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おはようございます。だいまんです。
2021年1月29日相場分析です。
目次
昨日のマーケット
昨晩の海外市場も、株価の揺れる展開が続いた。軟調が続く株価を受けて欧州時間早期は、リスクオフの動きも、欧州株やNYダウが反転に転じたことで、ドル売りが強まる形で引けた。NYダウは、複数の証券会社が、一部空売り銘柄の取引を停止すると発表したことで一時648ドル高まで反発した。また、米経済指標としては、第4四半期GDPは、2半期連続でプラスも、年間では、11年ぶりのマイナス成長となり、週間新規失業保険申請件数は、市場予想より改善したが、影響は大きく見えなかった。
ドル円は104.46まで一時上昇、ユーロドルが1.2081から1.2143は、ポンドドルも1.3631から1.3746まで値を回復した。
一方クロス円では、ユーロ円が126.67、ポンド円が143.28、オージー円は80.25、NZD円は74.99、カナダ円は81.57まで上昇した。
1月29日の注目材料
- 08:30 (日) 1月東京都区部消費者物価指数・除生鮮食料品 [前年同月比] (前回-0.9% 予想-0.6%)
- 08:30 (日) 12月失業率 (前回2.9% 予想3.0%)
- 08:30 (日) 12月有効求人倍率 (前回1.06 予想1.05)
- 08:50 (日) 12月鉱工業生産・速報値 [前月比] (前回-0.5% 予想-1.5%)
- 08:50 (日) 12月鉱工業生産・速報値 [前年同月比] (前回-3.9% 予想-3.2%)
- 08:50 (日) 日銀金融政策決定会合・「主な意見」公表(1月20日-21日開催分)
- 09:30 (豪) 第4四半期卸売物価指数 [前期比] (前回0.4%)
- 09:30 (豪) 第4四半期卸売物価指数 [前年同期比] (前回-0.4%)
- 09:30 (豪) 12月住宅ローン (前回0.3%)
- 09:30 (豪) 12月民間部門貸付 (前回0.1%)
- 14:00 (日) 12月新設住宅着工戸数 [前年同月比] (前回-3.7% 予想-3.8%)
- 14:00 (日) 1月消費者態度指数・一般世帯 (前回31.8 予想28.0)
- 15:30 (仏) 12月消費支出 [前月比] (前回-18.9% 予想23.9%)
- 15:30 (仏) 第4四半期GDP・速報値 [前期比] (前回18.7% 予想-4.0%)
- 16:00 (独) 12月輸入物価指数 [前月比] (前回0.5% 予想1.0%)
- 16:00 (独) 12月輸入物価指数 [前年同月比] (前回-3.8% 予想-3.1%)
- 16:00 (独) 第4四半期GDP・速報 [前期比] (前回8.5% 予想0.0%)
- 16:00 (独) 第4四半期GDP・速報 [前年同期比] (前回-4.0% 予想-4.0%)
- 16:00 (独) 第4四半期GDP・速報・季調前 [前年同期比] (前回-3.9% 予想-3.2%)
- 16:45 (仏) 12月卸売物価指数 [前月比] (前回1.7%)
- 17:00 (スイス) 1月KOF景気先行指数 (前回104.3 予想102.3)
- 17:55 (独) 1月失業者数 [前月比] (前回-3.70万人 予想0.75万人)
- 17:55 (独) 1月失業率 (前回6.1% 予想6.1%)
- 18:00 (ユーロ圏) 12月マネーサプライM3 [前年同月比] (前回11.0% 予想11.1%)
- 21:00 (南ア) 12月貿易収支 (前回367億ランド 予想300億ランド)
- 22:30 (加) 11月月次国内総生産 [前月比] (前回0.4%)
- 22:30 (加) 11月月次国内総生産 [前年同月比] (前回-3.5%)
- 22:30 (加) 12月鉱工業製品価格 [前月比] (前回-0.6%)
- 22:30 (加) 12月原料価格指数 [前月比] (前回0.6%)
- 22:30 (米) 第4四半期雇用コスト指数 [前期比] (前回0.5% 予想0.5%)
- 22:30 (米) 12月個人所得 [前月比] (前回-1.1% 予想0.1%)
- 22:30 (米) 12月個人消費支出 [前月比] (前回-0.4% 予想-0.5%)
- 22:30 (米) 12月個人消費支出・PCEデフレーター [前年同月比] (前回1.1% 予想1.2%)
- 22:30 (米) 12月個人消費支出・PCEコア・デフレーター [前月比] (前回0.0% 予想0.1%)
- 22:30 (米) 12月個人消費支出・PCEコア・デフレーター [前年同月比] (前回1.4% 予想1.3%)
- 23:45 (米) 1月シカゴ購買部協会景気指数 (前回59.5(58.7) 予想58.0)
- 00:00 (米) 12月住宅販売保留指数 [前月比] (前回-2.6%)
- 00:00 (米) 12月住宅販売保留指数 [前年同月比] (前回16.0%)
- 00:00 (米) 1月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値 (前回79.2 予想79.2)
- 00:00 (米) 1月ミシガン大学消費者信頼感/現況指数・確報値 (前回90)
- 00:00 (米) 1月ミシガン大学消費者信頼感/期待指数・確報値 (前回74.6)
- 01:00 (加) 11月財政収支 (前回-185.1億加ドル)
- 02:00 (米) 12月ダラス連銀・PCE価格指数 (前回0.5%)
- 03:00 (米) カプラン・ダラス連銀総裁講演
- 世界経済フォーラム「ダボス・アジェンダ」
- イスラム教殉教日
- 米企業決算:イーライリリー、シェブロン、ハネウェル、キャタピラー
1月29日の相場見通し
昨晩も株価に揺れる展開となりましたが月末です。株価の動きに合わせて、月末のフローの動きにも注意して対応しましょう。
経済指標としては、日本では、1月東京都区部消費者物価指数、12月失業率・有効求人倍率、12月鉱工業生産・速報値と1月消費者態度指数、豪州では第4四半期卸売物価指数と12月住宅ローン・民間部門貸付、 仏では12月消費支出、第4四半期GDP・速報値と12月卸売物価指数、独では12月輸入物価指数、第4四半期GDP・速報と1月失業者数・失業率、カナダでは11月月次GDP、米国では、第4四半期雇用コスト指数、12月個人所得・個人消費支出、1月シカゴ購買部協会景気指数、12月住宅販売保留指数と1月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値などが発表されます。
多くの指標が発表されますが、新型コロナウイルスの感染拡大で、経済指標に対する信頼が薄れていることもあって、総じて相場の反応が鈍っていますが、ユーロ圏では、仏独のGDPが焦点です。ロックダウンにも、良好なPMIが続いていますが、弱い結果が見えた場合、一定の相場の反応はありそうです。一方米国では、一時ほど悪い経済指標は、見えていません。良好な結果が見えるか注目ですが、ただ、反応が出るかは不透明です。
また週末には、中国のPMIが発表されますが、これも良好な結果であれば影響は少ないでしょう。
その他月末で米国債の償還が予定されています。本日のロンドン・フィキシングや来週月曜日には、一定の利金の円買いニーズが出易いことは、留意しておきましょう。
1月29日のデイ・トレード戦略
本日のトレード戦略です。
ユーロ円
- 予想レンジ:125.80~127.00
- 基本戦略: 押し目買い
- 予想時間:09:29 予想時レート: 126.48
ユーロ円は、下値を122.38と121.62でダブル・ボトム的に支えて、上昇が127.49まで拡大も月足のロングランのレジスタンスが抑えられて、それまでのレンジの下限を割り込む展開から、下値を日足の雲の上限近辺の125.09で支えて再反発となっている。既にスロー・ストキャスティクスも反転気味で、どこまで上値を再拡大できるか注目となる。
ただ、上値は、126.67-127.06の戻り高値圏が上値を抑えるとレジスタンス形成の可能性があるので注意。127.49を超えて、129.26-130.16、132.46-133.49の月足の戻り高値などがターゲットとなるが、ただ、137.50の高値を越えるかは不透明となる。
一方下値は、転換線と絡む125.98の戻り安値、125.60-65の日足の雲の上限の維持では強いが、割れると125.18-31の戻り安値、125.09を割れると124.30-38の雲の下限と絡む位置が視野となる視野となるが、買いが入り易い。ただし、123.90や123.64を割れると123.01-03が視野となるが、長期のサポートが控えるが、122.85を割れると122.66、121.82-122.23ゾーンの戻り安値圏、121.62や121.48の戻り安値まで割れると下げ幅を拡大して、120.81や120.27、サイコロジカルな120円までターゲットとなるが、こういった下落では買い狙いが検討される。このリスクは119.31の安値割れとなる。
デイの戦略としては、上値追いは厳しいが、下落があれば126.00-20、125.80-00と買い下がって、ストップは125.60割れ。ターゲットは126.67の戻り高値が抑えると利食いで、超えても127円前後では利食いを優先したい。
また、売りは127.49をストップに、127円前後抑えるとことを確認して、売り上がりで対応となるが、ターゲットは、126.25-40などが維持されると利食いが良い。
ドルカナダ
- 予想レンジ:1.2730~1.2880
- 基本戦略: 押し目買い
- 予想時間:09:44 予想時レート: 1.2836
ドルカナダは、上値を1.3421や1.3391でCapされて、下落を1.2590まで拡大も、引き続き下降チャンネルの下限に支えられて反発的。スロー・ストキャスティクスも反転上昇となっており、一定の反発気となる。
上値は、1.2882-1.2916,1.2935の戻り高値が抑えると弱い。1.2958の戻り高値を超えても、それ以前の安値となる1.2995、日足の雲の上限と重なる1.3040、1.3092-1.3138、1.3173-78の戻り高値を超えて、1.3300のサイコロジカルが視野となるが、売りが出易い。あくまで1.3391や1.3421の戻り高値を超えて、一定の反発期待となる。
一方下値は、日足の転換線と基準線の絡む1.2736レベル、1.2633-86の戻り安値の維持では良いが、1.2590を割れると月足からは1.2398-1.2451などもターゲットとなるが、1.2250まで割り込むと、1.2083-1.2172の戻り安値圏まで視野となる。このリスクは1.2062の安値割れで、その場合は、サイコロジカルな1.20、更に月足のフィボナッチ・リトレースメント(0.9059~1.4690)からは50%となる1.1875まで視野となるのか注意しておきたい。
デイの戦略としては、上値追いは出来ず、早期は慎重に売り狙いから、しっかりと押し目を待って買いを狙いたい。まず、1.2882の戻り高値が抑えることを確認して、売ってもターゲットは、1.2788レベルが支えると利食い。割れても1.2750前後では、しっかりと利食って、こういった位置から1.27まで買い下がって、ストップは1.2686割れ。または、1.2650まで買い下がるなら、ストップは1.2590割れとなる。買いの場合のターゲットは、1.28が上値を抑えると利食い。超えても1.2882の戻り高値を前に、利食いを優先したい。