株価の行方次第【2021年9月21日】

2021年9月21日 為替相場予想

おはようございます。だいまんです。

2021年9月21日の相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、上海市場が、中秋節で休場となる中、中国の恒大集団のデフォルト・リスクが意識されて香港ハンセン指数が大幅下落、欧米株価も大きく値を下げ、リスク回避の動きが続いた。独DAXが約2.4%、英FT100が1.8%超、NYダウが971ドル、ナスダックが513P、S&Pが127Pまで一時下落した。

ドル円は、米10年物国債利回りが1.297%まで低下したこともあって、109.32までじり安となり、ユーロドルは1.17000を安値に1.1737まで反発、ポンドドルは、対ユーロでの売りも伴って1.3641まで売りに押された。尚ユーロポンドは、0.8595まで上昇した。

一方クロス円では、ユーロ円が128.14、ポンド円は149.19まで下落、オージー円は79.06まで下落後79.64まで反発後のこのレンジで上下、NZD円が76.71から77.21まで上昇後76.70まで下値を拡大、カナダ円は84.91まで下落後85.65まで反発後、このレンジ内で推移した。

9月21日の注目材料

  • ソウル市場(秋夕)、中国市場(中秋節)休場
  • 10:30 (豪) 豪準備銀行・金融政策会合議事録公表
  • 15:00 (スイス) 8月貿易収支 (前回5246百万スイスフラン)
  • 16:05 (ユーロ圏) デギンドスECB副総裁講演
  • 16:30 (スウェーデン) スウェーデン中銀・政策金利公表 (現行0.00% 予想0.00%)
  • 19:00 (英) 9月CBI受注動向調査 (前回18)
  • 21:00 (ハンガリー) ハンガリー中銀・基準金利公表 (前回1.5% 予想1.75%)
  • 21:30 (加) 8月新築住宅価格指数 (前回0.4%)
  • 21:30 (米) 第2四半期経常収支 (前回-1957億ドル 予想-1900億ドル)
  • 21:30 (米) 8月住宅着工件数 [年率換算件数] (前回153.4万件 予想154.2万件)
  • 21:30 (米) 8月住宅着工件数 [前月比] (前回-7.0% 予想0.5%)
  • 21:30 (米) 8月建設許可件数 [年率換算件数] (前回163.5万件(163.0万件) 予想159.3万件)
  • 21:30 (米) 8月建設許可件数 [前月比] (前回2.6%(2.3%) 予想-2.3%)
  • 02:00 (米) 米財務省・20年物国債入札
  • 国連総会一般討論(27日まで)
  • OECD経済見通し

9月21日の相場見通し

昨晩は、中国恒大集団に対する資金繰り懸念が、株価を大きく下落させたことで、リスク回避の動きが広がりました。本日も香港株や主要株価の動向に最大の注意が必要です。中国恒大集団に関しては、23日にドル建て5年物社債8350万ドルの償還が控えています。この償還ができるのかが、まず最初の焦点ですが、デフォルトの判定には、30日の余裕があること、一部で他の中国不動産デベロッパーが支援に回るとの噂が出ているようです。信憑性は不透明ですが、一方で中国政府が、支援に回る期待感も残っているようです。また明日は、香港市場が休場となることもあって、本日どうにか乗り切れるなら、更にリスクオフを追いかけることは、厳しそうです。加えて本日から米FOMCが開催されます。今回テーパリングが発表されるかは、分かりませんが、一定の織り込みがあること、リスクオフの動きが広がっていることで、テーパリングの発表が先延ばされるなら、好感する動きも見えそうです。

今週はFOMCを始め、多くの中銀が金融政策を発表します。結果次第で荒れた動きとなるので注意ですが、本日は、豪準備銀行の議事録、スウェーデン中銀やハンガリー中銀が政策金利を公表します。特別スタンスに変更がなければ影響は少なそうです。

経済指標としては、英9月CBI受注動向調査、加8月新築住宅価格指数、米国では、第2四半期経常収支と8月住宅着工・建設許可件数などが発表されます。
あまり大きな材料はないこと、FOMCの結果発表を控えていることを考えると、経済指標に対する反応は限定されそうです。

その他では、米財務省の20年物国債の入札が実施されます。米長期金利の動きは引き続き注意ですが、直近では比較的影響が限定されていることは、留意しましょう。 

9月21日のデイ・トレード戦略

本日のデイトレード戦略です。

ドル円

  • 予想レンジ:109.00~110.00
  • 基本戦略: 押し目買いから戻り売り
  • 予想時間:07:28 予想時レート:109.40

上昇が111.66でCapされて、下落が日足の雲を割れて、108.72まで拡大も、サポートに守られて反発後は、揉み合いが続いている。ただ、スロー・ストキャスティクスが揉み合い気味から、下落気味となっていること、日足のサポートを割れていることは、注目しておきたい。

上値には、転換線と基準線の109.69-78が抑えると弱く、超えても雲の上限が110.19で横ばいとなり、110円前半が抑えると上値追い出来ない。110.45-55や110.80を越えて、110.82-111.20の戻り高値圏、111.50のサイコロジカルが視野となるが、やれやれの売りが出易い。あくまで111.66や111.71の戻り高値を越えて、112.15の月足の雲の上限や112.23の戻り高値まで視野となる。こういった位置は125.86の高値から99.02の安値までの調整の50%(112.44)の位置に相当することで、上抜けは相当厳しい位置となる。ただし、超えると114.55,114.73、115.51、118,66-60のトランプ大統領就任後の高値まで視野となる。

一方下値は、109.11-22の戻り安値の維持では良いが、維持できない場合、サイコロジカルな109円前後、108.72まで割れると調整色が強まり、108.56-57の戻り安値圏、108.35の戻り安値まで視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、108.03の戻り安値や108円を維持出来ずに、もし107.48まで割れると相場は崩れる。その場合107.16のそれ以前の高値、106.94の戻り安値、106.37-64の戻り安値、サイコロジカルな106円前後まで視野となるが、大きな流れのネックラインからは、買いが入り易い。ただ、105.83-85の戻り安値まで割れると105.20、サイコロジカルな105円が視野となるが、更に突っ込み売りは出来ない。ただ、104.92の戻り安値を割れると調整気味となり、104.55-86まで視野となる。また104.41の戻り安値を割れると相場崩れ気味となるが、ただ、下値には出遅れた雲が控えており、104.05-20の戻り安値圏で、日足の雲の上限が控える位置が視野となるが、買いが入り易い。ただし割れると雲の下限が位置する103.45-57まで視野となるが、維持では堅調が続く。このリスクは、103.33の安値を割れるケースで、その場合103円方向への調整となるが、維持されると更に突っ込み売りは出来ないが、102.96や102.59を割れると102.50前後のサイコロジカル、101.99の戻り安値、更にサイコロジカルは101.50がターゲットとなるが、引き続き買いが入り易い。最大のリスクは101.19の安値割れとなるが、その場合100.58のフィボナッチ・リトレースメント(75.31-125.86)までターゲットとなる。ただ、100円のサイコロジカルを直ぐに割れることは想定できず、買い下がり位置との見方は変わらない。

デイの戦略としては、リスク回避の動きから株価が更に調整を深めるなら注意だが、一定のレンジ相場が続く前提で早期は押し目買いから入ってみたい。ストップを109.11に置くか、108.72に置いて、109円前後まで買い下がりの余裕を持って対応。ただし、反発があっても、109.69から110円前後では利食い優先。またこの位置の売りは、110.45をストップに対応。売りお場合のターゲットも、109.11-32ゾーンが維持されると利食い優先となる。
ドル円 相場分析

ポンド円

  • 予想レンジ:149.00~150.50
  • 基本戦略: 慎重な買いから、戻り売り
  • 予想時間:07:37 予想時レート: 149.53

上値が156.08でCapされて下落も、下値は148.46や149.19が支える形。また反発が一時日足の雲やレジスタンスを上抜けているが、これはだまし的で、若干保合いの中にあるが、支える日足のサポートとレジスタンスの次のブレイクには注目しておきたい。ただ、スロー・ストキャスティクスも反転下落していることは注目したい。 

上値は、基準線や転換線と絡む151.09の戻り高値、151.94-152.15の雲の上限と絡む戻り高値が抑えると弱い。152.86を越えて、153.21-31の戻り高値圏が視野となるが、上抜けは不透明で、153.46の戻り高値を超えて、154.08-154.54の戻り高値圏、155.15-16の高値を超えて、155.39-94の戻り高値まで視野となるが、抑えると上値追いは出来ない。あくまで156.08の直近高値を超えて、月足の156.60の戻り高値、更に157.05には横ばいとなる月足の雲の上限が位置しており、上値を抑える可能性が残っている。

一方下値は、149.19の昨日の戻り安値で、短期の戻り安値を結んだサポートの維持で良いが、維持出来ない場合、サイコロジカルな149円、148.46の直近安値を割れるケースからは148.12、147.29-41まで割れると146.36-56,145.22の戻り安値を割れると144.04-50、142.85、142.20まで視野となるが、維持は不透明も維持できない場合141.08-29、140.76、140.35-37などが視野となる。また139.48-52を割れると138.00-33の戻り安値圏、136.80-97の下ヒゲまで割れると相場は崩れ、134.88-135.72の戻り安値圏までターゲットとなる。ただこの下方ブレイクが、一気に実現するかは不透明も134.41まで割れると133.62-84の戻り安値圏、133.05や132.95の戻り安値割れると相場は更に崩れ気味となり、132円のサイコロジカル、131.78の安値まで割れると130円までターゲットとなる。

従ってデイの戦略としては、追いかけて売るのは厳しいが、戻りがあれば売り狙い。ただ、早期は149.19が維持されるとこれをストップに買っても、ターゲットは150.00-21が抑えると利食いで、売りはこの位置から150.60-90ゾーンまで売り場を探して、ストップは151.38越え。この売りのターゲットは、ただ、前述の149.19からのサポート圏となりそうな149.30前後が維持されると利食っておきたい。

ポンド円 相場分析