米中首脳会談次第では波乱も【2021年11月15日】

2021年11月15日 為替相場予想

おはようございます。だいまんです。

2021年11月15日の相場分析です。

昨日のマーケット

金曜日の海外市場は、約10年ぶりの低水準となったが米11月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値を受けて、一時ドル売りを強めるも、米10年物国債利回りが、1.541%から1.589%まで反発したことで、影響は限られた。またNY株価3指数は、堅調な上昇を続けたが、リスク志向の動きは見えていない。

ドル円は、米長期金利の低下や週末を控えたポジション調整で113.76まで下落、ユーロドルは、予想を上回るユーロ圏9月鉱工業生産に対する反応は限られ、欧州で新型コロナウイルス感染が再拡大していることなどから、昨年7月以来の安値となる1.1433まで値を下げた後、一時1.1462まで反発したが、クロスでのユーロ売りが重しとなった。ポンドドルは、対ユーロでの買いに支えられて1.3427まで上昇、ユーロポンドは、0.8526まで下落した。

一方クロス円では、ユーロ円が130.24まで下落、ポンド円は152.93から152.46で上下、オージー円が83.13から83.54まで反発、NZD円は、80.31から79.96まで下落後このレンジで推移、カナダ円は90.87から90.45まで一時値を下げるも、下げ止まりを見せた。

11月15日の注目材料

  • ブラジル市場休場(共和制宣言記念日)、メキシコ市場休場(革命記念日)
  • 08:50 (日) 7-9月期四半期GDP・1次速報値 [前期比] (前回0.5% 予想-0.2%)
  • 08:50 (日) 7-9月期四半期GDP・1次速報値 [年率換算] (前回1.9% 予想-0.7%)
  • 08:50 (日) 7-9月期四半期設備投資・1次速報値 [前期比] (前回1.7% 予想-0.6%)
  • 08:50 (日) 7-9月期四半期デフレータ・1次速報 [前年比] (前回-3.4%)
  • 09:01 (英) 11月ライトムーブ住宅価格 [前年比] (前回6.5%)
  • 09:01 (英) 11月ライトムーブ住宅価格 [前月比] (前回1.8%)
  • 09:30 (豪) エリス豪中銀総裁補、経済分析責任者ジョーンズ氏・豪議会出席
  • 10:00 (日) 黒田東彦日銀総裁・あいさつ(金融経済懇談会)
  • 10:30 (中) 10月住宅価格指数 [前年比] (前回3.8%)
  • 11:00 (中) 10月固定資産投資 [前年比] (前回7.3% 予想6.2%)
  • 11:00 (中) 10月小売売上高 [前年同月比] (前回4.4% 予想3.7%)
  • 11:00 (中) 10月鉱工業生産 [前年同月比] (前回3.1% 予想3.0%)
  • 13:30 (日) 9月鉱工業生産・確報値 [前月比] (前回-5.4%)
  • 13:30 (日) 9月鉱工業生産・確報値 [前年同月比] (前回-2.3%)
  • 13:30 (日) 9月設備稼働率 [前月比] (前回-3.9%)
  • 13:45 (日) 黒田日銀総裁・記者会見
  • 17:30 (スウェーデン) 10月消費者物価指数 [前月比] (前回0.5% 予想0.0%)
  • 17:30 (スウェーデン) 10月消費者物価指数 [前年同月比] (前回2.5% 予想2.7%)
  • 17:30 (スウェーデン) 10月消費者物価指数・コア指数 [前月比] (前回0.5% 予想0.0%)
  • 17:30 (スウェーデン) 10月消費者物価指数・コア指数 [前年同月比] (前回2.8% 予想3.0%)
  • 16:00 (ノルウェー) 10月貿易収支 (前回537億NOK)
  • 17:00 (トルコ) 10月財政収支 (前回-235.9億トルコリラ)
  • 18:00 (ポーランド) 10月消費者物価指数 [前年比] (前回5.9%)
  • 18:00 (ポーランド) 10月消費者物価指数 [前月比] (前回0.7%)
  • 18:30 (英) ハスケル英MPC委員講演
  • 19:00 (ユーロ圏) 9月貿易収支・季調済 (前回111億ユーロ 予想115億ユーロ)
  • 19:00 (ユーロ圏) 9月貿易収支・季調前 (前回48億ユーロ)
  • 19:00 (ユーロ圏) ラガルドECB総裁講演
  • 22:30 (加) 9月製造業出荷 [前月比] (前回0.5% 予想-3.1%)
  • 22:30 (加) 9月卸売売上高 [前月比] (前回0.3% 予想1.1%)
  • 22:30 (米) 11月NY連銀製造業景気指数 (前回19.8 予想22.0)
  • 23:30 (英) ベイリー英中銀総裁講演
  • 米中オンライン首脳会談
  • NY連銀・資産購入額減額開始
  • 米国3年物国債(445億ドル)、10年物国債(700億ドル)、30年物国債(327億ドル)償還
  • 本邦企業決算:戸田建設、マツキヨココカラ&カンパニー、リクルートHD、三菱UFJフィナンシャル・グループ
  • 米企業決算:タイソン・フーズ
  • 高島暦:「相場の変化を作るポイント日」

11月15日の相場見通し

週末もドルが堅調な展開を続けましたが、米長期金利は高止まりと言っても、その他では大きな材料は見えていません。不透明ですが、そろそろ年末に向けたドル不足の動きが見えている可能性もあります。今週は米小売売上高を除くとあまり大きな材料はありませんが、引き続きドルの堅調が続くのか注目して対応しましょう。

経済指標としては、日本の7-9月期GDP・1次速報値、9月鉱工業生産・確報値と設備稼働率、英11月ライトムーブ住宅価格、中国の10月住宅価格指数、10月固定資産投資、10月小売売上高と鉱工業生産、ユーロ圏9月貿易収支、加9月製造業出荷・卸売売上高、米11月NY連銀製造業景気指数などが発表されます。

あまり大きな材料はありませんが、日本のGDPは、強弱が見えても為替市場への影響は少ないでしょう。中国の指標は、弱めの予想となっていますが、予想比の結果が更に弱い場合、リスクオフにつながり易いので注意しておきましょう。また、週末の米11月ミシガン大消費者信頼感指数が、10年ぶりの弱い結果となっていますが、11月NY連銀製造業景気指数も弱い結果となった場合、為替市場の反応は不透明としても、またぞろ米国のスタフグレーション懸念が高まる可能性もあることは、留意しておきましょう。

本日も要人発言の機会が多いですが、サプライズが無ければ、影響は少なそうです。ただ、米中首脳会談(米中オンライン首脳会談)において、新たな貿易交渉が実現すればプラスも、もし軋轢が再びクローズ・アップされると株価面に悪影響があることから、十分注目しておきましょう
その他、本日米国国債の償還日です。一応5-10日ですが、東京午前10時の仲値や明日の午前1時のロンドン・フィキシングで、一定の円買いが出る可能性に留意しておきましょう。

11月15日のデイ・トレード戦略

本日のデイトレード戦略です。

ドル円

  • 予想レンジ:113.50~114.20
  • 基本戦略: 逆張り
  • 予想時間:07:08 予想時レート:113.95

下値を108.72や109.11-12で維持して、上昇が114.70まで拡大も現状は上値を抑えられて、調整が112.73を維持する形。ただ、ここからの反発も114.30のレジスタンスで抑えられており、スロー・ストキャスティクスは、未だ反転下落から改善を見せていない。当面このレンジで揉み合いから、次のブレイクを見る形となりそうだ。

下値は、転換線の113.58から113.29の窓の下限、113円のサイコロジカルが維持されると堅調が続く。ただし、112.73-78を割れると112.50のサイコロジカル、112.08-25の戻り安値とそれ以前の高値、112円を割れると111.20-66の戻り安値とそれ以前の高値、110.87-00の戻り安値が支えると堅調が続くが、110.82の戻り安値を割れると110.25-80の戻り安値とそれ以前の高値が重なる位置、109.19の雲の上限や109.99の雲の下限が視野となるが、買いが入り易い。ただし、109.71の戻り安値を割れるとイメージが悪化し、109.50のサイコロジカル、109.11-12の戻り安値やサイコロジカルな109円前後を維持出来ずに、108.72の戻り安値まで割れると調整色が強まり、108.56-57の戻り安値圏、108.35の戻り安値まで視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、108.03の戻り安値や108円を維持出来ずに、もし107.48まで割れると相場は崩れる。その場合107.16のそれ以前の高値、106.94の戻り安値、106.37-64の戻り安値、サイコロジカルな106円前後まで視野となるが、大きな流れのネックラインからは、買いが入り易い。ただ、105.83-85の戻り安値まで割れると105.20、サイコロジカルな105円が視野となるが、更に突っ込み売りは出来ない。ただ、104.92の戻り安値を割れると調整気味となり、104.55-86まで視野となる。また104.41の戻り安値を割れると相場崩れ気味となるが、ただ、下値には出遅れた雲が控えており、104.05-20の戻り安値圏で、日足の雲の上限が控える位置が視野となるが、買いが入り易い。ただし割れると雲の下限が位置する103.45-57まで視野となるが、維持では堅調が続く。このリスクは、103.33の安値を割れるケースで、その場合103円方向への調整となるが、維持されると更に突っ込み売りは出来ないが、102.96や102.59を割れると102.50前後のサイコロジカル、101.99の戻り安値、更にサイコロジカルは101.50がターゲットとなるが、引き続き買いが入り易い。最大のリスクは101.19の安値割れとなるが、その場合100.58のフィボナッチ・リトレースメント(75.31-125.86)までターゲットとなる。ただ、100円のサイコロジカルを直ぐに割れることは想定できず、買い下がり位置との見方は変わらない。

一方上値は、未だ114.30-45の戻り高値が抑えると上値追い出来ない。あくまで114.70-73の戻り高値を越えて、115.00のサイコロジカル、115.51、125.86の高値から99.02の安値までの調整のフィボナッチ・リトレースメント61.8%の115.61まで視野となるが、順次売りが出易い。ただ、更に超えると118,66-60のトランプ大統領就任後の高値まで順次視野となる。

従ってデイの戦略としては、若干中途半端な位置で、戦略が取りづらいが、上値は、110.10-20が抑えると売り狙い。ストップは114.30や114.45越えで対応となる。ターゲットは、113.70-80が維持されると利食いで、割れても113.50前後、113円前半では利食いで、またこういった位置は買い下がりで、ストップを112.73に置いて、ターゲットは、ただ113.70-80が逆レジスタンスとなるなら利食いで、超えても114円前後では、しっかりと利食っておきたい。
ドル円 日足チャート

豪ドル円

  • 予想レンジ:83.00~84.00
  • 基本戦略: 戻り売り
  • 予想時間:07:16 予想時レート: 83.52

下落を77.90や78.85で維持して、86.26まで反発も現状は更なる展開となっていない。またスロー・ストキャスティクスが、下落を続けており、反発ではやれやれの売りが出易い。

上値は83.96-84.35の転換線や基準線と絡む位置が抑えると弱く、超えても85.22-62の窓が抑えるとレジスタンス形成となる。86.26の直近高値を越えて、サイコロジカルな86.50や87円、月足からは、88.12や89.08の戻り高値が視野となるが、90.30の2017年の高値越えは不透明となる。また、88.18から90.73ゾーンは、超長期の月足チャートからは、105.44の高値をトップとしたH&Sのショルダーの上限に位置しており、一時的な上抜けはあっても、当面しっかりと超えることは難しいと見ている。

一方下値は、現状の戻り安値となる83.00が維持されると良いが、割れると81.86-08の窓の上限までポイントが薄くなるので注意、またこれも割れると80.95-81.56の戻り安値圏、80.48-58、79.36-91の雲やサポートと絡む位置まで視野となるが買いが入り易い。ただし、78.85を割れると、8.14-65や78円のサイコロジカルまで視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、77.90を割れてしまうと77.50-86,76.46-77.12,75.73-76.09なども視野となるが、75.41の安値まで割れると74.57-75.08の戻り安値圏、73.62-74.08まで視野となるが、維持されると更に突っ込み売りは出来ない。このリスクは73.14を維持出来ずに、72.54の安値まで割れるケースで、その場合過去の揉み合いゾーンとなる67.30-70.18ゾーンまで視野となるが、フィボナッチ・リトレースメントや日足のサポートと合わせても良い位置となる。リスクはこれを維持できないケースだが、それでも64.41、62.76の戻り安値を割れるような調整は、現状あまり想定していない。 
 従ってデイの戦略としては、突っ込み売りは出来ないが、反発があれば売り場探し。上値は、83.60-80、84円への戻りで売り上がって、ストップは84.20-40越え。ターゲットは、83.20前後のサポート維持では利食いとなる。また、もし、この位置が維持されると買っても、ストップは83円割れ。この買いのターゲットは、83.60-80のCapでは利食っておきたい。

豪ドル円 日足チャート

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