは、139円前後が維持されると利食い優先が良い、またこの位置の買いは、138.18割れをストップとして、138円ミドルまで買い下がるも、ターゲットは、この下落では、直近高値の139.78を超えないなら利食い優先となる。

またもし、138円を割れると136.60-137円ゾーンまでの調整リスクがあることで、ついて行く形も想定されるが、その場合も137円前後ではしっかりと利食い、またこの位置から136円までの買いは、135.48をストップに対応したい。この買いの場合、138.10-20が逆にCapされると利食いとなる。