指標が多いが、月末のフロー次第【2021年7月30日】

指標 月末

おはようございます。だいまんです。

2021年7月30日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、米4-6月期GDPの速報値や週間新規失業保険申請件数が予想より弱い内容となったこと、前日のパウエルFRB議長のテーパリング議論を慎重に進める姿勢を示したこともあって、ドルの売り戻しが優勢となった。ただ、米10年物国債利回りは、1.248%から1.281%で揉み合いの展開に留まり、NY株価3指数は、GDPにおける個人消費が、2期連続で強い上昇となったことで反発したが、総じて月末に向けたドル売りフローが優勢となった。

ドル円は、109.42までじり安、ユーロドルが1.1893、ポンドドルは1.3982まで買い戻された。

一方クロス円では、ユーロ円が130.56を高値に130.13、ポンド円も153.45まで上昇後152.81まで売りに押され、オージー円は81.36から80.95で推移、NZD円が76.89、カナダ円は88.18まで一時上昇した。

7月30日の注目材料

  • 07:45 (NZ) 6月住宅建設許可件数 [前月比] (前回-2.8%)
  • 08:30 (日) 6月失業率 (前回3.0% 予想3.0%)
  • 08:30 (日) 6月有効求人倍率 (前回1.09 予想1.10)
  • 08:50 (日) 6月鉱工業生産・速報値 [前月比] (前回-6.5% 予想5.0%)
  • 08:50 (日) 6月鉱工業生産・速報値 [前年同月比] (前回21.1% 予想20.9%)
  • 08:50 (日) 6月小売業販売額 [前年同月比] (前回8.2% (8.3%) 予想0.2%)
  • 08:50 (日) 6月百貨店・スーパー販売額/既存店 [前年同月比] (前回5.7% 予想0.6%)
  • 10:30 (豪) 第2四半期卸売物価指数 [前期比] (前回0.4%)
  • 10:30 (豪) 第2四半期卸売物価指数 [前年同期比] (前回0.2%)
  • 10:30 (豪) 6月住宅ローン (前回0.6%)
  • 10:30 (豪) 6月民間部門貸付 (前回0.4%)
  • 14:00 (日) 6月新設住宅着工戸数 [前年同月比] (前回9.9% 予想7.1%)
  • 14:30 (仏) 6月消費支出 [前月比] (前回10.4% 予想1.0%)
  • 14:30 (仏) 第2四半期GDP・速報値 [前期比] (前回-0.1% 予想0.8%)
  • 14:30 (仏) 第2四半期GDP・速報値 [前年比] (前回1.5%)
  • 15:45 (仏) 7月消費者物価指数・速報値 [前月比] (前回0.1% 予想-0.1%)
  • 15:45 (仏) 7月消費者物価指数・速報値 [前年同月比] (前回1.5% 予想1.1%)
  • 16:00 (スイス) 7月KOF景気先行指数 (前回133.4 予想129.5)
  • 17:00 (独) 第2四半期GDP・速報値 [前期比] (前回-1.8% 予想2.1%)
  • 17:00 (独) 第2四半期GDP・速報値 [前年同期比] (前回-3.1% 予想9.6%)
  • 18:00 (ユーロ圏) 6月失業率 (前回7.9% 予想7.9%)
  • 18:00 (ユーロ圏) 7月消費者物価指数・速報値 [前年同月比] (前回1.9% 予想2.0%)
  • 18:00 (ユーロ圏) 7月消費者物価指数コア指数・速報値 [前年同月比] (前回0.9% 予想0.7%)
  • 18:00 (ユーロ圏) 第2四半期GDP・速報値 [前期比] (前回-0.3% 予想1.5%)
  • 18:00 (ユーロ圏) 第2四半期GDP・速報値 [前年同期比] (前回-1.3% 予想13.2%)
  • 21:30 (加) 5月月次GDP [前月比] (前回-0.3% 予想-0.2%)
  • 21:30 (加) 5月月次GDP [前年同月比] (前回20.0% 予想14.7%)
  • 21:30 (加) 6月生産者物価指数 [前年比] (前回6.4%)
  • 21:30 (加) 6月生産者物価指数 [前月比] (前回2.7%)
  • 21:30 (米) 第2四半期雇用コスト指数 [前期比] (前回0.9% 予想0.9%)
  • 21:30 (米) 6月個人所得 [前月比] (前回-2.0% 予想-0.5%)
  • 21:30 (米) 6月個人消費支出 [前月比] (前回0.0% 予想0.7%)
  • 21:30 (米) 6月個人消費支出・デフレーター) [前年同月比] (前回3.9% 予想4.1%)
  • 21:30 (米) 6月個人消費支出・コアデフレーター [前月比] (前回0.5% 予想0.6%)
  • 21:30 (米) 6月個人消費支出・コアデフレーター [前年同月比] (前回3.4% 予想3.7%)
  • 22:00 (米) ブラード・セントルイス連銀総裁講演
  • 22:45 (米) 7月シカゴ購買部協会景気指数 (前回66.1 予想63.0)
  • 23:00 (米) 7月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値 (前回80.8 予想80.8)
  • 23:00 (米) 7月ミシガン大学消費者信頼感/現況指数・確報値 (前回88.6)
  • 23:00 (米) 7月ミシガン大学消費者信頼感/期待指数・確報値 (前回83.5)
  • 01:00 (米) 6月ダラス連銀・PCE価格指数 (前回2.8%)
  • イエレン財務長官・米財政問題に関して緊急措置発表?
  • 07/31(土)
  • 10:00 (中) 7月国家統計局製造業PMI (前回50.9)
  • 10:00 (中) 7月国家統計局非製造業PMI (前回53.5)
  • 米債務上限の適用停止期限

7月30日の相場見通し

昨晩は、米4-6月期GDPの速報値や週間新規失業保険申請件数が予想より弱い結果となったことが、ドル売りにつながったと指摘されていますが、実際米GDPは、コロナ前に水準を回復しています。また、米長期金利はこの結果で特別大きく下落しておらず、どちらかというと、月末に向けたドル売りフローが優勢となったようです。

そうなると本日は月末最終日です。月末のフローでドル売りが続くのか注目して対応しましょう。

経済指標としては、NZの6月住宅建設許可件数、日本の6月失業率・有効求人倍率、6月鉱工業生産・速報値と小売業・百貨店・スーパー販売額、豪第2四半期卸売物価指数と6月住宅ローン・民間部門貸付、仏6月消費支出、第2四半期GDP・速報値と7月消費者物価指数・速報値、スイス7月KOF景気先行指数,独第2四半期GDP・速報値、ユーロ圏6月失業率と7月消費者物価指数・速報値、第2四半期GDP・速報値、加5月月次国GDPと6月生産者物価指数、米国では、第2四半期雇用コスト指数、6月個人所得・消費支出、7月シカゴ購買部協会景気指数とミシガン大学消費者信頼感指数・確報値、6月ダラス連銀・PCE価格指数などが発表されます。

注目はユーロ圏各国のGDPとなりそうですが、総じて強い結果が想定されています。予想比の結果で、ユーロ相場が上下する可能性に留意しておきましょう。一方米国の指標は既に昨日のGDPの結果で、一定の織り込みとなっていることから、影響は少なそうです。

その他、香港・上海株の下落が懸念となっていますが、週末には中国の7月国家統計局の製造業と非製造業のPMIが発表されます。もし、サプライズ的に弱い結果が示された場合、来週週初の相場が、リスクオフに傾き易いことは、留意しておきましょう。

また、週末は米債務上限の適用停止期限となっています。米議会が夏休み入りするタイミングで、もし、延長で合意ができない場合、政府閉鎖となるケースもあるので注意です。ただ、現状この情報が不透明で、市場はあまり関心を示していないようですが、ただ、イエレン財務長官は、既に米財政問題に関して緊急措置の発表も検討していると報道されています。もし、延長で合意できなかった場合、嫌気する動きが出る可能性には、一応注意しておきましょう。

7月30日のデイ・トレード戦略

本日のデイトレード戦略です。

ユーロ円

  • 予想レンジ:129.80~131.00
  • 基本戦略: 押し目買い
  • 予想時間:08:31 予想時レート:130.14

上昇が、134.13まで拡大もこの位置でCapされて、調整が日足の雲を割り込み128.60まで拡大も、現状この位置を維持して、スロー・ストキャスティクスが反転上昇に転じており、一定の反発期待となるが、それでも戻りではやれやれの売りが出易そうだ。

上値は、基準線の130.53が抑えると弱いが、130.56の戻り高値を越えると、131.09の戻り高値、131.86-132.24の戻り高値が視野となるが、こういった位置に雲が控え売りが出易い。132.43-70-88の戻り高値圏を超えても、133.03の雲の上限、133.58-70や134円のサイコロジカルが抑えると上値追い出来ない。あくまで134.13の高値を越えて、134.50のサイコロジカル、更に強い135円がターゲットとなるが、一旦利食いが出易そうだ。ただ、この位置も超えると、136円や137円のサイコロジカル、更に137.50の高値まで視野となるが不透明となる。

一方下値は、転換線と絡む129.16-93の戻り安値圏の維持では良いが、維持出来ずに128.60の直近安値を割れると128.29-39の戻り安値圏、128.13まで割れると調整が深まり、127.50-77の戻り安値、126.98-127.32ゾーンが視野となるが、過去の高値圏と絡む位置で、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、維持出来ない場合126.17-70、125.60-126.10の戻り安値圏まで視野となる。こちらも維持では更に突っ込み売りは出来ないが、125.09-31やサイコロジカルな125円をしっかりと割れると調整が深まり、124.30-38、123.90や123.64を割れると123.01-03、122.85を割れると122.66、121.82-122.23ゾーンの戻り安値圏まで視野となる。このリスクは121.62や121.48の戻り安値割れで、その場合120.81や120.27、サイコロジカルな120円までターゲットとなるが、こういった下落では、長期的に買い狙いが検討される。このリスクは119.31の安値割れとなる。

従ってデイの戦略としては、追いかけるのは厳しいが、押し目があれば買い狙いで、下値は、60分足のサポートとして130円前後は維持を確認しても、129.80や129円ミドルまで買い下がりの余裕を持って対応。ストップは129.49割れ、また思い切って128.60割れとするなら、129円まで買い下がる形。ターゲットは、130.56が抑えられると利食いとなるが、超えるなら131円前後ではしっかりと利食いたい。また131円が上値を抑えると売っても、ストップは131.09越え。この場合のターゲットは、130円前半が維持されると利食いとなる。

ユーロ円

ポンド円

  • 予想レンジ:152.00~153.25
  • 基本戦略:戻り売りから押し目買い
  • 予想時間:08:50 予想時レート: 152.84

上値が156.08でCapされて、下落が日足の雲を割り込み148.46まで拡大も、現状はこの位置を守って、スロー・ストキャスティクスも反転気味で、一定の戻りが示現できるか注目される。ただ、戻っても雲やレジスタンスが控え、やれやれの売りが出易い。

上値は、153.45の戻り高値で雲の上限と絡む位置が抑えられると弱い状況が続く。153.45-49を超えて、154.08-154.54の戻り高値圏、155.15-16の戻り高値を超えて、155.39-94の戻り高値まで視野となるが、抑えると上値追いは出来ない。あくまで156.08を超えて、月足の156.60の戻り高値、更に157.05には横ばいとなる月足の雲の上限が位置しており、上値を抑える可能性が残っている。

一方下値は、150.75-151.58の戻り安値圏で、基準線や転換線と絡む位置が維持されるとサポート形成となるが、148.46の直近安値を割れるケースからは148.12、147.29-41まで割れると146.36-56,145.22の戻り安値を割れると144.04-50、142.85、142.20まで視野となるが、維持は不透明も維持できない場合141.08-29、140.76、140.35-37などが視野となる。また139.48-52を割れると138.00-33の戻り安値圏、136.80-97の下ヒゲまで割れると相場は崩れ、134.88-135.72の戻り安値圏までターゲットとなる。ただこの下方ブレイクが、一気に実現するかは不透明も134.41まで割れると133.62-84の戻り安値圏、133.05や132.95の戻り安値割れると相場は更に崩れ気味となり、132円のサイコロジカル、131.78の安値まで割れると130円までターゲットとなる。

従ってデイの戦略としては、上値追いは出来ず、早期は売っても、押し目では買い狙い。上値は、153.45-49をストップに、売ってもターゲットは、152.10-50ゾーンの維持では買い戻し。またこの位置の買いは、151円台後半まで買い下がって、ストップは151.58や151.26割れで対応となるが、こういった下落では、戻りが153円で抑えられると利食い優先となる。

ポンド円