パウエルFRB議長講演を控えて様子見ムード【2021年8月25日】

パウエルFRB議長講演を控えて様子見ムード【2021年8月25日】

おはようございます。だいまんです。

2021年8月25日の相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩も株価や商品価格の上昇を受けて、リスクオンの動きが続いた。NY株価は、ナスダックやS&Pが史上高値を更新して、3指数プラス圏で引けた。米経済指標としては、米7月新築住宅販売件数は、前月が上方修正されたことで、前月比での伸びが予想を下回り、8月リッチモンド連銀製造業景気指数も予想より大幅に弱い結果となったが、悪影響は限定された。尚米下院は、3.5兆ドルの予算決議案を可決したが、引け際の決定で、相場の影響は見えていない。

ドル円は、109.41まで売りに押されたが、米10年物国債利回りが、1.299%まで上昇したことで、109.75まで反発、ユーロドルが1.1765まで一時上昇、ポンドドルは、1.3694から1.3748で上下した。

一方クロス円では、ユーロ円が129.60から129.01、ポンド円は150.71から150.06で上下、オージー円は79.75、NZD円は76.37、カナダ円は87.18まで一時反発した。

8月25日の注目材料

  • 07:45 (NZ) 7月貿易収支 (前回2.61億NZドル)
  • 10:30 (豪) 第2四半期建設工事完了額 (前回2.4%)
  • 10:30 (日) 中村豊明日銀審議委員・あいさつ
  • 14:00 (日) 6月景気先行指数・改定値 (前回104.1)
  • 14:00 (日) 6月景気一致指数・改定値 (前回94.0)
  • 17:00 (独) 8月ifo企業景況感指数 (前回100.8 予想100.3)
  • 17:00 (独) 8月ifo企業景況感・現況指数 (前回100.4)
  • 17:00 (独) 8月ifo企業景況感・期待指数 (前回101.2)
  • 19:00 (英) 8月CBI小売売上高調査 (前回23)
  • 21:30 (米) 7月耐久財受注 [前月比] (前回0.8% 予想-0.2%)
  • 21:30 (米) 7月耐久財受注・除輸送用機器 [前月比] (前回0.3% 予想0.5%)
  • 23:30 (米) 週間原油在庫統計 (前回-323.3万バレル)
  • 02:00 (米) 5年物国債入札5年債(610億ドル)

8月25日の相場見通し

昨晩もリスクオンの動きが続きましたが、週末にはパウエルFRB議長講演が控えています。一定の警戒感が残っています。リスクオンの動きに、今日明日で一定の調整の可能性には注意して対応しましょう。

経済指標としては、NZ7月貿易収支、豪第2四半期建設工事完了額、日6月景気先指数・改定値、独8月ifo企業景況感指数、英8月CBI小売売上高調査、米7月耐久財受注などが発表されます。

大きな注目はありませんが、独8月ifo企業景況感指数が焦点となりそうです。直近のPMIは、強弱まちまちでしたが、総じて強い結果となっていません。弱い結果が見えた場合、一定のユーロ売りの局面がありそうです。

その他では、本日も米5年物国債の入札が実施されます。米長期金利は若干揉み合い気味ですが、引き続き米長期金利の動向に加えて、株価の動きに左右される展開を想定して対応しましょう。

8月25日のデイ・トレード戦略

本日のデイトレード戦略です。

ユーロドル

  • 予想レンジ:1.1690~1.1780
  • 基本戦略: 戻り売り
  • 予想時間:07:32 予想時レート:1.1759

上値を1.2351や1.2266でCapされて、下落が1.166でまで拡大も現状はこの位置を維持しており、日足のスロー・ストキャスティクスが反転気味で、一定の反発もあるかもしれない。ただ、既に月足のスロー・ストキャスティクスが、デッドクロスしており、今後も上値の重い状況が続きそうだ。

上値は、基準線の1.1787が抑ええると弱い。1.1805の戻り高値を越えて、1.1835-58の戻り高値が視野となるが雲の下限が控えており、売りが出易い。1.1909の戻り高値を越えて1.1930-45、90日移動平均と絡む1.1975の戻り高値を越えても、1.1995-1.2007の下落スタート位置に雲の上限が控えている。更に超えても1.2009、1.2032-57、1.2094-1.2101の日足の窓の上限、1.2135-48の戻り高値を超えても1.2193-95,1.2218-55が抑えると上値は追えない。あくまで直近高値の1.2254-66を超えて、1.2285の戻り高値を目指す動きとなるが、上抜けは不透明で、1.2349の今年の高値をしっかりと超えて、1.2400のサイコロジカル、月足からは、1.2414-1.2476の戻り高値圏、1.25のサイコロジカルまで視野となる。ただ、1.2555の戻り高値を越えるかは、現状不透明となる。

一方下値は、1.17前後がサポートして1.1664の安値や1.1650のサイコロジカルの維持では更に突っ込み売りは出来ない。リスクは、1.1603の安値を割れるケースで、その場合調整が深まり、それ以前の高値1.1495から1.1422ゾーンまで視野となるが買いが入り易い。またもし割れても1.12-1.14ゾーンは、揉み合いを経たゾーンで、こちらも買いが入り易い。あくまで1.1168の戻り安値を割れるまでは、堅調相場が続くと見たい。

従ってデイの戦略としては、じっくりと売り場探しで、ストップを1.1805に置いて、1.17後半を売り上がる形。ターゲットは、1.1690-1.1720ゾーンが維持されると利食っておきたい。また割れるなら1.16ミドルも状況次第で利食い、更に割り込んでも1.16を前に下げ止まりでは利食いを優勢したい。

一方1.17前後の維持では買いも検討できるが、1.1664を割れるなら止める形、様子見なら1.16前半への下落を買っても、ストップは1.16割れで対応。こういった買いのターゲットは、不透明だが1.17ミドルを前に利食っておいた方が良さそうだ。

パウエルFRB議長講演を控えて様子見ムード【2021年8月25日】

NZドル円

  • 予想レンジ:75.80~77.00
  • 基本戦略: 早期は売りも、押し目は買い狙い
  • 予想時間: 予想時レート: 76.21

上昇が80.19まで拡大も現状は、トピッシュとなって、日足のサポートや雲を割り込んで、下落を74.57まで広げるも現状この位置を維持する形。ただ、スロー・ストキャスティクスは下落傾向と続けており、上値が重い状況は続きそうだ。

上値は、76.37-54の窓が抑えると弱い。超えても76.85の戻り高値に雲も下限が絡み、77.29-79の戻り高値に雲の上限が位置しており、売りが出易い。77.94の戻り高値を超えて、78.13や78.43戻り高値が視野となるが、抑えると上値追い出来ない。78.77の上ヒゲ越えから一定のあく抜け感となるが、78.89-79.15の戻り高値、79.40-80ゾーンが抑えると上値は追えない。あくまで上値は80.19を越えて、80.62の月足の雲の上限、サイコロジカルな81円、82-83円がターゲットとなるが、88.90の高値を超えるまでは、更に上昇期待は厳しい。

一方下値は、74.96-75.50の戻り安値圏の維持では良いが、74.57を維持出来ずに、74.13や73.66の安値まで割れると73.20-27、72.82-85ゾーンまでターゲットとなる。こういった位置は一旦維持される可能性はあるが、72.73まで割れると72.26、71.68-86ゾーン、71.49-53の日足の窓の上限まで割れると相場が崩れ気味となり、窓の下限となる70.48-52、69.71-70.00、69.37-45の戻り安値圏まで視野となるが維持では更に突っ込み売りは出来ない。リスクは68.88や68.65の安値、下限レンジ最安値となる68.21を割れるケースで、その場合下落が加速するリスクが高まり、67.53の戻り安値、66.32-66.59の戻り安値圏なども視野となるが、長期のサポートが控える。更に割れても過去の揉み合いレンジとなる63.10-66.17ゾーンなどは底堅い位置となりそう。このリスクは61.79割れとなる。

従ってデイの戦略としては、追いかけて買うのは難しく、早期は慎重に売り場探しで、ストップは遠目となるが、77.94越えにおいて、77円方向から77.50まで売り上がりのスタンス。ターゲットは、76.00前後の維持では利食いとなる。またこういった位置から75.30-50ゾーンは買い場で、ストップは74.57割れ。ターゲットは、76.50が抑えると利食い、超えても77円を前に、上げ渋りでは利食っておきたい。

パウエルFRB議長講演を控えて様子見ムード【2021年8月25日】