【2020年12月3日】米欧の経済指標に注目

【2020年12月3日】米欧の経済指標に注目

おはようございます。だいまんです。

2020年12月3日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、まちまちの展開も、ユーロ中心にドル売りが継続した。NYダウは、弱い米11月ADP全米雇用報告もあって、224ドル安からスタートも、「ペロシ下院議長とシューマー上院院内総務は、追加経済対策の交渉の叩き台として超党派案を支持する」との報道を受けて協議進展の期待感からプラス圏を回復して引けた。ベージュブックでは、「米経済活動はほとんどの地区で僅かから緩やかに拡大もパンデミック前のレベルを下回ったまま」と示されたが、相場の反応は見えていない。

ドル円は104.75まで上昇後、104.42まで売りに押され、ユーロドルは1.2040から1.2108まで一時上昇、メルケル首相が、「新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、部分的なロックダウンを来年1月10日まで延長」することを発表したが、影響は限られた。また、ポンドドルは1.3442を高値に、対ユーロなどの売りで1.3288まで一時値を下げた。英国は、「新型コロナワクチンの緊急使用を認可する」と発表したが、相場の反応は見えていない。

一方クロス円では、ユーロ円は126.55まで上昇、ポンド円は14.46から138.90まで売りに押され、オージー円は76.86から77.45まで反発、NZD円は74.05から73.55まで売りに押され、カナダ円は81.02から80.72の狭いレンジで推移した。

12月3日の注目材料

  • 08:50 (日) 週間外対内証券売買契約等の状況 [対外中長期債] (前回1兆9640億円)
  • 08:50 (日) 週間対外対内証券売買契約等の状況 [対内株式] (前回-1兆1932億円)
  • 09:30 (豪) 10月貿易収支 (前回56.30億豪ドル 予想58.00億豪ドル)
  • 09:30 (日) 11月サービス業PMI (前回47.7)
  • 10:30 (日) 鈴木日銀審議委員講演(福島県金融経済懇談会)
  • 10:45 (中) 11月財新サービス業PMI (前回56.8 予想56.4)
  • 14:30 (日) 鈴木日銀審議委員・記者会見
  • 17:50 (仏) 11月サービス業PMI・改定値 (前回38.0 予想38.0)
  • 17:55 (独) 11月サービス業PMI・改定値 (前回46.2 予想46.2)
  • 18:00 (ユーロ圏) 11月サービス業PMI・改定値 (前回41.3 予想41.3)
  • 18:30 (英) 11月サービス業PMI・改定値 (前回45.8 予想45.8)
  • 19:00 (ユーロ圏) 10月小売売上高 [前月比] (前回-2.0% 予想0.5%)
  • 19:00 (ユーロ圏) 10月小売売上高 [前年同月比] (前回2.2% 予想2.6%)
  • 21:30 (米) 11月チャレンジャー人員削減予定数 [前年比] (前回60.4%)
  • 22:30 (米) 週間新規失業保険申請件数 (前回77.8万件 予想76.8万件)
  • 22:30 (米) 週間失業保険継続受給者数 (前回607.1万人 予想581.1万人)
  • 22:30 (米) 失業保険申請件数4週間移動平均 (前回74.8万人)
  • 23:45 (米) 11月マークイット/サービス業MI・改定値 (前回57.7 予想57.6)
  • 23:45 (米) 11月マークイット/総合PMI・改定値 (前回57.9)
  • 00:00 (米) 11月ISM非製造業景況指数・総合 (前回56.6 予想56.0)
  • 00:00 (米) 11月ISM非製造業景況指数 (前回61.2)
  • 00:00 (米) 11月ISM非製造業景況指数・価格指数 (前回63.9)
  • 00:00 (米) 11月ISM非製造業景況指数・新規受注指数 (前回58.8)
  • 00:00 (米) 11月ISM非製造業景況指数・非製造業雇用指数 (前回50.1)

12月3日の相場見通し

昨晩も対ユーロ中心にドル売りが継続しました。

米長期金利が反転上昇傾向で、ECBは今月の理事会で、追加の緩和策を発表する見通しの中、不透明なユーロ買いが続いています。ただ、需給要因からは、まだまだユーロ買いが続きそうです。上値追いは出来ないとしても、売り上がりは慎重に対応しましょう。

本日の経済指標としては、豪州の10月貿易収支、中国の11月財新サービス業PMI、ユーロ圏各国の11月サービス業PMI・改定値と10月小売売上高、英国の11月サービス業PMIの改定値、米国では週間新規失業保険申請件数、11月マークイットのサービス業と総合PMI・改定値と11月ISM非製造業景況指数などが公表されます。

豪州では、直近の貿易黒字傾向が続くと豪ドル相場に下支え要因で、中国のPMIも改善が続きそうです。ユーロ圏のサービス業PMIや小売売上高は、ロックダウンの悪影響が見えそうです。一時的なユーロ売りのタイミングに注意しましょう。

一方米国でも、一時の回復傾向の指標に陰りが見えています。週末の米雇用統計の発表を控えて週間新規失業保険申請件数、マークイットのサービス業と総合PMIやISM非製造業景況指数などが弱い結果となるなら、ドルや株価のマイナスの影響が見えるか注目しましょう。

12月3日のデイ・トレード戦略

ドルカナダ

  • 予想レンジ: 1.2900~1.3000
  • 基本戦略: 戻り売り
  • 予想時間:09:17 予想時レート: 1.2919

ドルカナダは、上値を1.3421や1.3391で押さえられて直近下値を支えていたサイコロジカルな1.30をしっかりと割り込み調整が拡大している。スロー・ストキャスティクスの下落もあって、今後更なる下値拡大となるか注目となる。

下値は、1.2911の安値や1.29のサイコロジカルをしっかりと割れると週足からは1.2783の戻り安値、1.2729-43、1.2528、1.2398-1.2451などもターゲットとなるが、1.2250まで割り込むと、1.2083-1.2172の戻り安値圏まで視野となる。このリスクは1.2062の安値割れで、その場合は、サイコロジカルな1.20、更に月足のフィボナッチ・リトレースメント(0.9059~1.4690)からは50%となる1.1875まで視野となるのか注目したい。

一方上値は、既に1.3004-30ゾーンが抑えると短期レジスタンスが有効で、超えても1.3092-1.3138と売りが出易い。1.3173-78の戻り高値を超えて、1.3300のサイコロジカルが視野となるが、抑えると上値を追い出来ない。あくまで1.3391や1.3421wの戻り高値を超えて、一定の反発期待となる。

デイの戦略としては、突っ込みは出来ないが、戻りが見えれば売り場探し。1.2940-50への戻りでの売りは1.2960越えをストップ、様子見なら1.2980-1.3000ゾーンで売って、ストップを1.3030越えなどで対応したい。ターゲットは、1.29前後の維持では利食い優先で、割れても1.28ミドルではしっかりと利食いたい。

【2020年12月3日】米欧の経済指標に注目

【2020年12月3日】米欧の経済指標に注目

ポンド円

  • 予想レンジ: 138.50~140.20
  • 基本戦略: 押し目買い
  • 予想時間:09:01 予想時レート: 139.65

ポンド円は、140.30の戻り高値からの調整を137.20の基準線に守られて、この高値を越える動きとなっている。スロー・ストキャスティクスの反転上昇も見えており、今後上値トライを継続するか注目となる。

上値は、昨日の高値140.45を超えて、141.00から141.98の戻り高値圏、月足の雲の下限となる142.15まで視野となるが、この位置は、月足の短期のレジスタンスが残っており現状この上抜けは不透明で、あくまで142.72の高値を超えて、月足の144.97の戻り高値、147.97を超えて、サイコロジカルな150円がターゲットとなる。

一方下値は138.90の戻り安値の維持では強いが、138.28を割れると横ばいとなる雲の上限の137.89、137.44の基準線の維持では堅調だが、137.20の戻り安値を割れると雲の下限が、136.07-26で横ばいとなり、短期サポートから維持では堅調が続く。また割れても135.00-72ゾーンが支えると更なる調整は不透明だが、134.41を割れると、133.62-84の戻り安値圏まで視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、133.05や132.95の戻り安値割れると132円、131.78の安値まで割れるとサイコロジカルな130円までターゲットとなる。

ファンダメンタルズ面では、未だ英欧のFTA交渉が続いているが、この結果を睨んで不透明な展開が続きそう。また、交渉が成立しても玉虫色の結果に留まるケース、最悪では合意に至れないようなケースでは、急落的な動きも想定されるので注意して対応したい。

デイの戦略としては、上値追いは厳しいが、139.05-35への押し目があれば買いを狙うも、ストップは138.90割れ。または138円ミドルへの深押しがあれば買いを狙って、ストップは138・28割れ、更に138円前後まで買い下がっても、137.73割れをストップとしたい。ターゲットは、140円前後が抑えると利食い優先となる。またこの位置はCapが確認されれば売っても、ストップは140.45越え。売りの場合のターゲットは、139円を前に下げ止まりでは利食いながら対応したい。

【2020年12月3日】米欧の経済指標に注目