FXのサイクル理論で相場を完全攻略!どこよりも分かりやすく解説

相場

為替相場は日々様々な要因で動いていますが、大きな視点で見てみると、一定のリズムで動いていることが分かってきます。

この相場に存在している一定のリズムを「相場のサイクル理論」と呼ぶことを、あなたはご存知でしたか?

サイクル理論を理解すれば、大きな値動きを狙い撃ちすることも可能になってくるので、ぜひ今回の記事を参考にしてください。

サイクル理論とはなにか?

「相場のサイクル理論」とは、一定の周期で繰り返される、値動きのことです。

チャートを縮小して、大きな視点で相場を眺めていても、不規則にしか見えませんが、周期で区切ることで見えてくるのが相場のサイクル理論なんです。

相場のサイクル理論は、大きく2種類に分けられるので、ここからはその種類を解説していきます。

4つの景気循環サイクル

1つ目のサイクルは「景気循環サイクル」です。

景気循環とは経済全体の浮き沈みのサイクルのことです。
景気循環サイクルには、代表的な4つの周期が存在しています。

景気循環サイクル1:コンドラチェフサイクル

コンドラチェフサイクルとは、技術革新が要因となって発生する、50年前後を1つの周期としたサイクルのことです。

1760年代に起こった、イギリスの産業革命が、第1周期だといわれています。

景気循環サイクル2:クズネッツサイクル

クズネッツサイクルとは建設投資が要因となって発生する、20年前後が1つの周期のサイクルのことです。

景気循環サイクル3:ジュグラーサイクル

ジュグラーサイクルとは、設備投資が要因となって発生する、10年前後を1つの周期としたサイクルのことです。

景気循環サイクル4:キチンサイクル

キチンサイクルとは、在庫投資が要因となって発生する、40ヶ月を1つの周期としたサイクルのことです。

日本の景気サイクル循環は、内閣府から発表されているため、インターネットで調べれば、誰でも見ることが可能です。

内閣府によれば、日本経済の新たなサイクルは、2012年の11月から始まっていますが、2020年11月現在、まだ周期は終わっていないので、いったいどんな結末を迎えるのか、気になるところです。

株価サイクル

2つ目のサイクルは「株価サイクル」です。

株価サイクルとは、一定の周期で起こる、高値と安値のパターンのことです。

ビジネスや社会情勢ではなく、テクニカル分析寄りのサイクルなので、私たち個人トレーダーにとっては、こちらのほうが重要になります。

ということで、ここからは、株価サイクルはどうやって計測すればいいのかを、ご紹介したいと思います。

株価サイクルの計測方法

下にドル円の週足の画像を用意したので、この画像をもとに、内閣府が発表している、2012年11月から解説を進めます。

相場のサイクルを調べるためにまずやることは、週足の「安値から安値」を見ることです。
下の画像だと、赤い印をつけた場所です。

この、「谷から谷」を1つの1周期として区切り、以降の相場も見てみましょう。

結果、2012年11月からは、このような周期で区切ることができます。
周期の区切りが終わったら、続いては周期の平均を出していきます。

31+34+36+45+43+43+48+41+34+28÷10 = 38.3

計算によって出てきた数値がその通貨ペアの周期と言えるため、ドル円は約38週で1つの周期を形成していることになります。

サイクル理論から読み解くドル円の今後

サイクル理論をトレードに活用するなら、「安値をつける時期」として捉えるのがおすすめです。

ちなみに、サイクル理論は前後17%の幅を見たほうが良いと言われていて、この幅のことを「サイクルウィンドウ」と呼びます。

実際のチャートにサイクルウィンドウを表示させれば、「売りゾーン」として見ることができるんです。

サイクルトランスレーション

相場のサイクルは「谷→山→谷」で形成されるため、「山」がサイクルのどの位置にあるのかで、その後の動向を予測することができます。

レフトトランスレーション

レフトトランスレーションとは、山がサイクルの左側で形成されたときのことです。

レフトトランスレーションが起きると、始めの谷よりも低い位置で次の谷が形成されやすくなります。

ライトトランスレーション

ライトトランスレーションとは、山がサイクルの右側で形成されたときのことです。

ライトトランスレーションが起きると、始めの谷よりも高い位置で、2つ目の谷が形成されやすくなります。

つまり、サイクルウィンドウに相場が差し掛かったとき、レフトとライト、どちらのトランスレーションになっているのかを見れば、下落の目安も見えてくるわけです。

FXのサイクル理論:まとめ

アメリカの大統領選挙や雇用統計のように、相場を大きく動かすものはファンダメンタルズ
だと思われています。

ファンダメンタルズからその後を予測するには、かなりの知識や経験、そして情報網が必要です。

ただ、サイクル理論を理解していいれば、私たち個人トレーダーでも、相場の大きな流れを知ることができるので、政治的な動きや社会情勢など気にする必要がなくなります。

サイクル理論を活用し、大きな利益を狙っていってください。