【2020年11月9日】材料出尽くしとなるか?

おはようございます。だいまんです。

2020年11月9日相場分析です。

昨日のマーケット

金曜日の海外市場は、トランプ大統領が徹底抗戦の構えもジョージア州やペンシルベニア州などでバイデン氏の優勢が徐々に広がり、ドル売りが優勢で終了した。米10月雇用統計では、非農業部門雇用者数が+60.0万人、失業率が6.9%と予想を上回る結果も、ドル買いは限定された。またNY株価は、週末を控えて総じて揉み合い気味の展開に終始し、為替市場に与える影響は特に見えなかった。

ドル円は103.18を安値に、一時103.72まで反発後、再度103.22まで下落、ユーロドルは1.1891、ポンドドルは、1.3093から1.3178まで反発した。

一方クロス円では、ユーロ円が123.00、ポンド円は136.14まで反発、オージー円が74.90、NZD円が69.89まで売りに押され、カナダ円は79.00から79.40で上下した。

11月9日の注目材料

  • 08:50 (日) 10月外貨準備高 (前回13898億ドル)
  • 08:50 (日) 日銀金融政策決定会合における主な意見公表(10月28-29日開催分)
  • 09:30 (豪) 10月住宅着工許可件数 (前回24.9%)
  • 14:00 (日) 9月景気先行指数・速報値 (前回88.4 予想92.7)
  • 14:00 (日) 9月景気一致指数・速報値 (前回79.2 予想80.5)
  • 15:45 (スイス) 10月失業率 (前回3.2% 予想3.3%)
  • 16:00 (独) 9月貿易収支 (前回128億ユーロ(119億ユーロ) 予想160億ユーロ)
  • 16:00 (独) 9月経常収支 (前回165億ユーロ 予想190億ユーロ)
  • 17:00 (ユーロ圏) レーン・フィンランド中銀総裁講演
  • 18:25 (ユーロ圏) ラガルドECB総裁講演
  • 18:30 (ユーロ圏) 11月ユーロ圏投資家センチメント指数 (前回-8.3)
  • 19:35 (英) ベイリー英中銀総裁講演
  • 20:00 (加) 10月景気先行指数 [前月比] (前回0.34%)
  • 20:00 (世) OECD主要国10月景気先行指数
  • 21:00 (ユーロ圏) メルシュECB専務理事講演
  • 00:00 (米) 10月雇用傾向指数 (前回54.8)
  • 03:00 (米) 3年物国債入札(540億ドル)
  • 03:30 (米) メスター・クリーブランド連銀総裁「カンファレンス参加」
  • 04:20 (米) ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁「討論会で司会」

11月9日の相場見通し

金曜日は、ジョージア州やペンシルベニア州などでバイデン氏の優勢が徐々に広がったことで、ドル売りが優勢で終了しました。米国の10月雇用統計では、非農業部門雇用者数や失業率が、予想を上回る結果となりましたが、ドルを支えることはできませんでした。

米大統領選に関しては、週末にバイデン氏の勝利が伝えられています。トランプ大統領は、まだ敗北を認めていませんが、そろそろ市場は、この話題から離れて、金融政策や実態経済に関心が移って来るのか注目しましょう。

本日のところ経済指標としては、注目されるものはありません。ただ、秋の中銀のイベント・シーズンが続いています。金融当局者の発言機会が多く、ラガルドECB総裁やECB要人、ベイリー英中銀総裁の発言に注目しましょう。もし、欧州と英国では、新型コロナウイルスの感染が、再度拡大しています。経済の今後の済見通しに懸念を示す場合や更なる追加緩和の可能性に言及があった場合に、相場の圧迫要因となるか注意しましょう。

その他、米企業決算もそろそろ終了します。大統領選も一応の結果を見ており、米国株価も材料出尽くし感が出易いでしょう。また、米国でも密かに新型コロナウイルスの再拡大が広がっています。こういった面で、株価に調整が強まるなら、リスク志向の動きにも巻き戻しがありそうです。

11月9日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ドル円

  • 予想レンジ: 103.00~104.00
  • 基本戦略: 押し目買いから吹き値売り
  • 予想時間:08:37 予想時レート:103.27

上値を日足の雲の上限に抑えられて、調整が103.18まで拡大。この位置は、戻り安値と重なること。また、下落チャンネルの下限となっており、更に突っ込み売りは避けておきたい。ただ、維持できずにこの位置から103円のサイコロジカルをしっかりと割れると101.99の戻り安値、更にサイコロジカルは101.50がターゲットとなるが、引き続き買いが入り易い。最大のリスクは101.19の安値割れとなるが、その場合100.58のフィボナッチ・リトレースメント(75.31-125.86)までターゲットとなる。ただ、100円のサイコロジカルを直ぐに割れることは想定できず、買い下がり位置との見方は変わらない。

一方上値は、104.03-15のそれ以前の安値圏が抑えると弱く、超えても104.50-105.00などは売りが出易い。105.34の戻り高値から横ばいとなる雲の上限の105.53を超える動きから106円のサイコロジカル、106.11の戻り高値を超えて106.50のサイコロジカル、106.55の戻り高値を超えて106.95-107.05なども視野となるが、107.54や108.17の戻り高値を順次超えるまでは、完全なあく抜けは見えない。

デイの戦略としては、ここは慎重に103円までの下落を買い下がって、ストップを102.75と近めとするか、更に102円後半まで買い下がるなら、102.40割れなどで対応。ターゲットは、金曜日の高値103.76を超えないなら利食いとなるが、超えるなら104円前後ではしっかり利食って、またこの位置からの売りは、104円ミドルまで売り上がって、ストップを104.65としたい。売りの場合のターゲットは、103.75-80や103円ミドルが維持されると利食いながら、回転売買を目指す形を想定したい。

ユーロドル

  • 予想レンジ: 1.1810~1.1910
  • 基本戦略: 押し目買い
  • 予想時間:08:40 予想時レート:1.1893

反発が、日足の雲の上限で抑えられて調整も、テクニカル的に重要な1.1612の戻り安値を割れると、下げ止まりから再反発となっている。不透明な展開だが、これで1.1612と1.1603の安値で、ダブル・ボトム形成の可能性が指摘されること。また、スロー・ストキャスティクスも反転上昇となっており、現状下値が1.1711から1.17位ミドルの雲の下限が支えると強い可能性となる。

上値は、指摘した1.1871-1.1901の戻り高値圏に迫っており、このCapでは、これが騙しとなり、レンジ相場の戻ってしまうが、1.1918の戻り高値を超えると1.1930-50までターゲットとなるが、抑えると上値追い出来ない。あくまで1.2011の今年の高値を超えて1.2055-90、1.2167の月足の雲の上限がターゲットとなる。

一方下値は、あくまで1.1603の安値を割れるケースからそれ以前の高値1.1495から1.1422ゾーンが視野となるが買いが入り易い。またもし割れても1.12-1.14ゾーンは、揉み合いを経たゾーンで、こちらも買いが入り易いだろう。あくまで1.1168の戻り安値を割れるまでは、堅調相場が続くと見たい。

デイの戦略としては、上値追いは出来ず、押し目を待って買い狙い。まず1.18ミドルから1.18前半を買い下がって、ストップは1.1791割れ。または、1.17ミドルまで買い下がるなら1.17割れなどで対応したい。利食いは1.19を前に上げ渋りではしっかりと利食いとなる。また売りはあくまでCapされることを確認して、1.19前後の売りなら1.1918をストップ、1.19ミドルまで待つなら、後半まで売り上がりの余裕を持って、1.2011越えをストップとする。1.19前後の売りの場合のターゲットは、1.18を守るならしっかりと利食い、1.19ミドルの売りは、1.19前後の維持では買い戻しておくのが良さそうだ。