FOMCでドル売り強まるか?【2021年1月27日】

2021年1月27日FOMCでドル売り強まるか?

おはようございます。だいまんです。

2021年1月27日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、FOMCを睨んで様子見ムードの強い中、株価の動きを睨んでドルが上下するも総じてショート・カバーのドル売りが優勢で引けた。

IMFの世界景気見通しでは、今年の世界の成長率を5.5%プラスと前回10月の予測から0.3ポイント引き上げ、2022年の世界の成長率を4.2%と発表、米経済指標としては、11月ケース・シラー住宅価格指数や1月消費者信頼感指数が予想を上回った一方、1月リッチモンド連銀製造業景気指数は予想を下回ったが、総じて影響は限定された。

ドル円は、103.56まで下落、ユーロドルは、1.2108を安値に1.2176まで反発後、一部通信社が「ECBは、FRBどの政策の違いが為替レートに与える影響を調査する」と報じられたことが上値を抑えた。またポンドドルは、良好となった英12月雇用統計もあって1.3610まで下落後、1.3745まで反発した。

一方クロス円では、ユーロ円が125.69まで下落後126.16まで反発、ポンド円が141.29から142.46、オージー円は79.62から80.34、NZD円は74.38から75.13、カナダ円は81.17から81.70まで買い戻された。

1月27日の注目材料

  • 09:00 (豪) 12月先行指数 [前月比] (前回.45%)
  • 09:30 (豪) 第4四半期消費者物価 [前期比] (前回1.6% 予想0.7%)
  • 09:30 (豪) 第4四半期消費者物価 [前年同期比] (前回0.7% 予想0.7%)
  • 09:30 (豪) 第4四半期消費者物価指数 (前回116.2)
  • 09:30 (豪) 第4四半期豪中銀消費者物価・トリム平均値 [前年比] (前回1.2%)
  • 09:30 (豪) 第4四半期豪中銀消費者物価・トリム平均値 [前期比] (前回0.4%)
  • 09:30 (豪) 第4四半期豪中銀消費者物価・加重中央値 [前年比] (前回1.3%)
  • 09:30 (豪) 第4四半期豪中銀消費者物価・加重中央値 [前期比] (前回0.3%)
  • 09:30 (豪) 12月NAB企業景況感指数 (前回9)
  • 09:30 (豪) 12月NAB企業信頼感指数 (前回12)
  • 10:30 (中) 12月工業企業利益 (前回15.5%) 
  • 14:00 (日) 11月景気先行指数・改定値 (前回96.6)
  • 14:00 (日) 11月景気一致指数・改定値 (前回89.1)
  • 16:00 (独) 2月GFK消費者信頼感調査 (前回-7.3 予想-7.9)
  • 16:45 (仏) 1月消費者信頼感指数 (前回95 予想94)
  • 18:00 (スイス) 1月投資家信頼感指数 (前回46.8)
  • 19:00 (ユーロ圏) ヴィルロワドガロー仏中銀総裁・上院議会証言
  • 22:30 (米) 12月耐久財受注 [前月比] (前回0.9%(1.0%) 予想1.0%)
  • 22:30 (米) 12月耐久財受注・除輸送用機器 [前月比] (前回0.4% 予想0.5%)
  • 00:00 (ユーロ圏) レーンECB専務理事・パネルディスカッション参加
  • 00:30 (米) 週間原油在庫統計 (前回-324.8万バレル)
  • 27:00 (米) 変動利付2年物国債債入札
  • 04:00 (米) 米連邦公開市場委員会・政策金利公表 (現行0.00-0.25% 予想0.00-0.25%)
  • 04:30 (米) パウエルFRB議長・定例記者会見
  • 06:45 (NZ) 12月貿易収支 (前回2.52億NZドル 予想8.00億NZドル)
  • 06:45 (NZ) 12月輸入 (前回49.5億NZドル)
  • 06:45 (NZ) 12月輸出 (前回52億NZドル)
  • フューチャーインベストメントイニシアチブ「砂漠のダボス会議」(サウジ・リヤド)
  • 世界経済フォーラム「ダボス・アジェンダ」
  • 米企業決算:アップル、テスラ、フェイスブック、AT&T、アボットラボ、ボーイング、ラスベガス・サンズ、コーニング

1月27日の相場見通し

昨晩は、株価の動向でドルが上下しましたが、総じて揉み合い気味の展開となっています。

本日は、注目のFOMCが開催されます。相場に一定の動きが出るか注目ですが、恐らく政策金利や政策の変更はないでしょう。その面で、相場に対する影響は限定されますが、パウエルFRB議長の記者会見では、直近の米長期金利の上昇もあって、引き続き警戒感を残す発言や長期に渡る低金利維持、追加の緩和策の可能性などをアピールするでしょう。その面では、ドル売りが強まる可能性に留意しておきましょう。

経済指標としては、豪州の12月先行指数、第4四半期消費者物価と12月NAB企業景況感・信頼感指数、独2月GFK消費者信頼感調査と仏1月消費者信頼感指数、米国では、12月耐久財受注、NZでは、12月貿易収支などが公表されます。FOMCを控えて豪州を除くと、重要指標もなく個別の経済指標の影響は限定されそうです。

要人発言としては、ヴィルロワドガロー仏中銀総裁やレーンECB専務理事などが、ユーロ高をけん制する発言がありそうですが、既に何度もこういった発言が出ていますので、影響が見えるかは不透明です。

その他、米ハイテク企業の決算が続きます。基本的に良好な決算が想定されますが、材料出尽くし感となるなら注意しましょう。

1月27日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ドル円

  • 予想レンジ: 103.00~104.20
  • 基本戦略:大きめの動きで逆張り
  • 予想時間:07:00 予想時レート: 103.62

上値を日足の雲にCapされて、下落が102.59まで拡大も、下値を支えて一時104.40まで反発も揉み合いが続いている。ただ、上値は引き続き日足の雲が押さえており、このCapでは上昇もおぼつかない。ただ、スロー・ストキャスティクスが不透明で、また雲の下限を超える動きも見えており、一時的な上ヒゲのリスクは考慮して対応したい。

下値は、日足の転換線が103.50前後に位置しており、この維持では強いが、直近安値の103.33を割れると、103円方向への調整となるが、維持されると更に突っ込み売りは出来ない。ただし、102.96や102.59を割れると102.50前後のサイコロジカル、101.99の戻り安値、更にサイコロジカルは101.50がターゲットとなるが、引き続き買いが入り易い。最大のリスクは101.19の安値割れとなるが、その場合100.58のフィボナッチ・リトレースメント(75.31-125.86)までターゲットとなる。ただ、100円のサイコロジカルを直ぐに割れることは想定できず、買い下がり位置との見方は変わらない。

一方上値は、103.94-104.20の戻り高値圏が抑えると弱い。104.40の戻り高値を超えても、104.46前後に雲の上限や日足のレジスタンスが104.50前後にあって、若干オーバーシュートがあっても、上値を抑えると上昇も厳しい。104.85や104.75-76の戻り高値を超えて、105.13-16の戻り高値、105.68の戻り高値を超えて、一定の上昇期待となるが、106円のサイコロジカルは、過去の相場の上下を司るネック・ラインとなっており、このCapでは、引き続き上昇もおぼつかない。更なる上昇には、106.11の戻り高値を超える必要があるが、その場合も106.50のサイコロジカル、106.55の戻り高値を超えて106.95-107.05なども視野となるが、上抜けは不透明で、107.54や108.17の戻り高値を順次超えるまでは、完全なあく抜けは見えない。

デイの戦略としては、FOMCで一定の動きが出るか注意となるが、基本は、大きめの動きがあれば逆張りで臨みたい。上値は104円前後、104.50前後と売り上がって、ストップは104.76越えなどで対応ターゲットは、104円を超えない状況なら、103.56や103.33の動向次第。維持では買い戻しも、割れるなら103円を前に利食いとなる。また104円ミドルまで上がった場合は、104円前後が維持されると利食いで、割れても103.33-56を前に利食いが安全となる。

買いは、あまり103円ミドルを買ってワークするか不透明だが、買ってもストップは103.33割れ。または、103円方向への下落で買って、ストップは102.96割れまたは、思い切って102円後半まで買い下がるなら、一旦102.59をストップまたは、102.50割れでの対応となる。利食いは104円が抑えると利食いで、また102円後半まで下がった場合は、103.33-56のそれ以前の安値が抑えると利食いとなる。

2021年1月27日FOMCでドル売り強まるか?

ポンド円

  • 予想レンジ: 141.50~143.00
  • 基本戦略: 押し目買い
  • 予想時間:07:30 予想時レート:142.32

ポンド円は、高値圏でじりじりとした展開も、どうにか147.97の高値からのレジスタンスを上抜ける上昇を示現している。ただ、142.72の戻り高値を越えても、未だ144.12レベルに月足の雲の下限が残っており、積極的に上値トライできるかは不透明。超えて144.97の戻り高値、147.97を超えて、148.88-149.75、150.65、153.86などが視野となるが、156.60の戻り高値の上抜けは不透明で、更に157.05には横ばいとなる月足の雲の上限が位置しており、上値を抑える可能性が高そうだ。

一方下値は、転換線と絡む140.76-141.30ゾーンが維持すると強いが、140.35-37を割れると短期上昇サポートを割り込み、139.78-140.10がターゲットとなるが、買いが入り易い。リスクは139.48-52を割れるケースで、その場合雲の上限となる138.69、138.00-33の戻り安値圏までターゲットとなるが、137.56の雲の下限までは買い入り易い。リスクは136.80-97の下ヒゲを割れるケースで、その場合134.88-135.72の戻り安値圏までターゲットとなる。ただ直ぐにこの下方ブレイクが実現するかは不透明も134.41まで割れると133.62-84の戻り安値圏、133.05や132.95の戻り安値割れると相場は更に崩れ気味となり、132円のサイコロジカル、131.78の安値まで割れると130円までターゲットとなる。

従って、デイの戦略としては、上値追いは出来ないが、141.55-85などへの調整があれば買い狙い。ストップは141.29や141.08割れで、割れても140.60-00ゾーンでの買い直しで、この場合のストップは、140.37割れで対応したい。ターゲットは、141.55-85での買いなら、142.46や142.72の高値、超えてもサイコロジカルな143円前後が抑えると利食い優先となる。また140.60-00ゾーンでの買いの場合、141.30-60などが抑えると利食いとなり、超えても142.46を前に利食って置いた方が良さそうだ。

2021年1月27日FOMCでドル売り強まるか?