【2021年2月2日】リスクとドルの動きに乖離?

2021年2月2日リスクとドルの動きに乖離?

おはようございます。だいまんです。

2021年2月2日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、株価が堅調に戻りを試す中、リスクオンのドル売りは強まらず、ワクチン供給のトラブルから、欧州通貨売りが優勢となった。米1月ISM製造業景気指数が、58.7と予想の60.0を下回ったが、8か月連続で景気の境目となる「50」を上回っており影響は見えなかった。またNYダウは、投機的な動きが収まるとの見方やNY州の新型コロナウイルス感染が落ち着きを見せたことで、353ドル高まで上昇した。その他、銀先物3カ月物が、投稿型のオンライン掲示板「レディット」の書き込みをきっかけに、8年ぶりの高値となる30.35ドルまで一時上昇したが、資源通貨の買いには特別つながっていない。

ドル円は105.04まで上昇、ユーロドルは、独12月小売売上高指数が予想より弱い内容だったこともあって1.2058まで売りに押され、ポンドドルは、1.3657まで値を下げた。

一方クロス円では、ユーロ円が126.60まで下落、ポンド円は144.11の高値まで上昇後143.38まで売りに押され、オージー円は80.22から79.93、NZD円は75.41から75.09で揉み合い、カナダ円は82.06から81.69まで値を下げた。

2月2日の注目材料

  • 08:50 (日) 1月マネタリーベース [前年同月比] (前回18.3%)
  • 12:30 (豪) 豪準備銀行・政策金利公表 (現行0.10% 予想0.10%)
  • 16:00 (英) 1月ネーションワイド住宅価格 [前月比] (前回0.8% 予想0.3%)
  • 16:00 (英) 1月ネーションワイド住宅価格 (前年比) – 2021/1 (前回7.3% 予想6.9%)
  • 16:45 (仏) 1月消費者物価指数・速報値 [前月比] (前回0.2% 予想0.0%)
  • 16:45 (仏) 1月消費者物価指数・速報値 [前年同月比] (前回0.0% 予想0.3%)
  • 19:00 (ユーロ圏) 第4四半期GDP・速報値 [前期比] (前回12.5% 予想-0.9%)
  • 19:00 (ユーロ圏) 第4四半期GDP・速報値 [前年同期比] (前回-4.3% 予想-5.3%)
  • 23:45 (米) I月ISMニューヨーク景気現況指数 (前回61.3)
  • 23:45 (米) 1月ニューヨークNAPM指数 (前回817.6)
  • 04:00 (米) メスター・クリーブランド連銀総裁挨拶
  • 04:00 (米) ウィリアムズNY連銀総裁・イベント司会
  • 06:30 (豪) 1月AIG建設業指数 (前回55.3)
  • 06:45 (NZ) 第4四半期就業者数増減 [前期比] (前回-0.8% 予想0.1%)
  • 06:45 (NZ) 第4四半期就業者数増減 [前年同期比] (前回0.2% 予想-0.1%)
  • 06:45 (NZ) 第4四半期労働コスト指数 [前期比] (前回0.4%)
  • 06:45 (NZ) 第4四半期労働コスト指数 [前年同期比] (前回1.6%)
  • 06:45 (NZ) 第4四半期労働参加率 (前回70.1%)
  • 06:45 (NZ) 第4四半期失業率 (前回5.3% 予想5.6%)
  • 米企業決算:アマゾン・ドット・コム、アルファベット、ファイザー、エクソンモービル、アムジェン、UPS、コノコフィリップス、エレクトロニック・アーツ、ハーレーダビッドソン

2月2日の相場見通し

昨晩は、堅調に戻りを試す株価にも、通常のリスクオンの動きにつながっていません。荒れ気味の株価ですが、本日もこの動向に注意ですが、一方で、リスクオンのドル売り、リスクオフのドル買いという流れが、本日も見えない可能性があることは、留意しておきましょう。

本日の材料としては、金融政策としては、豪準備銀行が政策金利を公表します。据え置きが想定されていること。また豪州で一部感染の再拡大も見えています。タカ派となる可能性は低く、豪ドル買いの材料となりづらいでしょう。

経済指標としては、英1月ネーションワイド住宅価格、ユーロ圏では、仏1月消費者物価指数・速報値とユーロ圏第4四半期GDP・速報値、米国では、1月ISMニューヨーク景気現況指数とニューヨークNAPM指数、NZでは、第4四半期の雇用統計などが発表されます。

経済指標に対する市場の反応が限定されていますが、ユーロ圏のGDPに関しては、ロックダウンにも、総じてユーロ圏指標の良好な結果が続いていましたが、独ifo景況感指数などは悪い数字も見えています。弱い結果が見えた場合、サプライズ的な反応があるかもしれません。

また、株価面では、米企業決算:アマゾン・ドット・コム、アルファベットなどのIT企業、ワクチン開発に成功したファイザーなどの決算が発表されます。当然良い結果となりそうですが、アップルなども良い決算を発表するもその後売り込まれています。材料出尽くし感となるなら注意しておきましょう。

2月2日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ユーロドル

  • 予想レンジ:1.2030~1.2120
  • 基本戦略: 戻り売りから
  • 予想時間:09:00 予想時レート: 1.2067

ユーロドルは、下値を1.1612と1.1603で、ダブル・ボトムを形成後、堅調に上値を1.2349まで拡大も、この位置では上値を押さえられて、急上昇を支えるサポートや日足の雲の上限を割り込む展開。スロー・ストキャスティクスも反転下落傾向となっており、今後下値を拡大するか注目したい。

上値は、既に1.2190の戻り高値や1.2202の基準線が抑えると弱い。超えても1.2223-26や12285の戻り高値では売りが出易い。1.2349の高値をしっかりと超えて、1.2400のサイコロジカルが視野となるが、オプションの防戦が上値を押さえて可能性が残っているが、しっかりと超えると月足からは、1.2414-1.2476の戻り高値圏まで視野となる。ただ、1.2555の戻り高値を越えるかは、現状不透明となる。

一方下値は、1.2053の安値を割れると1.2040、1.2011にそれ以前の高値、サイコロジカルな1.20、1.1978の90日移動平均、1.1938の雲の下限が視野となるが、ロング・ランのサポートが控えており、維持では堅調が続く。ただ、割れると1.1882-1.1922ゾーンでそれ以前に上値を押さえていた位置、1.1800-1.1833の戻り安値圏、1.1745-59の戻り安値や1.1711の戻り安値を割れると1.1650のサイコロジカルまで視野となる。この維持では更に突っ込み売りは出来ないが、リスクは、1.1603の安値を割れで、その場合調整が深まり、それ以前の高値1.1495から1.1422ゾーンまで視野となるが買いが入り易い。またもし割れても1.12-1.14ゾーンは、揉み合いを経たゾーンで、こちらも買いが入り易い。あくまで1.1168の戻り安値を割れるまでは、堅調相場が続くと見たい。

デイの戦略としては、突っ込み売りは危険だが、反発があれば戻り場探し。上値は1.2080-90の売りは、1.21をしっかりと超えるなら止めても、1.2120-40での売り直しまたは、売り上がりで、ストップは1.2156越えで対応。ターゲットは、1.2053-56や1.2050のサイコロジカル前後の維持では買い戻しも、割れるなら1.20までの下落で、下げ止まりを見ながら買い戻し。また買いは1.20前後、1.2978の90日移動平均前後、雲の下限となる1.1938を睨んで慎重に買い下がりを検討したい。ストップは1.19の下方ブレイクとする。ターゲットは、長めに持つことも検討されるが、デイでは、1.21が上値を抑えると利食いとなる。長めの場合不透明だが、1.22を超えないなら利食いながらが良さそうだ。

2021年2月2日リスクとドルの動きに乖離?

ポンド円

  • 予想レンジ:142.50~144.00
  • 基本戦略: 押し目買い、上がれば売り狙い
  • 予想時間:09:31 予想時レート: 143.40

ポンド円は、147.97の高値からのレジスタンスを上抜けて上昇が、月替わりで若干下がっている月足の雲の下限となる143.66を上抜け144.10まで上値を拡大している。未だスロー・ストキャスティクスも上昇を維持しており、更に上値トライとなるか注目されるが、ただ、月足の雲の突入が未だ確定的とないこと。また、ポンドドルが、奇妙に1.37ミドルで上値を抑えられて、調整しており上値追いには慎重な姿勢を維持したい。

上値は、144.10を超えて、144.97の戻り高値、147.97を超えて、148.88-149.75、150.65、153.86などが視野となるが、156.60の戻り高値の上抜けは不透明で、更に157.05には横ばいとなる月足の雲の上限が位置しており、上値を抑える可能性が高そうだ。

一方下値は、142.70-142.97の戻り安値に転換線と絡み、基準線の141.79,141.08-29,140.76の戻り安値が維持されると良いが、140.35-37を割れると短期上昇サポートを割り込み、139.78-140.10がターゲットとなるが、買いが入り易い。リスクは139.48-52を割れるケースで、その場合雲の上限となる139.05、138.00-33の戻り安値圏までターゲットとなるが、137.82の雲の下限までは買い入り易い。リスクは136.80-97の下ヒゲを割れるケースで、その場合134.88-135.72の戻り安値圏までターゲットとなる。ただ直ぐにこの下方ブレイクが実現するかは不透明も134.41まで割れると133.62-84の戻り安値圏、133.05や132.95の戻り安値割れると相場は更に崩れ気味となり、132円のサイコロジカル、131.78の安値まで割れると130円までターゲットとなる。

従って、デイの戦略としては、上値追いは出来ず、押し目を待つ形も、まず、60分足のサポートなる143.20-30が維持されると買いも、ストップは142.97割れで対応。ただ、ターゲットは143.75-00が上値を抑えるなら利食いで、またこの上げ渋りを確認すると売りも狙いたい。ストップは144.10越え。またターゲットも142.20-30や142.97が維持されると利食い。こういった位置を割れて、142.37-67などでは利食い優先となる。 またこの位置の買いは142.20割れで対応するか、様子見なら141.50-142.00ゾーンを買って、ストップは141.25―29割れとなる。こういった下げでの買いの場合のターゲットは、143円が上値を抑えると利食い優先となる。

2021年2月2日リスクとドルの動きに乖離?