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おはようございます。だいまんです。
2020年9月28日相場分析です。
目次
昨日のマーケット
金曜日の海外市場は、主だった材料に薄い中、早期は、新型コロナウイルスの再拡大懸念から欧米株価や商品価格の下落が続いたことで、リスクオフの動きも、NY市場で株価が堅調に戻したことで、ドルは上げ止まりを見せた。NYダウは、180ドル安から423ドル高まで買い戻された。
ドル円は、小動きが続くも105.79まで上昇、ユーロドルは1.1612まで下落後も安値圏で推移、ポンドドルは、英首相報道官が「ここ数週間でEUと有益な意見交換があった」と発言したことで買い戻しも出たが、一時1.2688まで売り押された。
一方クロス円では、ユーロ円が123.09から122.61、ポンド円は134.83から133.84まで売りに押された。
9月28日の注目材料
- NZ夏時間移行
- ウェリントン市場休場
- 14:00 (日) 7月景気先行指数・改定値 (前回86.9)
- 14:00 (日) 7月景気一致指数・改定値 (前回76.2)
- 18:30 (南ア) 8月卸売物価指数 [前月比] (前回1.2% 予想0.4%)
- 18:30 (南ア) 8月卸売物価指数 [前年同月比] (前回1.9% 予想2.1%)
- 18:45 (ユーロ圏) シュナーベルECB理事・オンライン会議で講演
- 22:30 (ユーロ圏) シュナーベルECB理事講演(フランクフルト)
- 22:45 (ユーロ圏) ラガルドECB総裁・議会証言
- 23:30 (米) 9月ダラス連銀製造業業況指数 (前回8)
- 03:00 (米) メスター・クリーブランド連銀総裁講演
- 9月中間決算権利付き最終売買日
- 第9回英欧FTA協議(10月1日まで)
9月28日の相場見通し
今週は、月末、四半期末を控えて、フローの動きに注意ですが、重要なイベントも多く、荒れた展開となるか注意しましょう。
ただ、本日は主だった材料がありませんが、シュナーベルECB理事やラガルドECB総裁が、新型コロナウイルスの再拡大を受けて、ユーロ圏経済の先行きやユーロ高に懸念を示すと、ユーロ相場の上値を抑えるので注目しておきましょう。
その他では、今週のトランプ大統領とバイデン氏の大統領候補者第1回テレビ討論会、ブレグジット協議を睨んで、英欧のFTA協議やEU首脳会議、週末の米国の9月雇用統計の発表を睨んで、神経綱展開が続きそうです。
株価の動きと合わせて、この思惑や観測報道などにも、注意して対応しましょう。
9月28日のデイ・トレード戦略
本日のトレード戦略です。
ドル円
- 予想レンジ: 105.00~106.00
- 基本戦略: 逆張り
- 予想時間:08:07 予想レート: 105.58
ドル円相場は、下落も104.00を維持して反発的。
引き続きこの位置はサイコロジカルな意味合い以外テクニカル的な下支えポイントとは言えず、不透明感が残る。まだまだ調整リスクが残ることは留意しておきたい。
ただ、現状下値は104.20-50ゾーンが支えると堅調が想定され、突っ込み売りは出来ない。あくまでこういった位置から104円をしっかりと割れてフィボナッチ・リトレースメントの76.4%となる103.67、戻り安値からは103.18、101.99がターゲットとなる。ただ、こういった位置は一旦買いとなり易い。最大のリスクは101.19の安値割れとなることは変わらない。
一方上値は、日足の雲となる105.97から106.18を目指す可能性は残るとが、上値を抑え易い。あくまで106.55超えて、更に106.95-107.05、107.54、108.17の戻り高値を順次超えるまでは、あく抜けは見えない。
デイ・トレードの戦略としては、ここからは売り狙いとなるが、大きな下落も想定できずに、逆張り的となる。
上値は、まず105.82の戻り高値をストップとして、上がらないリスクでは、この手前を売るが、更に105.97-106.18までの上昇も想定して売り上がりスタンスなら、ストップを106.55越えとして、106円前半も売り上がれればベター。
ただ、ターゲットは、直近安値の昨日の安値105.20-40ゾーンが維持されると買い戻しも、割れるなら105円前後では、利食っておきたい。また買いは、105円前後から104円後半を買い下がっても、ストップは104.40割れ。または、更に買い下がるなら104円割れでの対応となるが、こういった下落では、既に105.20-40ゾーンが上値を抑えるなら利食い優先が良さそうだ。
豪ドル円
- 予想レンジ: 74.00~75.00
- 基本戦略: 戻り売り
- 予想時間: 08:27 予想レート:74・34
豪ドル円は、上昇も78.48で上値を押さえられて、今まで支えていた日足の雲を割り込む展開。上値は、スロー・ストキャスティクスが下落を継続、レジスタンスも形成されており、転換線の75.69、基準線の76.23、更に76.75-85から77.15-20などが抑えると弱い。77.75を超えても78円が抑えると上値追い出来ない。あくまで78.48の高値を超えて、サイコロジカルな80円がターゲットとなるが、この位置も利食いが出易い。
一方下値は、現状の安値73.98が支えると直ぐに突っ込み売りは出来ないが、割れると、73円のマイナーサポート、72.54の安値まで割れると、過去の揉み合いゾーンとなる67.30-70.18ゾーンまで視野となるが、フィボナッチ・リトレースメントや日足のサポートと合わせても位置となる。リスクはこれを維持できないケースだが、それでも64.41、62.76の戻り安値を割れるような調整は、現状あまり想定していない。
デイの戦略としては、突っ込みは出来ないが、戻りを待って売りスタンス。上値は、74.64をストップとする場合は、上がらないリスク。できれば75.00から75.50ゾーンを売り上がって、ストップを76円越えなどで対応したい。ターゲットは、現状のサポート圏となる74円を守るなら利食い優先。またこの位置の買いは不透明で、できれば73円方向への調整を待って買い下がり場を探して、ストップを72.54割れに設定して対応。ただ、こういった下落では74円前半が逆レジスタンスとなるなら利食い優先が良い。
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