【2021年5月11日】株価に変調が見えるなら注意

2021年5月11日株価に変調が見えるなら注意

おはようございます。だいまんです。

2021年5月11日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、先週末の弱い米4月雇用統計を受けたドル売りの流れも、エバンス・シカゴ連銀総裁が、先週の弱い雇用統計を受けて、「強い雇用に戻ると楽観的」と発言、カプラン・ダラス連銀総裁が、「4月の米雇用統計は予想を大きく下回ったものの、今年は雇用が力強く伸びるとの見方を変えていないとし、量的緩和縮小を巡る討議を開始したい」と表明したことで、NY株価が下落したことで、米長期金利が下げ止まりを見せ、リスクオフの動きがドルの下値を支えた。NYダウは、史上高値更新後、マイナス圏に沈み、ナスダック指数は、350ポイント、S&Pは44ドル安で引けた。また、米10年物国債利回りは、1.561%から1.609%まで上昇した。

ドル円は、東京時間夕方の109.06を高値に、108.65まで下落、ユーロドルは1.2137から1.2178で上下、ポンドドルは、対ユーロでの買いもあって1.4159まで上昇した。また、ユーロポンドは ジョンソン首相が、「5月17日にロックダウンのステップ3に進む」、「ロックダウン緩和をさらに進めることができると確信」などと発言したこともあって0.8588まで下落した。

一方クロス円では、ユーロ円は132.03まで下落、ポンド円が154.04まで上昇、オージー円が85.25、NZD円は79.05まで売りに押され、カナダ円は89.68から90.12まで上昇した。

5月11日の注目材料

  • 08:01 (英) 4月英BRC小売売上高調査 [前年同月比] (前回20.3%)
  • 08:30 (日) 3月全世帯家計調査・消費支出 [前月比] (前回2.4%)
  • 08:30 (日) 3月全世帯家計調査・消費支出 [前年同月比] (前回-6.6% 予想1.6%)
  • 08:50 (日) 日銀金融政策決定会合における「主な意見」公表(4月26-27日開催分)
  • 10:30 (中) 4月消費者物価指数 [前月比] (前回-0.5% 予想-0.2%)
  • 10:30 (中) 4月消費者物価指数 [前年同月比] (前回0.4% 予想1.0%)
  • 10:30 (中) 4月生産者物価指数 [前年同月比] (前回4.4% 予想6.5%)
  • 15:00 (独) 4月卸売物価指数 [前月比] (前回1.7%)
  • 18:00 (独) 5月ZEW景況感調査・期待指数 (前回70.7 予想72.0)
  • 18:00 (独) 5月ZEW景況感調査・現況指数 (前回-48.8)
  • 18:00 (ユーロ圏) 5月ZEW景況感調査 (前回66.3)
  • 19:00 (加) 4月景気先行指数 [前月比] (前回0.21%)
  • 19:00 (米) 4月NFIB中小企業楽観度指数 (前回98.2)
  • 20:00 (南ア) 3月製造業生産 [前年比] (前回-2.1%)
  • 20:00 (南ア) 3月製造業生産 [前月比] (前回-1.2%)
  • 23:00 (米) 3月JOLTS求人件数 (前回7.367百万人)
  • 23:30 (英) ベイリー英中銀総裁講演
  • 23:30 (米) ウィリアムズNY連銀総裁講演
  • 01:00 (米) ブレイナードFRB理事「質疑応答参加」
  • 02:00 (米) デイリー・サンフランシスコ連銀総裁講演
  • 02:00 (米) 米財務省・3年物国債入札(580億ドル)
  • 豪連邦政府2020/2021年度予算案発表
  • OPEC月報

5月11日の相場見通し

昨晩は、週初で手がかり難の中、株価に調整が見えています。若干不気味な展開で、一過性なら良いですが、本日も株価の下落が続いた場合、週末の弱い米雇用統計で売られたドルに買い戻しが入り易く、強いクロス円も、上値を追うのは避けておいた方が良さそうです。

経済指標としては、英4月BRC小売売上高調査、日本では3月全世帯家計調査と日銀金融政策決定会合における「主な意見」公表、中国の4月消費者・生産者物価指数、ユーロ圏では、独4月卸売物価指数、独ユーロ圏5月ZEW景況感調査、加4月景気先行指数、米国では、4月NFIB中小企業楽観度指数と3月JOLTS求人件数などが発表されます。

経済指標に対する反応の鈍い展開が続いていますが、独ユーロ圏5月ZEW景況感調査の結果次第では、ユーロ相場が影響を受けることは注目しておきましょう。

要人発言としては、ベイリー英中銀総裁、ウィリアムズNY連銀総裁やブレイナードFRB理事などの重要人物の発言が予定されています。英国では、前回の理事会で、テーパリングの開始協議が否定されましたが、英国は、ロックダウン解除が進んでいます。こういった面で積極的な発言が見えた場合、ポンド相場を支えそうです。一方米国では、昨晩エバンス総裁やカプラン総裁が、タカ派発言を行っていますが、連銀総裁と異なり、ウィリアムズ総裁やブレイナード理事は、政策の中心にある人物です。こういった面を考慮すると早期の引き締めに、否定的な見解が出易いことは、留意しておきましょう。

その他、豪連邦政の予算案は、不透明ですが積極的な財政出動が見えると豪ドル相場を支えそうです。また、米財務省・3年物国債入札は、短期で影響は少ないとしても、結果の強弱で、米長期金利に動きが見えた場合、相場に一定の影響を与えるので、注目しておきましょう。

5月11日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ユーロドル

  • 予想レンジ:1.2080~1.2200
  • 基本戦略: 戻り売り、押し目買い
  • 予想時間:08:32 予想時レート: 1.2139

ユーロドルは、上値を1.2349で押さえられて、日足の雲や90日移動平均を割り込んで、調整が1.1704まで拡大もこの位置を維持して、再度反発気味の展開。特に1.2349からのレジスタンスを超えていることやスロー・ストキャスティクスが反転気味となっており、更に上値をトライできるか注目される。

上昇は、昨日の高値1.2178や1.2183の戻り高値を越えて、サイコロジカルな1.322、1.2243の戻り高値やサイコロジカルな1.2250を超えて一定の反発期待から1.2285の戻り高値を目指す動きとなるが、上抜けは不透明で、あくまで1.2349の高値をしっかりと超えて、1.2400のサイコロジカルが視野となるが、オプションの防戦が上値を押さえて可能性が残っているが、しっかりと超えると月足からは、1.2414-1.2476の戻り高値圏、1.25のサイコロジカルまで視野となる。ただ、1.2555の戻り高値を越えるかは、現状不透明となる。

一方下値は、転換線と絡む1.2053-76の窓の下限維持では強いが、1.1986の戻り安値や転換線の1.1987を割れると1.1974の雲の上限が視野となるが、維持では良いが、1.1943を割れると1.1861-78の戻り安値圏、1.1737-1.1820の戻り安値圏で雲の下限と絡む位置まで視野となるが、維持されるとサポートの再形成となるが、維持出来ずに1.1704やサイコロジカルな1.17を割れると1.1650のサイコロジカルまで視野となる。ただ、この維持では更に突っ込み売りは出来ないが、リスクは、1.1603の安値を割れで、その場合調整が深まり、それ以前の高値1.1495から1.1422ゾーンまで視野となるが買いが入り易い。またもし割れても1.12-1.14ゾーンは、揉み合いを経たゾーンで、こちらも買いが入り易い。あくまで1.1168の戻り安値を割れるまでは、堅調相場が続くと見たい。

従ってデイの戦略としては、上値追いは出来ず、買うなら深押し待ちとなるが、一旦昨日の高値がトップ気味で、早期は売り狙いも検討したい。

上値は、1.2160円後への上昇を売って、ストップは1.2178越え。ターゲットは、1.2100-20ゾーンの維持では買い戻しで、割れても1.2080前後では、利食い優先から、こういった位置は買い下がりで、ストップは1.2053割れなどで対応したい。この買いのターゲットは、売りと同様に1.2160を前に上げ渋りでは利食いとなる。また、もし、1.2178を超える動きがあっても、1.2250越えをストップに、売り直すが、その場合1.2160-80が支えるなら利食いが安全となる。

2021年5月11日株価に変調が見えるなら注意

ユーロポンド

  • 予想レンジ:0.8565~0.8660
  • 基本戦略:戻り売り
  • 予想時間:08:56 予想時レート: 0.8592

ユーロポンド相場は、0.9157や0.9218-30でダブルトップ的に上ヒゲをつけて、日足の長期サポートを割り込んで0.8472まで下落も、この安値を維持して下げ止まりを見せた。ただ、この位置からの反発が0.8720前後で、日足の雲に抑えられて、上値拡大出来ていない。

上値は、引き続きこの雲が抑えると弱い。0.8720や0.8731の戻り高値を超えて、一定のあく抜け感から0.87850、0.8792-98などが視野となるが、売りが出易い。超えて0.8919-35,0.8989-97、0.9037-49、0.9077-0.9106が順次視野となるが、やれやれの売りが出易い。あくまで0.9157や0.9218-30の上ヒゲを超えて0.9259まで視野となるが、上抜けは不透明。ただ、ユーロポンドは、こういった上昇では、ほとんどのケースが上ヒゲで終わることは留意しておきたい。あくまで、0.9292を超えて、0.9325、0.9388なども視野となるが、0.9498の高値を越えるかは不透明。ただ、もし超えるなら0.9616の2016年10月の不透明な上ヒゲまで視野となる。

一方下値は、雲の下限が0.8563にあり、この維持では良いが、割れると0.85のサイコロジカル前後までターゲットとなるが、維持では安値からのサポート形成が可能だが、もし維持出来ずに、0.8472を割り込むと、月足からは0.8426、0.8339の戻り安値までターゲットとなる。一旦こういった位置は買いが入り易いと見るが、このリスクは0.8282や0.8273の安値割れとなる。

従ってデイの戦略としては、突っ込み売りは出来ないが、戻りがあれば売り場探しで、上値は、0.8640-65へ反発で売り狙い。ストップは0.8720越えで、ターゲットは、昨晩の安値0.8587や日足の雲の下限の0.8565が維持されると利食いで、割れても0.85を前に下げ渋りでは、しっかりと利食っておきたい。またこの位置の買いは、維持を確認する必要があるが、0.8486を割れるなら止めるスタンス。この買いのターゲットは、それ以前の安値となる0.8625前後が抑えられると利食いが安全となる。

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