英加物価指数を受けてインフレ懸念高まるか?【2021年10月20日】

2021年10月20日 為替相場予想

おはようございます。だいまんです。

2021年10月20日の相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、ロンドン市場初頭にドル売りが強まるも、米長期金利の上昇もあって、NY市場では、巻き戻しが優勢となった。米9月住宅着工件数や建設許可件数は、予想を下回ったが反応は薄く、米10年物国債利回りは、5カ月ぶりの1.646%まで上昇、NY株価3指数は、堅調な個人消費や好決算期待で、終始堅調にプラス圏で引けた。また、ウォラーFRB理事が、「インフレの高止まりが続くなら、2022年にも利上げ」の可能性を示唆したが、大きな反応は見えていない。

ドル円は、113.88を安値に114.39まで反発、ユーロドルは、1.1669まで反発後、1.1630、ポンドドルは、11月にも利上げの可能性が囁かれ、1.3835まで上昇後、1.3792まで利食いに押された。

一方クロス円では、ユーロ円が133.19まで上昇後132.88、ポンド円は158.08まで上昇後157.58まで利食いに押され、オージー円が85.55は、NZD円が81.96まで高値を更新、カナダ円は92.71を高値に92.31まで一時売りに押された。

10月20日の注目材料

  • 08:50 (日) 9月通関ベース貿易統計・季調前 (前回-6354億円(-6372億円) 予想-5096億円)
  • 08:50 (日) 9月通関ベース貿易統計・季調済 (前回-2718億円 予想-5864億円)
  • 08:50 (日) 9月通関ベース貿易統計・輸入 [前年比] (前回44.7%)
  • 08:50 (日) 9月通関ベース貿易統計・輸出 [前年比] (前回26.2%)
  • 09:00 (豪) 9月先行指数 [前月比] (前回-0.26%)
  • 10:30 (中) 9月住宅価格指数 [前年比] (前回4.2%)
  • 10:30 (中) 中国人民銀行・1年物貸出基礎金利公表 (前回3.85%)
  • 10:30 (中) 中国人民銀行・5年物貸出基礎金利公表 (前回4.65%)
  • 15:00 (英) 9月消費者物価指数 [前月比] (前回0.7% 予想0.4%)
  • 15:00 (英) 9月消費者物価指数 [前年同月比] (前回3.2% 予想3.2%)
  • 15:00 (英) 9月消費者物価指数・コア指数 [前年同月比] (前回3.1% 予想3.0%)
  • 15:00 (英) 9月小売物価指数 [前月比] (前回0.6% 予想0.2%)
  • 15:00 (英) 9月小売物価指数 [前年同月比] (前回4.8% 予想4.7%)
  • 15:00 (独) 9月生産者物価指数 [前月比] (前回1.5% 予想1.1%)
  • 15:00 (独) 9月生産者物価指数 [前年比] (前回12%)
  • 16:00 (ユーロ圏) ビルロワドガロー仏中銀総裁講演
  • 16:20 (ユーロ圏) エルダーソンECB専務理事講演
  • 17:00 (ユーロ圏) 8月経常収支・季調済 (前回216億ユーロ)
  • 17:00 (ユーロ圏) 8月経常収支・季調前 (前回302億ユーロ)
  • 17:00 (南ア) 9月消費者物価指数 [前月比] (前回0.4% 予想0.3%)
  • 17:00 (南ア) 9月消費者物価指数 [前年同月比] (前回4.9% 予想5.0%)
  • 17:00 (ポーランド) 9月生産者物価指数 [前年比] (前回9.5% 予想10%)
  • 17:00 (ポーランド) 9月鉱工業生産 [前年比] (前回13.2%) 8%)
  • 18:00 (ユーロ圏) 9月消費者物価指数・改定値 [前年同月比] (前回3.4% 予想3.4%)
  • 18:00 (ユーロ圏) 9月消費者物価指数コア指数・改定値 [前年同月比] (前回1.9% 予想1.9%)
  • 20:00 (米) MBA住宅ローン申請指数 [前週比] (前回0.2%)
  • 21:30 (加) 9月消費者物価指数 [前月比] (前回0.2% 予想0.1%)
  • 21:30 (加) 9月消費者物価指数 [前年同月比] (前回4.1% 予想4.3%)
  • 22:40 (ユーロ圏) ホルツマン・オーストリア中銀総裁講演(金融規制会議)
  • 23:30 (米) 週間原油在庫統計 (前回+608.8万バレル)
  • 23:30 (トルコ) 9月中央政府債務 (前回20417億トルコリラ)
  • 00:00 (ユーロ圏) ビルロワドガロー仏中銀総裁講演
  • 00:20 (ユーロ圏) ビスコ伊中銀総裁講演
  • 01:00 (米) エバンズ・シカゴ連銀総裁、ボスティック・アトランタ連銀総裁、ブラード・セントルイス連銀総裁、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁「人種差別関連イベント
  • 参加」
  • 01:00 (米) ボスティック・アトランタ連銀総裁「イベントで挨拶」
  • 02:00 (米) 米財務省・20年物国債入札
  • 26:45 (米) ブラード・セントルイス連銀総裁「討論会参加」
  • 03:00 (米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
  • 中国全国人民代表大会(全人代)常務委員会(23日まで)
  • 米企業決算:テスラ、ネットフリックス、ベライゾン・コミュニケーションズ、アボットラボラトリーズ、IBM、CSX、バイオジェン、ラスベガス・サンズ、ベーカー・ヒュ
  • ーズ
  • アストロ:満月
  • 高島暦:「下値にある時は押し目買い方針良し」

10月20日の相場見通し

昨晩も揉み合い気味の相場展開ですが、米長期金利の高止まりや堅調な株価を背景に、円の軟調が続いています。この動きが続くのか注目ですが、ただ、一過性の動きには、必ず修正があることから、株価や米長期金利の動向を見ながら、高値を追いは避けておきたいところです。

本日は、中国人民銀行が、貸出基礎金利を公表します。現状は据え置きが想定されていますが、直近では中国のGDPが弱い結果となったこと、不動産会社のトラブルもあって、サプライズ的な利下げがあった場合、リスクオンの動きが広がる可能性があることは、留意しておきましょう。

経済指標としては、日本の9月通関ベース貿易統計、豪9月先行指数、中9月住宅価格指数、英9月消費者・小売・生産者物価指数、ユーロ圏8月経常収支と9月消費者物価指数・改定値、加9月消費者物価指数、米国では、週間原油在庫統計とベージュブックが発表されます。

注目としては、11月にも利上げが囁かれる英国の物価指数や今後も利上げ姿勢を維持するカナダの消費者物価指数となりそうです。強い結果が見えた場合、こういった思惑が再燃しそうです。また高止まりを見える原油価格を考えると、本日の週間原油在庫にも注目しておきましょう。供給不安や天然ガスの急騰などから上昇を強めている原油相場ですが、価格が上昇すると米国のオイルサンドなどの増産も想定されることで、在庫の積み上がりが見えた場合、原油相場に一定の調整がありそうです。その場合、上昇しているカナダドル相場や軟調な円相場に、利食いが出易いことは留意しておきましょう。

また、本日も要人発言の機会が多いですが、サプライズ発言がなければ、相場の反応はなさそうです。 
その他米20年物国債の入札が実施されます。入札を受けた米長期金利の動向、株価面では、テスラ、ネットフリックスやIBMなどの注目企業の決算が発表されます。結果次第ですが、決算結果を受けた米株価の動向も注目して対応しましょう。

10月20日のデイ・トレード戦略

本日のデイトレード戦略です。

ポンドドル

  • 予想レンジ:1.3700~1.3850
  • 基本戦略: 売り目線から押し目買い
  • 予想時間:09:12 予想時レート: 1.3791

高値を1.4251でCapされて、下落が直近戻り安値となる1.3572や1.3603を割り込み、1.3412まで下値を拡大も現状はこれを維持する形。若干サポートを割れたが、売られ過ぎからスロー・ストキャスティクスが、反転上昇となっており、90日移動平均や日足のレジスタスを超えており、当面底堅い動きが続くか注目される。ただし、月足のスロー・ストキャスティクスは、デッドクロス入りしており、戻りでは売りが出易い状況は続きそうだ。

上値は、昨日の高値1.3834を越えて、1.3854の戻り高値が視野となるが、上抜けは不透明。あくまで1.3914の戻り高値を越えて一定の上昇期待となるが、1.3934-58の戻り高値圏、1.3984や1.4009-1.4035の窓を超えて1.4134の戻り高値、1.4186-1.4203の戻り高値圏が視野となるが、上抜けは不透明で、あくまで1.4251の高値を越えて、1.43のサイコロジカル、2016年のブレグジット決定後の戻り高値となる1.4377が視野となるが、この位置までほとんど目立ったポイントがなくなることで、1.4250,1.4300や1.4350のサイコロジカルが上値を抑えるか注目したい。

一方下値は、転換線と絡む1.37前後の維持では強く、割れても1.3649-65の戻り安値で基準線と絡む位置の維持では堅調も、1.3571-76の戻り安値圏や1.3532-45を維持出来ない場合、1.35のサイコロジカル、1.3434の戻り安値圏が視野となるが、維持では良いが、1.3412を割れると1.3304-50の戻り安値まで視野となる。この最大のリスクは、1.3188や1.3135の下ヒゲを割れるケースで、その場合相場は崩れ気味となり1.30のサイコロジカル、1.2906-33の戻り安値圏までの調整の可能性が高まりそう。ただ、一旦下支える可能性はあるが、1.2855まで割れると1.2806-1.2845ゾーン、1.2752までターゲットとなり、更に1.2676や1.2645の戻り安値を割れるケースからは、1.2438-1.2520ゾーンの戻り安値圏、1.2360まで視野となり、1.2252の戻り安値まで割れると1.2162などがターゲットとなるが、最大のリスクは1.2073の戻り安値割れで、その場合1.20のサイコロジカルがターゲットとなる。

デイの戦略としては、上値追いは出来ず、早期は昨日の高値1.3845を睨んで売り目線から、ターゲットは、1.3750を前に、下げ渋りでは利食い優先。超える動きがあった場合は、1.3914をストップに売り直しとなるが、こういった上昇では、1.3780が維持されると利食いとなる。一方買いは、1.37ミドルから1.37方向への調整で買い下がって、ストップは1.3665割れ。この買いのターゲットは、1.3770-00や1.3834が抑えると利食いとなる。 
ポンドドル

ユーロ円

  • 予想レンジ:132.00~133.50
  • 基本戦略: 押し目買い
  • 予想時間:09:23 予想時レート:133.30

下値を127.94-93でダブル・ボトムを形成して反発が、日足の雲やレジスタンスを越えて、133.19まで拡大。日足のスロー・ストキャスティクスの反転上昇が続いており、今後押し目では買いが入り易いが、ただし、月足のスロー・ストキャスティクスのデッドクロス入りが近く、更に上昇が出来ない場合、また売場提供となる可能性があることは、留意しておきたい。

特に直近130.75-48のダブル・トップや日足の雲の上抜けており、更に上昇が継続するか注目となる。ただ、未だ日足のスロー・ストキャスティクスは、不安定で上値追いする状況ではなく、月足のスロー・ストキャスティクスは、デッドクロス入りが近く、戻りではやれやれの売りが出易そう。

上値は、昨日の高値133.19を越えて、133.58-70の戻り高値や134円のサイコロジカルが視野となるが、抑えると上値追い出来ない。あくまで134.13の高値を越えて、134.50のサイコロジカル、更に強い135円がターゲットとなるが、一旦利食いが出易そうだ。ただ、この位置も超えると、136円や137円のサイコロジカル、更に137.50の高値まで視野となるが不透明となる。

一方下値は、131.77-132.15の戻り安値、130.75-132.23の戻り安値圏で転換線や基準線と絡む位置、130.48-56のそれ以前の高値圏、129.80-91の窓の下限、128.63-91のサポート圏の維持では強いが、128.28-33の戻り安値を維持出来ずに、127.93-94を割れてしまうと127.50-77の戻り安値、126.98-127.32ゾーンが視野となるが、過去の高値圏と絡む位置で、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、維持出来ない場合126.17-70、125.60-126.10の戻り安値圏まで視野となる。こちらも維持では更に突っ込み売りは出来ないが、125.09-31やサイコロジカルな125円をしっかりと割れると調整が深まり、124.30-38、123.90や123.64を割れると123.01-03、122.85を割れると122.66、121.82-122.23ゾーンの戻り安値圏まで視野となる。このリスクは121.62や121.48の戻り安値割れで、その場合120.81や120.27、サイコロジカルな120円までターゲットとなるが、こういった下落では、長期的に買い狙いが検討される。このリスクは119.31の安値割れとなる。

従ってデイの戦略としては、上値を追いは出来ず、あくまで押し目を待っての買い狙いとなる。132.80前後は維持を見ながら、132円ミドル前後まで買っても、ストップは132.15割れ。または、132円前後と買い下がるならストップは131.50割れで対応。この買いのターゲットは、133.30や133.50が抑えると利食いとなる。

ユーロ円

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