【2020年9月25日】週末、株価を睨んで

おはようございます。だいまんです。

2020年9月25日の相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、ムニューシン財務長官が、「景気刺激策についてペロシ米下院議長と協議する予定」、一方のペロシ下院議長も「景気刺激策についての協議再開を早期に望む」と述べたことで、追加の経済対策に対する期待感から、NY株価が反発したことで、ドルが巻き戻し気味、円が軟調な展開となったが、ただ、株価は上げきれず、総じて揉み合いの範囲の展開に留まった。また、米週間新規失業保険申請件数が予想を下回ったが、8月新築住宅販売件数は、予想を上回り、影響は限られた。

ドル円は、105.21から105.53での小動きに留まり、ユーロドルは、独9月ifo企業景況感指数が、4か月連続で上昇したこともあって、1.1627を安値に1.1697まで反発、ポンドドルは、スナク財務相が、「ホテル・観光部門の付加価値減税の拡大や政府が直接、労働者賃金を支援する措置」などの経済対策を議会で発表したことが下支えとなり1.2691から1.2782で上下した。

一方クロス円では、ユーロ円が122.58から123.16、ポンド円は133.61から134.67、オージー円は73.98から74.54、NZD円は68.64から69.16、カナダ円は78.49から79.09まで反発した。

9月25日の注目材料

  • 08:01 (英) 9月Gfk 消費者信頼感指数 (前回-27 予想-27)
  • 08:50 (日) 8月企業向けサービス価格指数 [前年同月比] (前回1.2% 予想1.2%)
  • 16:00 (ユーロ圏) ビルロワ・フランス中銀総裁講演
  • 17:00 (ユーロ圏) 8月マネーサプライM3 [前年同月比] (前回10.2% 予想10.4%)
  • 17:45 (ユーロ圏) デコス・スペイン中銀総裁講演
  • 21:30 (米) 8月耐久財受注 [前月比] (前回11.2% 予想1.5%)
  • 21:30 (米) 8月耐久財受注・除輸送用機器 [前月比] (前回2.4% 予想1.2%)
  • 21:30 (米) 8月耐久財受注・除国防資本財 [前月比] (前回9.9%)
  • 21:30 (米) 8月非国防資本財・除航空機 (前回1.9%)
  • 22:00 (米) ウィリアムズNY連銀総裁講演
    臨時欧州連合首脳会議(ブリュッセル)

9月25日の相場見通し

昨晩は、株価の反発もあって、リスクオフの動きも一服となりました。

一応ムニューシン財務長官とペロシ米下院議長が、協議する予定と伝えられたことが、追加経済対策の合意に期待感を高めたようです。ただ、ギンズバーグ最高裁判事の死去に伴って、週末トランプ大統領が、保守派の次期候補を指名すると伝えられています。次期候補は、11月の大統領選後に決定すべきと主張する民主党との軋轢は残っています。早期にこの問題が解決するとは、考えない方が良さそうです。

イベントとしては、昨日は臨時欧州連合首脳会議から何も聞こえてきていません。一部に非公式と伝えられていますので、何かの決定が発表されるかは不透明ですが、来週から再び、第9回目の英欧FTA交渉が再開されます。簡単に合意に至る可能性は低く、要人からの協議の難航が伝えられた場合、ポンド相場の上値を抑える展開が続きそうです。

経済指標としては、英9月Gfk 消費者信頼感指数、日本の8月企業向けサービス価格指数、ユーロ圏8月マネーサプライM3、米国8月耐久財受注ぐらいしか発表がありません。経済指標が相場に与える影響は少ない状況が続きそうです。

その他、週末を控えています。27日には、TikTokのアプリの配信禁止期限が来ますが、米中の問題なども懸念として残っています。 株価の動きと合わせて、リスクが取りづらいことは留意しておきましょう。

9月25日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ドル円

  • 予想レンジ: 104.80~105.70
  • 基本戦略: 突っ込みは避けて戻り売り
  • 予想時間:08:32 予想レート:105.43

ドル円相場は、下落も104.00を維持して反発的。 引き続きこの位置はサイコロジカルな意味合い以外、テクニカル的な下支えポイントとは言えず、不透明感が残る。まだまだ調整リスクが残ることは留意しておきたい。

ただ、現状は小動きも、下値は104.20-50ゾーンが支えると堅調が想定され、突っ込み売りは出来ない。あくまでこういった位置から104円をしっかりと割れてフィボナッチ・リトレースメントの76.4%となる103.67、戻り安値からは103.18、101.99がターゲットとなる。ただ、こういった位置は一旦買いとなり易い。最大のリスクは101.19の安値割れとなることは変わらない。

一方上値は、既にそれ以前の安値圏となる105.10-20を超えて、日足の基準線となる105.48を若干超えている。これは確定的ではないが、現状の高値となる105.53を超えると日足の雲となる105.97から106.18を目指す可能性が指摘されるが、上値を抑えやすい。あくまで106.55超えて、更に106.95-107.05、107.54、108.17の戻り高値を順次超えるまでは、あく抜けは見えない。

従って、デイ・トレードの戦略としては、本日は月末を控えた5-10日であり、上値トライのリスクもありそう。突っ込み売りは避けて、しっかりと戻りを待って売り狙い。まず、105.53を超えないならこの位置からだが、できれば105.82の戻り高値にバックに売り上がるか、更に日足の雲の位置となる105.97-106.18まで慎重に売り上がって、ストップは106.55越えとしたい。

ただ、ターゲットは、昨日の安値105.20が維持されると買い戻しも、割れるなら105円前後では、利食っておきたい。また買いは、104円後半を買い下がっても、ストップは104.40割れ。または、更に買い下がるなら104円割れでの対応となるが、こういった下落では、既に105円ミドルが抑えるなら利食い優先が良い。

ユーロドル

  • 予想レンジ: 1.1600~1.1730
  • 基本戦略: 突っ込みは避けて、戻り売り
  • 予想時間:08:57 予想レート: 1.1674

反発を1.2011でCapされて、重要なネック・ラインを割れて、落が1.1627まで拡大も、下落スピートは上がっていない。

本来もっとスピード感が出ても良いと思うが、一方でショート筋の買い戻し意欲もありそう。従って追いかけて売るのは厳しいが、戻りは重いと見るが順当で、上値は1.1696から1.1753のそれ以前に下値を支えたネック・ラインが抑えると弱く、超えても1.1764の日足の転換線、20日移動平均が1.1819にあって、上値を抑え易く、更に1.2011から1.1917で形成するレジスタンスが、1.18前半にあって上値を抑え易い。またこういった位置を超えると1.1950や1.20のサイコロジカルが視野となるが、再度上値を強めるかは不透明で、Capされるなら上値追いは出来ない。ただ、騙しの動きに注意だが、1.2011を超えると1.2055-90、1.2167の月足の雲の上限がターゲットとなる。

一方下値は、1.1627を割れると1.16のサイコロジカル、更に割れると日足の雲の下限となる1.1567、それ以前の高値1.1495から1.1422ゾーンが視野となるが買いが入り易い。またもし割れても1.12-1.14ゾーンは、揉み合いを経たゾーンで、こちらも買いが入り易いだろう。あくまで1.1168の戻り安値を割れるまでは、堅調相場が続くと見たい。

従って、デイ・トレードの戦略としては、突っ込みは避けて戻り売り狙いとなるが、まずは、1.1720をストップに、1.17方向への上昇で売る形。ターゲットは、現状60分足のサポートなる1.1635-50ゾーンが支えると利食いも、割れるなら1.16前後ではしっかりと利食っておきたい。また、1.1720を超えるケースでも、1.1775や1.1805などをストップに売り直しとなるが、その場合は、1.1685-1.1700が逆サポートするなら、買い戻しとなる。

また、もし、直近安値や1.16を割れるとの1.1567がターゲットなるが、買いを狙ってみるのは一考。ただストップは、1.15ミドルや1.15割れで対応するが、こういった下落では、1.1627の昨日の安値が逆に上値を抑えるなら利食っておきたい。