ドルの堅調が続く【2021年8月10日】

ドルの堅調が続く2021年8月10日

おはようございます。だいまんです。

2021年8月10日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、週初で動意に薄い中、先週週末の米7月雇用統計が強い結果となったこともあって、6月JOLTS労働力調査の求人数が、過去最高を記録したことなどを手掛かりに、米10年物国債利回りが1.324%まで上昇、ドルを支えた。NY株価3指数は、ナスダックが若干プラスで引けるも、ダウやS&Pはマイナス圏で引け、総じて弱い株価にもリスクオフの動きは広がらず、ボスティック・アトランタ連銀総裁は、「比較的早期のテーパリングを支持」、「FRBは、10月から12月にかけてテーパリングを開始する可能性」と発言したが、影響は限られた。

ドル円は、110.03から110.32で推移、ユーロドルは1.1769から1.1735、ポンドドルは、1.3852から1.3841まで売りに押された。

一方クロス円では、ユーロ円は129.65から129.40、ポンド円は153.07から152.58で揉み合い、オージー円は80.85から81.07、NZD円は77.37から77.09、カナダ円は87.88から87.60の小動きで推移した。

8月10日の注目材料

  • 08:01 (英) 7月BRC小売売上高調査 [前年同月比] (前回6.7% 予想5.0%)
  • 08:50 (日) 6月経常収支・季調前 (前回1兆9797億円 予想8244億円)
  • 08:50 (日) 6月経常収支・季調済 (前回1兆8665億円 予想1兆7129億円)
  • 08:50 (日) 6月貿易収支 (前回20億円 予想6388億円)
  • 10:30 (豪) 7月NAB企業景況感指数 (前回24)
  • 10:30 (豪) 7月NAB企業信頼感指数 (前回119)
  • 未 定 (中) 7月マネーサプライM2 [前年比] (前回8.6% 予想8.6%)
  • 未 定 (中) 7月人民元建て新規融資 (前回2120十億人民元 予想1135十億人民元)
  • 未 定 (中) 7月人民元建て融資残高 [前年比] (前回12.3%)
  • 未 定 (中) 7月外国直接投資 [前年比] (前回28.7%)
  • 未 定 (中) 7月社会融資総量 (前回3670十億人民元 予想1650十億人民元)
  • 14:00 (日) 7月景気ウオッチャー調査-現状判断DI (前回47.6 予想42.5)
  • 14:00 (日) 7月景気ウオッチャー調査-先行き判断DI (前回52.4 予想49.2)
  • 18:00 (独) 8月ZEW景況感調査・期待指数 (前回63.3 予想55.0)
  • 18:00 (独) 8月ZEW景況感調査・現況指数 (前回21.9 予想32.0)
  • 18:00 (ユーロ圏) 8月ZEW景況感調査 (前回61.2)
  • 19:00 (加) 7月景気先行指数 [前月比] (前回0.27%)
  • 19:00 (米) 7月NFIB中小企業楽観度指数 (前回102.5)
  • 20:00 (南ア) 6月製造業生産 [前年比] (前回35.3%)
  • 20:00 (南ア) 6月製造業生産 [前月比] (前回-2.6%)
  • 21:30 (米) 第2四半期非農業部門労働生産性・速報値 [前期比] (前回5.4% 予想3.4%)
  • 21:30 (米) 第2四半期単位労働コスト・速報値 [前期比年率] (前回1.7% 予想0.9%)
  • 21:55 (米) 週間レッドブック大規模小売店売上高 [前年同週比] (前回17.2%)
  • 23:00 (米) メスター・クリーブランド連銀総裁講演
  • 02:00 (米) 米財務省・3年物国債入札(580億ドル)
  • 03:30 (米) エバンズ・シカゴ連銀総裁「経済に関するメディアとの対話主催」

8月10日の相場見通し

昨晩は、ドルが堅調な展開も、8月の重要イベント、米7月雇用統計の発表を終了したことで、一定の材料出尽くし感相場となりました。また、本格的夏休みシーズンに突入していることで、様子見ムードも残りそうです。今後は8月26-28日に開催されるジャクソンホールでのカンザス連銀シンポジウムまでは、こういった状況が続く可能性に留意して対応しましょう。

経済指標としては、英7月BRC小売売上高調査、日本の6国際収支、豪7月NAB企業景況感・信頼感指数、中国の7月人民元建て融資残高、7月外国直接投資と社会融資総量、日本の7月景気ウオッチャー調査、独ユーロ圏の8月ZEW景況感調査、加7月景気先行指数、米国では、7月NFIB中小企業楽観度指数、第2四半期非農業部門労働生産性・単位労働コストの速報値などが発表されます。

注目は、丁度ユーロ売りが強まっていることで、独ユーロ圏の8月ZEW景況感調査となりそうです。結果次第ですが、弱い結果が更にユーロを押し下げるか、また、強い結果で買い戻されても、戻りが重い展開となりそうなことに、注目して対応しましょう。

その他、今週も米国債の入札が続きます。本日は、3年物国債の入札が予定されていますが、入札結果を受けた米長期金利の動向、加えて株価の動きなどにも注意しておきましょう。

8月10日のデイ・トレード戦略

本日のデイトレード戦略です。

ユーロドル

  • 予想レンジ:1.1700~1.1800
  • 基本戦略: 戻り売り
  • 予想時間:06:44 予想時レート:1.1738

高値の1.2351からの調整を、1.1704で一旦維持して、1.2266まで再反発も、日足のサポートや90日移動平均、日足の雲を再び割り込んで、下落が1.1735まで再拡大している。日足や月足のスロー・ストキャスティクスが、デッドクロスしており、今後も上値の重い状況が続きそうだ。

上値は、既に1.1835-58の戻り高値が抑えると弱い。1.1909の戻り高値を越えて1.1930-45、1.1975の戻り高値を越えても、1.1995-1.2007の下落スタート位置に、90日移動平均と絡み、1.2009、1.2032-57と雲の絡む位置、1.2094-1.2101の日足の窓の上限が視野となるが売りが出易い。1.2135-48の戻り高値を超えても1.2193-95,1.2218-55が抑えるとレジスタンスが有効となる。あくまで直近高値の1.2254-66を超えて、1.2285の戻り高値を目指す動きとなるが、上抜けは不透明で、1.2349の今年の高値をしっかりと超えて、1.2400のサイコロジカル、月足からは、1.2414-1.2476の戻り高値圏、1.25のサイコロジカルまで視野となる。ただ、1.2555の戻り高値を越えるかは、現状不透明となる。

一方下値は、1.1735の安値を割れると1.1704やサイコロジカルな1.17が視野となるが、維持は不透明も割れると1.1650のサイコロジカルまで視野となる。ただ、この維持では更に突っ込み売りは出来ないが、リスクは、1.1603の安値を割れで、その場合調整が深まり、それ以前の高値1.1495から1.1422ゾーンまで視野となるが買いが入り易い。また、もし割れても1.12-1.14ゾーンは、揉み合いを経たゾーンで、こちらも買いが入り易い。あくまで1.1168の戻り安値を割れるまでは、堅調相場が続くと見たい。

従ってデイの戦略としては、突っ込み売りは避けるが、反発では売り狙いとなる。上値は、1.1860をストップに、1.17後半から1.18前半での売り上がりで、ターゲットは、1.17前後の維持では利食いなら、割れても1.16ミドルを前に、しっかりと利食いたい。

ドルの堅調が続く 2021年8月10日

ポンド円

  • 予想レンジ:152.00~153.50
  • 基本戦略:押し目買い
  • 予想時間:07:00 予想時レート: 152.82

上値が156.08でCapされて、下落が日足の雲を割り込み148.46まで拡大も、現状はこの位置を守って反発気味。スロー・ストキャスティクスも反転気味で、一定の戻りが示現できるか注目される。ただ、戻っても雲やレジスタンスが控え、やれやれの売りが出易い。

上値は、153.25-45の戻り高値で雲の上限と絡む位置が抑えられると弱い状況が続くが、超えると154.08-154.54の戻り高値圏、155.15-16の戻り高値を超えて、155.39-94の戻り高値まで視野となるが、抑えると上値追いは出来ない。あくまで156.08を超えて、月足の156.60の戻り高値、更に157.05には横ばいとなる月足の雲の上限が位置しており、上値を抑える可能性が残っている。

一方下値は、転換線が位置する152.31の維持ではサポートから強いが、割れると151.52-99、151.17の戻り安値を割れると149.98-150.75の窓、149.30の戻り安値まで視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、148.46の直近安値を割れるケースでから148.12、147.29-41まで割れると146.36-56,145.22の戻り安値を割れると144.04-50、142.85、142.20まで視野となるが、維持は不透明も維持できない場合141.08-29、140.76、140.35-37などが視野となる。また139.48-52を割れると138.00-33の戻り安値圏、136.80-97の下ヒゲまで割れると相場は崩れ、134.88-135.72の戻り安値圏までターゲットとなる。ただこの下方ブレイクが、一気に実現するかは不透明も134.41まで割れると133.62-84の戻り安値圏、133.05や132.95の戻り安値割れると相場は更に崩れ気味となり、132円のサイコロジカル、131.78の安値まで割れると130円までターゲットとなる。

従ってデイの戦略としては、上値追いは出来ず、早期は売っても、押し目では買い狙い。上値は、153.25-45ゾーンを越えないことを確認して、売っても153円前後の破発を売っても、この位置をストップに対応。ターゲットは、152.00-50ゾーンでの利食いで、この位置の買いは、151.50方向まで買い下がって、ストップは151.17割れ。この買いのターゲットは、153円を前に、上げ渋りでは利食いを優先したい。

ドルの堅調が続く 2021年8月10日