米雇用統計を控えて様子見ムードも【2021年8月5日】

米雇用統計

おはようございます。だいまんです。

2021年8月5日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、予想を下回る7月ADP全米雇用報告を受けて、一時ドル売りが強まるも、7月ISM非製造業指数が予想を上回り、クラリダFRB副議長が「利上げのための条件は2022年末までに満たされる可能性がある」、「2023年の利上げ開始は新たな枠組みと整合する」と述べたことで米長期金利の上昇、ドルの買い戻しで引けた。米10年物国債利回りは、1.127%から1.214%まで上昇も、その後は上げ渋り、NY株価は、ナスダック指数がプラス圏で引けるも、ダウやS&Pは調整を深めたが、リスクオフの動きにはつながっていない。 

ドル円は108.72を安値に109.67まで反発、ユーロドルは1.1900を高値に1.1833まで売り押され、ポンドドルは、1.3968から1.3889まで下落した。

一方クロス円では、ユーロ円が129.14から129.82、ポンド円は151.52から152.52まで反発、オージー円は81.05から80.60まで下落、NZD円は、77.31から76.88で上下、カナダ円は86.67を安値に87.45まで反発した。

8月5日の注目材料

  • 08:50 (日) 週間対外対内証券売買契約等の状況 [対外中長期債] (前回-1兆874億円)
  • 08:50 (日) 週間対外対内証券売買契約等の状況 [対内株式] (前回-585億円)
  • 10:30 (豪) 6月貿易収支 (前回96.81億豪ドル 予想102.00億豪ドル)
  • 15:00 (独) 6月製造業新規受注 [前月比] (前回-3.7% 予想2.0%)
  • 15:00 (独) 6月製造業新規受注 [前年同月比] (前回54.3% 予想22.7%)
  • 15:45 (仏) 6月鉱工業生産指数 [前月比] (前回-0.3% 予想0.6%)
  • 17:00 (ユーロ圏) ECB経済報告公表
  • 17:30 (英) 7月建設業PMI (前回66.3 予想64.0)
  • 20:00 (英) 英中銀・政策金利公表 (現行0.10% 予想0.10%)
  • 20:00 (英) 英中銀資産買取プログラム規模 (前回8950億ポンド 予想8950億ポンド)
  • 20:00 (英) 英中銀金融政策委員会・議事録公表
  • 20:30 (米) 7月チャレンジャー人員削減予定数 [前年比] (前回-88.0%)
  • 21:30 (加) 6月貿易収支 (前回-13.9億加ドル 予想-6.5億加ドル)
  • 21:30 (米) 6月貿易収支 (前回-712億ドル 予想-740億ドル)
  • 21:30 (米) 週間新規失業保険申請件数 (前回40.0万件 予想38.0万件)
  • 21:30 (米) 週間失業保険継続受給者数 (前回326.9万人 予想326.0万人)

米企業決算:バイアコムCBS、ブッキング・ホールディングス、イルミナ、モンスタービバレッジ、アメリカン・インターナショナル・グループ、エクスペディア・グループ、ケロッグ、フォックス、ビヨンド・ミート

8月5日の相場見通し

昨晩は、直近買われた円に、売り戻しが優勢となりましたが、総じてドルの動きは、揉み合いの域から出ていません。本日は、特に明日の米雇用統計の発表を控えて、様子見ムードが、優勢となる可能性に留意して対応しましょう。

本日は、英中銀が政策金利を公表します。恐らく政策金利自体は据え置きとなりそうですが、ただ、市場は、 直近の英国の経済回復から英中銀もテーパリングを検討し始めるか注目を集めています。議事録での投票の結果次第ですが、ポンド相場が、荒れた動きとなる可能性に注目しておきましょう。

経済指標としては、豪6月貿易収支、独6月製造業新規受注、仏6月鉱工業生産指数、ユーロ圏ECB経済報告公表、英7月建設業PMI、加6月貿易収支、米国では、6月貿易収支と週間新規失業保険申請件数などが発表されます。

各国の貿易収支の影響は少なそうですが、昨晩は、ADP全米雇用報告が弱かったことが、一時ドル売りに繋がっています。ただ、クラリダFRB副議長のタカ派発言が影響して、一過性のドル売りに留まっていますが、もし今夜の週間新規失業保険申請件数も弱い結果となった場合、明日の雇用統計の弱い結果に対する思惑が広がりそうです。結果を受けた米長期金利や株価の状況次第で、本日もドルが上下する展開に注目して対応しましょう。

8月5日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ポンドドル

  • 予想レンジ:1.3830~1.3950
  • 基本戦略: 戻り売り
  • 予想時間:08:41 予想時レート:1.3889

高値を1.4251まで拡大も、この位置をトップとして、調整が日足のサポートや雲を割り込む展開も、現状は1.3572を安値に下げ止まりを見せている。ただ、反発が日足の雲を抜けきれず、スロー・ストキャスティクスも、そろそろ再下落に突入しそうで、下値トライとなるか注目される。

上値は、90日移動平均や1.3984-87の戻り高値が抑えると弱い。1.4000-10の窓の下限を超えて、1.4134の戻り高値が視野となるが、売りが出易い。1.4186-1.4203の戻り高値圏や1.4251を越えて、1.43のサイコロジカル、2016年のブレグジット決定後の戻り高値となる1.4377が視野となるが、この位置までほとんど目立ったポイントがなくなることで、1.4250,1.4300や1.4350のサイコロジカルが上値を抑えるか注目したい。

一方下値は、転換線と絡む1.3840-61の維持では良いが、割れると1.3737-68、1.3691-1.3720の戻り安値から1.36前後が視野となるが、維持では堅調が続くが、1.3572や1.3567の戻り安値を割れると1.3503-20の下ヒゲ圏、1.3430-51の下ヒゲ圏までターゲットとなるが、維持では良いが、維持出来ないケースからは1.3304-50の戻り安値まで視野となる。この最大のリスクは、1.3188や1.3135の下ヒゲを割れるケースで、その場合相場は崩れ気味となり1.30のサイコロジカル、1.2906-33の戻り安値圏までの調整の可能性が高まりそう。ただ、一旦下支える可能性はあるが、1.2855まで割れると1.2806-1.2845ゾーン、1.2752までターゲットとなり、更に1.2676や1.2645の戻り安値を割れるケースからは、1.2438-1.2520ゾーンの戻り安値圏、1.2360まで視野となり、1.2252の戻り安値まで割れると1.2162などがターゲットとなるが、最大のリスクは1.2073の戻り安値割れで、その場合1.20のサイコロジカルがターゲットとなる。

デイの戦略としては、突っ込み売りは出来ないが、反発があれば売り狙いで、イングランドで、感染対策の規制がほぼすべて撤廃される見通しだが、新規感染者数が拡大している。サッカーの欧州選手権の悪影響もあって、今後もこの感染者数の動向には注意を払っておきたい。

従って、英MPCが焦点で、ショート・カバーも想定されることで、突っ込み売りは出来ないが、1.3830-50への戻りを売って、ストップは1.3958越え。または、1.3984越えとするなら、売り上がりで対応となる。ターゲットは、1.3776の維持では利食いも、割れるなら1.3800-50ゾーンでは利食いを優勢したい。またこの位置から買いは、1.3767や1.3720割れをストップに対応するが、反発が1.39で抑えられると利食いとなる。

米雇用統計を控えて様子見ムードも2021年8月5日

ユーロ円

  • 予想レンジ:129.00~130.20
  • 基本戦略:逆張り
  • 予想時間:08:50 予想時レート: 129.65

上昇が、134.13まで拡大もこの位置でCapされて、調整が日足の雲を割り込み128.60まで拡大も、現状この位置を維持している。

上値は、転換線の129.85前後、基準線が位置する130.42-56が抑えると弱いが、131.09の戻り高値を越えると131.86-132.24の戻り高値が視野となるが、こういった位置に雲が控え売りが出易い。132.43-70-88の戻り高値圏を超えても、133.03の雲の上限、133.58-70や134円のサイコロジカルが抑えると上値追い出来ない。あくまで134.13の高値を越えて、134.50のサイコロジカル、更に強い135円がターゲットとなるが、一旦利食いが出易そうだ。ただ、この位置も超えると、136円や137円のサイコロジカル、更に137.50の高値まで視野となるが不透明となる。

一方下値は、129円前後の維持では良いが、維持出来ずに128.60の直近安値を割れると128.29-39の戻り安値圏、128.13まで割れると調整が深まり、127.50-77の戻り安値、126.98-127.32ゾーンが視野となるが、過去の高値圏と絡む位置で、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、維持出来ない場合126.17-70、125.60-126.10の戻り安値圏まで視野となる。こちらも維持では更に突っ込み売りは出来ないが、125.09-31やサイコロジカルな125円をしっかりと割れると調整が深まり、124.30-38、123.90や123.64を割れると123.01-03、122.85を割れると122.66、121.82-122.23ゾーンの戻り安値圏まで視野となる。このリスクは121.62や121.48の戻り安値割れで、その場合120.81や120.27、サイコロジカルな120円までターゲットとなるが、こういった下落では、長期的に買い狙いが検討される。このリスクは119.31の安値割れとなる。

従ってデイの戦略としては、更なる調整は不透明で、逆張り的な戦略となるが、上値は、レジスタンス圏となる130.00-20ゾーンへの反発で売りを狙って、ストップは130.56越え。ターゲットは、129円ミドル、割れても129円前後では利食いとなる。一方こういった位置の買いは、128.60をストップとして、この買いのターゲットは、129.80-00が抑えると利食いとなる。 

米雇用統計を控えて様子見ムードも2021年8月5日