【2021年1月7日】ドル売りか、ドル買いか、市場は混乱?

2021年1月7日ドル売りか、ドル買いか、市場は混乱?

おはようございます。だいまんです。

2021年1月7日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、米国の上院決戦投票や新大統領を決定する上下両院合同本会議を控えて、荒れた相場展開となった。

ジョージア州の上院選決選投票では、民主党が1議席の確保を確実にし、残る1議席も民主党が僅差でリードと伝わると米長期金利が大幅に上昇、ドル買いを誘ったが、米株価が、民主党の大規模な財政支出を期待して、大幅に反発したことで、リスクオンのドルの売り戻しでドルの上値を抑えた。経済指標としては、12月ADP全米雇用報告では、非農業部門雇用者数がマイナス12.3万人と予想のプラス8.8万人を下回多が、相場の反応は限られた。尚米10年物国債利回りは、節目となった1%を超え、NYダウが一時631ドル高と31000ドル台まで上昇したが、ナスダック指数は、金利の上昇を嫌気してマイナス圏で取引を終了した。

ドル円は102.68を安値に103.45まで上昇後102.94まで売りに押され、ユーロドルは1.2349から1.2266まで下落後1.2340、ポンドドルも1.3672から1.3540まで下落後1.3627まで反発した。

一方クロス円では、ユーロ円が127.24まで反発、ポンド円は140.58から139.78で上下、オージー円が80.52、NZD円が75.30、カナダ円が81.55まで上昇した。

1月7日の注目材料

  • ロシア市場休場(新年)
  • 08:30 (日) 11月毎月勤労統計調査-現金給与総額 [前年同月比] (前回-0.8% (-0.7%) 予想-0.9%)
  • 08:50 (日) 前々週分週間対外対内証券売買契約等の状況 [対外中長期債] (前回8024億円)
  • 08:50 (日) 前々週分週間対外対内証券売買契約等の状況 [対内株式] (前回-5043億円)
  • 08:50 (日) 週間対外対内証券売買契約等の状況 [対外中長期債] (前回–)
  • 08:50 (日) 週間対外対内証券売買契約等の状況 [対内株式] (前回–)
  • 09:30 (豪) 11月住宅建設許可件数 [前月比] (前回3.8% 予想1.8%)
  • 09:30 (豪) 11月民間住宅着工許可件数 – 2020/11 (前回3.1%)
  • 09:30 (豪) 11月貿易収支 (前回74.56億豪ドル 予想64.50億豪ドル)
  • 未 定 (中) 12月外貨準備高 (前回3.178兆ドル)
  • 15:45 (スイス) 12月失業率 (前回3.3% 予想3.6%)
  • 16:00 (独) 11月製造業新規受注 [前月比] (前回2.9% 予想-1.2%)
  • 16:00 (独) 11月製造業新規受注 [前年同月比] (前回1.8% 予想2.5%)
  • 16:30 (スイス) 11月実質小売売上高 [前年同月比] (前回3.1%)
  • 18:30 (英) 12月建設業PMI (前回54.7 予想54.7)
  • 19:00 (ユーロ圏) 12月経済信頼感 (前回87.6 予想89.5)
  • 19:00 (ユーロ圏) 12月消費者信頼感・確定値 (前回-13.9)
  • 19:00 (ユーロ圏) 11月小売売上高 [前月比] (前回1.5% 予想-3.4%)
  • 19:00 (ユーロ圏) 11月小売売上高 [前年同月比] (前回4.3% 予想1.0%)
  • 19:00 (ユーロ圏) 12月消費者物価指数・速報値 [前年同月比] (前回-0.3% 予想-0.2%)
  • 19:00 (ユーロ圏) 12月消費者物価指数コア指数・速報値 [前年同月比] (前回0.2% 予想0.2%)
  • 21:30 (米) 12月チャレンジャー人員削減予定数 [前年比] (前回45.4%)
  • 22:30 (加) 11月貿易収支 (前回-37.6億加ドル 予想-35.4億加ドル)
  • 22:30 (米) 11月貿易収支 (前回-631億ドル 予想-672億ドル)
  • 22:30 (米) 週間新規失業保険申請件数 (前回78.7万件)
  • 22:30 (米) 週間失業保険継続受給者数 (前回521.9万人)
  • 23:00 (米) ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁講演
  • 24:00 (加) 11月Ivey購買部協会指数 (前回52.7)
  • 24:00 (米) 12月ISM非製造業景況指数・総合 (前回55.9 予想54.5)
  • 00:00 (米) 12月ISM非製造業景況指数 (前回58)
  • 00:00 (米) 12月ISM非製造業景況指数・価格指数 (前回66.1)
  • 00:00 (米) 12月ISM非製造業景況指数・新規受注指数 (前回57.2)
  • 00:00 (米) 12月ISM非製造業景況指数・雇用指数 (前回51.5)
  • 02:00 (米) ブラード・セントルイス連銀総裁講演
  • 03:00 (米) エバンズ・シカゴ連銀総裁講演

1月7日の相場見通し

昨晩は、米国の上院決戦投票や新大統領を決定する上下両院合同本会議を控えて、荒れた相場展開となりました。一応上院では、民主党候補が2議席を確保するとの見通しから、米長期金利が大幅に上昇したことが、ドル買いを誘っています。本日も米長期金利の動向には注意して対応しましょう。

現在、上院決戦投票では、民主党オソフ氏の当確が出ているようです。ただ、僅差の場合再集計となることや起訴される可能性もあるので、若干注意しておきましょう。また、上下両院合同本会議では、一部の議員の反対で議論が長引くようです。今夜中に結論が出るのかは不透明ですが、結果が出た場合の一定の織り込みの動きにも留意しておきましょう。

経済指標としては、豪州では、11月住宅建設許可件数と貿易収支、ユーロ圏では、独11月製造業新規受注、 ユーロ圏12月経済信頼感・消費者信頼感、11月小売売上高 と12月消費者物価指数・速報値、英国では、12月建設業PMI、カナダでは11月貿易収支とIvey購買部協会指数、米国では、11月貿易収支、週間新規失業保険申請件数と12月ISM非製造業景況指数が発表されます。

引き続き経済指標に対する市場の関心度が低下していますが、週末の米12月雇用統計の発表を前に、週間新規失業保険申請件数やISM非製造業景況指数が弱い結果となった場合、長期金利が上げ止まると一定のドル売りが出る可能性に注目しておきましょう。

1月7日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

NZD円

  • 予想レンジ: 74.50~75.50
  • 基本戦略: 押し目買い
  • 予想時間:09:25 予想時レート:75.16

NZD円は、下値を68.21-68.77-68.65-68.98ゾーンの戻り安値圏を維持して、75.38まで堅調に上昇。スロー・ストキャスティクスも再反転しており、上昇を支えるサポートなる73.20-90ゾーンが維持されると堅調が続く。ただし、71.72-85の戻り安値を割れると、79.68から81.10まで上昇してくる日足の雲の上下限が視野となるが、買いが入り易いが、71.49-53の窓の上限を割り込むと、下落が下限となる70.48-52、69.71-70.00、69.37-45の戻り安値圏まで視野となるが維持では更に突っ込み売りは出来ない。リスクは68.88や68.65の安値、下限レンジ最安値となる68.21を割れるケースで、その場合下落が加速するリスクが高まり、67.53の戻り安値、66.32-66.59の戻り安値圏なども視野となるが、長期のサポートが控える。更に割れても過去の揉み合いレンジとなる63.10-66.17ゾーンなどは底堅い位置となりそう。このリスクは61.79割れとなる。

一方上値は、月足の戻り高値からは76.78、78.87、79.62やサイコロジカルな80円を順次目指す展開が想定されるが、80円前後は絶好の利食い場となりそうだ。

従ってデイの戦略としては、高値圏にあって上値追いは避けたい。押し目を待つ形だが、既に75円前後が維持されると相当強いので注意。ただし、割り込むと74.55-65のそれ以前の高値と上昇スタート位置が視野となるが、60分足のサポートが位置しており買い狙い。できれば74.20前後まで買い下がって、ストップは73.80割れとしたい。ターゲットは、現状の上値75.30前後がCapされると利食い。超えても75.50前後などでは利食いながら対応したい。

また、もし75.30前後が上値を抑え、75円を割れると調整気味となることから、これを確認したら75.30越えをストップに売ってみるのも一考となるが、その場合も74.55-65の維持では利食いながら対応したい。

2021年1月7日ドル売りか、ドル買いか、市場は混乱?

カナダドル円

  • 予想レンジ: 80.60~81.50
  • 基本戦略: 逆張り
  • 予想時間:09:41 予想時レート: 81.26

カナダドル円は、下値を78.38と77.93でダブル・ボトム的に支えて、82.13まで上昇も現状は上値を抑えられる形。原油価格に動向次第だが、原油が50ドルのサイコロジカルで上値を押さえられるとカナダ円も更に上値追いは不透明。

上値は81.55-85が抑えると弱い。82.13の高値を越えて、82.68、82.81-83.56ゾーンが視野となるが、この位置には月足のマイナー・レジスタナスが控える形。更に超えて84.02-58ゾーン、85円のサイコロジカルなどがターゲットとなるが、売りが出易い。85.23の戻り高値を超えて86.24-98などもターゲットとなるが、最終レジスタンスが控え、上抜けは不透明で、89.20や89.44の戻り高値、91.62の高値などを超えないと、完全なあく抜けはない。

一方下値は、短期サポートからは80.38-57ゾーンの戻り安値、上昇気味の日足の雲の支えると良いが、80.15を割れると79.82-94ゾーンが視野となるが、維持では良いが、79.24の戻り安値を割れると78.72、78.08-23まで視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ない。ただし、77.93や77.63を割れると調整が76-77円ゾーンまで視野となる。このリスクは、75.58、74.77、73.77の安値を順次割れるケースとなる。

デイでの戦略としては、逆張り戦略で、まず81.55が上値を抑えるならこの位置をバックに売るか、超える動きがあれば82円まで売り場を探して、ストップを82.13としたい。ターゲットは、81円前後が維持されると利食いで、買いは、81円前後は維持を確認してから買うか、できれば60分足のサポートが控える80.80方向への下落から80円ミドルまで買い下がって、ストップを80.15割れ。こういった場合のターゲットは、81.20前後、81.55の高値が抑えると利食いで、超えても82円までは利食いを優先しながら対応したい。

2021年1月7日ドル売りか、ドル買いか、市場は混乱?