ADPの結果次第で相場の上下も【2020年9月3日】

ADPの結果次第で相場の上下も【2020年9月3日】

おはようございます。だいまんです。

2020年9月3日の相場分析です。

昨日のマーケット

昨日は、米国8月ADP全米雇用報告が、42.8万人増と市場予想の95万人増を大幅に下回ったが、ECB当局者によるユーロ高けん制発言に対する警戒感、バルニエ離脱EU首席交渉官が、英国のFTA交渉に、批判的な意見を述べたこと、ラムスデン・イングランド銀行副総裁が、「BOEは必要なら量的緩和ペースを大幅に拡大することが可能」と述べたことで、ドルの買い戻しが優勢となった。

NY株価指数は、FRB要人のハト派発言を好感する形で、3市場とも高値を更新したが、リスク志向の動きは強まらなかった。ドル円は、105.96を下値に106.30まで反発ももい合いが続き、ユーロドルは、バイトマン独連銀総裁が、「臨時の財政支援策は一時的でなければならない」と述べたこともあって1.1822まで下落、ポンドドルも1.3284まで売りに押された。

一方クロス円でも、ユーロ円やポンド円が利食いに押された。ユーロ円が125.56、ポンド円は141.02まで下げた。

9月3日の注目材料

  • 08:50 (日) 週間対外対内証券売買契約等の状況・対外中長期債 (前回9574億円)
  • 08:50 (日) 週間対外対内証券売買契約等の状況・対内株式 (前回-1701憶円)
  • 10:30 (豪) 7月貿易収支 (前回82.02億豪ドル 予想50.00億ドル)
  • 10:30 (日) 片岡審議委員会見(沖縄)
  • 10:45 (中) 8月財新サービス業PMI (前回54.1 予想53.8 予想54.0)
  • 16:50 (仏) 8月サービス業PMI・改定値 (前回51.9 予想51.9)
  • 16:55 (独) 8月サービス業PMI・改定値 (前回50.8 予想50.8)
  • 17:00 (ユーロ圏) 8月サービス業PMI・改定値 (前回50.1 予想50.1)
  • 17:30 (英) 8月サービス業PMI・改定値 (前回60.1)
  • 18:00 (ユーロ圏) 7月小売売上高 [前月比] (前回5.7% 予想1.4%)
  • 18:00 (ユーロ圏) 7月小売売上高 [前年同月比] (前回1.3% 予想3.0%)
  • 20:30 (米) 8月チャレンジャー人員削減予定数 [前年比] (前回576.1%)
  • 21:30 (米) 7月貿易収支 (前回-507億ドル 予想-527億ドル)
  • 21:30 (米) 第2四半期非農業部門労働生産性・改定値 [前期比] (前回7.3% 予想7.3%)
  • 21:30 (米) 週間新規失業保険申請件数 (前回100.6万件)
  • 21:30 (米) 週間失業保険継続受給者数 (前回1453.5万人)
  • 22:45 (米) 8月マークイットサービス業PMI・改定値 (前回54.8 予想54.8)
  • 22:45 (米) 8月マークイット総合PMI・改定値 (前回54.7)
  • 23:00 (米) 8月ISM非製造業景況指数 (前回58.1 予想57.0)
  • 01:30 (米) エバンズ・シカゴ連銀総裁「討議参加」

9月3日の相場見通し

昨晩は、ドルの買い戻しが優勢となりましたが、押し目では、ドル売りが出易い状況が続きそうです。ただ、一旦高値をつけたユーロドルやポンドドル相場では、反発ではやれやれの売りも想定されることで、追いかけてドルを売るのは避けておいた方が良さそうです。

今夜の経済指標としては中国の8月財新サービス業PMI、ユーロ圏では、各国の8月サービス業PMIの改定値と7月小売売上高、英国では、8月サービス業PMIの改定値、米国では、7月貿易収支、第2四半期非農業部門労働生産性の改定値と週間新規失業保険申請件数、8月マークイットのサービス業・総合PMIの改定値、8月ISM非製造業景況指数などが発表されます。

ユーロ圏各国の8月サービス業PMIは、改定値ですので、速報からブレなければ影響は少ないでしょうが、7月小売売上高などが、パンデミックの影響で、弱い結果となった場合、ユーロ相場の上値を押さえそうです。また、米国では、今週ISMの製造業景況指数が、強い結果となったことがドルを支えていますが、本日の非製造業景況指数も、良好な結果を示すなら、ドル相場を支えそうです。

その他新型コロナウイルス関連の報道、米中関係や米大統領選挙に関する報道に対する関心度が低下しています。また、株価と為替相場の連動性も薄れていますが、もしサプライズ的な悪いニュースが出た場合や株価に大幅な調整があった場合、逆にリスクオフの動きが広がり易いことは、注意して対応しましょう。

9月3日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ドル円

  • 予想レンジ:105.80~105.60
  • 基本戦略:逆張り

昨日は小動きとなったが、ただ一昨日の安値105.59を前に、105.85で下げ止まりを見せて、前日の106.15の高値を超える展開。本日は比較的堅調な推移が想定される。ただ、上値は日足の雲の下限が現状抑えており、これが抑えると厳しいが、もし超えるなら106円ミドル・アッパーへの上値トライのリスクもありそうだ。

従ってデイでは、基本レンジ的な推移は変わらないとしても、突っ込み売りは避けて、106円前後が維持されると強く、この手前の下げ止まりを確認しながら、105.80まで買い下がって、ストップを105.59とするか、105.50円後まで買い下がるなら、ストップは105.10-20割れとなる。特にADPが弱かった場合の下押しを待つのも一考だが、実際そうなるかは不透明。一方上値は、106.30が抑えると利食い優先となるが、超えるなら106円ミドル、106円後半がターゲットとなるが、こういった位置は利食いや売り狙いで、ストップは107.05越えとなる。

ADPの結果次第で相場の上下も【2020年9月3日】

ユーロ円

  • 予想レンジ:125.00~126.50
  • 基本戦略:慎重に戻り売り場探し

堅調に上値拡大も一旦126.76と127.08の高値がダブル・トップ気味となるか注目される。ただ、そのためには、このネック・ラインで、パラレル・サポートが重なる124.33-42ゾーンを割れる必要がありそう。直ぐに割れるとは見えないが、スロー・ストキャスティクスが若干下落を見せており、もし割れると次のサポートと日足の雲が重なる122.61-120.72ゾーン(毎日切り上がる)がターゲットとなるが、最終サポートからは現状120円は強い位置で買いが検討されそうだ。

デイでは、昨日の安値から反発的となっており、突っ込み売りは避けたいが、上値は126.10-20が抑えると弱く、超えても126.50-70、127円手前は売りを狙いたい。ストップは直近高値の127.08越え。ターゲットはただ、昨日の安値125.56を前に下げ渋るなら利食い優先が良いが、割れる動きが見えた場合も125円前後では利食いが良い。一方買いは、この位置から買い下がっても、ストップは124.43-42割れで対応となるが、こういった下落では、126円が上値を抑えるならしっかりと利食いたい。

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