米経済指標で荒れた動きとなるか?【2021年9月1日】

2021年9月1日 為替相場予測

おはようございます。だいまんです。

2021年9月1日の相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、米6月ケース・シラー主要20都市の住宅価格指数が、過去最高値を更新するも、予想を下回る8月シカゴ購買部協会景気指数や消費者信頼感指数を受けて、一時ドル売りを強めるも、ロンドン・フィキシングに絡めた月末のフローや米10年物国債利回りが1.315%まで上昇したことが、ドル相場を支えた。

ドル円は109.59を安値に110.08まで反発、ユーロドルは。2011年以来の高水準となったユーロ圏8月消費者物価指数を受けて、1.1845まで上昇後1.1796まで売りに押され、ポンドドルも1.3808から1.3744まで値を下げた。

一方クロス円では、月末の利食いで軟調な欧米株価を受けて、一時の高値から利食いに押された。ユーロ円が130.18から129.60、ポンド円が151.54から151.07、オージー円は80.65から80.15、NZD円が77.69から77.23まで値を下げ、カナダ円は、予想を下回る加4-6月期GDPや原油価格の下落を受けて、87.44から86.81まで売りに押された。

9月1日の注目材料

  • 07:30 (豪) 8月AIG製造業指数 (前回60.8)
  • 08:50 (日) 4-6月期四半期法人企業統計調査・全産業設備投資額 [前年同期比] (前回-7.8% 予想3.8%)
  • 10:30 (豪) 第2四半期GDP [前期比] (前回1.8% 予想0.5%)
  • 10:30 (豪) 第2四半期GDP [前年同期比] (前回1.1% 予想9.2%)
  • 10:30 (日) 若田部昌澄日銀副総裁・あいさつ
  • 10:45 (中) 8月財新製造業PMI (前回50.3 予想50.2)
  • 15:00 (独) 7月小売売上高指数 [前月比] (前回4.2% (4.5%) 予想-1.0%)
  • 15:00 (独) 7月小売売上高指数 [前年同月比] (前回6.2% (6.5%) 予想3.6%)
  • 15:00 (英) 8月ネーションワイド住宅価格 [前月比] (前回-0.5% 予想0.1%)
  • 15:00 (英) 8月ネーションワイド住宅価格 [前年比] (前回10.5%)
  • 16:30 (スイス) 8月SVME購買部協会景気指数 (前回71.1 予想68.0)
  • 16:50 (仏) 8月製造業PMI・改定値 (前回57.3 予想57.3)
  • 16:55 (独) 8月製造業PMI・改定値 (前回62.7 予想62.7)
  • 17:00 (ユーロ圏) 8月製造業PMI・改定値 (前回61.5 予想61.5)
  • 17:30 (英) 8月製造業PMI・改定値 (前回60.1 予想60.1)
  • 18:00 (ユーロ圏) 7月失業率 (前回7.7% 予想7.6%)
  • 21:00 (独) バイトマン独連銀総裁講演
  • 21:15 () 8月ADP全米雇用報告 [前月比] (前回33.0万人 予想65.0万人)
  • 22:45 (米) 8月製造業PMI・改定値 (前回61.2 予想61.2)
  • 23:00 (米) 8月ISM製造業景況指数 (前回59.5 予想58.5)
  • 23:00 (米) 8月ISM製造業価格指数 (前回85.7)
  • 23:00 (米) 8月ISM製造業新規受注指数 (前回64.9)
  • 23:00 (米) 8月ISM製造業雇用指数 (前回52.9)
  • 23:00 (米) 7月建設支出 [前月比] (前回0.1% 予想0.2%)
  • 23:30 (米) 週間原油在庫統計 (前回-298.0万バレル)
  • デジタル庁発足
  • 韓国通常国会開会
  • 一帯一路サミット(2日まで)
  • OPECプラス閣僚級会合

9月1日の相場見通し

昨晩は、月末のフローでドルが、相場が上下しましたが、本日は月初となりますので、通常なら若干方向感に欠ける傾向となります。ただ、今夜は米国で、ADPなど重要な指標の発表が控えています。一定の動きが出るか注目しましょう。

経済指標としては、豪8月AIG製造業指数と第2四半期GDP、日本の4-6月期四半期法人企業統計調査、中国の8月財新製造業PMI、スイス8月SVME購買部協会景気指数、独7月小売売上高指数、ユーロ圏各国の8月製造業PMI・改定値と7月失業率、英国では8月ネーションワイド住宅価格と英8月製造業PMI・改定値、米国では、8月ADP全米雇用報告、8月製造業PMI・改定値とISM製造業景況指数などが発表されます。

アジア時間は、豪第2四半期GDPや中国の8月財新製造業PMIなど弱めの結果が想定されています。一定の織り込みもありますが、予想比での悪化が見えた場合には、豪ドル相場の売り圧力となるので注意しておきましょう。海外では、英欧米の製造業PMIは確報ですので、影響は少ないでしょう。大きな注目としては、週末の米雇用統計の発表を控えて、ADP全米雇用報告とISM製造業景況指数が焦点となりそうです。

特に両指標の発表にタイムラグがあるので、結果次第で上下にドルが振れる可能性に注意です。また、ISM製造業景況指数は、直近の景況感指数からは弱い可能性がありますが、ADP全米雇用報告も弱い結果となった場合、一時的なドル売りが強まりそうです。ただ、米経済の減速感につながって株価が大きく調整するとリスクオフ的なドル買いとなることも留意しておきましょう。

一方予想を上回る強い結果となった場合、カンザス連銀シンポジウムでのパウエルFRB議長の発言で市場に安心ムードが漂っているだけに、長期金利の上昇を伴って、ドル買いが見えるかもしれません。ともかく結果次第ですが、ドルが荒れた動きとなるか注目しましょう。

その他一帯一路サミットは、特別なコミットメントが出なければ、影響は無さそうです。また、OPECプラス閣僚級会合では、減産の合意が既に想定されていますので、こちらもサプライズが無ければ、影響は少ないでしょう。

9月1日のデイ・トレード戦略

本日のデイトレード戦略です。

豪ドルドル

  • 予想レンジ:0.7260~0.7250
  • 基本戦略: 押し目買い
  • 予想時間:09:12 予想時レート:0.7322

上昇が0.8008でトピッシュなり、日足の雲を割り込んで、0.7106まで下値を拡大も現状はこの位置を維持しては反発的。スロー・ストキャスティクスが、反転に転じており、今後一定の反発が見るか注目となるが、ただ、戻りではやれやれの売りが出易い。

上値は、0.7342を越えても0.7372-0.7416の戻り高値で、雲の下限と絡む位置では売りが出易い。0.7427-43の戻り高値を越えて、0.7487-0.7534や雲と上限、0.7600の戻り高値が視野となるが売りが出易い。0.7617の戻り高値を超えても、0.7644-75、0.771-26に雲の上限が控え売りが出易く、更に超えても0.7776-0.7815の戻り高値圏では、日足のレジスタンスとして売りが出易い。0.7845―57や0.7892の戻り高値を越えて、0.7900や0.7950のサイコロジカルが視野となるが、上抜けは不透明で、あくまで0.8008の直近高値を超えて0.8068や0.8337の2018年の戻り高値が視野となるが、こういった位置の上抜けは現状不透明となる。

一方下値は、基準線の0.7267、転換線と絡む0.7201-23,0.7157の窓の下限の維持では良いが、0.7106の安値を割れると0.7029-50まで視野となる。また0.6992―0.7006の安値まで割れると下落が加速する可能性となり、0.6878-73ゾーン、0.6810-33ゾーンまでターゲットとなる。この維持では更に突っ込み売りは出来ないが、0.6778の戻り安値まで割れと過去のレンジゾーンとなる0.6255-0.6571までターゲットとなる。

デイの戦略としては、上値は追えず、押し目があれば買狙いとなるが、0.7250方向への調整があれば買って、ストップは0.7223割れ。ターゲットは、現状の高値0.7342が抑えると利食いとなるが、また超えても、0.7350-00ゾーンでは、上げ渋りでは利食いとなる。またこの位置の売りは、0.7427をストップに、検討されるが、この売りのターゲットは、0.7280-90が維持されると利食いとなる。 
豪ドルドル

ポンド円

  • 予想レンジ:150.70~152.00
  • 基本戦略: 押し目買い
  • 予想時間:09:23 予想時レート: 151.41

上値が156.08でCapされて、148.46まで下値を拡大も、この位置を守って反発が再度153.45で抑えられて再調整も、現状は安値を守る展開。スロー・ストキャスティクスも反転しており、一定の反発が見えるか注目されるが、戻りではやれやれの売りが出易い状況は続きそうだ。

上値は、151.60の戻り高値を越えて、152.20-59の戻り高値圏が視野となるが雲の上限が控えており、売りが出易い。153.32-45の戻り高値を超えて、154.08-154.54の戻り高値圏、155.15-16の戻り高値を超えて、155.39-94の戻り高値まで視野となるが、抑えると上値追いは出来ない。あくまで156.08を超えて、月足の156.60の戻り高値、更に157.05には横ばいとなる月足の雲の上限が位置しており、上値を抑える可能性が残っている。

一方下値は、150.06-47の転換線と絡む位置の維持では強いが、149.19-36の戻り安値を割れるとサイコロジカルな149円前後が視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、148.46の直近安値を割れるケースからは148.12、147.29-41まで割れると146.36-56,145.22の戻り安値を割れると144.04-50、142.85、142.20まで視野となるが、維持は不透明も維持できない場合141.08-29、140.76、140.35-37などが視野となる。また139.48-52を割れると138.00-33の戻り安値圏、136.80-97の下ヒゲまで割れると相場は崩れ、134.88-135.72の戻り安値圏までターゲットとなる。ただこの下方ブレイクが、一気に実現するかは不透明も134.41まで割れると133.62-84の戻り安値圏、133.05や132.95の戻り安値割れると相場は更に崩れ気味となり、132円のサイコロジカル、131.78の安値まで割れると130円までターゲットとなる。

従ってデイの戦略としては、追いかけて買うのは厳しく、押し目があれば買い狙いで、下値は、150.70-00ゾーンへの調整で買い下がって、ストップは150.47割れ、または、150.06割れに置いて、更に買い下がり。ターゲットは151.60が抑えると利食いとなるが、超える動きがあれば、152円前後では、利食いを優先したい。また売りは152.30前後のCapで売って、ストップは、152.60越え。この売りのターゲットは、151.60が逆サポートするなら利食いを優先したい。

ポンド円